ユーレイルスペインパス利用の旅(1)

2016/09/14 - 2016/09/23

スペインは数年前にアエロフロートを利用してマラガin-outで、グラナダに行ったことがあり、今回が２度目の訪問。
往復カタール航空利用で、行きは羽田空港からマドリードin、帰りはバルセロナ発成田着で行ってきました。

行きの乗り継ぎでは8時間の待ち時間があったのでドーハフリーツアーに参加しようと試みるも8時のツアーはすでに満席であえなく撃沈、しょうがないので6時間60US$の有料ラウンジを利用しました。
有料ラウンジはエレベーターを昇ると左右に1つづつあり、使用料はどちらも同じでした。左のラウンジにはシャワーがありましたが子供連れが多く混雑していたので、私たちは右側の落ち着いた雰囲気のラウンジを利用しました。アルコールはありませんでしたが軽食と飲み物とwifiが使えたので、あまり退屈せずに過ごせました。

今回の旅のコンセプトはなるべく大きな荷物は持たない、目的地までの移動はなるべく速く日帰り観光を心掛ける、ということで宿泊は洗濯機が備え付けてあるアパートメントに決定、まだ訪れたことがないマドリード、セビリア、コルドバ、バレンシア、バルセロナを廻るためスペイン版新幹線のAVEが利用できるユーレイルスペインパスをネット購入しました。購入時はなんと３日のパスに１日のフリーパスがキャンペーンで付いており、４日間をフルにスペイン国鉄renfeAVEを利用して、これらの都市を観光してきました。
結論としてユーレイルスペインパスは私たちのようにマドリードやコルドバなどのスペイン中央部から日帰りでAVEを利用して観光するには利用価値が大きいと思います。特に今回利用したpreferente（１等車両）のパスでは駅のラウンジが利用でき、シートは豪華、車内では食事の提供もあります。もちろんアルコールも飲むことができます。私たちもこの特典を余すことなく利用させていただいたのは言うまでもありません。

パスはユーロ圏で発行されるユーレイルパスとスペイン国鉄であるrenfeの発行するレンフェユーレイルパスがあります。私たちが使ったユーレイルパスの場合、乗る列車ごとに指定券を購入する必要があります。マドリード-バルセロナなどの人気路線は前もって指定席を購入しておかないと席がなくなる可能性がありますのでご注意ください。

今回の旅行日程は以下の通りです。

9/15 QR0813　羽田 24:30→ドーハ 05:45
　　 QR0151 ドーハ14:45→マドリード20:55 マドリード泊

9/16 AVE02080　マドリード8:00→セビリア10:30
AVE02181 セビリア18:45→マドリード21:13 マドリード泊

9/17 モンクレア発bus マドリード11:30→コルドバ12:30
　　 busモンクレア着 コルドバ15:30→マドリード16:30　マドリード泊

9/18　AVANT08082　マドリード8:50→トレド9:23
　　　AVANT08153 トレド15:25→マドリード15:53

9/19 AVE05080 マドリード8:40→バレンシア10:29
AVE05151 バレンシア15:10→マドリード17:03 マドリード泊

9/20 AVE0280 マドリード8:00→コルドバ9:42　コルドバ泊

9/21 AVE03993 コルドバ9:43→バルセロナ14:25　バルセロナ泊

9/22 QR0146 バルセロナ17:45→ドーハ+01:10
9/23 QR0806 ドーハ02:40→成田18:40

スペインパスを利用したのは16日と19、20、21の4日間です。
マドリードからの日帰り旅も結構楽しめました。

これからスペインパスを利用しての旅行を考えているのであれば、この旅行記が少しでも参考になれば幸いです。

エリア セビリア(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ユーレイルスペインパスです。2人利用でpreferenteが3+1日で392ユーロでした。1人が1日49ユーロでrenfe乗り放題は格安だと思います。

