2016/12/11 - 2016/12/18
76位(同エリア181件中)
luguさん
ずっと、車で旅行をしたいなぁと思っていた。
そんな時に、5,6年前に4ヶ月ほど住んだことのあるシーサケットの知り合いの家が新たに商売を始めることになり、その様子を見るという目的が出来たおかげで、旅行の計画がとんとん拍子に進み始めた。
計画と言っても、その新たに始めた店を見るのと、一応開店の日が決まっていることだけで、後は成り行きにまかせる、といういかにもタイスタイルのもの。
シーサケットの目的地までは1,000kmほどで、往復2,200kmほどのドライブ旅行になると思っていたが、ちょっと大回りをしたせいで、結局2,600km、ほぼ初めての道ばかりの旅行になった。
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チェンマイから赤線のルートで大きい★マークのシーサケットまで2泊3日のドライブ。以前シーサケットに行った時はコンケーンを通る最短コースだったが、今回は1泊目のナコンサワンで商売に使う道具を仕入れなければならなくなり、このコースになった。2泊目はコラート(ナコンラチャシーマ)。
ここは昔貧乏一人旅で鉄道でラオスに向かう時は、ウドンターニーに行くにしてもウボンラチャターニーに行くにしても必ず通過する土地でいつも2,3泊はしていた懐かしい町だ。 -
朝8時にチェンマイを出発、南下してランパーンまで行き、そこからは未知の道路に
なった。
今日の目的地、ナコンサワンまでは約450km、グーグルマップを見ると6時間と書いている。 -
途中の町でランチ。
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客も多く、とても美味しかった。
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ナコンサワン到着。
これが頼まれた商売道具。
タイでは、店先や路上などで鶏や豚肉、魚などの炭火焼の商売は極々一般的なものだ。普通はドラム缶を半分に切断して炭を敷いたものだが、これは一工夫した画期的(?)な道具らしい。 -
今回の旅で唯一ネット予約して泊まった宿。
車の旅は駐車場の確認も必要だし、今回は重い荷物をピックアップトラックの荷台に置いたままの宿泊なので、安全面でも気を使った。 -
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宿で食べた夕飯。
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朝、宿のすぐ近所にヒマワリ畑があるというので寄ってみた。
たまたまタイミングがよかったらしく、最盛期のヒマワリを見ることが出来た。 -
ここからコラートに向けて街道沿いにヒマワリ畑が沢山あったが、ここのヒマワリが一番りっぱだった。
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逆光だとこうなる。
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ガソリンを補給。
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ワラ(?)を積めるだけ積んでいた。
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広大な敷地に風力発電。
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コラート到着。
勝手知ったる町、と思っていたが考えてみると自分が行き来していたのは6年以上前のことで、町は随分発展している感じがした。 -
コラートのランドマーク、タイの英雄、タオ・スラナリ像。
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女性が英雄、というのは世界ではいくつもあるが、日本ではあるのだろうか?
江戸時代以前はともかく、明治時代からの日本は男尊女卑の空気が現在に至るまでいき渡っているからなぁ。小手先で女性活躍推進法などと言っても、それこそが男尊女卑の社会を認めているようなものだし・・・。 -
タイに住んでいて気持ちいいのは、男女の区別なく凄い人は凄いと素直に思えることだ。かえって逆に男の方が情けない場合が多いかもしれない。女尊男卑かも。
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旧市街の入り口にあり、左手に旧市街へ入る門がある。
チェンマイで言えば、ターペー門のようなもの。 -
一度宿で休んで夕暮れにまた来た。
以前夕焼けバックにタオ・スラナリ像を撮った記憶があるので来てみたが、季節が違っていたのか、ちょっと遅かったようだった。 -
隣の広場では巨大なプミポン国王の写真が飾られていて、その前でローラースケートに興じる子供たち。
これも6年前にはなかった光景だ。 -
自分も子供の頃ローラースケートをやっていたが、随分変わったものだ。
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夜になっても引きも切らずにお参りに来る人々。
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夜7時頃、宿に帰りながら、ここで夕飯を、と目を付けていた店に行くともう店終いしていた。
宿に向かいながら辺りを伺っていると、客でいっぱいの屋台のヌードル屋が見えたので、ここでいいか、とラーメンを注文した。 -
この女性の手が休まる時はないほど次々に注文が入る。
出てきたラーメンは、麺が太麺でコシがあり、日本のラーメンに近かった。
今までタイで食べた、タイ人が作っている麺の中で一番美味かった。 -
余りの美味さと、量が少し足りないので、汁なしの麺を追加注文した。
これも充分美味しかった。 -
朝6時、宿の近くの市場に朝食を仕入れに来た。
貧乏一人旅の頃も、この市場には毎日通った。 -
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シーサケットの知り合いに果物を買った。
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朝食を仕入れて、いざシーサケットに出発。
一走りしてから、途中の景色のいいところでバナナの葉で包んだカオニャオ(もち米)とビーフジャーキーを食べる。 -
7イレブンに寄ったら、ウドンが・・・。
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約250km走ってシーサケット到着。
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運んできた商売道具も下ろして・・・。
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店はまだ完成してなかった。
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近所にある食堂に行く。
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以前4ヶ月ほど住んでいたこともあり、顔なじみもいる。
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懐かしい風景。
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店開きのための食材を仕入れに隣町のマーケットまで行った。
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もち米を握って、溶き卵にさっと浸けて炭火焼。
五平餅のようなものか、いい香りがする。 -
