2016/11/30 - 2016/11/30
457位(同エリア2462件中)
櫻さん
台南は3年ぶり。
市街地の主だったスポットは前回訪れた時に自転車を漕ぎまくって見て廻ったので、今回は郊外をメインに原付で走り回ります。
でも、台南初日はホテルの自転車を借りて安平地区へ。
リピートしてみたい場所をいくつか訪れました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 自転車 徒歩
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今回嘉義でお世話になったホテルの朝食は、ホテル入り口隣にあるこちらのお店でいただきます(開店前に撮ったのでシャッター閉まってます)。
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8時からの営業のため、
「阿里山へ向かうには時間が遅すぎる」
というクチコミ(クレーム)が多い朝食システム。
私も急ぐ旅ではなかったけれど、利用しませんでした。 -
というわけで朝食を求めながら散歩へ。
明け方まで雨が降ってたみたい。
この時間は止んでました。
ラッキー♪ -
三明治屋台を発見。
外帯します。
パンも炭で焼くと甘みが増して美味しいですね。 -
辣な鷄と加蛋の三明治。
正式名称忘れました。 -
サイドディッシュは、台湾滞在中はほぼ毎食時に必ず食べるセブンの沙拉。
そして人生初体験・モーニング芋頭。
こんな朝を毎日迎えられるなら、張り切って仕事にも行ける気がする。 -
それでは次の目的地・台南へ向かいます。
區間車に乗るので嘉義站に。台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅
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駅前広場。
二二八事件の時、ここで公開処刑が行われました。
嘉義は台湾各都市の中で最も処刑された犠牲者の数が多かったそうです。 -
電車に揺られ、1時間ほどで台南に到着。
3年ぶりー。台南駅 駅
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台南でお世話になるホテルはこちら。
『名世大飯店』。
「建物は古いけど、とにかく従業員が親切」というクチコミが多く、しかも値段も超お手頃。
1泊3000円ほど(朝食付き)。
家族経営らしく、滞在中4人のスタッフにお会いしました。
日本語はホント~に片言。
常に笑顔で「おはよ~」「おかえり~」と挨拶で迎えてくれます。
ホテルというより民宿のようなアットホームさです。Famous Hotel ホテル
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室内の様子。
なるほど、確かに昭和テイスト満載。
でも清潔感はあります。 -
部屋は8階なので見晴らしバッチリ。
ホテルのすぐ隣は『陳徳聚堂』。
鄭成功と一緒に大陸から渡ってきた陳一族の陳一族による陳一族のための廟、だそうです。 -
窓が大きいから日当たりもイイし。
撮り忘れましたがテレビ・冷蔵庫・テーブル・大きな鏡もあります。
wifiの繋がり具合もオッケー。 -
バスルームも、これまたなかなか。
しかしここもシャワーの水圧が弱かった。
水圧の弱いシャワーって体を洗った感がなくて、今回の旅はそれが唯一の悲しい思い出。 -
それでは。
台南第1日目はホテルの自転車を借りて観光します。
「あの女はあそこに泊まっているのか」
と周囲にバレバレの自転車に乗って出発。 -
ホテルから15分ほどで安平地区に到着。
意外に近かった。 -
ちょうどお昼時なので、まずは腹ごしらえ。
『阿美深海鮮魚湯』という、地元の人達に人気の海鮮料理の屋台です。 -
まずは小菜を何品か。
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海鮮粥をオーダーしました。
いろんなダシが効いてるし、ニンニクも入っていて日本のお粥とは違う美味しさ。
本当はこの店名物の“螃蟹粥(80元)”というズワイガニ(かな?)をまるまる一匹使ったお粥を食べたかったんですが、老闆娘曰く
「今は小さい蟹がない。大きい蟹だけ。それだと200元」。
日本だったら一食600円なんて安いくらいなんですが、台湾で一食がその金額だとたちまち惜しくなる。 -
食事のあとはもちろんデザート。
台湾人のブログなどでよく紹介されているこちらのお店へ。
『安平小舗』という安平名物のエビせん屋さんがやってる冰淇淋屋の『藤喜家』。
軒下にビロビロ吊る下がってるのも全部エビせん。 -
味は明太子とチョコレートの2種類。
明太子を選びました。
お金を払おうと先ず100元札を出し、そのあと小銭を出そうとしたら
「いいよいいよ、20元はサービス」
と、お店のおねーちゃんが100元まけてくると言う優しさに遭遇。 -
U字型したエビせんの中にもアイスがたっぷり入っています。
明太子味?と疑問に思うほど辛さはなかった。
しかし20元分の優しさもあって美味しさ倍増。 -
賑やかなメインの通りから一歩横に入ると、清朝時代の面影残る静かな街並みが出現します。
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下着ドロボウなんてもってのほかな治安の良さ。
