2016年8月　スペイン、フランス　合わせて　5泊　　日程　詰め詰め　暑々の旅　（１６）　バスクの街　サン・ジャン・ド・リュズ　静かな朝のニヴェル港　残すところ１泊ボルドー　さて　これから　何処へ　・・・・

2016/08/14 - 2016/08/14

2016年8月14日、スペイン・マドリッドから　クエンカ、
アルバラシン、テルエル、サラゴサ、サンセバスチャン　と　
おおよそ８３０キロを　バスと　鉄道で　移動してきました。

残すところ　あと一泊。

ですが、　14日の今日は　日曜日です。　都市部では　レストラ以外は
ほぼ　休み。

すんなり ボルドーに移動しても　店はお休みだし・・・・
明日の　15日も　聖母被昇天の祝日です。

二日連続で　お店は休みで　買い物はアウト。

それでも　この日を　有効に使わなくちゃ！と　老体に鞭打ち、
さて　今日は　どうするか・・・？

ボルドー周辺の　村に足を伸ばすか・・・それとも　バイヨンヌ辺り・・・・

エリア サン=ジャン=ピエ=ド=ポル(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝、７時２０分。

ホテル前から　駅は　すぐそこ。

朝焼けに　染まる空。　さて・・・・ひと歩き　しましょう。

ホテル・ル・ルレ・サンジャック

ホテル・コルベールの並びに　あります。

ここも駅から　至近。　良さげです。

ブーランジュリ。

焼きたてのパンの　香しい匂いに　引き寄せられます。

隣の工房で　職人さんが　パン造り。

海岸へ　歩きます。

振り返ると　駅の　トイレ。

ニヴェル川　漁港。　　　朝の景色。

川面に移る　家々。　静かに　時が刻まれていく・・・・

生まれ故郷に　何となく　似たような雰囲気。

帰省した日。　朝　目覚めて　階段の踊り場　窓から　身を乗り出してみると
海へと　出て行くポンポン船・・・・

家並みは　全く異なる　素晴らしい眺めですが　どこか懐かしい・・・

漁網。

磯のかおり。

漁師さん　お仕事中。

何やら　話し込んでます。

おい、お前んちのカミさん　おっかねぇなぁ〜〜〜

だろ〜〜？

（我が家的　会話）

おーい　　　諦めんと　誘ってや〜〜

朝陽が　川向うに反射して　美しい〜〜〜〜

あ、　鳥。

カモメさんって　足が　赤いのね。

げに　美しき　眺めかな・・・

向こうに　見えるのは　灯台？

リュズのビーチの　外れ。

東の空が　明るくなってきました。

う、まぶしい。

今日も　暑いぞ。

一隻のボート。

オジサン　二人で　どこに行くのでしょう・・・

Fort de Socoa　と地図に載っている。

Socoaの街。　ソコア海岸の　先端にある砦です。

広ーい海原　大西洋。

早朝のジョギング。

堤防に　プライベートの渡り橋が　掛かり　防砂にも　なってて良い感じ。　

シックな　佇まい。

毎日　毎日　こんな景色で　目覚める・・・・幻想・・・妄想・・・・　ふぅ〜〜〜( ﾉД`)　
明日は　帰国。

身も心も　洗われて・・・・

何度、洗ったことでしょう・・・・甲斐なし。　

砂浜の　お掃除。

毎朝　ご苦労様です。

見飽きない　この　景色。

向こう側は　隣町。　

Socoaの街。　ソコア。

Fort de Socoa　ソコアの砦。

まだ　準備中。

昨夜は　満席だったレストランも　静か。

今日は　日曜日。

メゾン・アダムは　開くようです。

中で　店員さんが　準備中。

ルイ１４世広場も　閑散。

リュズの　マルシェです。
７時から　オープン。

