2016/09/27 - 2016/09/29
44位(同エリア2887件中)
muroranさん
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ルフトハンザ航空にてフランクフルトからミュンヘン経由で羽田に向かうファーストクラス搭乗記。
フランクフルトではファーストクラスターミナルをミュンヘンではターミナル2サテライトに2016年4月にオープンしたファーストクラスラウンジを利用します。
上記は厳しい入室資格基準で知られ、ルフト社(自社系列のみ)のファーストクラス乗客かHONサークルメンバー(ビジネスかファースト利用で2年で60万マイル飛ぶ人)のみが入ることを許されます。
スタアラゴールド会員や、他社ファースト利用者(ANAなどのスタアラ系列であっても)は入れません。もちろんルフトの上級会員であるセネタ会員(ルフト年間10万マイル以上)でも入れません。
今回は正規ビジネスクラス航空券に対して、セネタ会員(ルフトハンザ年間10万マイラー)に配られるアップグレード券を使用してのファーストクラス搭乗になります。
機材はエアバス A340-600 全長75,27 m 全幅63,45 mと747−8ジャンボ(全長76,3 m)とほぼ同じ長さの機材です。約300名が搭乗でき、ファースト、ビジネスには新型シートが導入済みです。
9/27 19:00
前日チェックインサービスで大型の荷物5個をチェックイン
(フランクフルト第1ターミナルのファーストカウンタ利用)
9/28 8:00
Taxiにてフランクフルトのファーストクラスターミナルへ
ファーストクラスターミナルのサービス体験
9/28 13:15
LH106 ビジネスクラスでフランクフルト -> ミュンヘン へ
座席は先頭右窓側の1D
9/28 14:10
ミュンヘンに到着。ターミナル2サテライトに4月オープンしたばかりのファーストクラスラウンジへ。ファーストクラスラウンジのサービス体験
9/28 16:00
LH714 エアバス A340-600ファーストクラスで ミュンヘン-羽田へ
座席は先頭左窓側の1A。ポールポジションと勝手に呼んどります。
9/29 10:35
羽田到着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ミュンヘン空港のファーストクラスラウンジではラウンジ客専用のパスポートコントロールを併設しており、ラウンジ入室時にパスポートを要求され、事前申請が行われます。なので、搭乗時間が近くなってからラウンジをでても楽勝で搭乗に間に合います。私の場合は、係員が私の顔を確認した後、パスポートを返却してくれました。その間モノの20秒位でした
ルフトハンザドイツ航空ラウンジ (ミュンヘン空港) 空港ラウンジ
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ボーイング340−600が駐機しています。
早速チケットを見せ、登場します。 -
座席はファーストクラス1Aのポールポジション席。飛行機に入って4歩で自席です。すかさずCAさんより"muroran様。。。"とグリーティング。
新型の座席、いいですね。ルフトハンザは昔のでっかい青色のファーストクラスを想像していたのですが、シックないい感じの座席になってました。私の右手側にはリモコンでコントロールするパーティションボードがあり、食事中や眠る時などにこの部分を上げるとプライベート感がでます。逆におろすと、広いファーストクラスを見渡すことができ、解放感が味わえます。 -
去年、フランクフルトから成田で利用したJAL777のファーストクラスシートはこういう感じ。この時もファーストクラス1Aのポールポジションでしたが、座席右手のパーティションボードは常時このまま。
座席に座っているとJALではファースト特有の解放感は味わえません。
座席の横幅はJALの方が広いんですけどね。
#JALファーストクラス搭乗機参照
http://4travel.jp/travelogue/11122019 -
この日のフライトは
First 8席 / Business 44席 / Premium Economy 32席 / Economy 213席
全席満席です。 -
ルフトのファーストはこのバラの一輪挿しが特徴です
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ウェルカムシャンパンはフランスのアルフレッド・グラシアンが贈りだす手作りシャンパン、キュヴェ・パラディ・ブリュット 2007。 すっきりした微発泡の泡が気持ちいい飲み口。
JALさんがファーストで出す、サロンやローランペリエのアレクサンドラのような高額ヴィンテージシャンパンとはまた違う感じですが、アリ。
JALとルフトでは片道だけでサロンが4−5本ボトルで買える程の価格差がありますから。JAL高すぎ(^^; -
足元の座れそうなオットマンは開くと大きな物入れになっています。
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毛布やスリッパ、アメニティが入ってました。
