チチカカ湖周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
HISの旅行(8日目)<br /><br />この日はかなり強行軍。<br /><br />4AM起床、4:30AMに朝食、5:00AM出発で駅まで歩く。(4:30AMにホテル従業員に朝食を用意して貰うのは申し訳なかった。)<br /><br />5:35AM出発の列車でオリャタンボ駅迄向かう。ディーゼル機関車で牽引する列車だが、我々は1等。他の客車は2等で、さらに荷物車を牽引していた。途中駅で、実に沢山の現地人を二等車に乗せ、また彼等が持って居る大量の荷物を荷物車に突っ込んでいた。<br /><br />オリャタンボで直ぐにバスに乗り換えてクスコ空港まで2時間で飛ばす。ずっと上り坂。クスコで間無く11AM飛行機(LA2123)に搭乗してプリアカへ向かう。正午過ぎにプリアカに到着して直ぐにバスに乗り、約1時間で巨大なチチカカ湖の一つの都市(プーノ)へ向かう。(チチカカ湖はでかい!) プーノは高度3800mなので、息苦しい。<br /><br />プーノから「浮草の家」まではボートで約20分。<br /><br />「浮草の家」では、どうやって浮かぶ島を造るかを説明してくれた。また、自宅の内部も見せてくれた。不思議な感じだが、湖に浮いている草で造った島の上にある、草の家だが、太陽電池で充電しており、テレビもあれば電灯もある。<br /><br />子供達は、毎日、島から陸までボートで中学校や小学校へ通って勉強している。島の生活は、観光客目当ての方が殆どらしい。一時は200人まで減っていたらしいが、観光客目当てで最近は2000人まで増えたそうだ。<br /><br />観光客目当てとは言え、歓迎してくれるのは有難い。こちらも、幾つか、土産を買いました。<br /><br />プーノに戻り、バスでアレキパへ向かう。約300kmで結局6時間掛かったが、出発後1.5時間で日が暮れ、その後はずっと夜道。同行者が高度計を持って居たので、一緒に見ていたが、プーノからドンドン高度を上げて、高度が4000m越が4時間、4400m越がその内で約1時間あった。道路自体は、最初の1.5時間は未舗装で大変だったが、後は素晴らしく舗装され、順調に走った。<br /><br />残念ながら、夜に走行したが、昼であればペルーの国立保護地区(国立公園?)らしく、景色も良いとのこと。それを見損なったのは残念であった。<br /><br />ところで、高度が3000mを越えると私は息苦しくなってきます。特に4000mにもなると、私の場合は、普通に呼吸しているとドンドンと頭痛が出始める。ゆっくりと深呼吸をすると、頭痛がスーッと解消します。但し、食欲は無く、やたらに大量の頻尿だったが、これも高山病の一症状らしい。(深呼吸は約10秒掛けて鼻から吸い、約10秒掛けてゆっくり吐き出す。それが効果的であった。高山病予防薬としてダイアモックス(250mg)を眼科で出して貰って持参したが、安心材料として使い、実際には服用しなかった。)因みに、ずっと寝ないで深呼吸を続けていた。人間が酸素を吸って生きて居るのだと実感しました。<br /><br />途中のトイレは道端、或いはドライブイン。しかしながら、道端は星空で真っ暗。ドライブインのトイレも照明無しで、同行者の携帯電話を照明代わりに使いました。<br /><br />ホテルに到着したのは10PM。<br /><br />因みにホテルはLibertadorアレキパであったが、これは素晴らしかった。私も、今迄、色々なホテルに泊まってきたが、一番良いホテルの一つだと思います。<br /><br />因みに、アレキパはペルー内でリマに次ぐ人口を持つ大都市だそうだ。<br /><br /><br />

チチカカ湖そしてアレキパまでの高山(高度4000m)ルート(バス)

11いいね!

