松前半島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 札幌が北海道のすべての中心となった今、松前というのは本当に遠い。<br /> それでも、大化の改新の頃に阿倍野比羅夫が活躍していた蝦夷地という未知の世界で、まず本州から一番手前にある松前半島。<br /> そのフロンティアの入口が、この辺りなのかと想像力をふくらませてみました。<br /> 180艘の水軍を率いた比羅夫が海からこの蝦夷に近づいてゆくと、まず白神岬が見えてくるわけです。<br /> 蝦夷にとってはいたって迷惑な話。

遠き松前

23いいね!

2016/08/18 - 2016/08/18

35位(同エリア165件中)

1

35

ちびのぱぱ

ちびのぱぱさん

 札幌が北海道のすべての中心となった今、松前というのは本当に遠い。
 それでも、大化の改新の頃に阿倍野比羅夫が活躍していた蝦夷地という未知の世界で、まず本州から一番手前にある松前半島。
 そのフロンティアの入口が、この辺りなのかと想像力をふくらませてみました。
 180艘の水軍を率いた比羅夫が海からこの蝦夷に近づいてゆくと、まず白神岬が見えてくるわけです。
 蝦夷にとってはいたって迷惑な話。

旅行の満足度
4.5
交通手段
自家用車

PR

  • 旅行もつらいよ<br /><br /> 忙殺される毎日から解かれつかの間の休日なのですが、予約を入れた自分が恨めしく思えるくらい疲れている。<br /> だらだらと午前10時頃に漸く家を出て、車で南を目指す。<br /><br /> 長万部くらいまで来て、漸く気分も明るくなってきました。<br /> 大好きな「かにめし」を本家かなやで購入し、蝦谷という漁港で一休み。<br /> 森町に入った辺りにあります。<br /> 駒ヶ岳が海の向こうに見え、気分も上々。<br /> やっぱり出てきて良かった。

    旅行もつらいよ

     忙殺される毎日から解かれつかの間の休日なのですが、予約を入れた自分が恨めしく思えるくらい疲れている。
     だらだらと午前10時頃に漸く家を出て、車で南を目指す。

     長万部くらいまで来て、漸く気分も明るくなってきました。
     大好きな「かにめし」を本家かなやで購入し、蝦谷という漁港で一休み。
     森町に入った辺りにあります。
     駒ヶ岳が海の向こうに見え、気分も上々。
     やっぱり出てきて良かった。

  •  昔と変わらない。<br /> みかんの缶詰が3房くらい付いている。<br /> ノーベル賞級の付け合わせ。<br /> 椎茸、グリーンピース、小梅、どれひとつとっても隙がない。<br /><br /> つべこべ言わずに食べました。

     昔と変わらない。
     みかんの缶詰が3房くらい付いている。
     ノーベル賞級の付け合わせ。
     椎茸、グリーンピース、小梅、どれひとつとっても隙がない。

     つべこべ言わずに食べました。

  •  もう一息。<br /> ちゃっぷ林舘という町営温泉でリフレッシュ。<br /> 駒ヶ岳を眺める露天風呂。<br /> 400円くらいで入れます。

     もう一息。
     ちゃっぷ林舘という町営温泉でリフレッシュ。
     駒ヶ岳を眺める露天風呂。
     400円くらいで入れます。

    駒ヶ峯温泉ちゃっぷ林館 温泉

  • 松前半島ドライブ<br /><br /> 昨年泊まったきじひき高原キャンプ場に、今年もバンガローを取る。<br /> 翌日、松前を訪ねてみることにします。<br /> 車で2時間くらいだろうか。<br /><br /> 途中福島町で、千代の富士記念館を発見。<br /> 九重親方が亡くなったばっかりですね。<br />

    松前半島ドライブ

     昨年泊まったきじひき高原キャンプ場に、今年もバンガローを取る。
     翌日、松前を訪ねてみることにします。
     車で2時間くらいだろうか。

     途中福島町で、千代の富士記念館を発見。
     九重親方が亡くなったばっかりですね。

  •  覗いてみると、部屋の力士達が合宿に来ていました。<br /> 生まれて初めて間近に見る。<br /> とてつもない迫力。

     覗いてみると、部屋の力士達が合宿に来ていました。
     生まれて初めて間近に見る。
     とてつもない迫力。

    横綱千代の山 千代の富士記念館 美術館・博物館

  • 松前城址<br /><br /> 白神岬を過ぎると、程なくして松前城下にやってきました。<br /> 小さな町ですから、すぐにお城にたどり着く。<br /> と思ったら、狭い道をくにゃくにゃと進み、さすが城下町だと感心。<br /> 北海道ではありませんね、松前は。

    松前城址

     白神岬を過ぎると、程なくして松前城下にやってきました。
     小さな町ですから、すぐにお城にたどり着く。
     と思ったら、狭い道をくにゃくにゃと進み、さすが城下町だと感心。
     北海道ではありませんね、松前は。

