晴れおじさん「激安バンカーボート」に乗る

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2016/01/10 - 2016/01/10

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セブ旅行２日目の朝、部屋から外を見たら晴れ。まさにクルーズ日和。
予定通りバンカーボートに乗ることにします。
ホテルマンにトライシクルを呼んでくれないかと頼んだら、トライシクルはホテルの敷地内に入れられないとのこと。仕方がないので、タクシーでバンカーボートの発着所に向かうことにしました。
沿道の店の看板は、ほとんど英語表記のようです。
ムーベンピックホテル近くのバンカーボート発着所の窓口に、オランゴ島までの乗船料の掲示がありました。片道１５ペソ。港湾施設使用料５ペソを合わせても２０ペソ（約５０円）と激安。
アレかな？

クルーにチケットを見せて乗ろうとしたら、これは、アイランド・ホッピングのチャーター船で定期船でないと言う。
優雅な船体をゆっくり揺らしながら出航して行きました。
しばらくして定期船が接岸。「ありゃー、これはボロい。」
ちょっと、テンションが下がりました。
でも、この青い空、白い雲。坂上二郎さんの十八番だった「憧れのハワイ航路」を口ずさんでしまいそう。（ちょっと古過ぎるかな？）
竹製の翼を広げたバンカーボートは、軽やかにオランゴ島に向かって進んでいきます。
同乗者は、地元の女の子達、サングラスをかけた韓国人と思われるカップルなど７名ほど。
気分爽快。
ハワイでクルーズした新婚旅行を思い出してニヤけていたら、突然のエンスト。
でも、出航時から冗談を言い合って笑っていたネアカの青年クルー達。少しも慌てず、一人がＴシャツを脱いで海に飛び込んで点検したかと思ったら、ほどなくエンジンが再起動しました。
心地よい風が頬を撫でていきます。妻も御機嫌の様子。
出航してから３０分ほどで、オランゴ島に無事到着しました。
トライシクルがたくさん客待ちをしています。

トライシクルのオジサン達と値段交渉。１００ペソ（約２５０円）でシャララ・ビーチまで乗せてもらうことしました。バンカーボートと比べると高い気がしますが、二人とも同じ言い値で負けようとしなかったので、相場なのでしょう。
島内は、のんびりした雰囲気が漂っています。
１５分ほどでシャララ・ビーチに着きました。トライシクルのオジサンに２時間後に迎えに来るよう頼んで、記念写真のシャッターを押してもらいました。
ビーチ入場料とコテージ使用料を合わせて、二人で３７０ペソ（約９３０円）。
シャララ・ビーチは水深が浅くて本格的に泳ぐことは出来ませんが、塩分濃度が高いようで、良く身体が浮きました。
居合わせた地元の子供達と片言の英語で意思疎通しながら暫し交流。
カメラを向けたら、付き添いのおばあさんまでが手を振ってくれました。
島民の生活の足として格安料金で運行されているバンカーボート。思いで深いクルーズになりました。

完

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