2016/10/21 - 2016/10/21

52位(同エリア219件中)

0

32

えいふくさん

HISの旅行(8日目)

この日はかなり強行軍。

4AM起床、4:30AMに朝食、5:00AM出発で駅まで歩く。(4:30AMにホテル従業員に朝食を用意して貰うのは申し訳なかった。)

5:35AM出発の列車でオリャタンボ駅迄向かう。ディーゼル機関車で牽引する列車だが、我々は1等。他の客車は2等で、さらに荷物車を牽引していた。途中駅で、実に沢山の現地人を二等車に乗せ、また彼等が持って居る大量の荷物を荷物車に突っ込んでいた。

オリャタンボで直ぐにバスに乗り換えてクスコ空港まで2時間で飛ばす。ずっと上り坂。クスコで間無く11AM飛行機(LA2123)に搭乗してプリアカへ向かう。正午過ぎにプリアカに到着して直ぐにバスに乗り、約1時間で巨大なチチカカ湖の一つの都市(プーノ)へ向かう。(チチカカ湖はでかい!) プーノは高度3800mなので、息苦しい。

プーノから「浮草の家」まではボートで約20分。

「浮草の家」では、どうやって浮かぶ島を造るかを説明してくれた。また、自宅の内部も見せてくれた。不思議な感じだが、湖に浮いている草で造った島の上にある、草の家だが、太陽電池で充電しており、テレビもあれば電灯もある。

子供達は、毎日、島から陸までボートで中学校や小学校へ通って勉強している。島の生活は、観光客目当ての方が殆どらしい。一時は200人まで減っていたらしいが、観光客目当てで最近は2000人まで増えたそうだ。

観光客目当てとは言え、歓迎してくれるのは有難い。こちらも、幾つか、土産を買いました。

プーノに戻り、バスでアレキパへ向かう。約300kmで結局6時間掛かったが、出発後1.5時間で日が暮れ、その後はずっと夜道。同行者が高度計を持って居たので、一緒に見ていたが、プーノからドンドン高度を上げて、高度が4000m越が4時間、4400m越がその内で約1時間あった。道路自体は、最初の1.5時間は未舗装で大変だったが、後は素晴らしく舗装され、順調に走った。

残念ながら、夜に走行したが、昼であればペルーの国立保護地区(国立公園?)らしく、景色も良いとのこと。それを見損なったのは残念であった。

ところで、高度が3000mを越えると私は息苦しくなってきます。特に4000mにもなると、私の場合は、普通に呼吸しているとドンドンと頭痛が出始める。ゆっくりと深呼吸をすると、頭痛がスーッと解消します。但し、食欲は無く、やたらに大量の頻尿だったが、これも高山病の一症状らしい。(深呼吸は約10秒掛けて鼻から吸い、約10秒掛けてゆっくり吐き出す。それが効果的であった。高山病予防薬としてダイアモックス(250mg)を眼科で出して貰って持参したが、安心材料として使い、実際には服用しなかった。)因みに、ずっと寝ないで深呼吸を続けていた。人間が酸素を吸って生きて居るのだと実感しました。

途中のトイレは道端、或いはドライブイン。しかしながら、道端は星空で真っ暗。ドライブインのトイレも照明無しで、同行者の携帯電話を照明代わりに使いました。

ホテルに到着したのは10PM。

因みにホテルはLibertadorアレキパであったが、これは素晴らしかった。私も、今迄、色々なホテルに泊まってきたが、一番良いホテルの一つだと思います。

因みに、アレキパはペルー内でリマに次ぐ人口を持つ大都市だそうだ。


旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
5.0
同行者
社員・団体旅行
交通手段
鉄道 観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

