初めてのマカオ、20年ぶりの香港【その２：マカオ観光編】

2016/10/21 - 2016/10/23

ふと立ち寄った旅行会社でパンフレットを見ていたら、無性にマカオに行きたくなり、思い立ったが吉日とばかりにスケジュールを調整していましたが…台風直撃で７時間も飛行機が遅れてしまいました。２０１６年の海外旅行はアクシデントと縁が切れないなぁと思わず苦笑い…。

そんな中でも、初めてのマカオは、日本との歴史的なかかわりを垣間見ることができて、とても興味深い旅行になりました。
ただ、フライトが遅れたことでマカオの世界遺産を回りきれなかったため、近々リベンジ旅行したいと思いました。

この旅行記は、旅行2日目のマカオ観光の記録です。

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 交通手段: タクシー 徒歩

マカオには世界遺産が３０か所あるのですが、今回はスケジュールの都合でマカオ観光ツアーを利用して１０か所だけを廻ります。

最初は聖ポール天主堂跡からスタート。
中国大陸からの観光客でとても混雑していました。

聖ポール天主堂跡にあるお墓。

ＪＴＢマカオのガイドさんは、日本とマカオの歴史的なかかわりについて造詣が深く、特にキリシタン弾圧でマカオに放逐された日本人のお話しや伊達正宗の慶長遣欧使節の目的等、最近の研究で判明した興味深いお話しを伺いながら、あわただしく観光しました。

（撮影モードを誤って彫刻がよく見えませんが）７つの頭をもつの龍を聖母が押さえ込んでいる彫刻があるのですが、この龍が「徳川家康」を象徴しているとも言われているそうです。

その他にも彫刻が意味するところについて沢山お話を伺ったのですが、初めて聞いた話ばかりで、覚えられませんでした。

次に中国寺院の「ナーチャ廟」。

疫病退治のために建てられたものだそうです。

ナーチャ廟のすぐ隣にある旧城壁。

ツアーのスケジュールの都合で、セナド広場の観光の前に義順の牛乳プリンを頂きました。

濃厚な牛乳プリンで美味しくいただきました。

２０年程まえにはとても安かったそうですが、３５＄という表記がありましたので日本円で５００円位でしょうか。結構いいお値段です。

案内の標識や日本語の案内もあって、個人で観光する際に便利ですね。

細い脇道建物や空気感が、独特の異国情緒を醸し出しています。

マカオで最古の3つの教会の1つ、聖ドミニコ教会。

教会奥の鐘楼の中の宗教品をしばし見学。

現在は公証役場として使われている、慈善福祉団体の仁慈堂ビル。

有名なセナド広場。
アジアとは思えない雰囲気ですね。

正面に見える「民政総署大楼」に向けて歩きます。

民政総署大楼の内部でワンショット。

多湿のマカオでは、建物のメンテナンスが欠かせません。

ドン・ペドロ5世劇場。

現在もコンサート等で使用されています。
（内部は撮影できませんでした）。

西洋建築が立ち並ぶ狭い道を歩いてふと足元を見ると、土地の神様（？）を祀った光景を目にします。

西洋と東洋が交差するマカオらしさを感じます。

世界遺産の見学としては最後となる「聖ヨセフ聖堂」へ向かいます。

「聖ヨセフ聖堂」まで階段を上ります（結構歩きます）。

蒸し暑い中を歩いて少し疲れましたので、椅子に腰かけてしばし内部を見学。

天井の装飾を含めて建物の意匠が見事でした。

ツアーの最後はマカオタワー見学。
ここでガイドさんとお別れして、しばしタワーの展望台（６０階）からマカオの街並みを眺めます。

マカオタワーは、カジノ経営者の個人の資産で建設されたものだそうですが、ここからは遥か遠くまで景色を見渡すことができますので、一見の価値があります。

展望台の受け付けで何やら手続きをする人々。

タワー屋外の「スカイウォークツアー」に参加するための受け付けカウンターでした。

マカオタワーは、バンジージャンプの名所でもあります。

近くに着替えをするスペースがあります。

スカイウォークは健康な方であればだれでも参加できますが、喘息、糖尿病等の既往歴がある場合は、事前に申告が必要です。

ガイドさんと共にタワーの屋外を歩いている光景をしばし眺めていました。

個人的には興味はあるものの、安全面等を考えて参加は見送りました。

壁には世界の観光塔を紹介するコーナーがありました。

ただし、東京スカイツリーはこの一覧には反映されていませんでした。

５８階の展望台にも立ち寄りました。

タワーにはおなじみのガラス床。

下の風景を見ていると、ちょっと落ち着かない気分になります。

ガラス床に寝転んで写真をとる人。

近くには、幼児用の遊具も設置されています。

違う場所から外を眺めると、特徴的な形状の船がゆっくり進んで行くのが見えました。

当日は天気が今一つでしたが、はるか遠くを見渡した風景は見事でした。

マカオタワーの観光を終えた後、タクシーでホテルに戻り、口コミで評判のよかった「Catalpa Garden(梓園)」でランチをすることにしました。

上海キュイジーヌらしいのですが、出てきた麺は広東風。

その他、春巻きをいただきましたが、まあまあという感じでした。