初秋の奈良　鹿さん見物と食欲全開の遠足

2016/10/09 - 2016/10/09

10月の連休を利用して　奈良に日帰り遠足してきました。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄

この日の天気予報は　朝方の一時雨～曇りのお天気。
曇り空のなか　奈良への日帰り遠足は、春日大社と興福寺です。

まずは近鉄奈良駅、そこからバスで春日大社に向かいます。

奈良公園から春日大社一帯には　古来より神の御使いとして大切にされてきた鹿たちが自由に行き来しています。

春日大社の主神である武甕槌命（建御雷之男神）が神鹿に乗ってこの地に降り立ったという伝説により、彼らは大切に保護されてきました。

こちらは今年の春に産まれた小鹿、可愛い～♪

･････そして、大人になると　こーんなに逞しくなります。
この雄鹿は　角切り行事で角をカットされてしまいました。

「ふんがー！俺の角かえせ！」と言ってるように見えますが、実は秋のシーズン（恋の季節）に入って　「キューン！」と雌を呼んでおります。


「奥山にもみぢ踏みわけ鳴く鹿のこえ聞く時ぞ秋はかなしき」

ああ、秋だなぁ・・・と　しみじみしていると、今度は何故か

「かいーの・かいーの！」　間寛平のギャグを始めました。そうかそうか、痒いのか～(^_^.)

欧米ではジビエ＝高級食材である鹿たちが　人懐っこくおじぎをする姿に、外国からの観光客は大喜びです。

この子は　まだお母さんのおっぱいを　おねだり。甘えん坊です。

春日大社では　手水舎も鹿をモチーフにしています。

春日大社は20年ごとに遷宮が執り行われ、今わたしが目にしているのは平成8年に建てられた本宮、来月（平成28年11月）に新たな正宮に御移りになります。

お参りを済ませて　社殿を拝観して廻ります。

では　そろそろ･･･と思っていたら、一頭の鹿が本殿に入ってきました。

よっこらしょー！と　立ち入り禁止の社殿の奥に進んで行って

新芽をむしゃむしゃ。　う～ん、遣りたい放題ですにゃあ～。


気を取り直して、10月からリニューアルした春日大社国宝殿を見に行きます。

春日大社は藤原氏の氏神ですが、主神の武甕槌命は雷神、刀剣の神、武神として信仰されていたため、刀剣をはじめとして多くの武具が奉納され保存されてきました。
素晴らしい工芸品である赤糸威大鎧2点、竹虎雀餝と梅鴬餝（鎌倉時代作）と 黒韋威矢筈札胴丸（南北朝時代作）の他に　螺鈿で象嵌された刀剣類が一堂に展示されています。

春日大社から今度は興福寺に向かいます。

国宝の五重塔と三重塔の初層が同時に公開されているのです。

五重塔はこの行列(-_-;)
ここで40分並んだのですが、薄暗い御堂のため内部はあまりはっきりとは見えませんでした（涙）

三重塔も人混みに押されつつ拝観。気を取り直して　Ｍｙ奈良観光の定番・国宝館で千手観音菩薩像や阿修羅像を見て　今日の社寺仏閣めぐりは終了です。

猿沢の池を通り、本日のランチ　ビストロ ル・クレールに向かいます。

ここのランチは私のお気に入り♪

おひとりさまランチなので、ワインはグラスで注文します。
まずはシャンパーニュ(^_^)v

アミューズはフォアグラの軽いムース、林檎の角切りも入っています。

前菜その1は　戻り鰹のたたき・フレンチバージョン。

前菜その2は　フォアグラのパルメザンチーズのリゾット乗っけ。

グラスワインは　アルザスのリースリング。

お口直しのカンパリ・グラニテ

メインはオマール海老、グラスは2杯目の白・シャルドネを合わせます。

オマールの爪もウマウマ(*^_^*)

もうお腹いっぱいなのに、チーズを勧められると条件反射で　つい赤ワインも注文しちゃう我が身を反省。

デザートその1は　葡萄のムースの炭酸ジュレ。

デザートその2は　マスカルポーネアイスのエスプレッソ掛け。

グラスとは言え　ワイン4杯飲んじゃったので（阿呆だ）、エスプレッソではなく熱い紅茶で　胃腸のアルコール濃度を薄めました。

こちらが今日利用した1dayチケットです。

今度の日帰り遠足は京都に若冲を見に行こうかな～♪