PR

  • プリアカ空港で見かけた三輪車で、我々でいうタクシーらしい。今からバスでチチカカ湖へ向かう。

    プリアカ空港で見かけた三輪車で、我々でいうタクシーらしい。今からバスでチチカカ湖へ向かう。

  • チチカカ湖へ向かう。標高が高く息苦しい。

    チチカカ湖へ向かう。標高が高く息苦しい。

  • チチカカ湖が見える。大きい事が実感されるが、本当に大きい湖。

    チチカカ湖が見える。大きい事が実感されるが、本当に大きい湖。

  • 浮草の家まで向かうボート。

    浮草の家まで向かうボート。

  • 有名なチチカカ湖の高級ホテル。当初、ここに宿泊予定だったが、翌日プーノのストライキが計画され、プリアカに宿泊するように変更となった。

    有名なチチカカ湖の高級ホテル。当初、ここに宿泊予定だったが、翌日プーノのストライキが計画され、プリアカに宿泊するように変更となった。

  • チチカカ湖の浮草。水面の下が長いらしい。この様な浮草がチチカカ湖に沢山生えている。因みに、高度が約3800mらしいが、息苦しい事を除けば、全くそういう感じを受けない。

    チチカカ湖の浮草。水面の下が長いらしい。この様な浮草がチチカカ湖に沢山生えている。因みに、高度が約3800mらしいが、息苦しい事を除けば、全くそういう感じを受けない。

  • 浮草の家というか、家並みが見えます。

    浮草の家というか、家並みが見えます。

  • 沢山の家があることが分かると思います。暴風が来るとどうなるのかと心配しますが、「浮草の島」はキツく縛ってあり、更に湖底に固定してるので流れない様です。(それでも、個人的には住みたくないと思いました。)

    沢山の家があることが分かると思います。暴風が来るとどうなるのかと心配しますが、「浮草の島」はキツく縛ってあり、更に湖底に固定してるので流れない様です。(それでも、個人的には住みたくないと思いました。)

  • トトラ(浮草)を伐採して、浮草の島へ持ち帰るところらしい。これを浮草の島の上に重ねて維持していくとのこと。(或いは船を造ったりするらしい。)

    トトラ(浮草)を伐採して、浮草の島へ持ち帰るところらしい。これを浮草の島の上に重ねて維持していくとのこと。(或いは船を造ったりするらしい。)

  • 浮草の島の上に、村が出来ている感じです。因みに、水は、井戸から吸い上げ、トイレは垂れ流しと理解しました。

    浮草の島の上に、村が出来ている感じです。因みに、水は、井戸から吸い上げ、トイレは垂れ流しと理解しました。

  • 浮草の島に近付いた。家々に太陽電池がついているのが見える。

    浮草の島に近付いた。家々に太陽電池がついているのが見える。

  • トトラ(浮草)で造った船。

    トトラ(浮草)で造った船。

  • 子供が、陸地の中学校、小学校から帰宅するところでした。

    子供が、陸地の中学校、小学校から帰宅するところでした。

  • 「浮草の島」がどう造られているかを説明してくれた模型があります。トトラの塊をノコギリで四角く切って持って来て、その複数の塊を相互に縄で縛って連結します。その上に、ばらばらのトトラを横に重ねます。そうして出来た浮島を湖底に固定して、家を浮草でつくって乗せます。<br /><br />一度つくると、かなりの年数使えるそうです。(表面に新しいトトラを都度重ねて行くことが必要です。)

    「浮草の島」がどう造られているかを説明してくれた模型があります。トトラの塊をノコギリで四角く切って持って来て、その複数の塊を相互に縄で縛って連結します。その上に、ばらばらのトトラを横に重ねます。そうして出来た浮島を湖底に固定して、家を浮草でつくって乗せます。

    一度つくると、かなりの年数使えるそうです。(表面に新しいトトラを都度重ねて行くことが必要です。)

  • こういうもの(野鳥に、その卵)を食べて居るとのことでしたが、どうも観光用見本の様に感じた。

    こういうもの(野鳥に、その卵)を食べて居るとのことでしたが、どうも観光用見本の様に感じた。

  • 家の中も見せて呉れたが、写真は撮らなかった。テレビ、照明等があった。<br /><br />チチカカ湖を説明する地図が立てかけてある。

    家の中も見せて呉れたが、写真は撮らなかった。テレビ、照明等があった。

    チチカカ湖を説明する地図が立てかけてある。

  • 見張り台がある。別の浮島。

    見張り台がある。別の浮島。

  • 椅子も、トトラを縛ったもの。意外と固かった。

    椅子も、トトラを縛ったもの。意外と固かった。

  • プーノ市内のパン屋・ケーキ屋。金持ち相手のお店らしい。浮草の家や、多く見る、貧しい人々の家並みを多く見たあとでは場違いに感じるくらい、実に沢山の上質なパン、パイ、ケーキ、クッキーがあった。晩飯に食べたが、旨かった。

