【世界一周】5-7.憧れのパタゴニアへ　⑦フエゴ国立公園とビーグル水道クルーズ

2015/03/03 - 2015/03/03

パタゴニア最後のトレッキングはTierra del Fuego 国立公園へ。
また、早めに街に戻れたら、ビーグル水道クルーズにペンギンを見に行こうと考えていました。

ウシュアイアのマイプ通り沿いのバス停近くに,ミニバスの発着所があって、元締めみたいなおばちゃんに行きたい場所を告げると、このバンに乗れと振り分けて来れます。往復チケットはバンに乗車する前に購入し、帰りも同じNO.のバンに乗ることになるのでチケットをなくさないようにと何度も言われました。いくつかのバス停と時間も忘れないよう写メ撮り。

9時出発で、あっという間に国立公園に到着します。入場料を払い、希望のバス停で降車。
私は、Pier からLapataia Bay沿いのコースをとって、Paseo de la Islaを渡り、Arias Portまで行ってバスで戻るCostera Trailという8Km、4時間ほどのルートをとることにしました。

エリア ウシュアイア(アルゼンチン)

宿泊しているバンガローはウシュアイアの中心から徒歩25分くらい上がったところ。結構な勾配なので下りは徒歩、上りはタクシーを使いました。

真後ろには雪山が見えます。

ベアグレ湾。

往復チケットをなくさないようにしまっておきます。

あっという間に、ティエラ・デル・フエゴ国立公園に到着しました。

湾の先向こうはチリ領地です。

が、本日も生憎のこのお天気。

左側の雪をかぶった山裾が見えるのが、チリ領のIsla Hosteです。
また、対岸側は自然保護のため入山禁止エリアだそうです。

昆布のような海藻。岸にたくさん打ち上げられていました。
栄養分が豊富な海なのでしょうね。

海の水はとても澄んでいます。

”Senda Costera"
トレッキングスタートです。

このルートは平坦なコースだそうです。

ビーグル水道の冷たい風を受け、隆起した幹。

ルートは、山・海岸を行き来します。

引き潮の波打ち際は、貝がびっしり

穏やかで入り組んだ湾。岬や小島が見えます。
地元瀬戸内の景色を思い出しました。

瀬戸内との違いはこの天気！
今にも雨が落ちてきそう。

南極ブナはまだ緑。でも秋の気配がしています。

湾から離れ、内陸部へ。湿地帯でしょうか。
枯れた幹がたくさん。

眺めのいい場所に出てきました。

向こう側はチリです。

少し色づき始めていました。

風の音と鳥の声しかしない気持ちのいい場所。
こんな場所を独り占めです。

パタゴニアの他の国立公園とは違い、散策する人はあまりいないようでした。

ラグーナ ヴェルデ 滝・河川・湖

小さな小さなバス停。

15時発のバスで戻り、15:45発のビーグルツアーに乗船できました！

ウシュアイア港 船系

乗船中、パスポートにウシュアイアのスタンプを押してくれます。

最初はロス・ロボス島でアザラシを。

岩場に群れてゴロゴロ。中にはアクロバティックな体制になっているのも。かなりの迫力です。

岩場のすぐそばの水中にはあの海藻が。この子達の大事な食料かな。

今度は海鵜。

この模様は、多分皇帝海鵜かな。プンタ・アレーナスにもたくさんいました。
遠目にはペンギンにも見えます。

少しずつ動物にも詳しくなってきました。

エクレルール灯台が見えてきました。

エクレール灯台 建造物

そして最後は、いるいる。ペンギンパラダイス。
マゼランペンギンです。

よく見ると、元気な奴らがすごい勢いで海の中を泳いでいます。かなりのスピードです。だけど可愛いのが、波打ち際から岸に上がるときに２本足に戻るので、バランスがうまくとれず、波に煽られて転ぶペンギン多数。なんだかぶきっちょで愛らしかったです。

このツアーは島に上陸はしないのですが、船が岸に停泊してくれるので、じっくり観察できます。プンタ・アレーナスでは間近で見れたので十分満足。

ビデオしか撮ってなかったのですが、黄色のくちばしのジェンツーペンギンが水中をさらにすごい勢いで泳いで行きます。
マゼランペンギンよりスピード早い。
　

この夜は外食。
外から覗いてよさそうな家族経営風の気楽なレストランに。ウシュアイアといえばカニなのですが、メニューで悩んでたら隣の席のご夫婦がもう３日もこれを食べに来ていると、キャセロールを勧めてくれたので、ハーフワインとともに。良いお味でした。
［La Casa de los Mariscos]

明日はブエノスアイレスに戻ります。