先日地元紹介のパンフレットを何気なく見ていたときに、チョンバルに第二次世界大戦時の防空壕があると知り、更に調べていくとTiong Bahru Heritage Volunteersというグループが不定期で無料ツアーを催行していることが分かったので、早速、peatixというアプリをダウンロードして、このグループをフォロー。ようやく待望のツアーのお知らせが届き、チケットを無事手に入れることができた。すべてのチョンバルヘリテージウォークツアーが防空壕の見学を含んでいるわけではないようなので、チケット予約の前にツアーの詳細に「This tour includes an exclusive visit to Singapore's first communal civilian air raid shelter in a residential estate」と記述されているか確認したほうが良い。また、何ぶん無料なだけにこのツアーのチケットはすぐに完売となってしまうので、お知らせが届き次第予約をすることをおすすめします。<br /><br />Tiong Bahru Heritage Volunteers Public Group:<br />https://www.facebook.com/groups/177683299032084/<br /><br />Peatix:<br />http://peatix.com/group/12222/<br />

チョンバルで第二次世界大戦時代の防空壕を見学〜Tiong Bahru Heritage Walk

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2016/10/01 - 2016/10/01

1828位(同エリア14843件中)

#街歩き

エリア

シンガポール(シンガポール)

同行者: その他

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

こんな感じでチケットが送られてきます。
午前中はなかなか良いお天気。お蔭で首に巻いたタオルは汗でぐっしょり・・・
チョンバルコミュニティーセンターに９時集合。１０分前には集まりましょう、みたいなことが書いてあったので１０分前までに到着するとまだ誰も来ていなかった。何となく、ちっちゃな損をした気分。
チケットは見せる必要がなく、いきなり点呼。茶柱タツ子の名前がリストのトップにあったらしく、初っ端から発音しにくそうだった。　
もともとは偶然手にいれたこのパンフでこのツアーのことを知ったのでした。ツアーは無料ですが、ツアー開始前に一応募金を募ります。大概皆さん一人10ドルぐらい募金箱に入れている様子でした。
チョンバル（Tiong Bahru）という地名は二つの異なる言語から成っているらしい。

Tiong＝中国語の「塚」
Bahru＝マレー語の「新しい」

つまり、「新しい墓地」という意味だそうだ。昔は墓地だったのだが、この地名は不動産的にどうなのよ、ということになったらしく、「塚」から現在の当たり障りのない「中」という表記に変更されたとのこと。そしてその目論見は成功して今や、シンガポールでもホットなスポットになってしまった。賃貸料もかなり高い。
あら・・・ついこの間父親を案内した場所を再び訪れることに。
雨の侵入や直射日光を防ぐ目的でチョンバルのアパートに決まって備わっている走廊の幅は５フィート（１．５メートル）と決まっているのだそうです。この設計をシンガポールに導入したのが、かの有名なサー・スタンフォード・ラッフルズ。

「ほう、そうだったのかぁ、忙しい人だったんだな・・・」などと改めて見慣れた設計を見上げたりして。
直射日光を和らげるグリーンの窓ガラス。
当初はすべてのチョンバルのアパートがこのガラスを使っていたけれど、今は希少となってしまったそうだ。ちなみにこのお宅のドアが全開になっていたので、ついついのぞき見したところ、欧米系の方が住んでいるらしく、センスの良さに唸ってしまった。
ここ一帯の建築は、全てイギリス人による設計で当時の最先端の輸送車両、即ち飛行機や船をモデルにして設計されたため、丸みを帯びたものに仕上がっているのだという。元々は過密集住地域になりつつあったチャイナタウンの人口を分散させる目的で開発されたチョンバルだったが、完成当初の賃貸料が月２５ドルと、中華街の賃貸料６ドルの約４倍という法外な価格だったため、結局こちらへ移住でいたのは中流階級以上の家庭と欧米人だけだったらしく、抜本的な解決にはならなかったとか。
一階の窓にはすべて格子がつけられている。レノベーションをするときに多くの家庭が格子を取る傾向にあるらしいが、あまりに頑丈にできているため、業者泣かせの格子だという。
いつもの角度から。
設計者のこだわり。
チョンバルで一番古い館だとか？

