2016/10/01 - 2016/10/08
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スタリモストさん
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「四姑娘山」に行こうと、2010年8月に中国に入ったが、当時は四川大地震の影響で成都を南下し雅安より小金に至るコースだった。しかし大雨が続いたため、そのルートさえも困難を極め、結局行くことを断念した経緯がある。今回はそのリベンジだ。そして私にとって10回目の記念すべき中国行き。
成都からバスは都江堰・映秀の省道303号線を進んだ。巴郎山トンネルが今年8月開通していたので、日隆鎮には4時間半で到着した。以前は12時間かかったという情報もあるから、想像を超えた速さだった。
日隆鎮ではビジターセンターのある長坪村に3日間滞在し、「長坪溝」と「双橋溝」の2つの渓谷を歩いた。 青空が広がり、四姑娘山の勇姿をたっぷりとみること出来て感無量だった。
また、「甲居蔵寨」(丹巴)の農家民宿に滞在した2日間も、実に楽しいひとときだった。国慶節ゴールデンウィーク故のドタバタもあったが、短期間だったけれど充実した旅が出来た。
※写真・・巴郎山トンネルを越える前に・・車窓から(四姑娘山、三姑娘山、二姑娘山)
10/1(土)関空→成都
10/2(日)成都→日隆鎮
10/3(月)四姑娘山(長坪溝)
10/4(火)四姑娘山(双橋溝)
10/5(水)日隆鎮→小金→丹巴(甲居蔵寨)
10/6(木)甲居蔵寨→梭坡→中路→甲居蔵寨
10/7(金)甲居蔵寨→成都
10/8(土)成都→関空
※1元・・15.2円で計算
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□出発前のドタバタ
成都への航空券を購入した直後、9月4日に『在中国日本人トラブル相談センター 上海STCC』というサイトが・・『・・現在、トルコの出入国記録がある日本国のパスポートを持った日本人が、空港のイミグレで弾かれて、入国できない状況となっております。・・』と言う情報を発信したものだから、慌てた。すでに航空券は発券されているし、キャンセル返金はなし。
しかし、該当国人でなく渡航歴で拒否される理由が全くわからないし、そんな事は中国大使館のHPや外務省のHPを見てもこれっぽっちも書かれていない。この情報社会にあって、入国拒否にあった人たちの声も聞こえてこない。想像してみると、全ての旅行者のパスポートを隅から隅までチェックしてトルコなどの出入国印を確認するなど、あの慢性的に大混雑している中国のイミグレで可能なことなのだろうか。まして、団体旅行客の何人がトルコ渡航歴によってはじかれたら、どんなに混乱するか。添乗員は真っ青になるだろう・。そうなればこれは外交問題であり、大事件だ。
やっぱり、この情報はおかしいなあ・・と思いつつ、このまま手をこまねいているの嫌なので、9月12日に各方面に電話で問い合わせをしてみた。
1、中国領事館(大阪)→なんと理不尽にも「その通り・・」だと。「ビザをとったらいいの」と聞くと「その場合でも、入国審査官により入国出来ない。」。「これは上海だけの事?」・・「いや中国全土で・・」。「10月のフライトだけど情勢は変わるのか。」・・「それは不明。旅行は取りやめた方がよろしい。」・・・あまりにもしっかり断定した口調。
2、中国大使館(東京)→「中国政府からそうした通知は届いていない。」「上海から流れた情報であることは承知している。」「ただ、入国審査はそれぞれのゲートで行われるのであり、大使館としてすべてを熟知している訳ではない。」
3、中国領事館(福岡)は「そんなことは知らない。」※大使館へのかかりやすい電話番号を教えてくれた。
4、外務省(海外安全相談室)→「全くそんな情報は知らない。」「入国拒否されたという事例も把握していない。」とびっくりした様子。「一般的に入国を拒否する場合、その拒否リストを航空会社が共有しているので、チケットは発券されない。発券されているということは普通入国OKと理解出来る。」と。
5、HIS→「そのようなトラブルは現在発生していない」
6、クラブツーリズム→「正式な通知を受けていないし、募集の際、弊社はトルコ渡航歴の有無をお客にたしかめてもいない」。
7、ena(チケットを購入した)→「・・弊社ではわかりかねるので、大使館へ直接確認を・。」(後ほど四川航空に問い合わせてくれて、「そんなことはない」との回答を得た。)
大使館や領事館の解答は、正式なものではなく、窓口のオペレーターの主観もあると思うのだけれど、それにしても大阪領事館の断定的な言い方はちょっとどうなんだろう。 -
そして、9月14日「在中国日本国大使館領事部」が「たびレジ」登録者に発信したメルマガ・・やっぱりそうか・・これで一安心(^o^)
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□1日目(10/1)
