第65回たけふ菊人形と越前武生の街並み

2016/10/09 - 2016/10/09

　週末プチ一人旅、第65回たけふ菊人形を見学、武生（たけふ）の街歩きを楽しみました。合併して今は越前市となっている旧武生市ですが、やっぱり武生といったほうがしっくりきます。旧越前国府で城下町でもあったので、古い町並みも残っています。

エリア 武生・鯖江(福井)

　　お昼前に武生に到着。「蔵の辻」と呼ばれる武生の白壁スクエア。かつては関西から北陸方面への物資の中継地点として栄え、商人たちの蔵が立ち並んでいたスポット。

蔵の辻 名所・史跡

総社大神宮。越前国の総社らしいです。

總社大神宮 寺・神社・教会

まずはB級グルメのボルガライスを食べてみる。オムライスの上にとんかつが載せられソースがかけられている。ヨコガワ分店というお店。味はまずまず。そもそもなんでボルガライスと言われるのか、謎らしい。

ヨコガワ分店 グルメ・レストラン

（ボルガライス）

ヨコガワ分店 グルメ・レストラン

　たけふ菊人形を見学。入場料が定価で1000円と高め。小さな遊園地にもなっていて、親子連れにはいいかもしれない。とはいっても、遊園地自体は笑っちゃうほどしょぼい。

武生中央公園 公園・植物園

越前の歴史のいくつかのシーンが菊人形で再現されている。顔はもちろんマネキンで、骨組みも作られているが、衣服や体の部分は菊の花を組み合わせて作られている。花の色や、大きさ、咲き具合などを組み合わせて作成するので、よく考えてみたら奥が深い。

武生中央公園 公園・植物園

紙漉きの紙祖神「川上御前」

武生中央公園 公園・植物園

中臣宅守と狭野茅上娘子。奈良時代の貴族・歌人らしいです。

武生中央公園 公園・植物園

作りかけながらも紫式部と藤原為時。藤原為時は紫式部の父親です。

武生中央公園 公園・植物園

織田信長、佐々成正、前田利家。。。ちなみに、織田信長の織田家発祥の地は福井県です。越前国織田（おた）、最近まで織田町だったのですが、合併によって越前町になっています。

武生中央公園 公園・植物園

大坂夏の陣、本多富正

武生中央公園 公園・植物園

幕末の松平春嶽、由利公正、坂本龍馬。松平春嶽は幕末の福井藩主、由利公正は幕末の福井藩士で「五箇条の御誓文」の起草に参画されたとのこと。ちなみに福井県は、由利公正を大河ドラマの主人公に、と言っています。。。

武生中央公園 公園・植物園

菊人形ができるまで

武生中央公園 公園・植物園

その他に地元の愛好家による菊の作品の展示探されていた。

武生中央公園 公園・植物園

雲行きはあまりよくないですが、こんな感じでした。

武生中央公園 公園・植物園

　時間もあったので、紫式部公園を見学。

紫式部公園 公園・植物園

平安時代の寝殿造りの庭園が再現されているが、意外と普通の公園。紫式部は父親の仕事の関係で、一時期武生に住んでいたらしい。それゆえに紫式部ゆかりの地だとか。

紫式部公園 公園・植物園

園内には紫式部の銅像もあった。そういえば大学受験の時、私立文系三科目受験だったくせに、古文、特に紫式部とか清少納言とか平安文学が大の苦手でチンプンカンプンだった事を思い出す。

紫式部公園 公園・植物園

タンス通り。タンス屋が並んでいます。

　最後に「いわさきちひろの生まれた家」を見学。有名な絵本作家（あまりよく知らないですが、名前はよく聞くので）。生まれた家というだけで、実家でも何でもないらしい。母親が単身赴任状態で武生でちひろさんを産んだらしいです。東京の石神井にいわさきちひろ美術館があるみたいです。

ちひろの生まれた家記念館 美術館・博物館