2016/11/05 - 2016/11/05
969位(同エリア2851件中)
ころたさん
新宿高層ビル街の一画にある損保ジャパン日本興亜美術館で開催されている「カリエール展」を見に出かけた。ゴッホの「ひまわり」ばかりが有名な美術館だが、企画展もなかなか充実している。久しぶりに覗いてみよう。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
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東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(なんて長い名前だ。日本人でフルネームを覚えている人、いるのかね?)は、損保ジャパン日本興亜本社ビル(これまた無駄に長い!)の42階にある。新宿駅から高層街に入ってすぐのビルだ。
ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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これまた無駄に目立つモード学園のビルを超えれば、損保ジャパン日本興亜本社(めんどくさい、次からは「損保ビル」ね)だ。
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裾を広げた損保ビルはモード学園とは対照的にシンプルに美しい。
ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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42階の損保ジャパン日本興亜美術館(え~い、これも青児美術館にしよう)の看板も控えめ。
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保険会社のオフィスに行く入口とは別の美術館専用出入り口から入る。
ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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直通エレベータで42階へ。「セピア色の想い カリエール展」のポスターが導いてくれる。
ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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エレベータは俺の貸し切り。つまり美術館は空いているってこと。
ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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42階のロビーには様々な展覧会のポスターが。
ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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受付で入場料1300円を支払い、パンフをもらった。自分の家族を題材にしたモノトーンの穏やかな絵が特徴のウジェーヌ・カリエール。「セピア色のパンセ」はいいキャッチフレーズだ。
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パンフの裏面には代表作が並んでいる。人物画に混ざって風景画も。
ほんとにセピアったらセピアだね。ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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例によって美術館内は撮影禁止なので、新宿高層街の写真をバックに絵の印象を。
カリエールの絵は、展示されていた23歳の自画像から、癌でなくなる57歳まで、ほとんど画風が変わらない。ピカソのように変遷を続ける画家が多い中で、頑固一徹と言っていい。好き嫌いで言えば、さほど好きではない。ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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と言うのは、描かれている人物に目力が感じられないから。セピア色に包まれた子供や女性(主に夫人)に温もりや安らぎは感じても、溌溂たる生命力が今一つ伝わってこない。そう描いているというならそれまでだが、柔らかな光と色でぼやかされた人物画は、邸宅の居間には似合いそうだが、美術館で他の絵画に並べて置くには物足らない。
そう言えば今回の出展作品はほとんどが個人所蔵。カリエールの子孫にあたる人物の所有品などが中心らしい。そんな処にも彼の絵の特徴が表れているのではないだろうか。ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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もちろん今回出展の「手紙」「母性」や「オーギュスト・ロダンの肖像」などは、とてもいいし魅入られるものだ。
そう、「ルロール家の肖像」という不思議な絵を見た。カリエールの描く人物は手などの細部が描かれていない場合が多く、それが優しい浮遊感を醸し出しているのだが、この一枚は少し違う。人物が幽霊のように曲がりくねり、頭も二重にぶれているのだ。ルロールはパリの画壇のパトロンのような存在だったと確か書いてあったが、カリエールとの間に何かあったのか?そんな邪推を思い起こさせる。ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館 by ころたさんSOMPO美術館 美術館・博物館
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そして常設展では、青児美術館の代名詞「ゴッホのひまわり」にご対面。う~ん、いつ見てもさすがの力強さ。静物画でこれだけの躍動感を感じさせる絵は、そうざらにはない。
などと思いつつ美術館を出た。42階のロビーからは高層街の外れにあることが幸いして、見通しがいい。 -
今日は天気がよくて気持ちいい。左端に東京ドーム。その右にスカイツリーが見える。
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損保ビルを出て高層街をお散歩。かろうじて都庁が見えた。
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そのまま南へ歩くと、住友三角ビルが見える。
帰りはヨドバシカメラでも覗いていこうかな。 -
土曜の午後、ヨドバシカメラ界隈は意外に人が少ない。中国人観光客もあまりいなかった。
大丈夫か?日本の小売業。 -
などと余計なことを思いつつ、新宿南口から小田急に乗って帰ったのであった。
カリエールという画家の全貌を知るには格好の展覧会。11/20まで開催しているので、足を運んでみてはいかが。
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