さてシドニー空港で乗り換え。<br />海外の空港での乗り換え経験のある人はたくさんいると思いますが私は初めてで少し不安。<br /><br />シドニー空港に着陸して通路を進み、ここでは国際線から国際線に乗り換えです。INTERNATIONAL TRANSSITという案内にしたがって歩いてゆくと、国際線乗継専用の保安検査。<br /><br />やや混んでいましたが問題なく通過して、すぐそばのカンタス航空の乗り換えカウンターに行って、eチケットを見せて、セントレアでは発行できなかったシドニー→クライストチャーチのボーディングバスを発行してもらいます。すぐにもらえるのかと思いきやさにあらず。カウンターの女性が「エミレーツ。ゲートフィフティー。アップステアーズ。」というようなことを言っている。<br /><br />なるほど、チケットはカンタスだけど運行がエミレーツ航空なのでボーディングパスはエミレーツ航空のカウンターで発行してもらえとのことのようだ。そしてエミレーツの乗継カウンターは上の階の出発ゲート50番の近くらしい。まあ、なんと簡単な英語で理解できちゃうことかと関心しながら歩くが、これが遠い。10分以上歩いて50番ゲート付近に来たがエミレーツのカウンターらしきものは見当たらない。少しうろうろして探すけど分かりません。<br /><br />仕方ないのでその辺の人に聞いてみようと思うけど、シドニー空港の国際線出発ゲートあたりはほとんど欧米人ばっかりでなかなか話しかけにくくい。そんな時、例のエミレーツ航空のCAのコスチュームの一団が歩いてくるではないですか。<br /><br />その中の一人、東洋人と思しきCAさんに「エミレーツ、トランスファーカウンター?」とカタカナ英語で聞いてみると、そのおねーさん、一瞬怪訝そうな表情をした後「日本の方ですか」と、なんと日本語。<br />「なんだ、日本人のCAさんでしたか」とお互い笑顔。「では、ご案内します」と言われてついてゆくと50番ではなく57番ゲートの隣にありました。エミレーツのカウンター。<br />CAのおねーさん、そこでも親切にカウンターのスタッフに説明してくれて、無事ボーディングパスの発行となりました。<br /><br />搭乗時間になって欧米人の皆さんゲートに列を作っているので私も並びますが、いつになっても搭乗が始まらない。スタッフのおじさんが早口の英語で何か説明しているが聞き取れるはずもなし。<br />30分ほど遅れて搭乗が始まりました。<br />さて、機内に乗り込んだはいいけど今度は離陸の順番待ちらしく、飛行機がじりじりと移動はするけれどなかなか離陸しない。30分も待ってやっと離陸しました。結局トータル１時間遅れ。<br /><br />ところで、シドニー空港の乗継時間は1.5時間とってあって、時間があれば空港内のシャワーでもと思っていたけれど、降機、保安検査、徒歩でカウンターへという中でずいぶんと時間がかかってしまってシャワーを使う時間が足りませんでした。シャワーは出発ゲートが並ぶ通路のトイレ近くにあったりしたのだけれど、残念でした。<br />シドニーで乗り継ぐ方は、乗継時間をたっぷりとってシャワーを使ってみてください。場所は、シャワーの絵サインが出ているのですぐ分かります。<br /><br />さて、エミレーツの機内。3列シートに私一人というラッキー。悠々としてたら、さっきの日本人のCAさんがやってきてくれました。<br />一緒に写真を撮ろうということになって、他のCAさんに私のカメラを渡して2ショット写真を撮ってもらいました。<br />ついでに、機内に備えてあるポラロイドカメラでも2ショットを取ってもらって、その写真を簡単に表装してあとで届けてくれました。<br />何かとお世話になりました。日本人のCAさん。ありがとう。<br /><br />そんなこんなで、3時間のフライトも楽しく過ごさせてもらって、いよいよ最終目的地のクライストチャーチに着陸です。<br />件のCAさんが「降りるときにファーストクラスを見に来てください」と言ってくれたので、一番前のファーストクラスに行って、写真を撮ってもらったりしてきました。<br /><br />そんなことをしていて降機は最後になってしまいました。急いで追いつこうとして通路を歩いてゆくと、いきなりみやげ物店の中に入ってしまいました。先を方を見ると皆さん並んでいる。<br />つまり、お土産屋さんのカウンターをすり抜けて行くとその先が入国検査というシチュエーション。まあびっくり。<br /><br />欧米人がたくさん並んでいる列に私も並びましたが、あたりをよく見てみると、この列は機械による電子チェックの列。どうも私のパスポートはそうでも無いように思って不安に思っていたが、電子チェックで通過できない人用のチェックカウンターがすぐ隣にあって、何人かがそこへ移動している。<br />私もその列に移動してなんとか入国検査が済んで入国できました。<br /><br />今度はチェックインバゲージの受け取り。<br />レーンがいくつかあるように見えるけど、実はすべて1本のレーンでつながっていて、すべてのフライトの荷物が1本のラインで流れる方式。<br />初めて見ました。最初分からなくて、空港スタッフと思しきお兄さんに聞いてみると「オールワンライン」というような説明をしてくれて理解できました。初めての空港では戸惑うこともあります。<br /><br />程なく自分の荷物が回ってきて受け取り、そのまま外のタクシー乗り場へ。<br />先客がタクシーに荷物を積んだりしているので後ろについて待っていると、なんと私の後から来た人がその後ろのタクシーに乗り込もうとしている。<br />日本だと、乗り場は一箇所で順番にタクシーが移動してきて乗るシステムですが。<br /><br />とまどっているとスタッフと思しきおじさんが次のタクシーを指さして指図するので、それにしたがって次のタクシーの場所へ移動して乗り込みました。日本と違って、次の車へ、次の車へと客が勝手に流れてゆく方式のようです。<br />ここでも日本とやり方が違っていました。<br /><br />そしてタクシーで待ち合わせ場所へ。<br />「セントラルバスステーション」が正式名称のようですが、「バスエクスチェンジ」が通称だと聞いていたので運転手さんに英語で伝えると、聞き返されて2度目で通じました。<br />ところでこの運転手さん、かなりカタコトの日本語で話しかけてきてくれて、だいぶ前に大阪に住んでいた韓国人だそうな。カタコトの日本語とカタコトの英語で少し会話して時間がつぶせました。<br />20分ほどでバス・エクスチェンジに到着して54ニュージーランドドル。<br />日本より少し高いか。<br />知人と無事合流して、その後少し観光、夕食後ホテルへ。<br />長い移動の2日間が終わりました。<br />日本の自宅を出てクライストチャーチまで、フライト・待ち時間合わせて25時間でした。でも、成田－シドニー間が快適ビジネスシートだったので、全体としてかなり快適な旅になりました。疲れもまったくなし。<br /><br />第3篇　クライストチャーチ～マウントクック　へ続く<br />