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ドイツ語・英語・日本語表記のメニューが配られます。
僕はドイツ人とは基本はドイツ語でコミュニケーションするのでドイツ人CAさんは結構褒めてくれます。通じないときは英語にスイッチ(^^)
一応ドイツ在住約7年なんですけど、へたくそドイツ語なんで日本人なのに偉いと思って褒めてくれるんでしょうねー。もっと練習せんとヤバいな(^^; -
窓側部分にはいろいろ収納BOXがあります。まず、左手のすぐの所にはボーズのヘッドフォン、時計などが入れておけるスペースがあります。
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左手肘掛部分には、映画などエンタティメント用のコントローラー。
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機材はエアバス A340-600です。
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右ひじかけ部分
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右ひじかけ部分を開くとシートポジションコントローラー。
設定がかなり細かくできます。通常ポジションからフルフラット状態まで移動するときの動きがかなり面白くて、ちょっとしたアトラクションでした。 -
これまで、ルフトはビジネスクラス含めてモニターがものすごく小さく、エンタメが弱かったです。この新型シートになってからはモニターが17インチになり大分改善されたようです。
私はJALのビジネスで日独を毎月往復しているのですが、JALはビジネスクラスでもモニターは23インチあり、ファーストと比べると画面までの距離も圧倒的に近くなるので6インチ以上の差を感じます。ルフトはこの辺りが惜しいですねー。よって映画は1本。あとはAYAKAさんをノイキャンボーズで聴きながら、ずっと読書をしてました。 -
トイレは革のシート部分を上に引き上げると様式便座がでてくる作り。
A列側のトイレしか見なかったんですがK列側はきっと違うデザインで、たぶん広かったりするんじゃないかなーと -
壁側にはティッシュやアメニティがあります。
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Evianの化粧水スプレーやアメニティが置いてありました。
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ファーストクラスの真ん中席は1A,1Kからは丸見えになるので、もうちょっとプライバシー感が欲しいかもしれませんね。(今回は前後ともご夫婦が利用されていました)
で、飲み物を注文すると、大体この部分でCAさんは作業します(写真は僕のヴァイツェンビールを注いでくれているところ)。チョコなんかもここに置かれて自由につまめるので、ファーストに乗るならこの席は避けたいですね。 -
ヴァイツェンうまっ! (CAさん撮影)
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綺麗な泡で蓋をします o(^^)O
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ファースト1Aのシートには窓が4つ。
この長さはJALのファーストより広く、余裕で4つという表現があうかも。 -
リモコン一つ、ものの10秒ほどでフルフラットになり、動きはアトラクションみたい。全長2mのベッドができあがります。
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バラの一輪挿し付近を開くと。。。
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テーブルが格納されていて、ボタンを押下するとゆっくりとテーブルが現れる仕組み。
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このテーブルは前後広範囲にスライドするので、食事時、読書するときなどかなり便利でした。使わないときにはしまえるのも便利。
右側のパーティションボードも下げられるので、解放感とプライバシーを両立させた素晴らしいシートでした(窓側席は (^^; ) -
1-2-1の2列8席のシート配置で、広報には大きなルフトマークが。
ビジネスクラスやエコノミーへの移動は離陸後はできず、物理的にあけられない黒い壁がCABINを遮蔽しています。 -
離陸後2時間で、ロシアサンクトペテルブルク上空に到達。
飛行機だと一瞬です。クルーズだと丸1日以上かかったのにねー。
(旅行記 フリーVISAクルーズで行く男旅サンクトペテルブルク エルミタージュ美術館 参照 (笑) ) -
ドイツ時間で18時30分頃に食事スタート。ファーストクラスターミナルでお昼を食べてからは、ミュンヘンのラウンジでもデザート一口位しか食べてなかったので、おなかはいい感じ!
