2016/12/07 - 2016/12/07
62位(同エリア144件中)
knonさん
大分県佐伯市の上浦には、初日の出で有名な、二見ヶ浦がある。ベストアングルは10月か3月との事だが、年賀状用の写真のために撮影に出かけた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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上浦地区公民館に車を止め、夫婦岩の方に歩いて行く。12月の撮影ポイントは夫婦岩のすぐ近くになる。風はほとんどなく空気が澄んで気持ちいい。
豊後二見ヶ浦しめ縄張り替え 祭り・イベント
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撮影ポイントには先客が1名。この方も、佐伯の方で年賀状の写真を撮りに来たとのこと。後で、もう1名、地元の方が来られた。この方は、毎日来られているようだ。
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徐々に赤く染まってきた。そろそろ顔を出すだろう。水平線の雲はしょうがない。
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ご来光
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トリミングしてみた。
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ホワイトバランスを変えてみる。
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やはり赤い方がきれいか。露出はマイナス補正。
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ハレーションを起こすので、太陽を隠してみた。
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3月や10月の撮影ポイントは正面の対岸になる。右の白い建物が、公民館。その先の、道路沿いが良いらしい。
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折角なので、すぐ側の、暁嵐の滝へ歩いてみた。
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10分かからずに到着。国道からの道は路地が細いが駐車場もある。
暁嵐公園 公園・植物園
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遊歩道があって見晴らしがいいらしい。後で散策してみよう。
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樹齢400年を超えるアコウの木らしい。絞め殺しの木だよね。大きさがわからないだろうけど、崖の上からずっと根が下りてきている。
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瀧三柱神社
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社の後ろは絶壁。散策路はこの上を通る
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すぐ右手に暁嵐の滝
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海からわずか500m程度なのにまるで渓谷。水は澄んできれい。夏に涼みにくると良いかも。
暁嵐の滝 自然・景勝地
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紅葉の時期は過ぎたが、まだきれいな木もある。
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散策路を登り、展望台へ。正面に二見ヶ浦の夫婦岩が見える。
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滝の上を流れる水。とっても澄んでいる。
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櫨の木はきれいだよね。
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ぐるっと回って2つめの展望台から。
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ツワブキの花。
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みかんもたわわ
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1周してふたたび暁嵐公園へ
六兵衛とかっぱが相撲をとっている民話の像
[民話]
慶長年間(370年前)の話、この地に六兵衛という篤農がいて一町歩余りの水田を耕作し滝のほとりに水車を持っていた。
或る日のこと、水車がギーッと異様な音をたてて止まってしまった。六兵衛は「また子供のいたずらだろう」と思い、大井手に行ってみたところ、おどろいたことに井手頭にニナイぐらいの大うなぎとミイ程の大甲羅のカニとが格斗していた。
(次の写真に続く) -
その格斗のために水が溢れて水車が止まったのだとわかった。又、滝の主が大うなぎと大ガニであることもわかった。その後何事もなくのどかな日々をすごすうち暑い夏が来た。
六兵衛は十五夜の月のさえた晩に田の草とりをしていたところ、大勢のカッパがやって来て「おじい、すもうとろうや」といってうるさくつきまとうので「田の草とりがすんだらすもうとってやるからお前どもも手つだえ」と