ニュージーランド旅行記　②　シドニー～クライストチャーチ

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2016/11/05 - 2016/11/05

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#その他

芝猫さん

さてシドニー空港で乗り換え。
海外の空港での乗り換え経験のある人はたくさんいると思いますが私は初めてで少し不安。

シドニー空港に着陸して通路を進み、ここでは国際線から国際線に乗り換えです。INTERNATIONAL TRANSSITという案内にしたがって歩いてゆくと、国際線乗継専用の保安検査。

やや混んでいましたが問題なく通過して、すぐそばのカンタス航空の乗り換えカウンターに行って、eチケットを見せて、セントレアでは発行できなかったシドニー→クライストチャーチのボーディングバスを発行してもらいます。すぐにもらえるのかと思いきやさにあらず。カウンターの女性が「エミレーツ。ゲートフィフティー。アップステアーズ。」というようなことを言っている。

なるほど、チケットはカンタスだけど運行がエミレーツ航空なのでボーディングパスはエミレーツ航空のカウンターで発行してもらえとのことのようだ。そしてエミレーツの乗継カウンターは上の階の出発ゲート50番の近くらしい。まあ、なんと簡単な英語で理解できちゃうことかと関心しながら歩くが、これが遠い。10分以上歩いて50番ゲート付近に来たがエミレーツのカウンターらしきものは見当たらない。少しうろうろして探すけど分かりません。

仕方ないのでその辺の人に聞いてみようと思うけど、シドニー空港の国際線出発ゲートあたりはほとんど欧米人ばっかりでなかなか話しかけにくくい。そんな時、例のエミレーツ航空のCAのコスチュームの一団が歩いてくるではないですか。

その中の一人、東洋人と思しきCAさんに「エミレーツ、トランスファーカウンター?」とカタカナ英語で聞いてみると、そのおねーさん、一瞬怪訝そうな表情をした後「日本の方ですか」と、なんと日本語。
「なんだ、日本人のCAさんでしたか」とお互い笑顔。「では、ご案内します」と言われてついてゆくと50番ではなく57番ゲートの隣にありました。エミレーツのカウンター。
CAのおねーさん、そこでも親切にカウンターのスタッフに説明してくれて、無事ボーディングパスの発行となりました。