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野ネズミも売っていた。
この地方ではこれはご馳走だが、今回は勧められても食べれなかった。以前は食べれたのに・・・。やはりこの解剖状態(内臓も見える)を見たせいだと思う。 -
知り合いの家。ここに4泊した。
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花が植わっている鉢の隅に、ネギやミントが生っていた。これは家でもやってみたい。
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夜食事を終え、おぼろ月が出ていたので見ていたら、木の上で何かがガサゴソと動いている感じ。
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よく目を凝らして見ると木の上に鶏が20羽ほどいた。
3mほどのところに親子の鶏が寄り添っている。
鶏って飛べるんだ。 -
朝近所を散歩。清々しい空気。
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新しい店の前には小学校と中学校がある。
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中を覗いたら朝礼のようなことをやっていた。
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校庭の木の幹にこんなものが・・・。
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新しく店を建てたので役場にいろいろ手続きに行く。
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大木に寄生するようにブーゲンビリアが・・・。
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役場の近くに人が群がっていた。
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貧しい農民向けに政府が現金を支給しているらしい。
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知り合いの店の周りで週に一度マーケットが開かれる。
そのマーケットに合わせて店開きをした。
空き地で行われている作業を子供たちが見守る。 -
チェンマイのウチの近所でも週に一度のマーケットが開かれるが、タイ国中そう変わらないようだ。
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魚の中に一匹だけ鰻が混じっていた。
天然の鰻。以前一度だけ料理(かば焼き)を試みたが思うようにいかなかった。 -
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さっきのテントのようなものに空気を入れて子供たちが遊ぶスライダーが出来上がる。一回30分で20バーツ(60円)。
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子供たちには大人気だ。
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ナコンサワンから運ばれた調理器具が働き始めた。
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翌早朝、木の上で眠った鶏が次々に飛び降りはじめた。
きっと他の動物から身を守るために木の上で眠るのだろう。
木から飛び降りるところは見られたが、木の上に飛び乗るところはついに見られなかった。 -
地面に飛び降りた鶏たちは早速餌を探して歩き回る。
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何の鳥か、夕方と朝方このように群れを成して飛んでいた。
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かぼちゃと、その隣にあるのはレモン。
高さ20cmほどのバカでっかいレモンだ。
お土産にもらった。 -
刈り入れの終わった田んぼ。
夕方の斜光が美しい。 -
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いよいよシーサケットを去る日の朝。
普段のチェンマイでの生活と余りに違うので、2,3日も居ると身体が疲れてしまうが、いざ去るとなると名残惜しいものだ。
小学校の入り口にもプミポン国王の写真が飾られていた。 -
1月1日(?)、近くでタイボクシングの試合が開催されるようだ。
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昼前にシーサケットを発ち、南に向かう。
知り合いの家では余り野菜を食べられなかったので、ランチには迷わずソムタム(パパイアサラダ)。 -
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カンボジアとの国境にあるカオプラヴィハーン遺跡にやってきた。
カオプラヴィハーン遺跡にはシーサケットに来るようになった6年前から、一度来たいと思っていたが、現在はタイからは入れないようになっているのを知らずに来てしまった。下調べ不足だった。
それでもタイ側にも少しではあるがカオプラヴィハーンに準じた遺跡を見ることが出来、観光客はそれなりに大勢いた。
このカンボジア平原の風景を目の当たりにした時、アンコールワットで山に登ってみた景色と同じだったので感動した。 -
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3,4年前、この世界遺産であるカオプラヴィハーン遺跡を巡ってタイとカンボジアが戦闘状態になり、国際裁判所でカンボジアのものだという判定が下ったのは知っていたが、タイ側から入れなくなっている、ということまでは知らなかった。
戦闘状態だった時の名残りか、いまだに緊張状態が続いているのか、やたらに警備の兵士が多かった。 -
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これはカンボジアの風景。
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この山の頂にカオプラヴィハーン遺跡があると聞き、目いっぱい望遠レンズにしてみた。
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多少だが、屋根の尖塔が見えた。
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トーチカは今でも使われているようだった。
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Prasat Sunthop
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ここから進入禁止。
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ここにもトーチカ。
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夕方までゆっくりしたあと、宿を求めてカンタララックの町に向かう。
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通りすがりに見つけた宿、意外に快適だった。
タイ国内自動車旅行2/3に続く。
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