スイス・ジュネーブから列車とレンタカーで世界遺産の街と氷河を巡る旅

2016/09/22 - 2016/10/03

今回はスイスの東部を中心に回りました。まずはパリ空港からＴＧＶでリヨンに入り、その後にジュネーブへ。留学中の子どもの様子を見た後、列車やレンタカーを利用して、ベルン、ヌーシャテル、アレッチ氷河（フィエッシェ）、モントルー、シャモニー・モンブラン、ラ・ヴォー地区の葡萄畑、モルジュを巡り、最後にパリで１泊して帰って来ました。９月下旬でしたが、天候に恵まれて気候も良かったので、楽しい旅になりました。

エリア ジュネーブ(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 船 レンタカー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回はスイス東部を回る旅ですが、日本からパリのCDG空港に着いてそのままTGVで2時間で来られるリヨンに立ち寄ることにしました。朝、ソーヌ川を渡って旧市街に入るところです。

Best Western Saint Antoine ホテル

ソーヌ川から見上げた朝のノートルダム大聖堂。

リヨン サン ジャン大司教教会 寺院・教会

ノートルダム大聖堂に行くにはこのケーブルカーに乗ると便利です。感覚的には数分で丘の上に到着します。なお、切符売り場近辺では自販機前で操作に戸惑っていると声をかけてくる若者がいるので要注意。ずっといるので通りすがりの人ではないと思います。

リヨン サン ジャン大司教教会 寺院・教会

ノートルダム大聖堂横の公園テラスから見た世界遺産の街リヨン。朝行くと逆光になるので、写真を撮るなら午後から夕方がお勧めです。この写真は夕方再訪して撮りました。

ノートルダム大聖堂から歩いて下っていくと10分弱でローマ劇場（Th?・?・tre gallo-romain）に到着。想像していたより大きくてびっくり。

ローマ劇場から急坂を歩いて降りてくると、ちょうどお昼タイムで学生が大勢出てきました。試験が終わったのでしょうか、みな解放感いっぱいな表情です。旧市街を歩きながら美味しいそうなレストランを探索。Bouchonと書かれていれば地元の名物料理を美味しく食べられると書いてあったので、偶然見つけた「A la Traboule」というBouchonへ。いかにもフランスのカジュアルなレストランという感じです。

ここで名物「クネル」を頂きました。初めて食べましたが、普通に美味しいお料理です。

夜は同じく旧市街で賑わっているお店を探してここLe Petit Gloutoへ。ここの店前でクレープを焼いていて、美味しいからかひっきりなしにお客さんが訪れてました。

ここでまたもやクネルを注文。お昼のレストランよりちょっと硬めでしたがこちらのも美味しかったです。店頭でクレープを焼いていてそれ目当てのお客さんがひっきりなしにやってきて賑わっていました。

リヨンから列車で2時間のジュネーブに向かいます。RailEuropeで「リヨン→ジュネーブ」を検索する地、メインステーションのLa Part Dieu駅が選択されますが、１つ南側のPerrache駅から出ている列車の場合はそこから乗るとガラガラなので指定券無しで座れます。Lyon-Perrache駅からトロトロと15分ほどかかりますが、part dieu駅に着くと乗客で溢れていたので手前から乗って正解でした。写真はスイス国境間の車窓で、太古にの氷河が削った跡のようです。

ジュネーブの今回のホテルはThe Ambassador Hotelにしました。湖から流れ出るローン側沿いで、LakeViewの部屋の窓からレマン湖の大噴水（Jet d'Eau ）が見えます。

ジ アンバサダー ホテル

同じくAmbassodar Hotelの窓から見えるローヌ川と旧市街の眺め。真ん中に見えるサンピエール大聖堂の鐘の音が旅情をかきたててくれます。

ジ アンバサダー ホテル

真ん中右がThe Ambassador Hotel。

ジ アンバサダー ホテル

レマン湖の大噴水（Jet d'Eau ）。意外に静かで、水の音しか聞こえません。

ジュネーヴ大噴水 モニュメント・記念碑

初日の夜は定番のチーズフォンデュを。ここAuberge de Savi?・seは、いかにもスイスの山小屋風の内装で、店員さんはとても明るく、大勢のお客さんで賑わっていました。リーズナブルだし、料理もおいしいし、毎回来たいくらいです。TripAdvisorで16位のランキングでした→https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g188057-d1722238-Reviews-Auberge_de_Saviese-Geneva.html

