ニューオーリンズ旅行～グルメ＆ジャズ編～　街に流れるジャズを聴きながらケイジャン料理を味わおう

2014/03/08 - 2014/03/10

期間限定とはいえアメリカに住むことになるなんて思ってもいなかったずっと前から、アメリカでいちばん行ってみたかった、憧れを抱いていた街がニューオーリンズでした。
ジャズが鳴り響くバーボンストリート、瀟洒な建物が並ぶフレンチクオーター、大農園地主の豪邸が残るプランテーション、スパイシーなアメリカ南部料理・・・。

ニューヨークから約3時間のフライトで行けちゃいます。
2泊3日では時間が足りなくて（いや普通の人なら足りるかもしれないけど）駆け足の旅でしたが、憧れの地はやっぱり素敵で心躍る楽しい街でした。

この旅行記ではグルメとジャズについてご紹介します。

エリア ニューオーリンズ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5

ニューオーリンズといえばジャズ。そしてグルメも楽しみのひとつです。
特に私はガンボやジャンバラヤなどのケイジャン料理が好きなので、本場の味が食べられる！とウキウキでした。

今回いちばんヒットだった食事はBourbon Seafood House。

シーフード三昧でしたが、特にこちらの名物であるオイスターのキャビア乗せは、少量のキャビアとエシャロットとビネガーソースがオイスターをうまく引き立てていて絶品でした。あとカニの爪のソテーも止まらなくなる味。

しかしデザートのピーカンナッツケーキは激甘です。
ナッツが香ばしくこくもあっておいしいのですが、、、やっぱり甘すぎ。

こちらはガンボ専門店のGumbo Shop。
ガンボとはお米の入ったとろみのある具だくさんスパイシースープで、ニューオーリンズの名物料理です。

と言いつつこの写真はガンボではなく、ジャンバラヤ、シュリンプ煮込み、ブラックビーンズ煮込みがセットになったプラッター。
もちろんガンボもいただきました。チキンとシュリンプのガンボ。
普通に美味しかったけど、ニューオーリンズのガンボで有名なお店としては期待していたほどではなかったかな。

他にもニューオーリンズ名物の食べ物といえばベニエ。
こちらのCafe du Mondeがいちばん有名で、かなりの行列ができていました。

でもせっかくニューオーリンズに来たのだから並んでいただきます。
ベニエとチコリ入りカフェオレ。
ベニエは見ためどおり、揚げ菓子に砂糖をたっぷりかけたもの。この砂糖をこぼさずに食べることは不可能。洋服もバッグも白くなるのでご注意を。

Antoinne'sはフレンチクレオール料理の老舗で、かなり広い店内はクラシックな雰囲気。

シーフードガンボはさすがに高級店、シュリンプやオイスターやホタテなどが入っているので魚介ダシがよく出ていて、大きな声では言えないけどGumbo Shopのガンボより断然おいしかったです。
このお店が発祥というオイスターロックフェラーや、ミシシッピ川名物のキャットフィッシュ（ナマズ）のムニエルもいただきました。

B級グルメとしてはPoBoyというサンドイッチがあります。
バゲットをうんと柔らかくしたようなニューオーリンズ特有のパンに具を挟んだもので、オイスター（カキフライ）、シュリンプともにスパイシーな味つけがパンとマッチしていました。

さてここからはジャズについて。
ストリートミュージシャンも多く、街中のあちこちで音楽が聞こえてきます。

有名なBourbon Stでは午後からいろんなお店で音楽が流れていますが、本領発揮は夜。
ジャズだけでなくザイデコ、R&B、ロックなどいろんなジャンルのお店が並んでいて、気の向くままにふらっと入ってドリンクも注文せずしばらく聴いたらまた次のお店へ、、というのを繰り返していました。

夜も美しい建物とあちこちから聞こえるジャズ。ニューオーリンズ最高！って思っちゃいます。

盛り上がってますね。

有名なMaison Bourbonも店内に入らなくても十分演奏を楽しめてしまいます。

一方、プリザベーションホールは、ミュージックチャージあり、フードやドリンクの提供なし、という老舗ジャズスポット。

行列に並んで1人15ドル払って入りました。
こちらは前方のステージ。

何とも郷愁を誘う古ぼけた小屋のような空間で、イスとも呼べないイスに座るか立ち見で、正統派のジャズを聴くことができます。
軽快なものからしっとりしたものまでバラエティに富みながらもオーソドックスな王道のジャズを聴かせてくれました。

そうそう、ニューオーリンズはカクテルも有名。

こちらはプリザベーションホールの近くのPat O'Brien's。

バーボンベースのミントジュレップと、ラムベースのハリケーン。どちらもこの地で生まれたカクテルです。
カクテルをテイクアウトして、プリザベーションホールの行列に並びながらいただきました。

夜のほうが多くの人で賑わっていて、やっぱり夜が楽しい街です。