2016/11/22 - 2016/11/22
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j-ryuさん
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☆2016年の紅葉狩りシリーズの大トリは福島県いわき市の山間にある
『戸草川渓谷』の紅葉です。
実際の東北最後の紅葉は戸草川より少し下流に位置する『いわき龍神峡』の紅葉で
戸草川渓谷より1週間ほど遅く見頃になります。
9月下旬の山岳地帯から始る福島県の紅葉も12月上旬の“いわき市”で終わりを告げます。
なぜ戸草川渓谷が禁断の渓谷かと言うと、実はこの渓谷沿いの道路は度重なる土砂崩れにより福島県道路規制情報によれば2008年8月からずっと通行止めになっていて、表向きは車はおろか人もペットも入渓禁止の通達が出ています。
Net上の写真などで見ると中々良さげな渓谷だし、我が家からもそう遠くないので一度は行ってみたいと思っていましたが、一向に通行止め解除になる様子もないので半ばあきらめていました。
ところがいわき市のブログ仲間からいわき市貝泊地区からなら途中まで車で行け、
渓谷も見られるとの情報をいただき、紅葉の時期を見計らってようやく行くことができました。
さすがに長い間、通行止め&入渓禁止になっているだけあって土砂崩れ、路肩崩壊、落石と悪条件のオンパレード(ーー;)。
その上、訪れる人がほとんどないので道路から滝へ到る降り口や踏み跡が自然に還りつつあり、どこから滝へ降りて行ってよいやらさっぱり分からない状態。
渓谷や滝は想像以上に素晴らしかったのですが、やはり危険を伴う禁断の渓谷であるのは間違いないようです。
4travelで紹介した私が言うのもなんですが、
通行止め&入渓禁止の通達が出ている場所なので、行かれる場合にしてもあくまでも自己責任で、安全には十分注意してお出かけください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
☆いわき市周辺&戸草川渓谷へのルートMap①
Google Mapに加筆
※https://www.google.com/maps/@37.0080035,140.6467125,8799m/data=!3m1!1e3 -
☆戸草川渓谷へのルートMap Zom
Google Mapに加筆
※https://www.google.com/maps/@37.0080035,140.6467125,8799m/data=!3m1!1e3
郡山市やいわき市内から戸草川渓谷へ一番便利なルートは県道14号線(御斎所街道)です。
もしくは県道71号線(勿来・浅川線)の田人町貝泊経由で入ることになります。
貝泊側からなら掘り切の滝や家老沢の滝が近いですが
二階滝や二岐の滝へは才鉢側が便利です。
ただ、戸草川渓谷への県道390号線の進入地点にはどちら側にも一般車両通行止めの看板があります。
しかし、どちらも側も戸草川渓谷入り口の駐車場までは問題なく車で行けますが、
その先は完全通行止めなので、工事中は車では完全アウトです。
徒歩も本来はアウトなんですが、工事の始らない早朝ならギリギリ可能です。
ただ今回は冬期休工に入っていたので時間を気にせず通れました。
(あくまで自己責任ですから無理はしないで下さい) -
☆2016年11/11 県道390号線才鉢側通行止め地点。
車はこの手前に10台くらい止められます。
現在も通行止め中ですが、工事は休工中でした。
徒歩なら通れますが車は完全にアウトです。
※本当は徒歩もアウトです(^_^;)
詳しい情報は“福島県道路通行規制情報”でご確認ください。
福島県道路通行規制情報
http://www.pref.fukushima.jp/douro/kisei/kisei-map.htm -
☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
東日本大震災で一番大きく崩落した箇所の復旧工事はほぼ終わっていますが
その後の大雨や台風でまた別の場所で崩落がおきていました。
全面復旧する前にこの有様ではいつになったら全線再開通になることやら(ーー;)。 -
☆晩秋の戸草川渓谷
以前、いわき市のキャッチコピーは『東北の湘南』でした。
最近はあまり聞かなくなりましたが
同じ福島県でも一番温暖なのは間違いなく最も遅く紅葉します。
それでも戸草川渓谷は阿武隈山地なのでいわき市では早く色付くほうです。
もっと海沿いなら関東とさほど変わらない時期に紅葉の見頃になります。 -
☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
休工中なので車1台通らない県道は落ち葉に埋もれていました。
才鉢側駐車場から徒歩13分ほどで二階滝への降り口に到着です。 -
☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
上記写真とは反対側からの構図です。
今年は朽ちかけた手製看板がかろじて立てかけてありましたが
初めての人はまず分からないでしょう。
赤い鉄板と通行注意の立て看板が目印で
その通行注意の看板とガードレールの切れ間から谷底に降りていきます。
獣道より酷い踏み跡程度だし、急斜面の上、崩落している箇所もあるので
細心の注意が必要です。
足を踏み外せば50m下の谷底に転落します(ーー;)。 -
☆二階滝への降り道途中から二階滝が見えてきました。
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☆晩秋の二階滝
白線のように急斜面(断崖)を降りてきます。 -
☆晩秋の二階滝
二階滝は鮫川の支流・戸草川にあり
一般的には上段の2段の滝を二階滝と呼びます。
落差20m、滝幅8mほど。
下流の渓流瀑を含めると
二階滝どころか、三階、四階滝にも見える段瀑です。
渓流瀑も含めると落差は30m、長さは100mにも及ぶ
けっこう大きな滝で、いわき市では一番大きな滝だと思います。 -
☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の二階滝
最上段のさらに上に白いラインが見えますが
