【世界一周】14-1.魅力的なチェコ ①美しい広場を持つテルチ

2015/04/11 - 2015/04/12

スロバキアからチェコへ移ります。最初の訪問地はテルチ。

小さな町の中心にある広場の美しいことと言ったら。モラビアの真珠と言われる所以がわかる気がします。

チェコも10年以上ぶりですが、今回は9泊10日でいろんな街を訪れることができ大満足。チェコの美しい街と歴史や文化にすっかり虜になりました。

4/11:テルチへ移動、観光
12,13:チェスケー・ブジェヨヴィツェへ移動、観光
14:チェスキー・クルムロフへ移動、観光
15:ピルゼンへ移動、観光
16-19:プラハへ移動、観光
20:ポーランドへ移動

エリア テルチ(チェコ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブラチスラバを列車で出発して3時間ほど。130kmほど離れたチェコ南東部の都市 ブルノに到着しました。

黄緑色の路面電車が走るブルノの街。

鉄道駅からすこし歩いたところにバスターミナルがあります。
ここからテルチまではバス移動です。所要２時間の予定。

ネット予約していたスチューデントバスに乗車。満席でした。

wifi付きのバスだったので、友人とLINEを楽しんでいたところ、なんだかバスから変な音がしてきました。そのうち匂いも、、、。

途中のこんなところで全員が降ろされました。

運転手が工具を持って慌てています。
添乗員さんは、会社に電話してて、どうやら替えのバスの要請のようです。
言葉がわからず不安に思っていると、そんなことを通訳してくれる英語ができる人が乗っててよかった。

なのですが、30分ほどしたところでみんな乗ってって。。。大丈夫？めちゃ心配です。
とはいえ、こんなところに置いてきぼりになることもできず。
バスは超低速で発車。ヒヤヒヤしながら残りの１時間ほどを過ごしました。

本当に何もない広々とした丘陵地をバスが騒音を立てながら走ります。途中小さな村をいくつか超えました。

よかった！なんとか無事にバスが到着しました。
着いたところは、なーんにもないこんな場所がバス停で、隣に鉄道駅があります。

テルチ駅 駅

坂道をガラガラとコロを引き、出てきたのがこんな素敵なザハリアーシュ広場。
色とりどりの建物が広場を囲みます。16世紀に大火事にあった際、当時の領主が高さを揃えルネサンスか初期バロック様式で建造するよう命じてこのような素晴らしい景色が出来上がったそうです。

悔やまれるのが、荷物をホテルに置いたら写真を撮りなおそうと思ったまま見とれ、きちんと撮るのを忘れていたこと。この何十倍も素晴らしいのです。アーー、本当に残念。

ザハリアーシュ広場 広場・公園

建物に使われる鋳物のデザインも素敵で。

イエズス教会 寺院・教会

ウリツキー池から手前のお城と教会を眺めます。
公園を挟んで町には2つの池があります。

ウリツキー池 滝・河川・湖

ウリツキー池 滝・河川・湖

すこし街を外れてみます。こんな景色がずっと続いています。

向こうは遊歩道です。

公園になっていて、先の写真の向こうの方には、森があり野生の動物もいるようです。

夕方になっていたので、ポールを持った人やマウンテンバイクに乗った地元の人たちが、ちょうど戻ってきていました。いいなー。

広場の北側にあるシュチェプニツキー池にも行ってみます。
こちらの方が静かな池で、背後が住宅街だったので、夕方の散歩に出ている人をたくさん見かけました。

シュチェプニツキー池 滝・河川・湖

ほとんど護岸工事もしていない池。のーんびりぼーっとしてしまいます。

お腹も空いてきたので戻りますか。広場につながる石橋を渡りホテルへ。

広場を抜け、建物をくりぬいたトンネルをくぐり、

ホルニー門 建造物

今日の夕食もビアホールへ。

酢漬けの魚とビールを。

まだすこし陽がありました。

今日のホテルは広場の一角、突き当たりの左奥<Hotel Celerin>。
立地良く、奥さんは親切。部屋も清潔で朝食には温めたパンを出してくれます。ホテルに併設された小さなカフェには地元のお客さんもケーキを買いにきていました。

ライトアップされた広場も素敵でした。

広場沿いに酒屋さんがあり、ワインを１杯頂きました。
チェコの田舎では、お客さんがペットボトルを持って行って樽から入れてもらうスタイルをたくさんみかけました。

ザハリアーシュ広場 広場・公園

翌朝。部屋の窓からの朝焼け。

雲が多くて、広場のマリア像がうまく撮れませんでした。
本当に素敵な広場だったなー。

聖母マリアの柱像 建造物

池を１周しながら駅に向かいます。
テルチは広場を中心に、自然溢れるこじんまりした素敵な街でした。

こちらは鉄道駅。

テルチ駅 駅

可愛らしい列車が入ってきました。昨日のブルノの街といい、こちらの公共交通機関の機体はカラフルです。

私は、１時間40分ほどかけて100kmほど離れたチェスケー・ブジェヨヴィツェへまたまたスチューデント・バスで移動します。

バス乗り場で香港人の旅行者としばらくおしゃべり。下を噛みそうなこの町の名前に似たチェスケー・クルムロフという街もあるので、彼はCB,CKとそれぞれ略してて笑いました。でも、その後は私もそうやって街の名前を区別したのでした。