ガイドをしてくれていたひとの友人がかつてここに忍び込んだ？ことがあるらしい。今は空き家。
シンガポールジェネラルホスピタル。シンガポール人にとっては思い出深い病院らしい。
昔は病院の壁にこんな広告がでかでかと掲げられていたとか。二人っ子政策だったのか。
シンガポールのパイオニアである、Tan Tock Seng氏の墓地へ。
前の晩珍しく帰りが遅かったもので、ここから暫く茶柱の集中力が衰え始め、目こそ開いていたが、殆ど脳が睡眠状態に・・・
確か戒名の説明をしていたようにうっすら記憶しております。残念ながら、猛烈な睡魔が突如襲ってきていた。けれど、シャッターだけは意地でも切り続ける私・・・
このTan Tok Seng氏は大変に裕福な実業家であったそうですが、慈善活動にも積極的に着手。墓地として購入した土地の一角に職業訓練校なども設立。そしてここにはなぜかミニ動物園もあったとか。動物園跡、と言われてもあまりピンとこない茶柱なのであった。このサイズは動物園というよりも、飼育小屋と呼ぶべきなのでは・・・？
再びチョンバルの中心に戻り、防空壕を目指す。途中、一度もレノベーションされていないアパートの前でオリジナルのドアはこんな感じだったという説明を受ける。茶柱はすでに取り壊しが決まっていた古いアパートでシンガポール生活をスタートさせたもので、正直、そのアパートのドアとまったく変わらず、懐かしいな、という感じ。
ヤギさん。
この辺は面白いストリートアートが増えたね。
チョンバルにある人気カフェ「P.S. Cafe」の前。この下に防空壕があるという。
ブロック７８の裏側に廻ると防空壕への入り口があります。
入口。
イギリス規格に基づいて作られた防空壕の壁の厚さ。
いざ、中へ。中の広さは約１３９平方メートルとかなり広く、真っ暗闇。実は昔は見学の際は電気を煌々とつけていたそうですが、見学者から「電気などつけないで防空壕らしく暗くしておいてほしい」という要望が届いたそうで、そんなこともあり今は電気をつけていないのだそうです。
イメージとしてアウシュビッツを彷彿させますが、これはベッドではなく貯蔵棚として使われていたそうです。
発電機が置かれていた場所。
昔アレキサンドリアにある煉瓦工場が有名だったそうで、Alexandriaの文字が刻まれていますよ、という説明。
１６００人を収容するための防空壕だったので、所々このように地下から地上5階まで続く換気設備が施されている。確かに中は蒸し暑くはない。
こちらが先ほど立っていたPSカフェの真下に当たる場所らしい。
写真を撮っていたら話を聞きそびれてしまった。確かこれは防空壕へ入るために梯子を固定させる穴だったような・・・
トイレ跡。これにて防空壕見学終了。外に出るとちょうど小雨が降ってきて、雨から逃げるようにしてそそくさと移動。とりあえず、天気が持ってよかった。
ファーラーパークにあるシティスクエアモールの中にあるマレーシア発祥のFace to Faceという麺屋さんへ。ここのところ通い詰めていたので、店員さんにすっかり顔を覚えられてしまっている。今日も「この人また来た」という感じで微笑まれて、こっぱずかしいが開き直るしかない。８月にはマレーシアのジョホールバルにある支店も訪れてみた。そちらには各テーブルにチリソースが三種類置いてあって、内ひとつはまさしくこのチリをこの麺に使いたいんだ！というベストマッチのチリだったので、大満足でした。
毎回、Hot & Spicy Pan Meeしか頼みません。所詮B級グルメなので見てくれは少しあれだけど・・・、美味しいのです。上に乗っているアンチョビがたまらない。申しわけ程度の野菜を改善してくれると有り難いんだけどなぁ・・・・。
ガーーーーっと攪拌して半熟卵を全体に絡ませてからいただきます。

＞くんくんさん、機会がありましたら是非お試しを。ヽ(◎´З｀)ノ彡☆

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この旅行記へのコメント（2）

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くんくんさん 2016/10/02 16:32:33

美味しそう。。。。。

茶柱さま(*'▽')

寝不足なのに、暑い中大変でしたね！

でも、お写真はきちんと撮れてますｗ
さすが、茶柱様(＾◇＾)

Face to Face　面対面ｗ
Hot & Spicy Pan Mee！！
　これはもう。。。。
美味しいに間違いない
面構えです・・・( *´艸｀)

アンチョビ好きなんですよーー(＾◇＾)
最高ですね！

ありがとうございました(*´ω｀*)

くんくん

茶柱タツ子さんからの返信 2016/10/02 16:55:44

RE: 美味しそう。。。。。

くんくんさん

是非是非、１１月は楽しんでください。

今日はチャイナタウンにあるB級グルメのミシュラン一つ星店にいってきました。世界で一番安いミシュラン飯だそうです。笑　それだけに長蛇の列で本当に力尽きました。ミシュランの星がつくって大変なことなんですね。

普通のお店で普通のご飯を食べてるのが一番幸せかも・・・と思いました。笑

ではでは〜

茶

> 茶柱さま(*'▽')
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> 寝不足なのに、暑い中大変でしたね！
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> でも、お写真はきちんと撮れてますｗ
> さすが、茶柱様(＾◇＾)
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> Face to Face　面対面ｗ
> Hot & Spicy Pan Mee！！
> 　これはもう。。。。
> 美味しいに間違いない
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> アンチョビ好きなんですよーー(＾◇＾)
> 最高ですね！
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> ありがとうございました(*´ω｀*)
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