レマン湖畔の白身魚料理の定番、Filets de perches。とても美味しいです。

ミートフォンデュ（オイルフォンデュ）にはいろいろなソースが用意されていますが、日本人的にはポン酢がいいかなと思いつつ。

サン・ピエール大聖堂のテラスから眺めた旧市街とレマン湖。とても絵になる光景です。

ジュネーブ大学に立ち寄りました。目の前は緑あふれる公園で抜群の環境。

ジュネーブ大学から旧市街を登って、サンピエール大聖堂手前にあるDe lL' Hotel DE VILLEでランチ。

ここではムール貝の白ワイン蒸しを頂きました。ベルギーのと同じくとっても美味しいです。

ジュネーブから列車で1時間45分、世界遺産の古都Bernへ。スイスの列車は夏でも空いてますね。右側にレマン湖を眺めながらの快適な移動でした。

ベルンの街のシンボル、時計塔。でも、からくり時計は意外とあっさりしていて、集まった観光客も「えっ？これで終わり？」という拍子抜けした笑顔でした。

ベルンの街を西側の丘にあるバラ公園（Rosengarten）へ。ここから見るベルンの街は、蛇行するアーレ川に囲まれた、まるで絵のように美しい中世の古都の姿です。ただ、この景色は夕方だと逆光で見え辛いので、午前中がお勧めです。バラ公園の横にはレストランがあり、パスタを頂きながら眺められます。

ローズ公園からの景色と書きましたが、正確にはローズ公園の前の道路Aargauer staldenから見たものです。ここからは中世から変わらないであろうベルンの街並みが目前に迫って見えて迫力です。実はバラ公園の裏まで駅からトラムが通っているので、トラムで行って、Rosengarten停留所で降りて公園から眺めて、この道路を降りながら、角度によって見え方が変わるベルンの街を歩きながら眺めるのがお勧めです。

クレステルリ ヴァインカフェ 地元の料理

坂を下りて街に繋がるニーデック橋を渡らずにそのまま直進してGrosset Muristalen通りを2，3分登るとこの景色が見えます。ここから見るベルンは、アーレ川沿いの家々が城壁のように守っている都市に見えます。

スイスブランド博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ベルンの地元料理のひとつ、レシュティを頂きました。目玉焼きが乗っている店とそうでない店があるようです。普通に美味しいです。

午後から近郊の街ヌーシャテル（Neuchatel）まで鉄道で50分弱の旅。

と思って乗ったら、途中で車掌さんから、線路を工事中とかで代行バスに乗るようにと。でも、他の乗客について行ったら問題なく乗れました。ベンツ製のバスは大型だけど静かでスムーズ。日本のバスとどこが違うのだろうか。

駅から街に降りていく途中のシャヴァンヌ通り（Rue des Chavannes）。路面が芸術的に描かれていました。

ヌーシャテルNeuchatelの手前からフランス語圏に戻るのですが、途端に街並みが洗練されてくるのが不思議です。この町の建物の外壁はみなこういう黄色で、明るい印象です。

ヌーシャテルの街中。

夕食はBernの時計塔の近くにあるRestaurant Harmonieでチーズフォンデュを。

レストラン ハーモニー 地元の料理

ここのチーズフォンデュはジュネーブより濃厚なチーズでした。シャスラ種の白ワインと一緒に。

レストラン ハーモニー 地元の料理

Bernでレンタカーを借りて、今日は1日ドライブ。トゥーン湖→ブリエンツ湖を抜けて、マイリンゲン辺りからアルプスに続く道。道は空いていて走りやすく快適。

グリムゼル湖をピークにフルカ峠を越えて、Fieschに到着。エッギスホルン展望台へのゴンドラリフトに。駅の前には駐車場があり、800円位で停められました。

エッギスホルン 山・渓谷

10分前後でエッギスホルンへ。長袖シャツ1枚で十分でした。

エッギスホルン 山・渓谷

ゴンドラリフトのエッギスホルン駅を出たところにあるレストラン付近から見た、世界遺産アレッチ氷河（Aletshe Glacier）。

エッギスホルン 山・渓谷

ゴンドラリフトを降りて右手に見えるのがエッギスホルン山頂。そこまで登山道で20－30分で着きます。日ごろから登山もトレッキングもしない私たちでも普通に行けました。

エッギスホルン 山・渓谷

10分ほど歩いてゴンドラリフト駅を振り返った辺り。

エッギスホルン 山・渓谷

エッギスホルンの山頂から見たアレッチ氷河（Aletshe Glacier）。念願の光景です。氷河の上流のやや右手がメンヒ、左側がユングフラウ。そして、その中央に小さな米粒ほどに見えるのがユングフラウヨッホ展望台です。

エッギスホルン 山・渓谷

同じ所から下流方向の光景。これほど大きな氷河で上流から蛇行して下流まで一度に見られる場所はめったにないと思います。自然が創り出した壮大な景色と静寂さとが相まって、言葉が出ないほど感動的な景色でした。来てよかったです。