あそこが県道390号線です。
戸草川渓谷の周囲の山々の標高はせいぜい600mほど、
その割にはかなり深い峡谷です。 -
☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の二階滝
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☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
二階滝から県道390号線に復帰し上流を目指します。
今年はいつから休工になったのかわかりませんが
何日も人が入った跡がなく県道は落ち葉で埋め尽くされていました。 -
☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
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☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
モヤが出たり消えたりを繰り返していました。 -
☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
谷底に二階滝の一部が見えています。 -
☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
二階滝の降り口から100mほど上流に進むと
二岐(ふたまた)の滝の手製看板があります。
おそらく地元貝泊地区の『貝泊コイコイ倶楽部』の人達がだいぶ前に
設置した看板だと思いますが、なぜか設置場所が間違っているんです。
設置後に誰かが間違って移動させたのかどうかは分かりませんが
この看板の所から斜面を下っていくと
あるのは二岐の滝ではなく、二階滝の落ち口なんです。 -
☆晩秋の二階滝の落ち口
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☆晩秋の二階滝の落ち口
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☆晩秋の二階滝の落ち口
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☆晩秋の二階滝の落ち口
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☆晩秋の二階滝の落ち口
この位置から見れば確かに二岐になった滝ですが
この滝は紛れも無く二階滝の最上段です。
それにしても誰が間違った場所に二岐の滝の看板を置いたんだろ?(ーー;)。 -
☆晩秋の二階滝の落ち口
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☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
二階滝の落ち口からみたび県道390号線に復帰し
本当の二岐の滝を目指します。
間違った二岐の滝の看板から80mほど上流(戸草集落方面)に進むと
東日本大震災で一番大きく崖が崩れた地点に来ます。
崩落地点は完全に復旧工事は完了していますが
道路の舗装部分に少し亀裂が入っているのが気になりました。
再開通する前から既に劣化が進んでいる印象です(-"-)。
二岐の滝はこのカーブの15mくらい先の急斜面下です。
看板はありませんが
滝が近づいてくると滝音が聞こえ、滝もわずかに見えてくるので分かります。
降り易い場所を見つけ、ゴロゴロした岩場の足元に気をつけながら降ります。 -
☆晩秋の二岐の滝そばで見つけたツチアケビ(土通草)の実
落ち葉の中からいきなり生えてきたウィンナーのような
珍妙な形ですが、これでも列記としたラン科の花の実なんです。
実を乾燥させ煎じたり、お酒に浸け精力剤とか利尿剤の効果があるそうです。 -
☆ツチアケビ(土通草/ラン科ツチアケビ属>
こちらが夏に咲くツチアケビの花です。2012/8/14 撮影。
花色は渋めですが花の形はまさにランそのものです。
北海道南部~九州に自生する日本固有のランです。
光合成を行う葉を持たず、養分のすべてを共生菌に依存していて
ナラタケとラン菌根を形成し、栄養的には寄生しています。
分布域は広いですがあまり数は多くありません。 -
☆晩秋の二岐の滝
二岐の滝が見えてきました。
二岐の滝は戸草川が大きくU字型に蛇行する場所にあり
落差は6m、滝幅は12m。
上流にも渓流瀑があるので、それも含めれば相当大きな滝です。 -
☆晩秋の二岐の滝
滝の真ん中で流れを2分している立派な大岩は鮫川流域で多く産出されるので
鮫川石と呼ばれ日本庭園には欠かせない日本有数の銘石です。
とくに青味がかった鮫川石は価値が高いそうで、
常磐湯本から西の阿武隈山地鮫川流域に分布し御斎所変成岩と竹貫変成岩があるそうです。 -
☆晩秋の二岐の滝
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☆晩秋の二岐の滝
この滝は見たまんんま『二岐の滝』でそのものですね。
偶然なんすが“いわき市”の市章『い』にそっくりです(^^ゞ。 -
☆晩秋の二岐の滝
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☆晩秋の二岐の滝
この辺りの標高は300mほどですが
海に比較的近く、福島県では南部に位置するので気候は温暖で
植生的にも北限植物が多く自生しています。
紅葉も福島県のほとんどの地域では終わっていますが
峡谷の紅葉では東北(=福島)最後の紅葉です。 -
☆晩秋の二岐の滝
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☆晩秋の二岐の滝
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☆晩秋の二岐の滝
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☆晩秋の二岐の滝
尾根筋にくらべ峡谷が深く日当りが悪いせいか
谷底にはあまり色鮮やかなモミジは見られません。 -
