ヨーロッパとアジアの交錯、イスタンブールとキプロス&アドリア海沿岸ドライブの旅:トルコ・南北キプロス・クロアチア・モンテネグロ・ボスニアヘルツェゴビナ旅行【49】(2015~2016年末年始9日目2 ロマンチック街道の要、ローテンブルク)
2016/01/02 - 2016/01/02
19位(同エリア952件中)
とーりさん
年末年始休暇に有給を2日足してイスタンブールとクロアチアを中心に10日間の日程で旅してきました。
ヨーロッパの東の果て、見どころ満載のイスタンブールの雑踏と喧騒は、もはやヨーロッパではなくアジアのそれでした。
シリアなど紛争地域にほど近いキプロスは、事実上の分断国家にも拘わらず対立は表面化しておらず、むしろ平和で人々は普通に検問所を通って交流していました。
また、ヨーロッパの果てから一足飛びに飛んだクロアチア、ドブロブニクはアドリア海の真珠という別名に違わぬ美しさを見せ、初めての海外レンタカードライブでモンテネグロのコトルやボスニアヘルツェゴビナのモスタルなどこれまたすばらしい風景にも出合い、ドライブという新しい旅の形も無事遂行することができました。
日程は以下の通りです。
1日目(12/25)羽田発 ⇒ フランクフルト経由 ⇒ イスタンブール到着 午後~イスタン観光
2日目(12/26)南北キプロス日帰り観光
3日目(12/27)イスタンブール市内観光
4日目(12/28)イスタンブール市内観光 イスタンブール発 ⇒ ドブロブニク到着
5日目(12/29)ドブロブニク市内観光
6日目(12/30)(ドライブ)ドブロブニク発 ⇒ コトル市内観光 ⇒チャブリナ到着
7日目(12/31)(ドライブ)チャブリナ発 ⇒ モスタル市内観光 ⇒ スプリット到着市内観光
8日目(1/1) スプリット発 ⇒ ザグレブ到着市内観光 ザグレブ発 ⇒ フランクフルト到着
9日目(1/2) ヴュルツブルク・ローテンブルク・フランクフルト市内観光
10日目(1/3) フランクフルト発 ⇒ 帰国
今回は9日目2です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さて次はいよいよローテンブルクです。
とりあえず8:41発のトロイヒトリンゲン行きの出る2aホームへ向かいます。 -
既に電車は入線していました。
-
車両は小奇麗な感じで機能的に纏まっています。
主観ですが、何となくドイツ的な感じがします。
(ヴュルツブルク8:41 ⇒ 9:23シュタイナッハ) -
たくさんのホームが並ぶヴュルツブルク中央駅を発車します。
-
ヴュルツブルクから40分ほどのシュタイナッハという小駅で下車し、ローテンブルク行きの支線に乗換えます。
(シュタイナッハ9:35 ⇒ 9:49ローテンブルク) -
色あいは先ほどの電車に似ていますが、こちらはディーゼルカーです。
接続はよく、10分ほど待って発車です。 -
シュタイナッハから約15分でローテンブルクに到着しました。
名にし負う観光地、ローテンブルクの玄関口としてはあまりに閑散としています。ロマンチック街道へはみんなバスで行くのでしょう。乗車していた客も地元の人ばかりで、観光客は私だけのようでした。
(駅9:50 ⇒ 9:55レーダー門) -
こちらがローテンブルクの駅舎です。
観光駅の華やかさはなく、武骨な感じです。 -
駅から5分ほど歩くと、ローテンブルクの東の入口「レーダー門」に到着します。
-
門を潜るといよいよローテンブルクの旧市街です。
-
城壁を入るとさすがはロマンチック街道の中心ローテンブルク、という感じの街並が広がります。奥はマルクス塔です。
泣き出しそうだった空から遂に雨が降ってきました。
(レーダー門9:55 ⇒ 10:05マルクト広場) -
早々とローテンブルクの中心部、マルクト広場に到着しました。
市庁舎がでんと構えています。
(マルクト広場10:05~10:10) -
広場を囲む家並は確かにロマンチックな感じで女性受けしそうです。
どことなく見たことのある風景と思ったら、スキー場にありそうな感じです。もっとも、スキー場の方が意識して真似しているのでしょうが。 -
中央には市議宴会館が静かに佇んでいます。
前にあるクリスマスツリーのような木がいい味出しています。 -
毎正時になるとこの市議宴会の窓が開き、仕掛け時計が見られるとのことですが、一足違いで終わってしまったようで閑散としています。11時にまた来ようと思います。
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マルクト広場から裏手の聖ヤコブ教会に来ました。
狭いローテンブルク城壁内の建物の中ではひときわ大きな建物です。
(聖ヤコブ教会10:13) -
中心部はざっと見たので城壁に沿って歩こうと思います。
まずは路地を歩き北東方面、ヴァイザー塔へ向かいます。 -
ヴァイザー塔のあたりもいい雰囲気です。
(ヴァイザー塔10:16) -
ヴァイザー塔から通りを抜けて城壁にあたるところにあるのが、このガルゲン門です。
ガルゲンとは絞首台のことだそうで何とも物騒な名前です。
(ガルゲン門10:21) -
ここから城壁に上がり、回廊のように歩くことができるので、時計と反対周りに進もうと思います。
(城壁めぐり10:21~10:38) -
回廊上はこんな感じです。
屋根もあるので雨に打たれることなく歩けます。 -
回廊から見る家並はこんな感じです。屋根の角度がある家が多いです。
-
回廊のところどころにこのような石の碑が埋め込まれています。
城壁修復に寄付をした個人や団体だそうです。日本の団体や個人の名前もありました。 -
ぐるっと歩いて北端にあたるクリンゲン門に到着しました。
ここで回廊はいったん途切れ、やむなく下ります。再び雨に打たれて歩かねばなりません。
(クリンゲン門10:38) -
こんなような城壁に半分埋め込まれたような家もありました。
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所々に物見塔のような建物があります。
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クリンゲン門から10分少々で旧市街西端のブルク門に来ました。
ひょろっと高い建物です。
(ブルク門10:51) -
さてそろそろ11時になります。いったん城壁周りは中断して、マルクト広場に戻り仕掛け時計を見に行きます。
ブルク門からはすぐです。 -
市庁舎の軒下で雨宿りをしながら時を待ちます。
-
時間が来たので気合を入れて皆と一緒に広場中央に出ます。
市議宴会館の窓が開き、仕掛け時計がスタートしました。 -
開いた二つの窓の中にはそれぞれ人形があります。
.....が特に動き回る訳ではなく、暫くすると窓は閉じてしまいました。
もっと派手なものを予想していたのでちょっとがっかりです。
続いては再び城壁周りに向かうとします。
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