2016/11/30 - 2016/12/01
543位(同エリア1495件中)
愛吉さん
12月1日
研修旅行2日目です。
8時40分に三保のホテルを出発、先ず家康の隠居城、駿府城を目指します。
駿府は室町時代、駿河、遠州、三河の太守今川氏の城下町として栄え、当時幼少であった家康も人質としてここで過ごし、子まで設けています。
その後幾多の変遷を経て、家康は慶長10年、将軍職を2代秀忠に譲り、翌年この地に戻って大御所政治を行います。
現在の静岡市の原型はこの時に整備されました。
尚城跡は明治に入り、陸軍の駐屯地となった為、取り壊され何も在りませんが、近年再建に取り組んでいます。
次いで富士山本宮浅間大社に回ります、富士山を御神体とする神社の本店です。
続いて白糸の滝、高さ20米、幅200米、日本最大の滝です。
尚岸壁から流れ落ちる滝の水は富士山の伏流水です。
最後は朝霧高原に」立寄りますが、曇りで雲が低く立ち込め、富士山は見えず、買い物タイムとなりました。
都内への帰着は午後5時でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス
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駿府城公園に到着しました。
家康の隠居城として整備築城した城ですが、明治に入ると各建物は取り壊され、軍隊の駐屯地となります。
戦後は静岡市に所管が移り、公園として公開されます。
平成に入ると、建物等の復元が始まり、東御門、巽櫓等が復元、紅葉山庭園が整備されました。 -
復元された巽櫓。
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東御門、ここから入城します。
駿府城二の丸の正門で、これも新しく再建されました。 -
一番新しく再建された坤櫓。
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城内にはこんな堀も復元されています。
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紅葉山庭園、今回新しく大名庭園を模して造られた庭園です。
駿河の国の名勝を取り入れた庭です、手前は駿河湾、向こうに富士山が見えます。 -
四阿もあります。
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茶畑の奥には、数寄屋造りの茶室雲海。
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三保の松原を再現した砂州の奥に立礼席があります。
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紅葉もたけなわです。
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本丸跡に建てられた家康の銅像。
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家康公お手植えのみかん。
金網で覆われていたので、隙間から写しました。 -
天守台址は軍の駐屯地となった時、取り壊されてしまいました。
現在発掘調査中です。 -
天守台発掘現場。
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駿府城公園の一画、紅葉もきれいです。
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落葉も絵になります。
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お堀の前には、弥次喜多の像が。
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富士山本宮浅間神社に到着。
ここは山門。 -
こちらが拝殿。
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横から見ると本殿が一段高く造られて居るのが判ります。
二重の楼閣造りで、浅間造りと呼ばれます。
神社の敷地は17千坪、建物は慶長7年家康が寄進しました。
御神体は富士山、全国富士信仰大元締めの神社です。 -
境内の湧玉池に向かいます。
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湧水が流れ込みます。
国の特別天然記念物です。 -
透明な水で、水鳥が遊びます。
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確かに水垢離が取りたくなる清浄な池です。
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桜の馬場に来ました。
5月5日端午の節句に流鏑馬が行われます。 -
次いでバスは音止めの滝に来ました。
滝口です。
ここは頼朝の富士の裾野の牧刈りが行われ、曽我兄弟仇討ちの現場です。
当時を偲ぶものは何も在りません、滝だけが昔のまま音を立てて流れ落ちます。 -
音止めの滝、落差25米あります。
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音止めの滝を回り込んで下って来ると、そこは白糸の滝。
高さ20米、幅200米日本最大の滝です。
白糸を流すように、溶岩の割れ目から幾重にも富士山の伏流水が流れ落ちます。
那智の滝、華厳の滝の雄大さは有りませんが、優美さでは日本一の称号が与えられます。
確かに素晴らしいの一語に尽きます。 -
近寄って見ましょう。
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白糸を引くように流れ落ち、皆記念撮影に余念がありません。
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立ち去るに当たり今一度振り返ります。
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最後に立寄ったのが朝霧高原。
天候は厚い雲に覆われ、今にも降り出しそうな気配、風も吹いて来ました。
富士山は雲の中でその気配もありません。
散歩もままならず、皆道の駅の売店でお買物です。
今回の旅行は、最後まで富士山からは見放されましたが、皆と楽しく和気あいあいと過ごし、良き思い出となりました。
学校への帰着は午後5時でした。
終
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