いってカッパどもに加勢させた。六兵衛は岩壁の根方にまつられた地蔵さんのお堂の前に行って、まずやかんの茶を一っぱい飲み、ふたを尻にくっつけ、それからいくさの前の腹ごしらえに地蔵さんに供えられた餅をいただいて
カッパどもが草とりをしている田んぼに引きかえした。
お供物のご利益が有って六兵衛じいさんの眼が光るのでカッパどもはこわがった。それでも時々草をとるふりをしては六兵衛の尻に手をやるが、そのたびカンカンと音がする。カッパは「じいさんの尻は金尻ぞ」と尻をぬくことはあきらめた。
(次の写真に続く) -
やがて田の草取りはすみ約束どうりに地蔵さんの前の広場に集まった。六兵衛は相撲の礼式をして両手をついて頭を下げ尻を上げることを教えた。それはカッパの頭の皿に水があれば千人力、皿に水がなければ三つ子に等しいからだ。
六兵衛はカッパを片っぱしから投げ倒し、最後に残った大将にも相撲の礼式をさせ、立ちあがるやいなや相手の右腕をとって力いっぱい振りまわした。カッパの腕はスポッと音をたてて抜けた。カッパどもは、尻は抜ききらず大将の腕はもぎ取られて青菜に塩、方々のていで引き上げていった。
六兵衛はカッパの腕をかついで村に帰り、得意げに事の次第を庄屋に話した。話は村中に広がり、人々はカッパの崇りを恐れて口々に六兵衛をののしった。六兵衛は消然としてわが家に帰った。
ところがその後毎夜のことカッパが川魚を持って六兵衛の家にあらわれ「腕をくれ」と哀願することになり、ついに六日目の暁、うとうとしている六兵衛の枕元に三匹のカッパが現れ「七日すぎると腕が元どうりくっつかんので明日の晩までにぜひ返してほしい。その代わりじいのいうことは何でもきくから」と哀願したので六兵衛は「明日の晩八ツの鐘を合図に地蔵前で渡す」と約束してカッパをかえした。
翌朝、部落の人と共にカッパの腕を返すための条件について協議した結果「ふか淵にある大石をシェロの木に仕立てて、その株がくさるまではこの村の氏子に手を出すな」ということを決め、いよいよ七日目の夕方村人と共に
地蔵前の広場に行ってみると、大勢のカッパが手に手に酒の入った竹筒と川魚をたずさえて待ちうけていた。
六兵衛がきめられた条件をだすと、カッパは腕ほしさにすぐに承諾した。事のついでに滝のぬし退治をたのむとカッパの若もの十数匹がいせいよく滝つぼにとび込み、見るまに大うなぎと大ガニを捕らえて村人の前に差し出した。六兵衛が約束の腕を返すと、腕はクックッと音を立ててもとどおり大将の肩におさまった。
(次の写真に続く) -
カッパは大喜びに喜んで、村人に酒を与えて踊りまくった。村人もカッパ酒をのみ、踊り興ずるうちいつか酔いがまわっていい気分になり、夜のふけるのも忘れて踊りぬいた。残月は青くかがいて美しかった。
これが旧盆の二十三夜の地蔵踊りとしていい伝えられ踊りつがれて今に及び、夏の夜のにぎやかな行事として育てられてきたという事であるが、カッパが木の株を早く腐らせようと大小便をかけて、「シュロの木くされ」と祈ったが大石が腐るわけはなく、あきらめて何処ともなく去って村人は安心して涼を楽しむことが出来るようになったという。
(おしまい) -
ハマユウの種とウバメガシの種を記念に持ち帰って良いとの事。
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さて、駐車場まで歩いて戻る。
上浦町のマンホール -
3月、10月の撮影ポイントから。撮影する方は望遠が必須です。標準レンズのズームではこれが精一杯。
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まだお昼には時間があるので、ドライブして蒲戸崎自然公園に行ってみた。駐車場がある。
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さて、ここから歩くのだが・・・
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散策でなく、登山となっている。距離は600m。たいした距離ではないが・・・
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道は整備されているが、ほとんどが階段。振り返ってみるとこんな感じ。思ったよりきつい。
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やっとついた。
蒲戸崎自然公園 名所・史跡
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360度の展望と書かれているが、300度は海が見える。登った甲斐があった。
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良い天気だ。遠くに四国の佐多岬が見える。
真ん中の島の少し右に灯台があるのだが、肉眼ではほとんどわからない。 -
展望台には無料の双眼鏡が設置されている。これにカメラを接写。ほら、灯台。
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遠くに佐伯の町が見える。海の色がきれい。
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上の写真できれいな海岸が見えたので車で移動。
小田の浜ビーチ ビーチ
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望遠で写すと、岩が見える。行ってみよう。
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三ツ石と言うらしい。
さて、おなかも空いたし帰ろう。
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