熟女の世界一周航空券の旅　秋の部 (17)　ミラノ2

2016/11/14 - 2016/11/14

ミラノに戻りました。
やはり、青空が出ると、写真がシャキッとします。今回のイタリアは、11月という時期はイマイチで、やはり、北のヨーロッパは、5月から10月までだな、と思いました。なにせ、寒いのが大の苦手なんで。

それでも今回、無理をしてでも、秋にもイタリアに行きたかったのは、去年からのプチイタリア語留学の延長だったのですが、イタリア語については、今年も春と秋に少しでも滞在することで、だいぶ定着が進みました。
この先は残念ながら、しばらくイタリアに行く予定がないので、はてさて、イタリア語をいかに継続するかが、テーマになります。
秋の二週間だけのイタリア、イタリア語学習にとっては、意義もあり、成果もあったと感じています。

ミラノの行動メモ
ブレラ絵画館
スフォルツァ城　入場はせず
GAM近代美術館
Chiesa di San Maurizio al Mnastero Maggiore
サンタンブロージュ聖堂　(宝物館)
Eataly Milano Smeraldo　ショッピングモール

エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0

青空をバックにすると、大聖堂もがらりと雰囲気が変わります。

この日のランチは、フードコートになってしまい、ちょっとイマイチでした。

カテドラルに入りました。
私個人は、あまりのセキュリティの厳しさ、ばかばかしさに、頭にきてました。
長々と、入り口の前の日陰のところに行列を組まされて、風邪ひきそうになり、空港のセキュリティより厳しいチエックでした。
全員、機械で身体をなでられて、すべてのバッグを開けさせられて、しかも入場制限するので、たった20人の行列に、半時間ほど待たされました。
で、入ってみると、ほとんど人がいない。こんなに人のいない首都の聖堂は珍しく、そこまで乳汁制限することに、何の意味があるのか、と腹立たしかったです。

だいたい、去年からの旅行で、行列になっている大聖堂は、ほとんどパスしました。まあ、ツアコンのバイトで、過去に入っているからで、大聖堂のでかい内部には、あまり感動しなくなっているので、混雑に腹立つだけなので、入らないことにしています。
今回は、初めての友人と一緒だったので入りましたが、入場の行列で風邪ひきそうになってしまいました。
中は、たしかに規模が大きく、荘厳さはありますが、風邪ひきそうになってまで、入る価値はない、と思っています。

屋根の上にも登りました。エレベーターの入り口でも、チェックがありましたが、待ち人が少なかったので、スムーズに入れました。
けど、上はまた寒かったです。

私にとっては、ミラノ滞在のメインである、ブレラ絵画館は、文句なしによかったです。
有名な絵以外でも、素晴らしい絵が連なっていて、ワクワクしました。

マンテーニャのキリストの絵。
前々から、あこがれてました。
ちょっとかすんだ色合いしか見えないのですが、構図のインパクトはさすがです。

カラバッジョの前には、とあるグループが長々と独占してました。
しかたなく、他をまわってから戻ってきて、じっくり見れました。
ヨーロッパのツアーは、ほんとに長々と説明します。やはり、鑑賞のしかたも、違うのでしょうか。
他のお客に邪魔になるかも、という発想はなさそうです（笑）。

Francesco Hayez
フランチェスコ・アイエツの「キス」
クリムトの「接吻」も大好きですが、これもいいですよね。
Hayezという画家の名前は、今回やっと覚えました。スペルから、発音が浮かびませんよね。
今回訪れた美術館には、彼の作品が多数ありました。なかなか気に入りました。

この絵の中には、アイエツの「キス」が飾られているそうです。
当時から、人気の絵だったとか。

上の絵のアップです。

この絵が、ものすごく気に入りました。

美術館の近くの公園を散策して、秋の風情を楽しみます

さて、菜食主義のテイスティングメニュー
なんと、シェフはインド人でした。

菜っ葉を、キャラメライズしたものを、フォークで崩して、パリパリ感のある食材として、お料理と一緒に食べる、という趣向です。
サンセバスチャンに、緑色の風船のようなものを使う店がありましたが、発想は似ています。

どの料理も、見た目の美しさは素晴らしかったです。
今回も、すべては載せてませんので、これよりもっとたくさんの量がありました。
それに、アーモンドオイルやスパイスを多用していて、ちょっと胸がもたれました。

こちらは、別の店で、アラカルトで、野菜スープと、パスタとメインの三つを注文して、分け分けしました。
ここも、最初にシェアしたい、というと、きちんと半分ずつで、盛り付けてくれました。小さいパスタを使っての、スープパスタ

これは絶品でしたが、イカのグリルで、イカスミをコーティングしてグリルされていて、このてかてか感の面白さ、食べた時の食感のユニークさ・・・

スフォルツァ城です。
博物館は、考古学系だったのでパス。

GAM近代美術館
現代ではなく、近代で、気に入りました。

近代美術館で、シニアボランティアをしていた人から、ツーリング・アソシエーションの存在を知り、そこのパンフレットの寺院の中のおすすめを教えてもらい、出かけました。サンマウリッツィオ教会です。彼が、「ミラノのシステーナ礼拝堂」と言ったので、ほんまかいな、と出かけました。
システーナ礼拝堂は、ちょっとオーバーですが、中のフレスコ画は素晴らしかったです。
このシニアのボランティア、英語のできるシニアの方々で構成されているようで、親切に説明してくださいます。そして、彼らが、入場者の管理をすることで、人員の経費をなくして、入場を無料にしているところもあるようで、ここも、こんなに素敵なのに、入場無料で、公開されてました。
いいボランティア活動だな、と感心しました。
英語のできるシニアと、外国人観光客を結ぶやり方が、素敵です。

サンタンブロージュ聖堂も、なかなかよかったです。

モザイクの天井画が印象的でした

ちょっと町はずれにあるレストランですが、創作系のいいメニューでした。
一部のみ、掲載します。

パスタも複数出てきましたけど、そうとうにアレンジされていて、面白かったです。
さすが、ミラノには、斬新系の店がたくさんあるのね、と感心しましたが、ただ、お値段はけっこう高い目なので、量的にはやはり、伝統系の店が多いな、との印象です。