雪のクリスマス

2012/12/06 - 2012/12/11

12月に入り、街のあちこちで見かける様になったクリスマス・イルミネーション。

今年の旅の旅行記をアップするつもりが、4年前の冬のドイツ旅の画像が出てきました。
この時は旅から戻り年末年始で慌ただしく、旅行記にアップすることをすっかり忘れていました。

キラキラとクリスマスの装いのドイツの街、雪景色は美しく、ちょうど今がクリスマス・シーズンということで、今更ですが旅行記としてアップすることにしました。

エリアはマンハイムですが、ドイツ各地のクリスマス・マーケットをまとめてあります。

エリア マンハイム(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 旅行の手配内容: 個別手配

日本のクリスマス・イルミネーションは年々華やかに、美しいクリスマス・ツリーは街のどこでも見られる様になりました。

このドイツ旅行の旅は4年前。　
3泊5日の慌しいスケジュールだったこと。
そして時間が経って、臨場感のないコメントになってしまいそうなので、私の古いクリスマスの想い出を交えて書こうと思います。

その昔、クリスマスの時期をローマで過ごす機会があって、バチカンでキリスト誕生の場を再現したクリッペ（これはドイツ語かな？）を初めて見たこと。
そして
イタリアにはパネトーネ、パンドーロという美味しいクリスマスケーキが
あることも知りました。

日本の苺に生クリームのクリスマス・ケーキと違ってこんなに素朴で
美味しいケーキがあるのだと感動したことを覚えています。

その後パンの教室を開いている友人から送られてきた手作りシュトーレンを
初めて食べたのが、かれこれ15年以上も前のこと。

なんて美味しい！

あぁ、いつかドイツでクリスマスを！
本場のシュトーレンを味わってみたいと思っていました。

ドイツのシュトーレンは、生地こそ違いますがイタリアのパネトーネの様に
ドライ・フルーツがたっぷり。

毎年ちゃんとしたシュトーレンとしてのお墨付き（承認）をもらうのに
そのフルーツの量や生地の固さ、味など検査している機関があることを
知ったのはつい最近のこと。

グリューワインの美味しさを改めて実感したのもこの旅だったかもしれません。　
何と言っても雪の中、クリスマスマーケットのお店を眺めながらいただくのは
単に我が家でワインを温めて飲むのとは全然雰囲気が違います。

いわゆる飲兵衛が堂々とクリスマスだから～♪と雪の中で立ち飲みしているわけなのですが、かわいいマグカップでキラキラのイルミネーションに包まれていると、お洒落な雰囲気で、まるでホット・チョコレートを飲んでいるかの様な気分に。

この旅でも本当によく飲みました。

毎日飲んで、飲んで、1日何杯のグリュー・ワインを楽しんだことか・・・。

後で持ち帰ったマグカップをこの旅行記の最後にアップしようと思っていますが、
持ち帰らなかった分も含めると毎日ボトル1本分くらい飲んでいた気がします。

そう言えば、初めて温かいワインが飲み物としてあることを知ったのはスイスでした。

スイス・ジャーマンの友人が家庭でチーズ・フォンデューを作ってくれて、
その時に初めて温めたワインを飲みました。　

邪道だよ、と言いながら作ってくれた、にんにくのみじん切りがたっぷり入った
チーズ・フォンデュー。　小鍋で赤ワインを温めてオレンジのスライスが
入ったマグに注がれたホット・ワイン。

チョコレートと同じくスイスの大切な味覚の思い出です。

こちらフランクフルトのクリスマス・マーケットです。

思えば私が子供の頃のクリスマス・ケーキといえばアイスクリームの
ケーキが主流でした。

今から思えば寒い時期になぜアイスクリーム・ケーキをクリスマスの
ケーキとして食べていたのかわからないけれど、暖かい部屋で食べる
アイスクリーム・ケーキは特別なものだったという遠い記憶があります。

けっして豪華なものではなかったけれど部屋にクリスマス・ツリーがあって
こたつにみかん、そしてアイスクリーム・ケーキにお決まりのスーパーで
売っているお子様向けシャンパンを楽しんだのは幼い頃のこと。

ヨーロッパの国々のクリスマス時期の街はそれぞれ美しいのだけれど、ドイツは特にクリスマスマーケットが充実している気がする。

ここのツリーは大きかったな。

毎年１つづつ、気に入ったオーナメントを買い足していくのかなぁ。

どこの広場にもメリーゴーランドなどの子供が遊べる簡易遊園地みたいなのが出来ていて、寒くても楽しく遊べます。

時は流れロンドンに住んでいた20代の頃。
イギリスに来て初めてのクリスマスは衝撃的なものでした。

学校が休みに入り、私はロンドンから北上、リバプールから船に乗り、
北アイルランドはベルファーストでクリスマスを過ごすことに。

当時高校時代から文通をしていたベルファーストとダブリンの友達にとうとう会えるという記念のクリスマスだったはずが、自分の無知と当時の北アイルランドの現実を知ることになります。