四川航空の成都への直行便は今年1月就航。関空から乗り継ぎなしで成都に行けるのでとっても便利になった。しかも往復1万円の激安価格で席を確保した。発券手数料と空港使用税を加えても15000円だ。(出発まで1ヶ月を切った段階でenaで購入。もちろんLCCではないので食事と飲み物のサービスも付く。)
10月1日は国慶節の第1日目。関空1階到着ロビーは中国から到着されたお客で混雑していた。
関空での初めてのミスティク・・。だんだんシニアグラスの度数が進行してきたものだからデジタル時計の文字が見にくくなったので、今回初めて机の中に眠っていたアナログをはめた。
チタン製だったので、セキュリティーを通るときに外したものの、かごにいれたそれを取らないで、そのまま出国手続きを完了。腕に時計がないことは出発ゲートの椅子に腰掛けた時に気づいた。ウイングシャトルで戻り、出国ゲートの前の案内から電話をして、しばし待機。ほどなく係官が現れ、サインのあと柵を越しに渡してくれた。
今までセキュリティーで腕時計を外したことはない。やったことのないことをするとこうした間違いが発生する。情けない・・。
そう言えば・・トルコ旅行の際にも、カバン3つという初体験(←いつもはリュックとディーバックの2つ)をやったものだから、ノートパソコンを入れていた第3のバックをバスに置き忘れたことがあった。(←幸い数時間後手元にそのまま戻ったが・・・。) -
3U四川航空8088便は定刻20時半より早めのフライトとなり、成都には翌日0時過ぎに着いた。800元ほど手持ちがあったので両替しないで、直ちに市中へ移動する。
外に出て、エアポートバスの運行表を見ていたら・・「タクシー」の声がかかったのでついOKと言ってしまった。白タクで、100元を80元に値引きさせたが、帰国時に利用したメータータクシーは50元だったので、やはりこれはミスティクな選択だったなあ。(あるいは深夜料金適応だったか??。)
成都の夜はまだ暑くて、窓から入る風が心地良いほど、10月に入ったが半袖でもまだいい。 -
ホテルはブッキングコムで「ミセスパンダホステル (成都熊猫夫人青年旅舍)」を予約しておいた。シャワー・バス共同で168元。ミセスパンダホステルのフロントは交通飯店の奥まった別棟にあるが、案内された部屋は交通飯店内の3階にあった。ここは新南門バスターナルの直近で、過去にも2度利用したことがある。フロントの対応もミセスパンダは交通飯店と比べ比較にならないほど良い。又日本語が出来るスタッフもいる。
フロントでは四姑娘山行きのバスチケットを受け取った。事前にメールのやりとりをして購入をお願いした。メールの対応はとても迅速で信頼がおけた。95元+3元(保険)+20元(手数料)・・指定された前金はPaypal を通して事前に納付、フロントでは残金を支払った。 -
□2日目(10/2)
ミセスパンダでタクシー(メーター51元)を呼んでもらい、朝5時半にホテルを出て、茶店子バスターミナルに向かった。ターミナルは6時に開けられるので、少し外で待機。多くの人たちが列を作っていた。国慶節2日目でありやはり事前の乗車券購入は必須だった。
6時25分の小金行きバスは15分遅れの40分にスタート。 -
都江堰を少し行くと道路の混雑は緩和され、
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巴郎山のヘアピン道路を上り始めたらとてもスムーズに進行した。でこぼこ道は皆無であり、空はどこまでも晴れ渡り、気持ち良いドライブ日よりだ。
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そして・・巴郎山トンネルに入る前で、四姑娘山とご対面。
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青空を背景に凛と佇む勇姿に感激。バス内も沸いた。
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そして、釜山大酒店(長坪橋の手前の坂の途中)に停車。日隆鎮に着いた。時計を見れば11時10分。所要時間4時間半で到着だ。一部の渋滞がなければ4時間で到達しただろう。
ほとんどの乗客はここで下車した。 -
二姑娘山(左/5276m)、大姑娘山(右/5025m)を仰ぎながら、ビジターセンターをめざす。
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長柄橋のたもとの案内版
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長坪橋から長坪村方面に歩き、四姑娘山の長坪溝ビジターセンターに入る橋のたもとで、帽子を売っていた露天商の女性に予約していたホテルを所在を尋ねると・・「そのホテルは私の所よ。この車に乗って・・」と促されて車に乗り込んだ。すばらしいタイミングだった。
確かに案内通りビジターセンターから500mほど行った所にそのホテルはあった。ブッキングコムで予約をいれておいたのは「回来賓館(Siguniang Mountain Huilai Inn )」。 -
しかし・・なんと私たちの名前は「没有」・・。このホテルはゴールデンウィーク中に限り、事前の入金が必須のようで、バウチャーを示しても受け付けてくれなかった。ブッキングコムは現地払いが基本であり、今回もチェックインの時に支払うつもりだったのだが・・・。
空きがないのに「泊まらせろ」・・ということも出来ないし、ホテル側の問題というよりブッキングコムが当地の繁忙期の実情を把握しなかった点に問題があった。 -
結局隣の「氷石客銭(Icedrock guesthouse)」に空いた部屋があったのでそこに泊まることにした。
現地からもブッキングコムに連絡をとり実情を知らせた。結果的は宿泊費の点でも納得出来る合意に至った。
氷石客銭の下はBARになっていて、マスターは英語が出来、連日たくさんの旅行者が集まっていた。 -
氷石客銭の2階にたなびくタルチョ。
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客室はモダンなレイアウトで、どこか中国らしからぬ雰囲気だった。
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羽毛の掛け布団、シーツは清潔。敷き布団の下には電気マットが。
四姑娘山界隈は・・5度から25度ほどの体感温度があった。
夜は冷え込むので、しばし電気マットのスイッチオン。
ズボン下やウィンドブレーカーは用意していたが、朝夕の冷え込み対応のためダウンも持ってくれば良かったと後悔した。
寒暖の差が激しいので、着脱がたやすい重ね着がいいと思う。 -
宿のある日隆鎮の高度は3200m。気圧の関係で袋はパンパンに膨張する。
成都からここに着いた時は、少し頭が重く、目の後ろが痛いように感じたが、その日の夜には高度に順応したようで違和感はなくなった。 -
ビジターセンター
長坪溝の入場券並びにバスチケットはここで買う。当日分しか発券しないことを確かめておいた。朝7時に営業を開始するという。 -
駐車場は車で一杯
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ビジターセンターを背に撮影。右からバスが出て、長坪溝に向かう。
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発券場内の案内
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ビジターセンター内の展示・・
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当地の自然や文化などがパネルで紹介されていた。
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山に入り、野営などをする場合には、コチラで申し込むようだ。
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長柄橋のたもとの食堂に結局3日間通った。 ・・・日隆鎮のセンターには食堂が一杯あったが、ちょっと遠かったし、ここで充分だった。
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給仕してくれた彼女とは顔なじみに・・働き者の爽やかな娘さんだった。
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質素だけど納得のお味。1人25元ほどだ。
明日の「長柄溝」トレッキングに備え、今日は早く寝よう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mistralさん 2016/10/19 18:58:34
- 今後の展開を楽しみに。
- スタリモストさん
こんばんわ。
先日はアウシュヴィッツの旅行記に
投票をいただき、ありがとうございました。
同じ頃、中国へ行かれていたんですね。
渡航前の情報に振り回されていたんですね〜
日本でも各地の領事館サイドによって
見解が異なるということも、驚きでした。
到着されてからは順調にご旅行は
進まれたのでしょうか?
楽しみにしております。
mistral
- スタリモストさん からの返信 2016/10/19 21:35:22
- RE: 今後の展開を楽しみに。
- mistralさん
いつも、書き込みありがとうございます。
mistralさんのアウシュビッツ訪問記・・渾身の一編ですね。丁寧なレポートで深い余韻がありました。
私たちも10年前にアウシュビッツを訪問しています。あの場所に立ち施設の全てがホロコーストのための装置として機能していたと思うと、慄然としました。
その時、中谷剛さんが日本人グループの人たちに話しをされているのを、横から聞いていた記憶があります。・・・・
ポーランド旅の続編も楽しみにしています。「ヴィエリチカ岩塩坑」にも立ち寄られたでしょうね・・。
私たちの「四姑娘山」の旅の続き・・・、その後もちょっとしたドタバタはありましたが、楽しい旅の日々を送ることが出来ましたし、天気に恵まれ絶景を堪能できました。
スタリモスト
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