前菜は海老とマンゴーパンナコッタ -
夕食は洋食をチョイス。
ダルマイヤーの2つ星シェフの料理のようです。 -
食事はワゴンで運ばれてきて、すべてのオードブルをみながらコース選択ができます。この時は、パーティションボードを全開にして、じっくり選びます。
で、食事するときはパーティションボードをあげる。いいねー、これ。 -
バターにもファーストクラスの表記が。
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パーティションを上げて、自撮り(笑)
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外からは夕暮れ時の光がさしこみいい感じ。
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ビールも飲み終わり、さて次は何にしようかなー
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外は青空が綺麗です。
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2008 シャトー・ブラーヌ・カントナック、フランスマルゴーの赤を頂きます。
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ほどなくして、、、
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ルフト名物のキャビアがワゴンで運ばれてきました。
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CAさんからはこう見えるらしぃ
写真撮ってくれるというので(笑)
多分、僕だけが全然違う年齢層だったのと、他は米国人と日本人(英語)でドイツ語を話すのも僕だけだったからか、サービスが暖かい感じ(^^)
年10万マイル乗るルフト(自社)のセネタ会員というのも重要なポイントだろうけど(^^; -
でたー!
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キャビアといえば、ウォッカでしょと。
朝から結構飲んでますけどねー。。。。 -
ウォッカに、玉子と玉ねぎとトースト、それにライムがきて、
キャビアたーいむ! -
もちろん、うまっ! です。
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オードブルがワゴンで運ばれてきました。
ここから選びます。 -
ウォッカの後はドイツの白ワイン
2014 クルークシャー・ホーフ (リーズリングシュペトレーゼ) -
オードブルは3種類全部もらっちゃいました(笑)
左から、
蛸とマンゴーメドレーのミックス、
アンズ茸のフライ、サンドライトマト、
ホロホロ鳥のコンフィ&レンズ豆のサラダ&ハムチップス -
大分酔っぱらってきました *^^*
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メインに合わせたのは、イタリアの赤ワイン
2009 「ヴィニエート・サンタ・ピア」ヴィノ・ノビレです。(by ラ・ブラチェスカ) -
メインはドイツ料理
シカ肉のサドル部ステーキ、杜松油ソースがけ、ドライフルーツ添 -
最後にデザートが各種ワゴンで運ばれてきました。
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青りんごのムースとフルーツ盛り合わせの2つを頂きます。
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さらに甘いもの欲しいなーと中央の飲み物コーナーのぞいたら、トリュフチョコレート発見!
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2個ほどもらってきて、紅茶をオーダー。
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ほどなく照明が落ちていきます
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天井のライトも暗くなり
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機内はお休みモードに
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紅茶が運ばれてきて、僕も食事終了!
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ベッドメイクしてくれるというので、着替えにトイレにやってきました。
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もらったパジャマはお土産行き。
ドイツの自宅で使っているフランクフルトが誇るブンデスリーグチーム!
アイントラハト(長谷部選手在籍)のジャージに着替えます。
ミュンヘン発便だけど、周りドイツ人じゃないし、フランクフルトアピール! -
戻ると全長2メートルのベッドができていました。
このマットと布団がふっかふか&肌触りがなんとも言えず気持ちいい。
フォワ〜〜って感じ。 -
バラのライトアップが映えますなー
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機内の証明は完全に落ちましたね。
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さー寝るよー zzzz
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プライベートパーティションのおかげで、窓側だと何にも周りが気になりません。
カナルタイプのBOSEノイズキャンセルヘッドフォンのおかげでほぼ無音。
3時間の爆睡モードへ。 -
3時間の睡眠後はオレンジ(スクィーズしたて)の特製ジュースを頂きます。これがめちゃくちゃうまい!