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リピートしてみたい場所その1。
安平の目玉スポット『安平古堡』にやって来ました。安平古堡 史跡・遺跡
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台湾のヒーロー・鄭成功にご挨拶。
好久不見~。 -
400年前に創建された当時の赤レンガ。
インドネシアから運ばれてきた物だそうです。 -
前回は5月に来たので、大砲の後ろのプルメリアが花を咲かせてました。
今日は曇り空だし冬で葉も落ちてるし、ちょっと寒々しい光景。 -
ちなみに3年前の様子。
5月でも暑くて暑くて暑くて暑くて、死に物狂いで自転車走らせてたなぁ。 -
敷地内の建物は日本統治時代に建てられた税関舎。
館内はオランダ統治時代からの安平の歴史を紹介する資料館になっています。 -
かつてはスグそこは海だったんですね。
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館内のお土産ショップに売られていたドライフルーツ。
“世界のキタノ”が描かれている、と思ったら、このドライフルーツ屋の老闆・番王伯(番王おじさん)だそうです。 -
敷地内にある井戸。
『赤崁樓』の井戸と繋がっているらいしという言い伝えあり。 -
裏手には発掘途中の城跡も見られました。
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売店で見つけまして。
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芋頭布丁。
微か~に芋頭の味がするようなしないような…。
それではお次のスポットに向かいます。 -
リピートしてみたい場所その2。
『安平樹屋』。徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー
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『徳記洋行』というイギリスの貿易会社の廃墟となった倉庫がガジュマルに覆われ、『安平樹屋』と名付けられ人気となっているスポットです。
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他の方の旅行記でも数多く紹介されていますが、ガジュマルが建物を侵食している様子はとにかく圧巻。
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地面にも根をはり続け。
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壁にもビッシリ。
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縦横無尽に張り巡らされた幹が融合し合っちゃってるし。
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階段があるので、屋根上から360度建物全体を見渡せます。
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崩れ落ちた屋根から幹がドバッ。
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夜に来たらさぞかし怖いだろうなぁとかイメージしながら次に向かいます。
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10分ほど自転車を走らせ海までやって来ました。
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『観夕平台』という夕陽の絶景スポットなんですが、曇りだしまだ夕暮れ時でもないので、ただの海辺。
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人も殆どいなかったので、しばし砂浜に座ってノンビリ。
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港をグルッと回って安平地区に戻ります。
遠くに軍艦らしき船が見える。安平港 海岸・海
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懲りずにまたデザート。
今回の旅は芋頭絡みのものを片っ端から食べることがテーマ。
題して「2016年 芋頭食べ納めの旅」。 -
手前は芋泥(芋頭あんこ)。
下はかき氷です。
芋頭は他のイモ類に比べてカロリー低いし食物繊維が豊富なんですよ。
もっと日本に普及しないかしら。
いっそ私が芋頭促進組合とか発足すればいいのかしら。 -
そこら辺に自転車停めて、安平のメインストリート『延平老街』をプラプラ。
安平老街 (延平街) 旧市街・古い町並み
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ペットボトルより洒落たボトル入りのお茶も、台湾では最近流行りらしい。
今回の旅でも結構街中で見かけました。 -
安平の名物と言えばエビせんなので、お店がたくさん軒を連ねていました。
買いたいけど、持って帰る間に割れちゃうよな~、とか考えながら眺めていたら。 -
店員のイケメンお兄さんが丸々1枚試食にくれました。
でも買わない。 -
はっ!!
