2014/04/14 - 2014/04/14
50位(同エリア60件中)
pinokoさん
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2日目にはナバラ地方へ足を伸ばし、スペイン内の美しい城ランキングに必ず登場する城と、打って変わって「ここはどこ?」と思える景色が見られる自然公園を訪れました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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目指す街の少し北にあるタファージャの鉄道駅。
桜が目につき、思わず車を停め写真を撮りました。 -
午前中の見学地オリテに到着。
ここにも桜が!何日か前だったら見頃だったかな?
奥に見えるメルヘンチックな建物がオリテ城です。 -
タファジャで見た桜と同種のようですね。
この木にも葉っぱが大分出てきてしまっていますが、花はほぼ満開状態でとても綺麗でした。 -
オリテ城に隣接するサンタ・マリア・ラ・レアル教会の塔。
昨日見たスソ修道院には白い桜がしっくりきていましたが、ここの旧跡には華やかなピンクの桜がお似合い! -
ガイドツアーに参加してオリテ城の中へ。
「女王の庭」にある桜は、ほぼ葉桜状態でした。非常に残念!
この庭は空中庭園になっていて、昔はオレンジの木が植えられていたそうです。オリテ城 城・宮殿
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ゴシック様式のアーチが美しい「王の歩廊」。
オリテ城 城・宮殿
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王の歩廊前にある「桑の中庭」。文字通り、桑の木が一本植えられています。
この、推定樹齢500年、高さ9メートルにも及ぶ黒桑は、城の建設時に他の樹木と一緒にバレンシアから運ばれてきたとのこと。オリテ城 城・宮殿
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もともと防衛用にあった要塞を、14世紀末~15世紀初頭、ナバラ王「カルロス三世」が繰り返し宮殿用に増改築したのがオリテ城(オリテ王宮)です。
その大きな特徴の一つがごちゃ混ぜフォルム。が、全体的に見てそのごちゃ混ぜ感に轢き付けられるのが不思議です。オリテ城 城・宮殿
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ごちゃ混ぜ感の要因になっている様々な形の塔。
これは「クアトロ・ビエントス」と呼ばれる塔です。オリテ城 城・宮殿
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「アタラヤ」の塔。
奥には、サン・ペドロ教会が見えます。オリテ城 城・宮殿
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「トレス・コローナス」の塔。または、「オチャガビア」塔。
変わった形で遊び心が感じられるな、と思ったら、実際カルロス三世の子どもたちの遊び場用(!)に作られたとか。オリテ城 城・宮殿
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そして、この城にファンタジーな雰囲気を与えている円錐屋根の見張り塔。
その他にも、この城で一番高い(40m)「オメナヘ」の塔や、「フェネロ」の塔、「アルヒベ」の塔があり、それぞれ形が違います。オリテ城 城・宮殿
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廃墟のままになっているサン・ホルヘ礼拝堂。
奥に写っているのは、パラドールの建物の一部です。オリテ城 城・宮殿
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オリテ城に隣接するサンタ・マリア・デ・ラ・レアル教会。
1300年頃に完成したと言われるゴシック様式のファサードが印象的です。 -
中央アーチの両側、12使徒像の下の石は、八菊紋のような絵入り。
どのような意図で描かれたのか気になります。 -
オリテ庁舎。
20世紀のナバラ建築界の重鎮ビクトール・エウサの作品です。 -
ルア・マヨール。なかなか雰囲気のある町並みです。
この通りにある「ラ・ムラージャ」というレストランのカウンターでバル休憩してから南へと移動。 -
40km余り下ったアルゲダスという村の、その名も「バルデナス・レアレス」というレストランで昼食。
ごくごく小さな村のランチメニューにしては高目でしたが、観光スポット近くなので仕方ないですね。
アルゲダスから細い道路を10分ほど走り、バルデナス・レアレスに到着。
この広大な準砂漠地帯は、1999年に国の自然公園、2000年にはユネスコのエコパークに指定されました。バルデナス レアレス 砂漠・荒野
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まずは、インフォメーションセンターに一番近い展望台に上りました。
すると、アポロチョコを連想させるこの印象的な丘の全貌が眼下にドーン!
「カベソ・デ・ラス・コルティーナス」と呼ばれています。バルデナス レアレス 砂漠・荒野
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こちらは「カベソ・デ・ラス・コルティニージャス」。
この丘には上ることができますが、設置されている急な階段は所々崩れていて、「これは無理~」と断念する人たちも見かけました。
この辺りは、007シリーズの映画「ワールド・イズ・ノット・イナフ」のロケに使われたそうです。バルデナス レアレス 砂漠・荒野
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公園内に数ある不思議な地形の中でも、特に印象的なのがこの「カスティルデティエラ」。
バルデナス レアレス 砂漠・荒野
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違うアングルから見ると、尾羽を垂らした孔雀のよう。
頭に見える部分はより堅い地質なので侵食にかなり耐えられそうですが、首の下辺りはもっと早く削られて、そのうちポキっと折れてしまうかもしれませんね。バルデナス レアレス 砂漠・荒野
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地下が侵食されて空洞となっている場所もあちらこちらに。
私たちが回ったのは極一部ですが、肥沃なイメージがあるナバラ州にあるとは思えないような非現実的な光景を楽しめました。バルデナス レアレス 砂漠・荒野
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野菜や豆類の缶詰、瓶詰めで有名なロドサでバル休憩した後、「ペロン」というメーカーの工場/直売店に寄りました。
アーティチョークと「カルド」(アザミの茎)の瓶詰めなどを購入。
カルドは苦味とシャキシャキ感が癖になる食材で、時々無性に食べたくなります。
ログローニョに戻り、今夜の宿のカールトン・リオハにチェックイン。
リフォーム前の部屋だったので、昨日の綺麗なバスルームとは雲泥の差。
落胆した途端に疲れがどっと出てバル探求の意欲を失い、アンダルシア発祥のチェーン店「ボラピエ」で御馴染みの料理を幾つか頼んで夕食を済ませました。
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