搭乗時間になって欧米人の皆さんゲートに列を作っているので私も並びますが、いつになっても搭乗が始まらない。スタッフのおじさんが早口の英語で何か説明しているが聞き取れるはずもなし。
30分ほど遅れて搭乗が始まりました。
さて、機内に乗り込んだはいいけど今度は離陸の順番待ちらしく、飛行機がじりじりと移動はするけれどなかなか離陸しない。30分も待ってやっと離陸しました。結局トータル１時間遅れ。

ところで、シドニー空港の乗継時間は1.5時間とってあって、時間があれば空港内のシャワーでもと思っていたけれど、降機、保安検査、徒歩でカウンターへという中でずいぶんと時間がかかってしまってシャワーを使う時間が足りませんでした。シャワーは出発ゲートが並ぶ通路のトイレ近くにあったりしたのだけれど、残念でした。
シドニーで乗り継ぐ方は、乗継時間をたっぷりとってシャワーを使ってみてください。場所は、シャワーの絵サインが出ているのですぐ分かります。

さて、エミレーツの機内。3列シートに私一人というラッキー。悠々としてたら、さっきの日本人のCAさんがやってきてくれました。
一緒に写真を撮ろうということになって、他のCAさんに私のカメラを渡して2ショット写真を撮ってもらいました。
ついでに、機内に備えてあるポラロイドカメラでも2ショットを取ってもらって、その写真を簡単に表装してあとで届けてくれました。
何かとお世話になりました。日本人のCAさん。ありがとう。

そんなこんなで、3時間のフライトも楽しく過ごさせてもらって、いよいよ最終目的地のクライストチャーチに着陸です。
件のCAさんが「降りるときにファーストクラスを見に来てください」と言ってくれたので、一番前のファーストクラスに行って、写真を撮ってもらったりしてきました。

そんなことをしていて降機は最後になってしまいました。急いで追いつこうとして通路を歩いてゆくと、いきなりみやげ物店の中に入ってしまいました。先を方を見ると皆さん並んでいる。
つまり、お土産屋さんのカウンターをすり抜けて行くとその先が入国検査というシチュエーション。まあびっくり。

欧米人がたくさん並んでいる列に私も並びましたが、あたりをよく見てみると、この列は機械による電子チェックの列。どうも私のパスポートはそうでも無いように思って不安に思っていたが、電子チェックで通過できない人用のチェックカウンターがすぐ隣にあって、何人かがそこへ移動している。
私もその列に移動してなんとか入国検査が済んで入国できました。

今度はチェックインバゲージの受け取り。
レーンがいくつかあるように見えるけど、実はすべて1本のレーンでつながっていて、すべてのフライトの荷物が1本のラインで流れる方式。
初めて見ました。最初分からなくて、空港スタッフと思しきお兄さんに聞いてみると「オールワンライン」というような説明をしてくれて理解できました。初めての空港では戸惑うこともあります。

程なく自分の荷物が回ってきて受け取り、そのまま外のタクシー乗り場へ。
先客がタクシーに荷物を積んだりしているので後ろについて待っていると、なんと私の後から来た人がその後ろのタクシーに乗り込もうとしている。
日本だと、乗り場は一箇所で順番にタクシーが移動してきて乗るシステムですが。

とまどっているとスタッフと思しきおじさんが次のタクシーを指さして指図するので、それにしたがって次のタクシーの場所へ移動して乗り込みました。日本と違って、次の車へ、次の車へと客が勝手に流れてゆく方式のようです。
ここでも日本とやり方が違っていました。

そしてタクシーで待ち合わせ場所へ。
「セントラルバスステーション」が正式名称のようですが、「バスエクスチェンジ」が通称だと聞いていたので運転手さんに英語で伝えると、聞き返されて2度目で通じました。
ところでこの運転手さん、かなりカタコトの日本語で話しかけてきてくれて、だいぶ前に大阪に住んでいた韓国人だそうな。カタコトの日本語とカタコトの英語で少し会話して時間がつぶせました。
20分ほどでバス・エクスチェンジに到着して54ニュージーランドドル。
日本より少し高いか。
知人と無事合流して、その後少し観光、夕食後ホテルへ。
長い移動の2日間が終わりました。
日本の自宅を出てクライストチャーチまで、フライト・待ち時間合わせて25時間でした。でも、成田－シドニー間が快適ビジネスシートだったので、全体としてかなり快適な旅になりました。疲れもまったくなし。

第3篇　クライストチャーチ～マウントクック　へ続く