この旅行記へのコメント （4）

• milkさん 2016/12/12 23:24:46

  クリスマスのドイツ、羨ましい！

  Michyさん、こんばんは☆
  
  クリスマスのドイツ、いいなっ♪いいなっ♪
  やっぱり今年、強行スケジュールでも行けば良かったかな〜と思いました...。
  Michiyさん、この時はたった3日間でこんなに周っていたのですか？
  
  ローテンブルクは3月に行きましたが、雪が積もっていると違う街みたい！
  ブルク公園からの雪景色、綺麗ですね。
  
  美しいゴシック様式の教会は何処かしら？
  
  高台から見下ろしている街はハイデルベルクですよね？
  ここも雪化粧していて美しいです。
  
  他にもニュルンベルクやフランクフルト...。
  懐かしい場所を沢山見つけました☆
  
  この後、コメントも入れる予定でしょうか？
  楽しみにしています(#^.^#)
  
  milk
  
  
  

  Michyさん からの返信 2016/12/14 12:47:47

  イギリスのクリスマスも♪

  milkさん、こんにちは！
  
  milkさんのゆめちゃんとのドイツ旅行を拝見しながら、ドイツもいいなぁ〜って
  思っていたら自分もドイツ旅をしていたことを改めて思い出しました。
  
  旅を満喫・・・と言うより駆け足旅ですね。　
  そうです、かなり強行な旅でした。
  
  正確に言うと5日でドイツ（滞在3日間のみ）のクリスマスマーケット・ツアーです。
  この年は夏の旅行も日程が短くて、不完全燃焼みたいな気持ちがあったので
  年末の忙しい時期というのに無理して行ってきた感じでした。
  (日にちを後で訂正します、3日じゃ行って帰ってくるだけですものね（笑）
  
  到着初日の夜と翌日丸一日クリスマス・マーケットが組まれて、最終日はフリー
  というツアー。　そのフリーの最終日に行きたかったマンハイムとハイデルベルグを
  組み合わせて自力で周りましたが、かなりハードな日程だったと記憶しています。
  
  milkさんのコメントを読みながら、あぁ〜そうだったと地名が次々と想い出されてきた
  感じで、時間をあけてしまうと、すっかり忘れてしまっていてダメですね（＾＾；）＞
  
  マーケットに行った各地でグリュー・ワインを楽しんだので、ほろ酔い気分で歩き回ったことが思い出されます。
  そうそう、グリューワインのカップがそれぞれの地で特色があってとても可愛いので、返却せず持って帰ってきたので、後で旅行記の最後にUPしておきますね。
  
  milkさん、経験されていると思いますがイギリスのクリスマスも素敵ですよね。
  ご出発の時期はわかりませんが、イギリスへの旅が素敵な旅になります様に！
  あぁ、いいなぁ〜。私も行きた〜い！
  
  
  Michy
  
  

  milkさん からの返信 2016/12/14 23:38:47

  RE: イギリスのクリスマスも♪

  Michyさん、お返事ありがとうございます♪
  
  訂正しなくても、私には3泊5日の旅行だったと分かりましたよ(^_-)
  でも、この短い期間でクリスマスマーケットに効率よく周れるツアーがあるんですね！
  やっぱり来年考えようかしら？
  行くとしたら3泊5日なのです。
  
  私、ワインは苦手なのですが、グリューワインは飲めるんです。
  ロンドンを含めた次の旅行は1月の後半なのでもうクリスマスの面影はなくなっていますが、どこかでグリューワインくらいは飲めるかな？と楽しみにしています。
  
  milk

  Michyさん からの返信 2016/12/15 17:42:49

  RE: RE: イギリスのクリスマスも♪

  milkさん、こんばんは！
  探せば3泊5日のクリスマス・ツアーはきっとありますよ。
  私は全て添乗員さん付きツアーは嫌だったので1日フリーの日があるものにして正解でした。
  どうしてもツアーになると時間に押されるというか、集合に遅れる人がいたり、基本がバス移動なので渋滞に影響したりで自分のペースで楽しめません。
  でも冬期は航空券もホテルも安いですからお得感がありました。　
  次のチャンスがあればホテルとエアだけのツアーで行きたいと思っています。
  
  milkさんはグリューワインはOKなのですね！
  だったらクリスマスマーケットの楽しさ倍増ですよ。　
  とにかくマーケットは屋外で寒いので、常にグリューワインで身体を温めていました。
  使っているスパイスやワインなど各マーケットで微妙に味が違うし、荷物になるけれどグリューワインのマグカップは良いお土産になると思います。
  
  1月初めならまだクリスマスの面影が残っているけれど、確かに後半はもう無いかもしれませんね。
  イギリスに住んでいた時は年が明けてもかなり長い間リビングにクリスマスツリーを飾ってあった記憶はありますが・・・。
  いいですね〜、あぁ〜想像していたら私までワクワクしてきます（＾。＾）　
  素敵な旅になると良いですね〜、私の分も思いっきり楽しんできて下さ〜い♪
  
  
  Michy