思い出の山旅ー13.飯豊連峰で見られた素晴らしいお花畑と高山植物

2000/08/04 - 2000/08/09

写真は・飯豊連峰縦走路で見られた＜コミヤマカタバミ＞　

６月末に考えもしなかったヘルニアを患い、未だ歩行が困難で大好きな旅や登山ができず悶々としているなか、ふと思いだして、写真に興味がなく、ただ山歩きだけを楽しんでいた頃の記録を振り返ってみると、バカチョンで撮ったもので何枚か保存していたものがでてきた写真で思い出のブログを作成してみました。

思い出の山旅ー
1.金精峠から温泉岳・根名草・手白沢温泉（泊）・女夫渕・川俣・鬼怒川温泉を歩く
2.雪の谷川岳西黒尾根を登る
3.所属の山の会で一年に一回の山に感謝の青梅渓谷で感謝祭
4.鹿島槍ヶ岳元日登頂を目指して
5.西穂高岳元日登頂に向けて偵察山行
6.西穂高岳元日登頂成功の喜び
7.北ア・裏銀座コースを高山植物を愛でながらテント泊で歩く
8.冬山訓練で谷川岳積雪期登頂
9.新緑とミツバツツジ咲く両神山へ登る
10.過酷な南アルプスの白鳳三山を歩いた思い出
11.東北を代表する山々・朝日連峰を縦走・素晴らしいニッコウキスゲの群落に酔う
12.飯豊連峰縦走・素晴らしいお花畑と残雪
13.飯豊連峰で見られた素晴らしいお花畑と高山植物

飯豊連峰縦走日程
8/4　大宮駅ー郡山駅ー(磐越西線)ー山都駅ー(バス)ー飯豊鉱泉(泊)　
8/5　飯豊鉱泉登山口ー(長坂尾根)ー地蔵山(1486m)ー三国岳(1644m)ー種蒔山ー切合小屋（泊）
8/6　切合小屋ー姥権ー飯豊山(2105m)ー御西岳(2012m)ー天狗の庭ー烏帽子岳(2017m)ー梅花皮岳(2000m)ー梅花皮小屋（泊）
8/7　梅花皮小屋ー北股岳(2024m)ー門内岳ー梶川峰(1692m)ー飯豊温泉ー(タクシー)ー小国駅ー(米坂線)ー山形駅ー大宮駅

今回の飯豊連峰縦走は高山植物が素晴らしく、花と残雪を携えた山並みを楽しめた、特に奥の深い山旅から得られた高山植物は種類・広範囲のお花畑と、けた外れの多くの花の山を実感した山旅となりました。

エリア 月山・朝日岳(山形)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

飯豊連峰・残雪とキスゲ（センテイカ）の群落

広大なキスゲの群落です。

＜キタヨツバシオガマ＞

ゴマノハグサ科・シオガマギク属

＜シラネアオイ＞

キンポウゲ科・シラネアオイ属

素晴らしい縦走路のお花畑

センテイカの群落と残雪・夏の雲・青空が素晴らしい光景でした。

＜アカモノ＞　

ツツジ科・シラタマノキ属

＜ウメバチソウ＞　

ユキノシタ科・ウメバチソウ属

＜キタヨツバシオガマ＞　

ゴマノハグサ科・シオガマギク属

飯豊山麓に・・・

キタヨツバシオガマ・コバイケイソウ・キスゲ（センテイカ）の群落が
お花畑が飾ります。

＜コイワカガミ＞　

イワウメ科・イワカガミ属

＜チシマギキョウ＞　

キキョウ科・ホタルブクロ属

岩の割れ目に張り付いて過酷な条件で輝いています。

＜コミヤマカタバミ＞

カタバミ科・カタバミ属

＜シラネアオイ＞

キンポウゲ科・シラネアオイ属

楽しみにしていたシラネアオイにご対面です。

＜シラネアオイ＞　　群落で・・

キンポウゲ科・シラネアオイ属

＜タカネナデシコ＞

ナデシコ科・ナデシコ属

＜ツバメオモト＞　

ユリ科・ツバメオモト属

＜ツルニンジン＞　別名；ジイソプ　

キキョウ科・ツルニンジン属

＜ハクサンシャジン＞

キキョウ科・ツリガネニンジン属

＜コバイケソウ＞　

ユリ科・シュロソウ属　

コバイケイソウは１年おきに花期が来ると言われていますので今年で良かったかも・・・？

＜ヒメサユリ＞　

ユリ科・ユリ属

ヒメサユリも、今回楽しみにしていた一つ・・・
うれしくなりました。

岩木山でも岩手山・早池峰山でも会えなかったヒメサユリ・・・嬉しかった。

＜ヒメシャジン＞

キキョウ科・ツリガネニンジン属

何時もうつむいていますが好きな花です。

御花畑はセンテイカが黄色に染めます。

＜マツムシソウ＞　

マツムシソウ科・マツムシソウ属

花壇で咲くイメージですがしっかりお花畑に収まっていました。

＜ユキワリコザクラ＞

サクラソウ科・サクラソウ属

北陸から東北の日本海側の山に生息するイメージですが（勝手に・・・）
先日、尾瀬の至仏山で見ました。

＜ユキワリコザクラ＞

サクラソウ科・サクラソウ属

大好きな花の一つ・・・。

大日岳付近の残雪

手前の条件の悪い登山道わきに咲く花は・・・？

＜ヨツバシオガマ＞と＜センテイカ＞

＜　　？　　＞

＜キンロバイ＞

バラ科・キジムシロ属

飯豊山・コバイケイソウ・キスゲの群落

飯豊山と姥権

由緒ある登拝路をたどり、縦走路沿いにはお花畑が点在し、素晴らしい高山植物が見られた花の山を楽しめました。

この旅行記へのコメント （2）

• ツーリスト今中さん 2016/10/08 11:21:01

  飯豊連峰のお花畑！

  いっちゃん、すっかりご無沙汰していて申し訳ありません。
  回復がままならずにお辛いことと思いますがさすがいっちゃん！
  無駄に過ごされずに素敵な旅行記をアップされています！
  
  「写真に興味がない頃」とのことですが既に花には興味をお餅になっていらしたんですね！（確か若い頃はピークハンター的に登っていらしたと伺ったような）
  たくさんの花をありがとうございます。
  飯豊だと北海道とも共通の花も多いように思います。
  いつ頃の山行だったのでしょう？今もこんなにお花が残っているのでしょうか？
  温暖化と人が沢山入るようになってあちこちでかなり、お花が減っていると見聞きします。
  
  ユキワリゴザクラは太平洋の海辺でも沢山咲きます。あまり、人が入らないところで沢山咲いていたり。。。
  
  最近、4トラに限らずネット投稿ご無沙汰続きですがほかの思い出旅行記もゆっくり拝見したいと思っています。
  
  すこしでも早い回復をお祈りしています。
  

  いっちゃんさん からの返信 2016/10/09 11:11:07

  RE: 飯豊連峰のお花畑！

  > いっちゃん、すっかりご無沙汰していて申し訳ありません。
  > 回復がままならずにお辛いことと思いますがさすがいっちゃん！
  > 無駄に過ごされずに素敵な旅行記をアップされています！
  
  ツーリスト今中さん　どうされましたか！
  心配していました。
  
  > 「写真に興味がない頃」とのことですが既に花には興味をお餅になっていらしたんですね！（確か若い頃はピークハンター的に登っていらしたと伺ったような）
  
  ピークハンターなんて及びませんが・・・
  冬の難しい時期に登頂することを喜びとして、夏は体力作りに深い山に入っていました。
  
  > たくさんの花をありがとうございます。
  > 飯豊だと北海道とも共通の花も多いように思います。
  > いつ頃の山行だったのでしょう？今もこんなにお花が残っているのでしょうか？
  
  1900年後半から2000年初め頃ですね・・花に興味を覚え始めたのは・・
  エーデルワイスがもてはやされた頃マッターホルンに登りにスイスに行って一変しました。ホテルのテーブルの上に何気なくエーデルワイスが飾ってあったり、民家のベランダには、ほとんどの家で花が咲き乱れていました。1970年ごろです。
  
  > 温暖化と人が沢山入るようになってあちこちでかなり、お花が減っていると見聞きします。
  
  そうなんです、日光を初め、いろいろの山や高原で鹿害でキスゲの群落が一年でなくなったり、櫛形山の素晴らしいアヤメの原が翌年には数本になっていたり・・・
  
  > ユキワリゴザクラは太平洋の海辺でも沢山咲きます。あまり、人が入らないところで沢山咲いていたり。。。
  
  尾瀬でも見かけたことがありますが・・最近では日本海側の北陸以北の山の便りが多いですね。
  
  > 最近、4トラに限らずネット投稿ご無沙汰続きですがほかの思い出旅行記もゆっくり拝見したいと思っています。
  >
  > すこしでも早い回復をお祈りしています。
  
  ありがとうございます。
  
  今中さんも、全国の今中ファーンが・・待っていると思いますので・・
  楽しみにしていま〜す。
  
  　　　　　　　　　　　いっちゃん