レンフェ窓口でユーレイルパスをバリデート（使用開始のスタンプ）し、当日のセビリア往復を購入しました。後で分かるのですがこの時間帯の当日券を購入できたのはラッキーでした。

これはセビリヤ出発前のSala Club Lounge内での写真です。
妻はコーヒーですが私は朝からビールを飲みました。
ただ、食べ物はクッキーやマフィンなどの甘いものしかなかったです。

発車15分前には乗り場が分かるのでホームに向かいます。
ホームにはすでに高速列車のAVEが停車していました。

今回はpreferente（1等席）で、予約席の値段はすべて24.8ユーロ/1人でした。
この座席は革張りのクラブ用で、当たり席のようでした。

発車1時間ぐらいで食事が出ました。
ちゃんと加熱されたスペインオムレツ・トルティーヤとパンがサーブされました。

セビリヤまでの途中の景色ですが、ずっとこんな感じでした。

出る時には改札はありません。

定刻は10:30でしたが10分ほど早く着きました。

セビリヤ・サンタフェスタ駅の外は快晴です。

駅は中心地から1?程離れているますが、それ程暑くなかったので中心地まで歩きます。

しばらく歩くと公園にコロンブスの乗った船のモニュメントがありました。

スペインの古都一般に言えると思いますが路地が多く、迷路のようです。
他の観光客と地図を頼りにさらに進みます。

パティオがあります。

観光客がガイドの説明を聞いていましたが、道が狭いのでなかなか通り抜けできません。

ちょっとした広場に出ました。

公園のようでしたが、お土産物屋さんとレストランが並んでいました。

オレンジの木が涼しげです。

ベンチのタイルがイスラム模様でした。

大聖堂にやってきましたが・・・この人だかりです。

一部ですが中に入れるエリアがあります。そこからの写真です。

大聖堂の正面入り口です。この列は入場の人で、ずっと繋がっていました。
我々はもちろん入りません。

大聖堂をバックに

少し奥に入ったところにこんなアーケードが

中はこんな庭がありました。

疲れたので水分補給にバルに入りました。
飲み物はカバとビールを頼みました。

つまみはイベリコハムのスモールです。自動的にパンが付きます。

ランチは本に書いてあったエンリケベセラに。
飲み物はサングリアとビールです。

食べ物はタパを何品か頼みました。
パンとオリーブとカステラみたいなやつは自動的に付いてきました。

このエビの串焼きが美味しくてもう一度オーダーしてしまいました。
全部で35ユーロ程度だったと思います。
店には後から何組か白人の観光客も入ってきたので結構有名なんだと思います。

店の近くの広場にオレンジの木があり実がなっていましたが、まだ青かったです。

また大聖堂前に戻ってきました。

川沿いの太陽の塔です。入場料は一人３ユーロ、昇ってみます。

太陽の塔からの眺めです。

太陽の塔の展望台。

川沿いにて、日差しがきついです。

途中の宮殿。

スペイン広場に行く途中に公園がありました。

こんな大きな木があったので踊ってみました。

スペイン広場にやってきました。

暑すぎたので早々に退散します。

サンタフェスタ駅に戻ってきました。
ここのSala Club Laungeは改札を入った左にあり、二階建てでした。基本的においてあるものは同じでした。受付でwifiのIDとPWを発行してもらいネットで時間つぶししました。
列車は時間通りに出発しました。

明るいうちに宿に戻ってきました。
マドリードの宿、Apartment Pueruta Del Sol-Rastroの外観です。アトーチャ駅から歩いて20分の所にあり、静かというより寂しい感じのアパートでした。洗濯機が備え付けなので5泊中4回利用しました。
エクスペデアで5泊345ユーロでした。夜10時ごろのチェックインにも関わらず、係の人が建物の前で待っていてくれたのはありがたかったです。

今日は近くのスーパーで食料品や洗剤などを買い物して、おとなしく寝ることにしました。

セゴビア編に続く