ひまわりだけじゃない。企画展も充実の新宿高層ビルの美術館
- 3.5
- 旅行時期:2016/11(約9年前)
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by ころたさん(男性)
新宿 クチコミ:7件
11/20まで開催のウジェーヌ・カリエール展を見に、東郷青児記念美術館に行った。久しぶりの再訪だ。よく晴れた土曜の午後でも人でごった返すこともなく、ゆっくり見学できる。作品は年代ごとに分かれた展示室に全90点。所々に長椅子も置かれ、ゆったりと絵を鑑賞することができる。周りをセピア色のカリエール作品に囲まれながら、「手紙」や「母性」の正面に座って過ごすひと時は格別。まるで貴族になって広大なリビングで寛いでいるかのよう。
館所蔵の作品からはゴッホの「ひまわり」、セザンヌの静物画、青児の女性画はなど10点ほどが最後の展示室に展示してあった。ゴーギャンの「アリスカンの並木路」は東京都美術館のゴッホとゴーギャン展に貸し出しているとのこと。所蔵作品にはピカソやシャガール、ルノワール、ルオー等々が充実しているはずだが、企画展があるとそれらは倉庫に入ってしまう。もったいない。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 新宿高層ビル街の最駅寄りのビルの42階。雨に濡れないで行ければ星5つなんだがなぁ。
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- カリエール展は130.0円。普通かな。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 都心の美術館でこの混雑度はうれしい。じっくりと作品に向き合っても、人の邪魔にならない。
- 展示内容:
- 3.5
- 見学したカリエール展は約90点と、カリエールの人生をほぼ網羅。その分、常設展は少な目で10点程度だった。
- バリアフリー:
- 4.0
- 問題なし
クチコミ投稿日:2016/11/07
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