HK express☆深セン周遊週末旅(3)二～三日目 戻ってきた香港!粤劇鑑賞と九龍寨城公園編

2015/12/04 - 2015/12/06

二日間の深セン観光を終え、香港に戻って来ました。
想像していたより治安の良かった深センですが、やはり香港に戻ってくると安心感が半端ない。
街もコンパクトで、オクトバスカードも使えて万事スイスイ!
香港の良さを改めて実感。

深センから戻った後は、土瓜湾に滞在。
前回の香港旅行で興味を持った粤劇を、高山劇場で初鑑賞。
長ーい粤劇を見て、今朝深センにいたとは思えない長い一日が終了。
最終日三日目は九龍寨城公園を散歩、かつて魔窟と呼ばれた形跡など微塵も感じさせない美しい公園でのんびり。

香港には少し慣れてきましたが、香港への興味は増すばかり。
香港地図も手に入れ、今後の香港バス対策もばっちり。
パスポートが切れるまでの間に、再度の訪問を誓い、日本に戻ったのでした。

（旅程）
□(一日目） 6:35 関空発（UO875)→ 9:55 香港着
　 深セン羅湖へ移動
　 バスで大鵬所城へ移動、観光
　 東門地区散策
　 (深セン colour泊）

□(二日目）
　(午前)龍崗客家民族博物館
　　　　大芬油画村
　 (午後)深セン博物館
　　　　香港へ移動
■　　 高山劇場で粤劇鑑賞
　(The mahjong泊）

■(三日目)九龍寨城公園散策
　17:00 香港発(UO1862)→21:20 関空着

これは(3)二～三日目 粤劇鑑賞と九龍寨城公園の記録。
(1)一日目大鵬所城編は
http://4travel.jp/travelogue/11190195
(2)二日目龍崗客家民族博物館・油画村・深セン博物館編は
http://4travel.jp/travelogue/11190200
をご覧下さい。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 香港エクスプレス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

MTR東鉄線旺角駅着。

本日の宿THE MAHJONG（THE 麻雀）は、この駅の東方2kmの土瓜湾にあり、付近に地下鉄は通っていません。
バスはあるのですが、散歩がてら歩いて行くことにしました。

旺角東駅 駅

高層マンションや、学校が立ち並んでいます。
少し高級な住宅街のように見えます。

坂が多く、一山越える感じです。

坂を下って、馬頭圍道に出ました。
こちらのビルに本日の宿があります。
地下鉄は遠いですが、バス停はすぐで、バスでのアクセスは良好です。

本日宿泊のゲストハウス、THE MAHJONG（THE 麻雀）。
雑居ビルの上の階にあるので入口がわかりにくいですが、
階段に宿の看板が出ているのが目印。

ザ マージャン ブティック ホステル ホテル

古いビルですが、中は綺麗に改装されています。

英語を話せる若い香港人スタッフが応対してくれチェックイン。
女性用ドミトリーに宿泊（270HKドル）
保証金要（100HKドル）。
チェックアウト時に返してくれます。

所々に麻雀のモチーフがあり、おしゃれな内装。

ベッドスペースはスクリーンカーテンでしきられ、プライベート空間は保たれています。
ベッドもまあまあの大きさ。
ベッドスペースの中にロッカーがあるので安心。
開ける時にすごい大きな電子音がなるので少し気を使います。

今回九龍中心部から少し離れたこの宿にしたのは、口コミがよかったのと、高山劇場という、粤劇を見れる劇場が近くにあることが分かったからです。
前回の香港旅行で訪れた博物館で粤劇の展示を見て、ぜひ見てみたいと興味をもったのです。

（前回の記録）
沙田　黄金仏像と香港文化博物館
http://4travel.jp/travelogue/11168052
尖沙咀散歩 看板猫と香港歴史博物館
http://4travel.jp/travelogue/11168784

今回念願を叶えるべく、予定に組み込みました。

早速高山劇場へ向かいます。
高山劇場へは宿から南に1km弱ほど。

道路はあちこちで工事中。
地下鉄が通るらしいです。
なんと沙田方面からこちらを通り、香港島まで結ぶ予定とのこと。
すごく便利になるだろうなぁ。

粤劇の前に、通りがかりの店「上海美食之家」で夕食にします。

雲呑麺(28HKドル）
一人では食べられる量が少ないのと、読めるメニューが限られるのとで、食事が偏ります。

高山劇場に到着。
丘の上にあり、クリスマスが近いこともあり、ライトアップされていました。

高山劇場 劇場・ホール・ショー

劇場入口。

予約していなかったので、席があるか心配だったのですが、当日券を買えました。
本日鑑賞の演目「帝女花」。
80香港ドルの席を購入。

19:30開演。
台詞は広東語でまったくわらかないのですが、華やかな衣装、鳴り響く楽器の音に引き込まれました。
途中でセット替えのため、幕が下り、休憩があります。
それが何回も続き、もうそろそろ終演かなと思っても再び始まります。
三時間が過ぎました。
これ何時まで続くの～