    プーノ市内のパン屋・ケーキ屋。金持ち相手のお店らしい。浮草の家や、多く見る、貧しい人々の家並みを多く見たあとでは場違いに感じるくらい、実に沢山の上質なパン、パイ、ケーキ、クッキーがあった。晩飯に食べたが、旨かった。

  • まるごとケーキが沢山ある。旨そう。

    まるごとケーキが沢山ある。旨そう。

  • 同じく旨そうな原色ケーキ。

    同じく旨そうな原色ケーキ。

  • プーノからアレキパまでのバスルート。緑が国立保護地区。約6時間掛かった。

    プーノからアレキパまでのバスルート。緑が国立保護地区。約6時間掛かった。

  • プーノに戻りアレキパへ向かっている。晴れて居たのが、あっという間に雷雨となった。<br /><br />ところで、虹だが、珍しく、両方が地面からたっていた。(プーノ街が見えるが、プーノは高度約3800m)

    プーノに戻りアレキパへ向かっている。晴れて居たのが、あっという間に雷雨となった。

    ところで、虹だが、珍しく、両方が地面からたっていた。(プーノ街が見えるが、プーノは高度約3800m)

  • 虹の反対側。私は、虹の両端が地面に着いているのは初めて見たように思います。標高が高いから見られたのでしょうか?

    虹の反対側。私は、虹の両端が地面に着いているのは初めて見たように思います。標高が高いから見られたのでしょうか?

  • 夕日が沈む前。遠くに山脈が見えます。このあたりでも高度が約4000mです。高度が、こんなに高いところに、こんなに広大な平野があるのが不思議と感じました。<br /><br />雷雨の後で、バスのガラスに雨粒が残っている。<br /><br />これから夜になってしまい、しかも家も無く、照明も無いために、殆ど見えませんでした。しかし、バスの前照灯で景色が多少見えて、星空に浮かぶ山脈が見えました。

    夕日が沈む前。遠くに山脈が見えます。このあたりでも高度が約4000mです。高度が、こんなに高いところに、こんなに広大な平野があるのが不思議と感じました。

    雷雨の後で、バスのガラスに雨粒が残っている。

    これから夜になってしまい、しかも家も無く、照明も無いために、殆ど見えませんでした。しかし、バスの前照灯で景色が多少見えて、星空に浮かぶ山脈が見えました。

  • バス内からの車窓。原野を舗装された道が続く。幹線道路は綺麗な舗装だが、プーノからの一時間半は、かなり舗装が傷んだ道であり、腰が痛くなるくらい揺れた。

    バス内からの車窓。原野を舗装された道が続く。幹線道路は綺麗な舗装だが、プーノからの一時間半は、かなり舗装が傷んだ道であり、腰が痛くなるくらい揺れた。

  • 牛が放牧されている。

    牛が放牧されている。

  • 道路がずっと続いている

    道路がずっと続いている

  • このような原野が続いている。私の感覚では、標高4000mに近いとは思えないような広大である。

    このような原野が続いている。私の感覚では、標高4000mに近いとは思えないような広大である。

  • 我々の小型バス。日暮れが迫っている。

    我々の小型バス。日暮れが迫っている。

  • 疲れていてうまく撮れなかったが、アレキパのホテルのロビーです。アレキパの高度は約2300mで、呼吸は普通に出来ました。熟睡出来ました。

    疲れていてうまく撮れなかったが、アレキパのホテルのロビーです。アレキパの高度は約2300mで、呼吸は普通に出来ました。熟睡出来ました。

この旅行記のタグ

11いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ペルーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ペルー最安 545円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ペルーの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP