春秋航空で西塘と上海１泊２日♪

2016/09/17 - 2016/09/18

９月の３連休は上海近郊の水郷・西塘に行くことにしました。西塘はMI:?のロケ地で、トムクルーズ演じるイーサンハントの婚約者が敵につかまって「ラビットフット」なる物体の取引に応じるため水郷の街を駆け抜けるシーンがありました。その景色が本当に素敵でいつか行ってみたいと思っていました。
ところが、台風１６号の発生で今回の旅は非常にやきもきさせられました。出発直前時点の予報では、帰国の日に暴風域が上海浦東付近に微妙にかぶっている・・・。本当に悩みましたが空港でフライト難民になるのだけは避けたいと色々悩んだ末、２泊３日の旅程を１泊２日に変更。西塘から蘇州に寄って帰る予定でしたが、上海近郊のもう一つの水郷七宝とおしゃれエリアの田子坊に帰ることにしました。結果的には台風の影響なく行って帰ってこれました。

【宿】月満西塘客桟（Moonlight Inn Xitang) 1泊
【フライト】春秋航空
917 9C9000 KIX PVG 0900 1040
918 9C9898 PVG KIX 2040 0040

エリア 上海(中国)

今回上海へは初の春秋航空利用。安さにつられてポチ。乗客はほとんど中国の方ばかりでした。春秋航空の機内持ち込みは5kg1個までで他より厳しいことを忘れてた。行きはバックパックにハンドバッグをつめて１個にして、明らか5kg越えてるけど。見逃してもらえた。

期待は全くしていなかっただけに好印象。定刻出発だし中もきれいです。着陸の前に体操の時間があってなかなか楽しい感じ。

空港からはマグレブで龍陽路駅へ。地下鉄の前の食堂で酸辣麺を注文。中国でよく出てくるピーナツの付け合わせと酸っぱい感じの漬け物がのってる。麺はちょっと伸びてる…うーん、酸辣麺てこんな味だっけ？あまり口にあわず半分残しちゃった。

上海南駅のバスターミナルから西塘行のバスのチケットを購入。西塘は人気なのか１時間に一本ある〜。

片道３６元。出発窓口・時刻・座席が書かれていて安心。

バスの待合室。結構混んでます。バスターミナルにも食堂があったのでそこでお昼ご飯を食べればよかったかなぁ〜。

西塘へ出発〜。

途中で全員ガソリンスタンドでバスから降ろされました。どうもこれから運転手さんが給油する模様。ここでおいてかれたらやばそうなので、あまり遠くには行けない。

２時間ほどで西塘に到着しました。景区へ入場するチケットを購入します。１００元なり。

景区の入り口。水郷ぽくなってきた〜。

入り口から少し行ったところから屋台のような小さなお店が見えてきました。

これは何だろう？金魚のようなかわいい蒸し物。

迎秀橋をわたると・・・

屋根付きの回廊・・・

小さなお店がたくさん軒を連ねています。観光客もいっぱい。

サンザシの飴がけ、きれい。

古い明清時代の建築群が一体につながれています。よく見ると旅館。船が行きかってにぎやかな雰囲気。

ゆったりと行きかう船を見ているだけでなんか癒し〜。

実にいい雰囲気です。

ぶらぶら街歩きがてら、宿泊予定のお宿に向かいましょう。

北柵街の細い道を通り過ぎていくと、またいろいろとお店があります。

本日の宿。月満西塘客桟。景区内にあって素晴らしい立地。

予約していたシングルのお部屋。きれいにしてあるし設備も十分です〜。ペットボトルも１本くれました。

これからひきつづき散策しまーす。

東側を散策。なぜかこのあたりは開店準備しているクラブがたくさんある。

景区内の11個ある観光スポットは入場チケットで入ることができます。チケットの有効期限は本日中なので、観光スポットをいくつか回りたいと思います。明朝民居木彫陳列館。木彫りの小物がおいてありました。

