2016/06/13 - 2016/06/13
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Satoshi Mizuno(水野 理)さん
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遂にこの日がやって来た。4年前、8年前、いや、もっと前から、待ち望んでいた日がやって来た。
いつかユーロの試合を観に行くぞと思い続けて、フランス開催の今回、その時が来たのである。
ホテルの朝食を摂ろうとしたら、何とここにもいた。スペインサポーター。郊外にあるこのホテルにまで大挙して来襲しているとは。。
この日も例によってフランス国鉄は動いてなかったので、昨日まで同様バス+メトロでスタジアムのある市街地に向かう。
スタジアムの最寄り駅を一つ過ぎて、繁華街やポン=ヌフにも近いカルムという駅で降りる。ポン=ヌフからガロンヌ河岸を歩いてスタジアムに向かう方が、スタジアムへの向かい方として適していると思ったからである。
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カルム駅。モダンな造りをしている。思わず目を惹いたので、パシャりと。
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駅を出て歩き出すと、チェコサポーターを目撃。試合当日になって、はじめて見ることが出来た。
しかしそれも束の間、 -
スペインサポーターにかき消されるw
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ポン=ヌフからガロンヌ河岸を南へ。
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ガロンヌ河岸から通りを渡り、スタジアムのある公園の入り口の辺りでミニトマトを配っている大会スタッフにまず出迎えられる。トマトは大好物なので、この歓待だけでホクホク顏になる。
スタジアム手前にあったケバブの屋台で腹ごしらえをし、12:00過ぎ、スタジアムに到着。いよいよである。 -
スタジアムを目の前にして、胸の高鳴りを抑えることが出来なかった。何年来の夢が、いま目の前にあるからである。
スタジアムゲートをくぐり、グッズショップに。
前に並ぶスペイン人のファミリーがなかなか買い終わらないことにやきもきしていると、自分の番が来た。
背格好、体型が自分と似ている売り子の兄ちゃんの着ているTシャツと同じサイズのものと、タオルマフラー、大会プログラムを購入。
「Have a nice da・・」と言いかけたが、すぐに
「Have a nice game!」と律儀に言い直した兄ちゃんは、ニコリと笑った。 -
スペインvsチェコ。
2008、2012と大会連覇中で、誰もがパスの出し手にも受け手にもフィニッシャーにもなれる変幻自在な魅惑的なサッカーで、近年のトレンドの最前線に位置するスペイン。
一方、2004で優勝には手が届かなかったが、優勝国はじめどの国よりも印象に遺る美しいサッカーをしていた、好きな選手でもあるトマシュ・ロシツキー擁するチェコ。
言わば、最も観たいチームと最も好きなチームの対戦という訳である。半年前にこのカードが決まった時から、この試合だけはどうしてもスタジアムで観なければならぬと思った。
席を立ち、外周に出る。席はスペインサポーターのエリアだったので、少し歩いてチェコサポーターの群れの中に入る。
すると、そこに目に飛び込んで来たのは -
トマシュ・ロシツキー!思わず激写w
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そんなこんなで席に戻ると、サポーターの数が次第に増えて来たのが判る。スタジアムの音響が大きくなっていく。
ピッチでは、両チームの選手が出て来て練習が始まる。 -
だ、ダビド・シルバ
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と、トマシュ・ロシツキー
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選手がいったん退けると、いよいよである。
この後、再び選手入場。両国の国歌斉唱。
チェコの国歌はチェコらしく厳かで美しい。とても印象的な旋律で、チェコの国歌を聴くとこの日の光景が蘇り、この日の光景を思い出すと耳でチェコの国歌が鳴り出すくらい、強く心に捺された。
スペインの国歌はスペインらしく自由で軽快だが、もっと自由で軽快だったのは歌っているサポーターである。間違って先走って歌ってしまったがために、同じ箇所を3回も繰り返して歌う羽目になっていた。(笑) -
試合が終わるとスタジアムは晴れていた。
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大いなる一日をここに終える。
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