エッギスホルン 山・渓谷

エッギスホルンからアルプスの山々が360度見渡せます。写真は遠くにかすむマッターホルン。

エッギスホルン 山・渓谷

モントルーに泊まって翌朝はシャモニー・モンブランへ。今日も快晴で良かった。マルティニの街の南斜面は棚のブドウ畑。

マルティニーからシャモニーに抜ける峠のレストランから。

シャモニー・モンブランChamonix-Mont Blancの麓に到着。ここからロープウエイを乗り継いで一気に展望台まで向かいます。

Hotel Mont-Blanc Chamonix ホテル

シャモニー・モンブラン（Chamonix-Mont Blanc）のエギーユデュ・ミディ（Aiguille du midi）展望台から見たモンブラン山頂。

エギーユ デュ ミディ アクティビティ・乗り物体験

モンブラン・エギーユデュミディ展望台から東側の景色。マッターホルンやモンテローザが綺麗に見えます。

エギーユ デュ ミディ アクティビティ・乗り物体験

エギーユデュ・ミディ展望台から見下ろしたシャモニーの街。

エギーユ デュ ミディ アクティビティ・乗り物体験

エギーユデュ・ミディ展望台西側から見た氷河。

よくぞこんなところに通路を！こういうのって、観光立国スイスらしいですね。

エギーユ デュ ミディ アクティビティ・乗り物体験

レマン湖のモントルーの湖畔で。港に立ち寄った蒸気船は静かにスムーズに離岸して行きます。

Eurotel Montreux ホテル

Hotel Eurotelの15Fの部屋から東側に広がるモントルーの街並み。朝焼けから徐々に陽がさして明るくなっていく様子がきれいです。

Eurotel Montreux ホテル

Hotel Eurotelの15Fの部屋から西側。

Eurotel Montreux ホテル

今日は世界遺産の葡萄畑「ラヴォーLavaux」地区へ。

ラヴォー ヴィノラマ 博物館・美術館・ギャラリー

ちょうど収穫期で、スイスワインの代表的な「シャスラ」の実がたわわに。

ラヴォー ヴィノラマ 博物館・美術館・ギャラリー

葡萄畑と集落

ラヴォー ヴィノラマ 博物館・美術館・ギャラリー

ここはラヴォー地区のRivaz～St.Saphorinの間辺りの斜面からVevey方面を見たところ。見渡す限り葡萄畑。

ラヴォー ヴィノラマ 博物館・美術館・ギャラリー

同じく西側の景色。

ラヴォー ヴィノラマ 博物館・美術館・ギャラリー

St.Saphorinの駅。

オーベルジュ ド ロンド 地元の料理

St.Saphorin駅近くの湖側の道路にパーキングがあり、ここにレンタカーと停めて散策できます。

オーベルジュ ド ロンド 地元の料理

ラヴォー地区を西にドライブしてキュリー（Cully）の街へ。ここには蒸気船も停まります。

キュリーの港前のホテル「Au Major Davel」前のテラスカフェで。ゆっくりと時間が流れます。

更にレンタカーで足を伸ばしてモルジュ（Morges）へ。ここはオードリー・ヘプバーンが晩年を過ごした街。

Hotel de la Nouvelle Couronne ホテル

モルジュで最も有名なティールームFornerod。店内にはオードリー・ヘプバーンの写真がいっぱい。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g198828-d6518073-Reviews-Fornerod_c-Morges_Canton_of_Vaud.html

Hotel de la Nouvelle Couronne ホテル

日が変わって今日は珍しくやや曇った日。モントルーの港から蒸気船でveveyに向かいます。

Eurotel Montreux ホテル

蒸気船から見るveveyの港。

veveyの街に存在感を放つNestle本社。

ヴヴェイ駅 駅

veveyの駅から歩いて10分程度のところにあるVevey-FuniからケーブルカーでMont-Pèlerinの丘へ。

Vevey-FuniからMont-Pèlerinの丘まで広がるChardonne村の葡萄畑。

ケーブルカーのChardonne駅。

Mont-Pèlerinの頂上から見たveveyの街とレマン湖。

帰りは葡萄畑を見ながら歩いて降りられます。

ケーブルカーの小さな駅では停車ボタンが。これを押したら停まってくれます。

Vevey-Funi駅まで降りてきたら目の前にveveu行きのバスが待ってくれてました。

veveyの街の東側。The Fork - Alimentarium。

ジュネーブ駅のコインロッカー。

ジュネーブからTGVでパリへ。

深夜にパリ・リヨン駅に着いたので駅近接のメルキュールホテルに宿泊。翌朝見上げたリヨン駅の時計台。

パリに来たらやはりシャンゼリゼ通りと凱旋門は観に行かないと。日曜日で歩行者天国になったましたがテロ対策で厳重な警備。

前から気になっていたムール貝のワイン蒸しのレストラン「Leon」でランチ。

レオンドブリュッセル (シャンゼリゼ店) シーフード

ベルギーで食べたのと同じでとっても美味しい。しかも、シャンゼリゼ通り沿いなのに比較的気軽にお安く頂けます。

レオンドブリュッセル (シャンゼリゼ店) シーフード

フリッター

レオンドブリュッセル (シャンゼリゼ店) シーフード

ファミレスみたいと言ったらちょっと失礼かもですが、気軽に入れます。

レオンドブリュッセル (シャンゼリゼ店) シーフード

お決まりのバトームッシュに。