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エビせんは「持って帰る間に割れる」とか躊躇ってたくせに、これは買う。
コンビニやスーパーで売っていないので、見つけるのが困難な逸品です。
卡迪那というメーカーの芋頭チップスより、私はこっちが好み。
大事に機内持ち込みにしてれば割れる心配ありません。
だからエビせんも持って帰ろうと思えば持って帰れる。 -
そろそろホテルに戻ろ~と自転車を走らせている途中、突然の雨。
ちょうどセブンがあったので、店内で雨宿りさせていただきます。
日本にもイートインスペース付きのコンビニをチラホラ見かけるようになりましたが、この便利さ加減はまだまだ台湾に追いついてないですね。 -
市街地に戻って来ました。
ちょっと早めの夕飯を食べます。
炭水化物系は遅い時間に食べたくないので。
台南名物・蝦仁飯。
お店もたくさんありますが、写真で見た感じここのが美味しそうだったので決定。集品蝦仁飯 地元の料理
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プリプリの蝦と特製タレ味のご飯。
美味しいわ。
ホントにとっても美味しいわ。 -
まさに私の為にあるような屋台を発見。
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芋頭だらけのメニュー。
例えば宝石好きな女性がキラキラ並ぶショーケースを眺めるような、今の私はそんな心境。
ただ揚げ物が苦手なので、これらのラインナップに少々葛藤が。 -
とりあえず定番の芋頭餅をお買い上げ。
ビスケットに芋泥を挟み、水溶き小麦粉をたっぷり付けて揚げてあります。
その場で作るので揚げたてアツアツを食べられるけど、時間が経った物はちょっと無理かも。 -
イイ感じに日も暮れて来たので、ライトアップされている神農街へ。
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ちょっぴりクリスマス仕様なお宅も。
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通りの中ほどにある金華府にご挨拶。
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平日のせいか人もまばら。
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古民家を改修したバーやギャラリーが立ち並びます。
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築200年以上の古民家がライトアップされている過去と現代のコラボレーション。
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本日最後の観光スポットは『林百貨』。
創立者は日本人実業家。
1932年にオープンし、当時の台南では最高層だった6階建て。
敗戦とともに廃業し、その後は国民党に接収されるなどの歴史を経て、2年前の2014年6月に商業施設としてリニューアルオープン。
なので3年前に来た時はまだ廃墟状態でした。林百貨店 建造物
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休日などは入場規制されてしまうほどの混雑ぶりらしいですが、平日の夜はすんなり入れました。
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お陰で、当時は台南唯一だった名物のエレベーターも貸し切り状態。
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床がステキ~。
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天井もステキ~。
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まずは一気に屋上へ。
台南の街並みが一望。
中心地なのに、意外に車通りが少なかった。 -
林百貨のロゴ入り郵便ポスト。
実際に投函できるそうです。
横の扉を入るとお土産ショップ。 -
こちらも名物の神社跡。
祀られていたのは商売繁盛のお稲荷様だったそう。 -
無造作にお賽銭が。
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日本人の方のお賽銭も発見。
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あそこからエレベーターを上から見下ろせるそうなんですが、立ち入り禁止になってました。
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こんな説明板が。
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説明板に書かれている爆撃跡。
街の中心地な為、戦時中はアメリカ軍による空襲が激しかったそうです。 -
階段を降りて下の階へ。
踊り場もイチイチ素敵。 -
4階はカフェや書店が入っています。
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創立当時のエレベーターの扉が展示されていました。
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トイレもきっと素敵なはず。
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“素敵”の尺度は人それぞれだと思んですが、私はハッとしてグッときた。
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2・3階は洋服・雑貨・コスメなど台南発のデザイナーズブランドグッズの数々。
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“百貨(店)”と言っても、MIT(メイド・イン・タイワン)のクリエィティブグッズを扱っているので、見てるだけでも充分楽しい。
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部屋に飾りたい。
でも、こういうのって1個だけ飾っても面白くないんだよな~。 -
懐かしのLPレコードが時計に様変わり。
シャレオツ~。 -
万葉集や野口英世物語。
中を開いたらノートでした。 -
そそられる。
が、持って歩く勇気がない。 -
アヒルぐち。
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1階は台湾各地のお茶やお菓子などを扱うお土産コーナー。
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林百貨オリジナルパッケージ入りの鳳梨酥。
ちょっぴりレア。 -
レトロなデザインのパッケージも多いから、「お洒落で台湾らしい」お土産探しにいいかも。
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締めは南国らしくフルーツで。
ホテル近くにある『裕成水果』。
ここ以外にも近所にフルーツ屋が2軒あるんですが、どこも深夜までの営業なので有り難い。裕成水果 スイーツ
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頑張れくまモン。
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冬のフルーツ蓮霧と夏のフルーツ西瓜をオーダー。
冬なのにスイカを食べられる幸せ。 -
最後は大天后(媽祖)に拝拝。
今日も一日楽しく観光ができました。
明日からいよいよ原付乗り回します。
行車平安。
というわけで、明日から恒例(にしようかと思っている)原付ぐるぐるが始まります。
本殿屋根上の5つの光の玉は何だろう?と不思議に思いながら、2日目終了~。祀典台南大王后宮 寺院・教会
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