23時。やっと終わりました。
終演後、観客がダダっと前方に走るので何かと思うと、キャスト勢ぞろい。
この時は写真をとってもよいらしく、みんな舞台に近づいて撮影していました。

それにしてもここまで粤劇が長いと思っていなかったのでびっくりしました。
役者も客も体力勝負だな…
でもぜひまた見たいです。

夜を粤劇で締め、有意義な一日を満悦。
深センでの疲れを取るべく、宿でゆっくり休みます。

最終日、三日目の朝になりました。
宿の下の階にある味皇で朝食。
モーニングセットが選べます。

フレンチトーストと香港式ミルクティーのセットを注文（22HKドル）
深センでは10元台のものしか食べていないので、これすら高く感じてしまいます。

フレンチトーストは日本のものに比べ、揚げた感じが強いです。
香港式ミルクティーは苦ーい！！
好き嫌いはないのですが、この紅茶はちょっと苦手かも…

今日はかつて魔窟と呼ばれた九龍城寨の跡地にできた公園、九龍寨城公園に行く予定です。

馬頭涌道をトコトコ北上。
途中、宋王臺公園を通りかかりました。
宋の幼い皇帝が元の軍隊に終われてたどり着いた場所とのこと。

宋王臺公園 広場・公園

30分ほどで九龍城地区に到着。
香港の他の地区に比べると高さがなく、古いビル群が立ち並んでいます。
タイ料理屋が多く、あたりからスパイスの香りが漂っていました。

エッグタルトが有名な店、豪華餅店。
何人か並んでいました。

豪華餅店 パン屋

折角なので1個購入（7HKドル）
このエッグタルトおいしい!
タルト皮に臭みがなく、サクサク。
これまで食べたエッグタルトの中で暫定一位。

イオン九龍城店。
日本と同じく、食料品から、服飾等、何でもそろう総合スーパー。
出前一丁がたくさん売られていました。

イオン (九龍城店) スーパー・コンビニ

イオンの裏口を抜けると、すぐ公園です。
ここは家に帰ってから調べると、九龍寨城公園でなく、賈炳達道公園（Carpenter Road Park）というそうです。
クリスマスモニュメントがお出迎え。
九龍寨城公園と隣接しています。

ジョギングしている人がいたり、家族連れがお弁当を食べていたり、香港市民の憩いの場所のようでした。

続いて九龍寨城公園。
池があったり…

九龍寨城公園 広場・公園

滝もあり…

建物もあり。
中華風の趣きのある公園です。

こんな門をくぐり抜けたり、公園内は道がたくさんあって、どこにいるかわらかなくなります。

九龍城寨ありし日の姿の模型もあります。

九龍城寨の遺構も一部残されています。

遠くには香港らしく、高層ビルが立ち並んでいるのが見えます。
かつて魔窟と呼ばれた形跡など微塵も感じさせない、美しい公園でした。

続いて海港城に行きたいので、尖沙咀へ移動。
公園からは、歩いて最寄りのMTR楽富駅まで行く予定でしたが、
公園乾門の近くにバス停があったので、そこからバスで向かうことにしました。
30分ほどで尖沙咀に到着（5.8HKドル）

尖沙咀駅 駅

海港城へ。
ここのPAGE ONEに行ってみたかったのです。

クリスマスの飾り付けがされていました。

ハーバーシティ (海港城) ショッピングセンター

PAGE ONE
おしゃれな本と雑貨の店。
地図とか一般の本がほしかったのですがありませんでした。
雑貨はかわいいのですが、 高いので早々と退散。

ページ ワン (ハーバーシティ店) 専門店

続いて再び歩き、佐敦方面へ。
刺繍スリッパの店、先達商店に行きます。
駅近くの道にはたくさんの露天が出ていました。
子供服が多い印象。

寶靈街 (ボーリングストリート) 散歩・街歩き

先達商店につきましたが、休みのようでした。
残念。

先達商店 (佐敦店) 専門店

再びMTRで前回と同じく東涌駅へ。
今回はアウトレットと駅をはさんで 反対側の富東商場へ。

東涌駅 駅

1階はレストラン街になっています。
八方雲集でランチ。
この裏のカウンターで先に商品を注文、支払いをして、席で待つシステム。

餃子注文。（16HKドル）
ごく普通の味。

再びS1バスで空港へ移動します。
空港の本屋で香港道路地図を手に入れました！
バス停にそこを走っているバス路線番号も記載されているので今後の香港旅行の参考にしようと思います。

17時香港発　UO1682便で帰国。
香港には少し慣れてきましたが、香港への興味は増すばかり。
今回香港から深センへの越境を体験し、香港を起点とした華南の旅もしてみたくなりました。
パスポートが切れるまでの間に、再度の訪問を誓い、日本に戻ったのでした。