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アンコール・ワットを訪れて汗びっしょりのままホテルにチェックインした。アゴダで予約しておいたシェムリアップ中心部に近いメモワール・アンコール・ブティック ホテルは快適で、フロントの女性の行き届いた対応には殊の外満足した。あまりの暑さに体力を消耗したので、まずは明日のアンコール・トムはツアーバスに参加することにした。遅い時間だったにもかかわらず、この女性は日本語のツアーバスを押さえてくれた。アンコール・トムを観光した後急ぎ足で空港に向かうためのタクシーも予約して、早めの床についた。<br /><br />翌日早朝、まだ涼しいうちにツアーバスは出発、タイから来たという日本人4人など10人ほどのガイド付きのツアーでアンコール・トムを巡った。アンコール・ワットの3kmほど北にあり、アンコール・ワットが建設された約半世紀後の12世紀後半、ジャヤーヴァルマン7世により建設された。アンコールは王都、トムは大きい、という意味で、一辺3kmの乾燥煉瓦で作られた8mの高さの城壁で囲まれている。外部とは南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門でつながっている。各城門は塔になっていて、東西南北の四面に観世音菩薩のレリーフが刻まれている。<br /><br />アンコール・トムの中央に位置するのは、バイヨンと呼ばれる寺院である。バイヨンとは「美しい塔」の意で、中央には観世音菩薩を彫り込んだ中央祠堂がそびえ立つ。バイヨン寺院はアンコール朝の「中興の祖」、ジャヤーヴァルマン7世がチャンパ(ベトナム)との戦争に勝利した記念に12世紀末から徐々に造営したものである。仏教とヒンドゥー教が融合した寺院で、その堂々たる岩山のような威容に圧倒される。バイヨン寺院の壁画には、ジャヤーヴァルマン7世がトンレサップ湖上でチャンパと戦争をした時の場面、また当時の生活や市場の様子、樹木などの風景が精緻に彫られている。<br /><br />バイヨン寺院は、謎めいた微笑を浮かべる最大2m余の大きな顔が彫られた四面像(通称「クメールの微笑」)で知られる。観世音菩薩像を模していると言われる、微笑を浮かべる大きな四面像が彫られた塔をあちらこちらで見かける。その周囲にある象のテラスやライ王のテラス、プレア・ピトゥなどの遺跡を駆け足で見て、午前中のツアーは終了した。苦行のような暑さはすでに始まっているが、午前の方がはるかに涼しい。ここを訪れようという方には午前中のツアーをお勧めする。<br /><br />ホテルに戻ってシャワーを浴びて、予約してあったタクシーで空港に向かう。駆け足であったが、大きな達成感を持ってマレーシア航空機に乗り込んだ。

カンボジアの世界遺産No.1‐2:アンコール・ワットに続いてアンコール・トム遺跡を訪れる

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2016/10/23 - 2016/10/23

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ハンク

ハンクさん

アンコール・ワットを訪れて汗びっしょりのままホテルにチェックインした。アゴダで予約しておいたシェムリアップ中心部に近いメモワール・アンコール・ブティック ホテルは快適で、フロントの女性の行き届いた対応には殊の外満足した。あまりの暑さに体力を消耗したので、まずは明日のアンコール・トムはツアーバスに参加することにした。遅い時間だったにもかかわらず、この女性は日本語のツアーバスを押さえてくれた。アンコール・トムを観光した後急ぎ足で空港に向かうためのタクシーも予約して、早めの床についた。

翌日早朝、まだ涼しいうちにツアーバスは出発、タイから来たという日本人4人など10人ほどのガイド付きのツアーでアンコール・トムを巡った。アンコール・ワットの3kmほど北にあり、アンコール・ワットが建設された約半世紀後の12世紀後半、ジャヤーヴァルマン7世により建設された。アンコールは王都、トムは大きい、という意味で、一辺3kmの乾燥煉瓦で作られた8mの高さの城壁で囲まれている。外部とは南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門でつながっている。各城門は塔になっていて、東西南北の四面に観世音菩薩のレリーフが刻まれている。

