[2016年09月] 福井で化石発掘体験、恐竜が見つかりますように

2016/09/18 - 2016/09/19

2年の間に3回の恐竜博物館。
どんだけ好きなんだよ。

今回は発掘体験がメイン。
近くのホテルで一泊し、ゆっくりするつもりで3連休に予約を入れると、博物館が家族の日で無料と重なり、大雨にもかかわらず、駐車場にも入れないほどの大渋滞と大混雑が発生する日になりました。
コドモの発掘目標はトリケラトプス、一体。
そもそも、福井にいたのか疑問。

博物館の最寄のインターは、まだ北陸自動車道とつながっていませんが、現在工事中。
次は道がつながったら、野外博物館で発掘体験かな。
まだまだ恐竜ブームは続きそう。

エリア 勝山(福井)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

シルバーウィーク前半の三連休の中日。
連休中はあいにくの天気です。

雨が強いので、予定を１時間早めて出発しました。
思ったほど天気に影響せず、11時の発掘体験の予約の１時間半前に到着です。

それでも博物館前の第１駐車場はすでに満車。
恐るべしシルバーウィーク。
しかも本日は無料の日。
発掘会場そばに車を駐められたのが奇跡な位。
早目に到着して正解でした。

発掘体験の受付は、博物館の少し手前のビジターセンターで。
玄関先に今日の体験の空き情報が書かれていました。
午前の部は満席、午後の部は空きあり。
当日は次々と予約が入り、午前中には、その日の発掘体験は満席になってました。

こちらが発掘体験の申し込み札。
用具(ゴーグル、ハンマー、タガネ)との引き換え券になります。

この混雑の日でも、前日までなら予約は簡単に取れました。

博物館裏手の、もはや何番目か分からない駐車場。
未舗装です。
ここに入る道路もずっと渋滞、あと数分で満車になりそうです。
この時点で午前10時。

博物館横の丘の上で、今日も座っている恐竜博士。

行列は長い時は外まで繋がっていました。

特別展のチケット販売機は、入口横に特設テントに設置されていました。

本日は敬老の日。
家族の日は入場無料です。

こどもの日とか母の日とかも。
去年来た時は父の日だったかな。

ほとんどスルーで混み具合だけ確認し出てきました。
特別展が特に大行列です。

発掘体験会場はこちら。
屋根があるので、今日の大雨でも大丈夫です。

石は野外博物館と同じ谷から採れたもの。

国内初の恐竜時代の哺乳類の化石を、小学生がここの体験で発見しています。
発見したのは2年前、発表があったのは2ヶ月ほど前です。
全国ニュースでも伝えられていました。
その新聞記事は、正面の左端に貼られています。

簡単な説明の後は発掘体験開始。
トンテンカンテン。
コドモも大人も真剣です。

しばらくすると、色々気がつきます。
叩いたからと言って、石は簡単に割れません。
割れたからと言って、化石があるわけではありません。
学芸員の人が手に負えない量の石を体験と称して割らせているのではないかと。

大物ゲット。
5ミリほどの巻貝が２つ入った化石を発見。
自分で割った石ではなくて、元々割れていたもの。

博物館没収レベルではなかったです。

発掘体験が終わるとちょうどお昼です。
博物館の混雑を考えたら、到底レストランで食べられるとは思えません。
ビジターセンターの隣のチャマゴン茶屋は、まだ空いています。
ハンバーガー位のメニューはありそうです。

注文したのは恐竜バーガーセットと恐竜ポケット２つ。
恐竜ポケットは恐竜の足形のソースカツがピタパンにはさまれています。
600円の値段の割にはボリューミーで揚げたてでおいしかったです。
おすすめ。

待ち時間の間に、コドモが欲しがって買ったのが、化石を入れるケース。
450円で、発掘場所がわくわく化石発掘ランドと記入済み。
日付と名前と化石の名前を記入すれば完成です。
もっと高いと、ムダと一喝して買わないのですが、微妙な値段設定に買ってしまいました。

次に向かったのは、かつやまディノパーク。
博物館の駐車場を挟んだ向かい側にあります。

森の中に実物大の恐竜が潜んでいます。
1周30分ほどの散歩コース。
雨の日は向かないのですが、傘がいるかいらないか程度の小降りになってきたので、入りました。
この天気でも入場する人はそれなりに多いかも。

模型なのですが、周りが本物の木なので、結構リアル。
特に、1、2メートルの小さな恐竜の危険さが分かりやすい。

コドモ、1周で足りなくて、2周させられました。
好きなだけ、何周でもできます。
私は2周で限界でした。

次は特別展、大人1200円、小人600円。
かなり高額。

展示内容を見ると、本物の化石がズラリと、かなりニッチな感じ。
これだけのレンタル料と輸送費が入場料に現れているのね。
と納得できますが。

学術的とか、希少性とか、もちろんレンタル料などの事情とか、
そんなことは子供には関係ない所・・・

つまり、子供にとってはイマイチな内容。
物事を理解してきた高学年ならともかく、恐竜大好き世代の子供向けではないかなぁと思いました。

コドモが興味を示したのは模型。
常設展で充分だったのでは。

トリケラトプスの頭部の化石(実物)。
ツノを除いても1メートル以上あります。
こんなのが丸ごと見つかるんだ?