ルフトのビジネスクラスで出されるオレンジジュースも粒感があっておいしいんだけど、ファーストのこれは別格です! -
ここからは、ひたすら5時間読書モードでした。
フルフラットの時の頭上ライトはかなりハイパワー&暖色系で目に優しい。
この位置からだと他の席に光は漏れずでいいですね。
5時間の間には横を通った男性CAさんの気配を感じ、オレンジジュースのおかわりをお願いしたら機長さんだったりとか、いろいろありました(苦笑) -
ベッドモードからシートモードにすると、ヘッドレスト横のライトが使えるようになります。 これもパワーが強く便利でしたね。
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さて、あと2時間ほどで羽田です。
朝食サービスが始まりました。 -
朝食は朝食は、5つ星ホテルペニンシュラ東京の和食を担当する児島輝幸料理長のものだそうです。
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あっつあつの御粥とご飯の両方をもらいます。
台の物は鮭の難波焼き。肉厚で大きなキングサーモン。うまーい。
秋刀魚の南蛮漬けや鰻巻き玉子、いくらおろし和えや炙り明太子もおいしぃー。 -
HotSpotWifiはもちろんですが、機内でGSMが使えるのは驚きでした。
3Gがずっと使えましたからね。(僕は海外では500Mまでは定額でカバーされるのでこれは便利。ドイツ国内では2Gまで定額) -
和食の食器はNaritake
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最後にトイレで着替えます
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羽田で降りるとファーストクラスのパーソナルアシスタントがお出迎え。
ここで少し問題が。日本人2人と外国人6人に対して一人のアシスタントですから、パスポートコントロールで別々の窓口になるわけです。当然日本人は担当係員と別れて日本人の窓口へ。8人満席ってあまりないのかなー。でも一人って。。。
で、早々にパスポートコントロールを向けてターンテーブルへ。
荷物を待っていると一番最初に出てきました。どうも、そこにも2人のファーストクラス担当者がいて、ファーストクラス乗客の荷物をカートに入れてファーストクラス乗客が待つエリアへ運ぶサービスのよう。
僕は外国人をサポートしたアシスタントと別れているため、ターンテーブルで待ってましたが、本当はファースト用の待機場所があるんでしょうね。
(謎です! 誰か知っている人いたら教えてください)
まぁ、その場にいるし、”自分で運びまーす”と言ったら、荷物が大量だったのを見て(100kg超のリモワ大2個にゴルフバッグにスポーツバック大2個)、一人がカートで税関も越えてくれて、外の宅配サービスまで運んでくれました。
いつもはただのスタアラプライオリティタグですが、今回はHONサークル会員タグが付いてました。これは記念にとっておこうと思います(^^) -
機内のアメニティは残念なことにドイツ Braun Bueffel社(1887年創業)のポーチでした。(あとは未使用のパジャマ上下)
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希望はルフトのファーストだから代名詞のルフト&リモワダブルネームのアメニティケースが良かったんだけどねー。
前にもらったやつ(黒)も古くなってきてるんで(苦笑)
ちなみに、その後ろの黒い薄型のは先月JALのビジネスでもらったゼロハリバートンのアメニティケース。JAL頑張ってるよなー(^^)
ということで、ルフトハンザファーストクラスの旅をこれで〆たいと思います。
よかったらJALファーストクラスの旅の旅行記も読んでみてください。
http://4travel.jp/travelogue/11122019
各社ちがった特徴持ってるなーと思います。
しかし、ルフトハンザは機内よりもやはり、あのベンツで搭乗機に横付けのファーストクラスターミナルが圧巻なんですよねー。ルフトでFクラス利用の際には、フランクフルトのファーストクラスターミナルを利用することを強くお勧めします。
皆様の旅に役立つ情報が提供できていたら幸いです。
長々と読んでいただいた皆様、ありがとうございました m(..)m
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この旅行記へのコメント (1)
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- Aさん 2021/02/04 16:10:46
- はじめまして。
- はじめまして。コメント失礼します。
こちらのブログ拝見させていただいたところ
私の知り合いがmuroranさんのこのブログの
上から3枚目の画像を無断であたかも自分かのようにスカイプでアイコンとして使っています。
本人は悪気がないようなのでコメントさせていただきました。
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