    松前城下通り 市場・商店街

  •  とはいえ、戊辰戦争の際には土方歳三率いる700名の旧幕府軍に、ほんの数時間で破られたというので、やっぱり実践向きではなかったのかなあ。

     とはいえ、戊辰戦争の際には土方歳三率いる700名の旧幕府軍に、ほんの数時間で破られたというので、やっぱり実践向きではなかったのかなあ。

  • 昭和24年に焼失<br /><br /> 第二次大戦の戦禍にも遭わずに昭和まで残ったものの、昭和24年に役場の当直がこたつ代わりに電灯に毛布を掛けていて出火延焼。<br /> 北海道に唯一の日本式城郭なのにナア。<br /> ああ、もったいない。<br /><br /> 復元天守は鉄筋コンクリートです。<br /> 外観は元通りですが、どうせなら完全修復してほしい。<br /> お金が掛かりますねえ。

    昭和24年に焼失

     第二次大戦の戦禍にも遭わずに昭和まで残ったものの、昭和24年に役場の当直がこたつ代わりに電灯に毛布を掛けていて出火延焼。
     北海道に唯一の日本式城郭なのにナア。
     ああ、もったいない。

     復元天守は鉄筋コンクリートです。
     外観は元通りですが、どうせなら完全修復してほしい。
     お金が掛かりますねえ。

  •  こちらは、焼失を免れた本丸の玄関。<br /> 重要文化財です。<br /> 新幹線に乗って、木古内駅から大勢観光客が来てくれるようになれば、天守を復元するという話が進むのでは。

     こちらは、焼失を免れた本丸の玄関。
     重要文化財です。
     新幹線に乗って、木古内駅から大勢観光客が来てくれるようになれば、天守を復元するという話が進むのでは。

  •  天守内部は資料館になっていて、松前藩ゆかりの品々が展示されています。

     天守内部は資料館になっていて、松前藩ゆかりの品々が展示されています。

  •  車に乗って狭い道を寺町の方に侵入します。<br /> 案内所では、歩行者にご注意下さい、と言われました。

     車に乗って狭い道を寺町の方に侵入します。
     案内所では、歩行者にご注意下さい、と言われました。

  •  江戸時代からの伽藍が今も残る龍雲院。

     江戸時代からの伽藍が今も残る龍雲院。

  •  色々伝説の残る血脈ざくら。<br /> お伊勢参りに父親に連れられ、そこで若い僧と恋に落ちたが別れにこの桜をもらったのだとか。<br /> それからは、いろいろ伝説が生まれたようです。<br /><br /> 松前は非常に桜の種類が豊富で、桜の時期に来たいなあ。

     色々伝説の残る血脈ざくら。
     お伊勢参りに父親に連れられ、そこで若い僧と恋に落ちたが別れにこの桜をもらったのだとか。
     それからは、いろいろ伝説が生まれたようです。

     松前は非常に桜の種類が豊富で、桜の時期に来たいなあ。

  • 松前藩屋敷<br /><br /> 360円で入れるテーマパークです。<br /> 当時の建物を復元したり移設したりして、なかなか充実していてお薦めです。<br /> 入場者が少ないし、建物にも上がり放題で、いろいろ撮影できちゃう。<br /><br /> 奥の休憩所で、一杯50円のコーヒーを<br /> 「代金要らないから飲んでって。」<br /> という。<br /> どうせもう残して捨てるから、だそうです。<br /> 自由に上がって良いところなんて此処くらいでしょ、と「自慢」しておられました。<br /> ほんとに、その通りです。<br /> 

    松前藩屋敷

     360円で入れるテーマパークです。
     当時の建物を復元したり移設したりして、なかなか充実していてお薦めです。
     入場者が少ないし、建物にも上がり放題で、いろいろ撮影できちゃう。

     奥の休憩所で、一杯50円のコーヒーを
     「代金要らないから飲んでって。」
     という。
     どうせもう残して捨てるから、だそうです。
     自由に上がって良いところなんて此処くらいでしょ、と「自慢」しておられました。
     ほんとに、その通りです。
     

    松前藩屋敷 名所・史跡

  •  この人達に紛れて写ることだって可能です!

     この人達に紛れて写ることだって可能です!

  •  こんな感じ。

     こんな感じ。

  •  こんなことも。

     こんなことも。

  •  藩屋敷のとなりの庭園。<br /> ここは無料です。

     藩屋敷のとなりの庭園。
     ここは無料です。

  • 新幹線<br /><br /> 木古内駅は、観光客がきっこない、なんていってないで、もっとがんばってほしいなあ。<br /> 今の駅前では、どうしようもない。<br /> ちょっとした道の駅程度だからナア。<br /> いっそ松前駅とかにした方がネームバリューがあるでしょ。<br /> 駅前にはタイムズのレンタカーがずらりと車を並べてます。<br /><br /> 地元の力だけではどうしても無理があるんじゃないかなあ。<br /> それなりのプロデューサーが必要かと思うのです。<br /> そういう人材を呼んで、周辺地域と総合的に売り出せば、結構魅力的な土地だと思いました。

    新幹線

     木古内駅は、観光客がきっこない、なんていってないで、もっとがんばってほしいなあ。
     今の駅前では、どうしようもない。
     ちょっとした道の駅程度だからナア。
     いっそ松前駅とかにした方がネームバリューがあるでしょ。
     駅前にはタイムズのレンタカーがずらりと車を並べてます。

     地元の力だけではどうしても無理があるんじゃないかなあ。
     それなりのプロデューサーが必要かと思うのです。
     そういう人材を呼んで、周辺地域と総合的に売り出せば、結構魅力的な土地だと思いました。

この旅行記のタグ

23いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (1)

開く

閉じる

ちびのぱぱさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP