安定の人気ホテル　ラムセス・ヒルトン

2016/08/29 - 2016/08/29

カイロにホテルはたくさんあれど、多くの日本人のお客様が宿泊されるホテルは
ある程度絞られます。

そんな中でも安定して人気なのが、ダウンタウンにあるラムセス・ヒルトンです。

エリア カイロ(エジプト)

1981年オープン＆カイロの全ての建物の宿命で外観はすっかり砂色になっており見た目はちょっと古い･･･という感じですが、
（こちらの写真はお借りしました）

一歩中へ入れば、ピッカピカに磨かれたロビーが広がります。

ロビーの奥には吹き抜けで自然光が明るいガーデンコートカフェがあります。

午前7時から深夜2時までオープンとのことで、午前中に訪問したこの時も
シーシャを楽しんでいる人がたくさんいました。

「シャーロックホームズ 」という覚えやすい名前のイングリッシュ･パブ。

午後1時から深夜2時までオープンとのことで、まだ営業前でした。

ひとつ上の階に上がり、こちらはインド料理レストラン「マハラジャ」。

同じく午後1時オープンの為、まだ閉まっていました。

Cairo360.comというオンライン情報サイトで2年連続でベスト インド料理レストランに選ばれたそうです。

私が知るだけでもカイロには結構多くのインド料理レストランがあり、どこもちょっと高級、そしておいしいので、2年連続No. 1とは期待できそうです。

そして、朝食会場でもある24時間営業レストラン「テラス・カフェ」。

左側の入口上の日本語で「レストラン」とあるの見えますか？
さすが、ジャパニーズ・フレンドリーのホテルです。

朝食ビュッフェは午前6時から11時まで。

ちょうど11時半だったので、既に終わってしまっていましたが、朝食ビュッフェ中にピアノかハーブの生演奏があるそうです。

朝から生演奏とは豪華ですね！

素晴らしいナイルビューです！

12時から始まるランチビュッフェの準備中で、まだ食べ物は並んでいませんでしたが、このIHはいいですね。

温かいメニューが冷めずにいただけます。

ランチビュッフェは12時から16時、ディナービュッフェは18時から23時まで。

それ以外の時間はアラカルトメニューがある24時間レストランです。

遅い到着や早朝出発、観光や仕事で変な時間に食事したいなんて時も安心です。

昼間のさわやかなナイルもいいですが、夜景はもっとおすすめですよ。

続いて客室のご紹介。

ホテルは現在内装工事をしていて、客室フロアの通路もきれいになっていました。

ちなみに工事をしているフロアはエレベーターが止まらないようになっているので、工事現場が宿泊ゲストの目に留まることはないそうです。

こちらはナイルビューのデラックスルーム。

嬉しい電気ポット付き。

アイロンとアイロン台は貸し出しではなく標準装備。

もちろん室内金庫もあります。

なによりもこの景色！！

ナイル川と緑が美しい中州・ゲジーラ島、カイロのシンボル・カイロタワーが見渡せます。

客室のテレビでNHKワールドが視聴できるそうです。

全室バスタブ付き。バスタブはちょっと古びた感じがしましたが、ないよりいいですね。

アメニティ。

ホテルは30階建て、365の客室があり、各フロアの端の客室は2部屋をコネクトできるようになっています。

写真に写っている2つの客室が、

中にあるこちらのドアで行き来可能になります。

ツインのナイルビュー、デラックスルーム。

さっきとはちょっと違う角度のナイルビュー。ほんと眺め最高！

夜景はもっと素晴らしいこと間違いなし★

右側のピンク色の建物はツタンカーメンの黄金のマスクがあるエジプト考古学博物館です。

日本人同僚は、エジプトで仕事が決まった際、日本人の友達に「ラクダで通勤するの？」と聞かれたそうですが、カイロはこの通り、都会です！

ラムセスヒルトンにはカジノがあります。（カジノ内は撮影禁止）

入場は21歳以上でID（パスポート）チェックがあります。
ドレスコードはありませんが、過度にカジュアルな服装は避けた方がよいと思います。

24時間オープンですので、観光やお仕事で忙しくても利用できますよ。

写真は入口の外にあったスロットマシーン。

カジノと同じ階に屋外プールがあります。

ゲストの邪魔にならないよう、遠くからの写真しか撮りませんでしたが、ナイルビューです。

上階の客室から見下ろすとこんな感じ。道路の向こう側がナイル川です。

小さいプールですが、楽しむには十分ですよね。

実はこの日は和食メニューのチェックが視察の目的でした。

※通常和食メニューはありません

特別に用意してもらった和朝食。どれもおいしくてビックリ！

鯖とご飯に味噌汁。

エジプトでも魚を食べますが、オーブンでグリルかフライにします。
日本風の焼き魚なんて超貴重です。

同じくエジプトでは日本と同じジャポニカ米を食べますが、炊く時の水の量が少なく、日本のご飯よりももっとパラパラした感じに仕上げます。
日本のご飯のように水分が多いと「失敗」とみなされます！

ですが、用意してもらったご飯はまさに日本風。エジプト人シェフがよくこの絶妙な炊き加減がわかるなと関心しました。

味噌汁も容器がちょっと中華スープみたいですが、味はちゃんと日本の味噌汁でした。

こちらはスモークサーモンとアボカド丼。

スモークサーモンもアボカドもこちらで普通に売っていますが、海苔を足してこういう盛り付けにするだけで完全に和風になりますね。

いただいたのはCitadel Grillという夜のみオープンのグリル料理レストランですが、場所をお借りしただけで通常、日本食メニューはありませんので、ご注意を！

ホテルの正面エントランスを入ったところに銀行が２軒あります。

こちらのバンク・ミスルは２４時間オープン。日本円からの両替もできます。

ロビーにはホテル名にもなっているラムセス２世･･･のなんかマンガっぽくなった像も。

ラムセス２世はアブシンベル神殿など多くの巨大建築物を作ったファラオで、彼のミイラはカイロのエジプト考古学博物館のミイラ室に展示されています。

ギフトショップや、

小さいゲームセンターみたいなものも。

ちなみに、ホテルの隣にAnnexというショッピングセンターがあるのですが、かなり古くさびれた感じです。

※カイロにはららぽーと顔負けの最新大型モールがいくつもありますよ！

それでもいろいろなお店は入っているので、全く期待せずに覘いてみたら
意外と掘り出し物がみつかるかも？

ラムセスヒルトンはとにかく立地とすばらしいビューがおすすめですので、
ご利用の際はぜひナイルビュールーム指定して下さいね。