すでに　８時前なので　お客さんも　チラホラ。

買いたいもの　いっぱい。

でも　この暑さじゃ　生ものは　無理。

おいしそう・・・　食べたい・・・・買いたい・・・・・

おばぁちゃま　ジュ　ヴードレ　○○○○、スィルヴプレ〜　って
ここは　フランス。

お隣の　国とは　マダムの肥満度が　違います。

何も　買わず・・・・指をくわえて　立ち去る。

昨夜は　バンドが入って　賑やかでした。

静かな　朝です。

ホテルで　朝ごはん。

荷造り完了。

駅へ。　　　

駅の　窓口のお姉さんに　これから　サンジャンピエドポーに　行って　
今日中に　ボルドーに　移動できるか　相談してみたら　

「大丈夫！　　10時21分の列車なら　バイヨンヌ乗り換えて　
サンジャンピエドポー　12時8分着。
帰りは　16時51分に　ピエドポーを出て　ボルドー着が　20時」と。　　

サンジャンピエドポー、行けるかどうか　不安でしたが
迷いも払拭！　　　決定！

巡礼者が　ピレネーを超える為に　集まる村です。
行ってみたかった！

バイヨンヌまでは　ＴＧＶで。　　２５分。

弱冷房ですが　ないよりマシです。

ただ　日除けのスクリーンが無いので　朝陽が　差し込むと　車内の温度が上がります。

バイヨンヌに到着。　各停の在来線に　乗り換えます。

ワイワイ騒がしいので　何かと思って　写真を撮りました。

皆　一応に同じ　恰好をしています。

S'' JEAN P.P　の表示　サンジャンピエドポー　１１時１０分発　Ｄホーム。

ヴァイヨンヌでの　待ち時間　５０分。

ピエドポーまでは　約１時間。

バイヨンヌ駅舎。

バイヨンヌ駅前。

バイヨンヌのトイレ。

列車に乗り込みます。　　大きリュックとストックを携えた　巡礼姿の老若男女で
車内は　満員。

１１時１０分。ドアは閉まりました。　と、

４人掛けの席に　同席した　オジサンが　ホームを見て　
「オゥ！　テレブル！！」

ホームの　駅員さんに　くってかかる　男性巡礼者。　時計を　指さし　
すごい剣幕。

同席オジサン　「スリーミニッツ　　アーリー　　　オゥ　テレブル！」

時計を見たら　まだ　１０分になってません。　　それなのに　列車は　動き出した。　　　
発車時刻に間に合っているのに　乗り損なうなんて・・・・

サンジャンピエドポーへの　列車は　一日に　５本。

これを逃すと　次は３時間後。

オゥ　テレブル！

車内は　暑い！　冷房　無い！　頬をかすめる　風だけが　命綱。

車窓の景色を　カメラに収めるつもりでしたが　同席オジサンと　三人でお喋り。

ドイツ、ミュンヘンからバイヨンヌまでは　飛行機と列車で。

サンジャンピエドポーから　ピレネー山脈を越えて　サンチャゴ・デ・コンポステラを　目指す　巡礼路を　５週間かけて歩かれるそう。

「定年退職して　時間ができたからね。　あなたたちは　何日間の旅行？」

「一週間」

「えぇー！　日本人は　働きすぎだよ！　短すぎる」

昨冬の　旅行で　ドイツを　一週間で回ったことや　ドイツ各地の写真を見せて
話は　盛り上がり　冷房無しの　暑〜い　列車内も　何とか　１時間、
苦痛もなく　持ちこたえ、サンジャンピエドポーに到着！

ウィ　ハド　ア　グッタイム　サンキュー　ハヴア　ナイス　デイ！

同い年の　お二人さんでした。

サンジャンピエドポー　到着。

ここが　終点です。

ピエドポーの　駅舎内。

沢山の　観光客。　　荷物を　引いてきているので　窓口で　預かってもらえないか　尋ねましたが　すげなく　ノン。

仕方ないので　荷物を引きずりながら　ピエドポーの　町まで　歩きます・・・