2016/10/21 - 2016/10/21
52位(同エリア219件中)
えいふくさん
HISの旅行(8日目)
この日はかなり強行軍。
4AM起床、4:30AMに朝食、5:00AM出発で駅まで歩く。(4:30AMにホテル従業員に朝食を用意して貰うのは申し訳なかった。)
5:35AM出発の列車でオリャタンボ駅迄向かう。ディーゼル機関車で牽引する列車だが、我々は1等。他の客車は2等で、さらに荷物車を牽引していた。途中駅で、実に沢山の現地人を二等車に乗せ、また彼等が持って居る大量の荷物を荷物車に突っ込んでいた。
オリャタンボで直ぐにバスに乗り換えてクスコ空港まで2時間で飛ばす。ずっと上り坂。クスコで間無く11AM飛行機(LA2123)に搭乗してプリアカへ向かう。正午過ぎにプリアカに到着して直ぐにバスに乗り、約1時間で巨大なチチカカ湖の一つの都市(プーノ)へ向かう。(チチカカ湖はでかい!) プーノは高度3800mなので、息苦しい。
プーノから「浮草の家」まではボートで約20分。
「浮草の家」では、どうやって浮かぶ島を造るかを説明してくれた。また、自宅の内部も見せてくれた。不思議な感じだが、湖に浮いている草で造った島の上にある、草の家だが、太陽電池で充電しており、テレビもあれば電灯もある。
子供達は、毎日、島から陸までボートで中学校や小学校へ通って勉強している。島の生活は、観光客目当ての方が殆どらしい。一時は200人まで減っていたらしいが、観光客目当てで最近は2000人まで増えたそうだ。
観光客目当てとは言え、歓迎してくれるのは有難い。こちらも、幾つか、土産を買いました。
プーノに戻り、バスでアレキパへ向かう。約300kmで結局6時間掛かったが、出発後1.5時間で日が暮れ、その後はずっと夜道。同行者が高度計を持って居たので、一緒に見ていたが、プーノからドンドン高度を上げて、高度が4000m越が4時間、4400m越がその内で約1時間あった。道路自体は、最初の1.5時間は未舗装で大変だったが、後は素晴らしく舗装され、順調に走った。
残念ながら、夜に走行したが、昼であればペルーの国立保護地区(国立公園?)らしく、景色も良いとのこと。それを見損なったのは残念であった。
ところで、高度が3000mを越えると私は息苦しくなってきます。特に4000mにもなると、私の場合は、普通に呼吸しているとドンドンと頭痛が出始める。ゆっくりと深呼吸をすると、頭痛がスーッと解消します。但し、食欲は無く、やたらに大量の頻尿だったが、これも高山病の一症状らしい。(深呼吸は約10秒掛けて鼻から吸い、約10秒掛けてゆっくり吐き出す。それが効果的であった。高山病予防薬としてダイアモックス(250mg)を眼科で出して貰って持参したが、安心材料として使い、実際には服用しなかった。)因みに、ずっと寝ないで深呼吸を続けていた。人間が酸素を吸って生きて居るのだと実感しました。
途中のトイレは道端、或いはドライブイン。しかしながら、道端は星空で真っ暗。ドライブインのトイレも照明無しで、同行者の携帯電話を照明代わりに使いました。
ホテルに到着したのは10PM。
因みにホテルはLibertadorアレキパであったが、これは素晴らしかった。私も、今迄、色々なホテルに泊まってきたが、一番良いホテルの一つだと思います。
因みに、アレキパはペルー内でリマに次ぐ人口を持つ大都市だそうだ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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プリアカ空港で見かけた三輪車で、我々でいうタクシーらしい。今からバスでチチカカ湖へ向かう。
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チチカカ湖へ向かう。標高が高く息苦しい。
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チチカカ湖が見える。大きい事が実感されるが、本当に大きい湖。
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浮草の家まで向かうボート。
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有名なチチカカ湖の高級ホテル。当初、ここに宿泊予定だったが、翌日プーノのストライキが計画され、プリアカに宿泊するように変更となった。
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チチカカ湖の浮草。水面の下が長いらしい。この様な浮草がチチカカ湖に沢山生えている。因みに、高度が約3800mらしいが、息苦しい事を除けば、全くそういう感じを受けない。
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浮草の家というか、家並みが見えます。
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沢山の家があることが分かると思います。暴風が来るとどうなるのかと心配しますが、「浮草の島」はキツく縛ってあり、更に湖底に固定してるので流れない様です。(それでも、個人的には住みたくないと思いました。)
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トトラ(浮草)を伐採して、浮草の島へ持ち帰るところらしい。これを浮草の島の上に重ねて維持していくとのこと。(或いは船を造ったりするらしい。)
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浮草の島の上に、村が出来ている感じです。因みに、水は、井戸から吸い上げ、トイレは垂れ流しと理解しました。
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浮草の島に近付いた。家々に太陽電池がついているのが見える。
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トトラ(浮草)で造った船。
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子供が、陸地の中学校、小学校から帰宅するところでした。
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「浮草の島」がどう造られているかを説明してくれた模型があります。トトラの塊をノコギリで四角く切って持って来て、その複数の塊を相互に縄で縛って連結します。その上に、ばらばらのトトラを横に重ねます。そうして出来た浮島を湖底に固定して、家を浮草でつくって乗せます。
一度つくると、かなりの年数使えるそうです。(表面に新しいトトラを都度重ねて行くことが必要です。) -
こういうもの(野鳥に、その卵)を食べて居るとのことでしたが、どうも観光用見本の様に感じた。
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家の中も見せて呉れたが、写真は撮らなかった。テレビ、照明等があった。
チチカカ湖を説明する地図が立てかけてある。 -
見張り台がある。別の浮島。
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椅子も、トトラを縛ったもの。意外と固かった。
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プーノ市内のパン屋・ケーキ屋。金持ち相手のお店らしい。浮草の家や、多く見る、貧しい人々の家並みを多く見たあとでは場違いに感じるくらい、実に沢山の上質なパン、パイ、ケーキ、クッキーがあった。晩飯に食べたが、旨かった。
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まるごとケーキが沢山ある。旨そう。
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同じく旨そうな原色ケーキ。
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プーノからアレキパまでのバスルート。緑が国立保護地区。約6時間掛かった。
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プーノに戻りアレキパへ向かっている。晴れて居たのが、あっという間に雷雨となった。
ところで、虹だが、珍しく、両方が地面からたっていた。(プーノ街が見えるが、プーノは高度約3800m) -
虹の反対側。私は、虹の両端が地面に着いているのは初めて見たように思います。標高が高いから見られたのでしょうか?
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夕日が沈む前。遠くに山脈が見えます。このあたりでも高度が約4000mです。高度が、こんなに高いところに、こんなに広大な平野があるのが不思議と感じました。
雷雨の後で、バスのガラスに雨粒が残っている。
これから夜になってしまい、しかも家も無く、照明も無いために、殆ど見えませんでした。しかし、バスの前照灯で景色が多少見えて、星空に浮かぶ山脈が見えました。 -
バス内からの車窓。原野を舗装された道が続く。幹線道路は綺麗な舗装だが、プーノからの一時間半は、かなり舗装が傷んだ道であり、腰が痛くなるくらい揺れた。
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牛が放牧されている。
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道路がずっと続いている
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このような原野が続いている。私の感覚では、標高4000mに近いとは思えないような広大である。
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我々の小型バス。日暮れが迫っている。
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疲れていてうまく撮れなかったが、アレキパのホテルのロビーです。アレキパの高度は約2300mで、呼吸は普通に出来ました。熟睡出来ました。
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