アンコール・トムの中央に位置するのは、バイヨンと呼ばれる寺院である。バイヨンとは「美しい塔」の意で、中央には観世音菩薩を彫り込んだ中央祠堂がそびえ立つ。バイヨン寺院はアンコール朝の「中興の祖」、ジャヤーヴァルマン7世がチャンパ(ベトナム)との戦争に勝利した記念に12世紀末から徐々に造営したものである。仏教とヒンドゥー教が融合した寺院で、その堂々たる岩山のような威容に圧倒される。バイヨン寺院の壁画には、ジャヤーヴァルマン7世がトンレサップ湖上でチャンパと戦争をした時の場面、また当時の生活や市場の様子、樹木などの風景が精緻に彫られている。

バイヨン寺院は、謎めいた微笑を浮かべる最大2m余の大きな顔が彫られた四面像(通称「クメールの微笑」)で知られる。観世音菩薩像を模していると言われる、微笑を浮かべる大きな四面像が彫られた塔をあちらこちらで見かける。その周囲にある象のテラスやライ王のテラス、プレア・ピトゥなどの遺跡を駆け足で見て、午前中のツアーは終了した。苦行のような暑さはすでに始まっているが、午前の方がはるかに涼しい。ここを訪れようという方には午前中のツアーをお勧めする。

ホテルに戻ってシャワーを浴びて、予約してあったタクシーで空港に向かう。駆け足であったが、大きな達成感を持ってマレーシア航空機に乗り込んだ。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
観光バス タクシー 徒歩 飛行機
  • 南大門の四面塔

    南大門の四面塔

  • 補修の跡が見られる南大門の入り口に並ぶ像

    補修の跡が見られる南大門の入り口に並ぶ像

  • 少々ユーモラスな像

    少々ユーモラスな像

  • 補修されたばかりの像

    補修されたばかりの像

  • 南大門の近景

    南大門の近景

  • 無残に破壊されたままの塔

    無残に破壊されたままの塔

  • 象に乗るツアーも人気

    象に乗るツアーも人気

  • 巨大な岩の塊、バイヨン寺院

    巨大な岩の塊、バイヨン寺院

  • バイヨン寺院の入り口

    バイヨン寺院の入り口

  • 日本語を話すツアーガイド

    日本語を話すツアーガイド

  • 無残に破壊されたバイヨン寺院

    無残に破壊されたバイヨン寺院

  • 精緻なレリーフ

    精緻なレリーフ

  • 戦いの場面の精緻なレリーフ

    戦いの場面の精緻なレリーフ

  • 補修された寺院と未補修の寺院

    補修された寺院と未補修の寺院

  • 瓦礫の山のようにも見える

    瓦礫の山のようにも見える

  • バイヨンの内部

    バイヨンの内部

  • バイヨンの内部の「クメールの微笑」

    バイヨンの内部の「クメールの微笑」

  • バイヨンの内部の「クメールの微笑」

    バイヨンの内部の「クメールの微笑」

  • バイヨンの内部の「クメールの微笑」

    バイヨンの内部の「クメールの微笑」

  • バイヨンの内部の「クメールの微笑」

    バイヨンの内部の「クメールの微笑」

  • バイヨンの内部の「クメールの微笑」

    バイヨンの内部の「クメールの微笑」

  • バイヨンの内部の「クメールの微笑」

    バイヨンの内部の「クメールの微笑」

  • バイヨン寺院を後にする

    バイヨン寺院を後にする

  • ここにも「クメールの微笑」

    ここにも「クメールの微笑」

  • パプーオンの遺跡、隠し子という意味

    パプーオンの遺跡、隠し子という意味

  • パプーオン遺跡の近景

    パプーオン遺跡の近景

  • パプーオン遺跡に続く道

    パプーオン遺跡に続く道

  • 王宮の内部

    王宮の内部

  • 王宮の内部のピミアナカス

    王宮の内部のピミアナカス

  • 王宮の内部

    王宮の内部

  • 象のテラスの全景

    象のテラスの全景

  • 象のテラスの遺跡

    象のテラスの遺跡

  • ライ王のテラス

    ライ王のテラス

  • ライ王のテラスの一角

    ライ王のテラスの一角

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