日本料理が好きだと言う甥っ子を連れて遅めのジャンター

2016/11/26 - 2016/11/26

ジャンターというのはディナーのこと

日本語でもない、ポルトガル語でもない、コロニア語で書くのはご了承願います

ピラシカーバに日本料理店が在ると聞いてたけど、どんなのか不明だった

義弟の姪っ子の家に立ち寄って、大学教授の家族に聞いても分からない、と

空きっ腹に目が回る甥っ子にインダイアトゥーバまで我慢しろ！、と言って

真っ直ぐ帰ることにした

エリア その他の都市(ブラジル)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 5.0

９時過ぎに「上ノ原」に到着したが
　社畜どもの退散が早かったのか、既に閉店していた

仕方なく寿司バー「開始」に来たけど
　なんじゃこれー？、というぐらい、ごった返している
　　店内満席と言っても見ている限り、料理の出るのが遅いだけ

かなり待たされて、あとから来たヤツを先に店内に入れたりして
　抗議したら、子供連れは最優先とぬかす
　　夜の１１時に子供連れで来るのが昨今のブラジル人金持ち

１１時に４人テーブルに５人で着席して、食べ放題コースにしたが
　最初の料理は早く出るけど、２回目は物凄く遅い
　　遅い間にドリンクを売りまくろうとする

他のテーブルではドレスを着て来ている人も多くて
　回転寿司に毛が生えた程度の店で、何やってんの？、という感じ
　　親日家アピールのブラジル人たちだが
　　　本当に日本を理解している人は皆無な印象だった

これで４人前、サーモンばっかりで辟易する
　チリのサーモンがどれだけ素晴らしいかを力説するも
　　チリの生産者たちが絶対に口にしないもの
　　　店舗側の人間が何も勉強していないことに驚いた

にぎり寿司も、おにぎりにサーモンを乗せただけ
　有り得ない食材で巻き寿司、寿司の天ぷら
　　マグロの刺身だけが唯一の救いか・・・

店員は全員、神風スタイルの鉢巻きをして、ヤル気ムンムンモード
　でも、そのスタイルこそが有り得ないもので
　　本当の職人なら絶対にしないスタイルで、偽物が良くヤルと言ったら
　　　他の客の前で恥を掻かされたと逆ギレ

船盛りには必ず木製の旗が掲げられ
　それは日本の船ではなく、北朝鮮の脱北船だと指摘したら
　　周りの客には大受けだったけど、店員はまたも逆ギレ

本当に日本を徹底的に貶している様な寿司バーだった
　店員の教育が為ってないし、これで日本を理解など出来る訳もなく
　　どんどん間違った日本のイメージが進んで行くブラジルな気がする

日系人がどんなに多くとも、飲食をヤルのは韓国・中国人の方が多い
　イミテーションの日本のイメージを広げたくて仕方ないみたいに思えた

甥っ子は１７歳の日系三世であるがブラジル人
　ところどころ重要な部分に日本の血を感じる
　　礼儀正しさこそ日本をダイレクトに引き継いでいると思う

結局、５人で３２３ヘアイス＝約９７００円
　日本の回転寿司より安上がりと思う
　　銀座久兵衛だったらブラジル人たちはひっくり返るかも？

でも、嫁さんが寿司を食べられる様になったのは銀座久兵衛のおかげ
　大阪の帝国ホテルにて、アミーゴの紹介で行った時に
　　生魚を食べたことが無いという難問に挑戦してくれて
　　　１貫ずつ１０貫を見事に完食！、その時の職人の会話も素敵だった