勝沼_Katsunuma　甲州ワイン！温泉のあとは和会席と”葡萄酒”で贅沢なひととき

2016/03/20 - 2016/03/21

山梨県北東部、甲州市の町である勝沼を訪れました。水はけが良く寒暖差のある甲府盆地では、葡萄の産地として知られており、多くのワイナリーがあります。また、隣接する山梨・笛吹市などには、石和温泉をはじめとした温泉を有します。
★勝沼からはそう遠くない、山梨市の南端にある古湯、岩下温泉にて一泊。
★甲州ワイナリーの老舗である、勝沼醸造を訪問

[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎甲州ワイン
◎ほうとう

エリア 勝沼・塩山(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

中央自動車道、一宮御坂ICにて降ります。

石和温泉街を抜けて…

…岩下温泉に到着。ここは、勝沼のある甲州市ではない山梨市ですが、市境からはそう遠くありません。

岩下温泉は、1700年以上の歴史を持つ甲州最古の温泉なのだそうです。

ここで、1300年余り源泉を守り続けて来たのがこの一軒宿「岩下温泉旅館」。

フロント。

ラウンジ。

客室。

洗面台とトイレ。

温泉セット、これは便利ですよね。これを持ってさっそく温泉へ。

私たちが泊まるのが先ほどの画像の新館で、その隣にこの旧館があります。現在は宿泊はできず、立ち寄り湯となっています。

明治初期に共同浴場から温泉旅館となった旧館は、国の有形文化財に登録されているそうです。

番台とお休み処。

こちらはカフェになっている様です。

広い脱衣所。

泉温は２８℃と低く、加温されています。（加水は無し）

一方、こちらは半地下の大浴場。

加温なしで２８℃のままです。ひんやりと、夏には良さそうな温泉。

レトロな試験成績表。

２階の湯上がり処。

温泉の後は、新館に戻って夕食です。

地元の素材を使った会席風の料理。

当然ながら、山梨ワインです。ダイヤモンド酒造の「ますかっとベーリーＡ」。

美味しそうな”ほうとう鍋”、キノコ多めです。

吸物。

焼物。

茶碗蒸し。

富士山麓牛のステーキ。

ごはんと”ほうとう”。

デザート。
美味しくかつボリュームたっぷり。ごちそう様でした。

夕食後は新館の温泉へ。

加温のみのかけ流し。

露天風呂。

翌朝．．．客室の窓から。この宿は、平野部の町外れにある感じ。

甲府盆地の南に連なる山並み。

朝食です。

囲炉裏で炊く味噌汁が熱々でうれしい。

食後はラウンジでカフェ。

寛げるスペースもたっぷりあります。

さて、チェックアウト後は葡萄畑に囲まれた道を進み．．．

．．．甲州市へ入りました。

勝沼町にあるワイナリー「勝沼醸造」に到着。

創業は1937年（昭和12年）という歴史あるワイナリーです。

母屋は、築140年とされる日本家屋。

では、入ってみましょう。入場そのものは無料です。

入ってすぐ左手には貯蔵庫、ワイン樽がぎっしり。

２階へ上がるとグラスギャラリーがあり、ワイングラスとデキャンタ、ワインセーバーなどが展示されています。

すべて、オーストリアの「リーデル社」のものだそうです。

１階へ戻り、試飲・販売カウンターへ。

テイスティングコース（500円）にて、６本の試飲ができます。
まずはアルガーノ・ヴェント（白）。

アルガブランカ・クラレーザ（白）。

アルガブランカ・ピッパ（白）。

アルガーノ・ロゼ（ロゼ）。

アルガーノ・クラン（赤）。

アルガーノ・ゴッタシロシオ（白）
何れも、日本食に合いそうなすっきりした辛口目です。ちなみに、「アルガ」「アルガーノ」ブランドの名は、ワイナリーの代表者である有賀（ARUGA）さんから来ているそうな。

裏手のテラスからは葡萄畑。

３本ほど購入し、勝沼醸造を後にします。

山梨の温泉と言えば、高度成長期に掘削された石和温泉が有名ですが、そこからほどないところに岩下温泉という古湯があったことは知りませんでした。隣り合う三市（甲州・山梨・笛吹）を合わせれば、温泉とワイナリーがたっぷり楽しめるなんとも贅沢なエリアです。