このように分かりやすい展示は食いつきがいいのですけどね。
難しすぎたかな。

博物館の廊下に、発掘体験で博物館に没収された化石も展示されています。
ほとんどが小さな貝や虫、植物ですが、中にはかなりの大物も。

ウチの発見した貝と同じレベルの物が飾られていたようですが、ウチは持ち帰れました。
相当見つかる物のようです。

今回は常設展はちょっとだけ。
入口の長いエレベーターにも乗らず、最初のティラノサウルスも見ず、ほぼスルー。
入館無料だからこそ、諦められます。

そろそろホテルに向かいます。
発掘体験は最後の回が実施中。
カンカンと音が響いています。

午後3時頃でも博物館に向かう車は渋滞しています。
ピーク時は、いったい何分かかって駐車場に入ったのやら。

ホテルは有料道路を通って博物館から15分ほど。
恐竜博物館から1番近い、が売りになりつつある、ホテルハーベスト スキージャム勝山です。

同じお年頃の男の子を連れた家族連れが多い気がするのは、気のせい？
駐車場のナンバーは関西方面が圧倒的に多いようです。

ソファベッドが２つ。
こちらを使いたい時は、お布団は自分で敷きます。

お部屋おまかせプランで申し込み、当日まで部屋は不明。
狭くても、ソファベット２つが常備されたツインなので、広いのですけどね。

アサインされたのは、和洋室。
最大で７名まで泊まれるようです。
和室の布団も自分で敷きます。
押入れの布団、タオル類、コップなど、全て７名分。
タオルが多いのは助かりました。

窓の外はスキージャム勝山のゲレンデ。

パットゴルフや恐竜探検などアウトドアメニューは豊富なのですが、いかんせんこの大雨。
外のメニューは軒並み中止していました。

夕方はプール。
家族連れで混雑していました。

プールもお風呂もタオル持参なので、部屋のタオルは７名分フル回転です。
宿泊客でも有料なので、タオル欲しいなぁ。

１階のプールはフロント横を通り、浴衣、スリッパ禁止です。
２階の大浴場は浴衣OK。
２つは中でつながっているので、浴衣で大浴場から入り、プールに入る方がらくちん、と後で分かるのですけどね。

ロビー階のイタリアンレストラン&カフェ。
ランチは営業していました。

夕食は和洋のビュッフェ。
和食の方が品数が多いかな。
お寿司、お刺身、おろし蕎麦、ベニズワイガニが福井らしい。

周辺にはホテル以外の施設は全くないため、レストランのキャパは部屋数と合わせてあるようですね。
待ちなしですが、ほぼ満席。

最初の一杯はビール。
大中小の３つの中ジョッキ。何それと思いましたが、ホントにこう書いてありました。

2杯目は福井の地酒、ひやおろし飲み比べセット。
左ほどキレ、右ほどコク。
北陸のお酒は辛口キレが勝負のものが多いと思います。

2日目、昨日と変わらず、天気はどんより。
外のアミューズメントは今日も中止かなぁ。

外で遊べないと、ホテル内で過ごすにはプールとクラフト教室とゲーセン。
今日もプールかな。
プールは一回500円ですが、滞在中共通。
なので、２回利用しましたが、料金は１回分だけ。

ゲレンデは時々ホワイトアウトしていました。

8時過ぎまで朝ごはんを食べていると、遅い方。
みなさん出足が早いのね。
昨日、混み過ぎで博物館を諦めたので、早く行ったとかありそう。
フロントで特別展の200円割引券とディノパークの100円割引券がもらえるので、翌日行く方がお得かも。

最近コンビニおにぎりで目にする福井梅。
朝食メニューにもありました。
美味しい。

土地柄？和食の方がレベルが高いようですね。

各階のエレベーター前にカート置き場があります。
カートが用意されていても、フロントまで取りに行かなくてはならないホテルも多いので、これは便利。

プールは10時から、それまではホテルをウロウロ。
少し雨が小止みになったスキに、ゲレンデの散歩。

ゲレンデから見ると、メインの建物はフロントではなくスキー施設(夏場はアミューズメント受付)になってます。
いい設計ですね。

スキージャム勝山はスキーリゾート施設としては比較的新しく(とは言っても20年近く経ってるけど)、スキーに便利な作りになっていると思いました。
が、ここがスキー場として開業したのは、スキー人気のピークが過ぎ始めた頃。
スキーリゾートとしてはイマイチ波に乗れなかったようです。

冬はスキーもいいかも。
と、考えてみてハタと気がつく。
スキーに行くのは南下でなくて北上でしょ。
ジャムだったら南下してるし。
同じ距離で(30分ほど遠いけど)白馬や妙高に行けるじゃん・・・と。

リピするなら春から秋にかけてですね。

子供向けのアスレチック、恐竜ランド。
小雨になったので、営業していましたが、びっしょり濡れた設備に参加する人はいない模様。

ロッカールーム。
シャワーはプールサイドのみ、大浴場は着替えて向かいます。

プールを１時間ほど利用しましたが、その間ずっと貸切。
ゲレンデやゲーセンには、少ないながらも人は途切れないよう。
(何して過ごしているのかな・・・)

プールは10時から、お風呂は12時から。
この時間差のために、すぐに温まることができず、困りました。

プールにジャグジーやロッカールームにシャワーがないので、冷えるとキツイです。
プールサイドにシャワーはありますが、温まる感じでなく、プールは11時頃から利用する方が良さそうです。

温泉で温まって帰途につきます。

結局、天気が回復する事なく、ずっと雲の中で、周りは真っ白。
外のアミューズメントができなかったのが心残りです。

帰りに勝山市内でおろし蕎麦の昼食。
幹線道路沿いの小さなお蕎麦屋さん、天心です。
おろしが辛くて、ヒーヒー言いながら食べていました。

おいしかったのですが、量は少なめ。
朝ごはんをガッツリ食べ、比較的少食の方の我が家ですら、直後に車内でお菓子を食べていたほど。
天ぷらやご飯も頼んだ方が良さそうです。
おろしが効いて、消化が早かったのかしら？

次回は野外博物館かなぁ。