Helsinki City Bike

2016/05/26 - 2016/06/07

初夏のフィンランド。ヘルシンキを基点に各都市を廻りましたが、主要はやはりヘルシンキ。
ヘルシンキで快適だったのがヘルシンキ市交通局が今夏より始めたシティバイクです。その存在を知ったのは到着してからです。必然的に視野に入ってくる黄色い自転車は魅力的です。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 旅工房

　ヘルシンキで快適だったのがヘルシンキ市交通局が今夏より始めたシティバイクです。その存在を知ったのは到着してからです。必然的に視野に入ってくる黄色い自転車は魅力的です。
　早速ヘルシンキ市交通局の窓口へ行ってパンフレットをゲットしました。利用の手続き（登録）は基本的にヘルシンキ市交通局のウェブサイトからです。窓口では出来ません。一部のバイクステーションからは登録も可能ですが、周りに何の囲みもない屋外で、すぐそばを人々が歩いている中でクレジットカードの暗証番号を打ち込む勇気はありませんでした。支払いはクレジットカードのみです。料金は、1日：５ユーロ、１週間：１０ユーロ、１シーズン（１０／３１まで）：２５ユーロです。１回の利用時間は任意の１時間のうちの３０分です。追加料金で１回に５時間までは利用できます。ただし、５時間を超えるとトラムの無賃乗車の罰金なみのペナルティが課されます。

　バイクステーションは今夏は５０か所、バイクは５００台とのこと（来夏は１５０か所、１５００台だそうです）です。ただ、私の旅行中は一部のバイクステーションは未設置でした。どうしても発見できないステーションがあったので偶然近くにいた交通局の人に「このステーションが見つからない。」と言ったら「ユーア コレクト！」と返されました。
　あと、パンフレットに記載されているハカニエミのバイクステーションは場所が違います（２０１６年６月初旬現在）。ここも見つけられなかったので同じレンタルバイクに乗っていた白人の女性に声をかけたのですが無視されました。途方に暮れていると親切なスーツ姿のおじさんが声をかけてきてくれて自分のスマホを見せてくれました。なんと、今現在のバイクステーションの場所を示すアプリがあるようです。アプリについて詳しいことは聞けませんでしたが、とにかく場所は分かりました。３０分まであと２分、ぎりぎりで返却できました。
　シティバイクは使いこなすととても快適です。天候に恵まれればトラムいらずです。何よりバイクステーションに乗り捨て方式なので使っていない時のバイクの管理をする必要がありません。注意すべきは
①バイクステーションにバイクが残っていないことがある（基本的に３００メートル以内に別のバイクステーションがある筈なのでそれを探す）
②バイクステーションにバイクが満杯のときは返却が出来ないこと（先程の私のように時間に迫られているときはこちらの方が深刻）です。
　いずれにせよとても素敵な乗り物でした。