☆晩秋の二岐の滝
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☆晩秋の二岐の滝
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☆晩秋の二岐の滝
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☆禁断の渓谷・戸草川渓谷の五滝 (撮影は2013年)
戸草川渓谷には五滝と呼ばれる滝があります。
上流から『堀切りの滝』『家老沢の滝』『壺の滝』『二岐の滝』『二階滝』ですが
『二岐の滝』『二階滝』に比べ『堀切りの滝』『家老沢の滝』『壺の滝』は少し見劣りするかも。
それより『二階滝』の下流の『魚止め滝』の方が見栄えがいいと思います。
『二岐の滝』より先は歩くとけっこう距離があるので
今回は『二岐の滝』で引き返しまた。 -
☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
県道390号線は元々交通量も少ない細い一車線道路。
2011年の東日本大震災以前から度々崩落を起こし通行止めになっていたようです。
一日も早い再開通が待たれますが、震災から既にに5年半。
今年の工事は終了しているので早くても来年の春以降。
でも福島県の道路情報を見ると再開通日は未定になっているので
いつ再開通できるのやら・・・・(ーー;)。
※福島県道路情報
http://www.pref.fukushima.jp/douro/kisei/kisei-map.htm -
☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
現在は戸草集落⇔才鉢側駐車場の約6kmが通行できません。 -
☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷
わずかに谷底が見えます。
いわき市街地からそう遠くない場所なんですが
かなり深く険しい峡谷です。 -
☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷
戸草川渓谷の紅葉も昨年より1週間ほど遅いですが
それにしても11月下旬の紅葉ですから
東北どころか福島をひとくくりにはできませんね。 -
☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷
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☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
雪の場合、誰も踏んだことのない新雪をVirgin Snowと言いますが
まさに落ち葉のVirgin Fallen leaves 状態。
でも落ち葉じゃVirginじゃないか・・・(^_^;)。 -
☆晩秋の戸草川渓谷 県道390号線。
落石防止ネット越しですが、青空と紅葉がとても美しく印象的。 -
☆晩秋の戸草川渓谷
渓谷は湿度の高いのでしょう。
老木は苔に覆われています。 -
☆晩秋の戸草川渓谷 魚止め滝上段
才鉢側駐車場から上流100mくらいの場所にあるのが魚止めの滝。
県道から谷底を覗き込むとわずかに見えます。
以前は川原へと続く道があったようですが
現在はほぼ藪状態。
少し藪漕ぎしながら谷底に降りていきますが二階滝ほどの急斜面ではありません。
上段が4m、下段が3mほどの段瀑です。 -
☆晩秋の戸草川渓谷 魚止め滝上段
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☆晩秋の戸草川渓谷 魚止め滝上段
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☆晩秋の戸草川渓谷 魚止め滝上段
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☆晩秋の戸草川渓谷 魚止め滝上段
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☆晩秋の戸草川渓谷 魚止め滝下段
下段の滝から見上げた構図です。
戸草川渓谷には上記以外にも小滝があくさんあるのですが
谷が深く谷底に降りる道もないので紹介した滝以外を見るのは
かなり困難です。
以前は渓流釣りの人が多かったそうですが
私が訪れた中では工事関係者以外は誰にもあったことがありません。
そりゃ通行止めなんだから当然ちゃ、当然ですね(^_^;)。
旅行記として紹介しておきながらなんなんですが
戸草川渓谷はあくまでも通行止め『禁断の渓谷』なので
すべて自己責任が伴うことをご承知ください。 -
☆いわき龍神峡の紅葉 (撮影は2014/11/18)
今回は行きませんでしたが、渓流&渓谷の紅葉として
福島県で一番最後の紅葉は“いわき龍神峡”です。
上記で紹介した戸草川が流れ込む鮫川本流にある渓谷で
海からはわずか15kmしかありませんが
深山幽谷の趣きがあります。
紅葉の見頃は戸草川渓谷より1週間ほど遅く
今年は12月上旬、まさに今が見頃、
東北最後の紅葉です。
これで10月頭の那須岳の紅葉から始った紅葉狩りシリーズもついに完結です。
紅葉を追っかけていたのか、紅葉に追っかけられていたのか
忙しない2ヶ月間でしたが誰に頼まれたわけでもないミッションを成し遂げた思いです(^^ゞ。
途中、カメラをお陀仏にしてしまったり、
見頃を見誤ってしまったり、感動したり
悲喜こもごもでした何より健康で元気に楽しめたのが一番でした(^^♪。
近場の紅葉ばかりでマンネリ化してはいますが
来年こそ今年以上の写真が撮れるよう励みたいと思います。
いつも最後までご覧くださり、投票もありがとうございます。 -
☆いわき市周辺&戸草川渓谷へのルートMap①
Google Mapに加筆
※https://www.google.com/maps/@37.0080035,140.6467125,8799m/data=!3m1!1e3
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