ん！これなんだろう。変わった置物。

お次は経堂に入ってみます。

お、これはたぶん関羽さん。

金運に効きそう！

西塘には大小１０８の橋があるといわれています。永寧橋の北側にある安秀橋から見た景色。

西街を散策してみます。

江南瓦当陳列舘。歴史ある瓦が展示されています。

鈕釦博物館（ボタン博物館）。西塘にはボタン生産企業が多く生産量は全国の40％らしい。漢朝から現代に至るまでのボタンが展示してあります。

これとかかわいい。

西街でよさげな小吃屋の呼び込みを受けて、ふらっと入ってみました。お姉さんが軒先でワンタンを作ってた。

嘉興市は肉粽が有名なので、肉粽を注文してみました。しっとりしていて味が良く染みていておいしいです。

ワンタン。エビがたくさん入っていて美味なり。

石皮弄。路地に敷かれた石が皮のように薄いことからこのように名づけらたそう。西塘の中でもこの石皮弄が最も狭い路地のようです。

環秀橋からの眺め。素敵な風景。

煙雨長廊。川に沿って風格ある建物が建っています。

これから船に乗りたいと思います。１人２０元。

手作り感満載の救命胴衣を羽織って出発〜。

船からの眺め。だんだん日が沈んできました。

夕暮れ時になり灯された始めた明かりが素敵。

橋の上のレストラン。手漕ぎボートで３０分くらい。景色を眺めたりしてまったり。

船を下りるとすっかり暗くなっていました。写真だと分かりずらいですが実際はとーっても幻想的な雰囲気。

路地裏もライトアップされてきれい。

歩いていたらよさげなカフェを発見。緑石小院というカフェバー。良い雰囲気なので入ってみました。

お兄さんの素敵な引き語りあり。

アイスクリームを頼んだらなんと７５元。高っ！でも、リキュールがかかっていてクオリティ高い。素敵なバックミュージック付きだし雰囲気料ということで。居心地がよくてずっとまったりしてしまった。ここ以外にもいたるところでミュージックバーがたくさんありました。

屋台ものぞいてみます。おいしそう〜。

お、キティちゃんの饅頭？

川沿いで精霊流しもやっている。幻想的。

月が雲に若干隠れてますが、月光に照らされた景色も素敵〜。

夜景を味わうべく、西街と煙雨長廊をなんども行ったり来たりして堪能しました。やはり西塘は夜の景色が素晴らしい。

送子来風橋からの景色。

永寧橋からの景色。

塘東街から謎のネオンが見えました。そして爆音が・・・クラブですね。

ちょっと外からのぞいてみましたが、なんとも似つかわしくない光景。ここ歴史ある古鎮だぞ。せめて景区外に作ればいいのに・・・と思いました。十分に夜景を堪能したので宿に帰って就寝。

朝７時起床で散策。朝もやの古鎮が見たかったのですがどうやら出遅れた様子。昨夜の人込みが嘘のよう。静かで清清しい朝。

川面に映る建物等の影も一段とひっそりと美しく感じられます。

静寂・・・

西塘の朝は早いね。朝ごはんを食べに入ってみました。

油条。でかい。

ピータンのおかゆを頼みました。アツアツハフハフハフして食べました。ピータンがいい仕事してる。

環秀橋からの眺め。

朝の西街はあまり人がいません。でもちらほら開店し始めてました。やっぱ朝早い。

吸い込まれそう。

食器を洗っているおじさんが見えます。西塘に生活する人々が朝の活動を開始しています。

川を走っていた小舟もひっそりと川に浮かんでいます。

何往復もしてだいぶ堪能しました。そろそろ上海に向かいますか。

西塘のバスターミナル。上海へ向かいます。帰りは１時間で着いてしまいました。

水郷巡りしたいと思います。地下鉄９号線で行ける上海から一番近い水郷。七宝へ到着。入り口の鐘楼。

雑貨や骨董店が並ぶ北大街。人が多い。テーマパークのようです。

運河沿いから見える景色。

レストランが並んでいてにぎやかなところです。

メインストリートの南大街。

叫化鶏（こじき鳥）が売っています。どんな味なのだろう・・・気になる。

七宝老街湯團店に入ってみます。繁盛してます。

とりあえずお試しで一個。小豆の湯園いただきまーす。美味〜。

ここにもカラフルでかわいい饅頭。眺めているだけでも楽しいです。

豚足の煮込み。あちこちで売ってます。

臭豆腐。これを食べようかな〜と思いましたが・・・

やはりここはひとつ蟹みそ入りの小籠包を。おいしゅうございました。橋のふもとの百年龍包で。

路地の徐家弄に入ってみました。ローカルな雰囲気。

駅前のショッピングモール「匯宝購物広場」に台湾チェーンの鮮芋仙がありました。デザートにいただきまーす。しばし休憩。

田子坊に来てみました。

おしゃれでいい感じのショップがいっぱいある。ギャラリーに入ったりしてぶらぶらしました。

おしゃれなカフェもいっぱいあるけどやっぱ価格設定がお高い・・・。

かわいい雑貨屋さんもたくさんあるのでふらっと入ってみます。

中国のプロパガンダグッズを売っているお店のようです。

田子坊の中にも市場がある。カラフルでおいしそうな野菜と果物がいっぱい。ここでなら野菜買いたい。

駅前のショッピングモール「日月光中心広場」の1階にある桃園眷村で休憩。ひたすら朝ご飯だけを提供するお店のようです。紅茶豆乳をたのんだら器とれんげで来た。美味！

「日月光中心広場」のフードコート内にある小煎包をつまみたいと思います。

エビチリ味の「大蝦生煎」とノーマルの「小楊生煎」のミックス４つを頼んだはずが最初に２つエビチリ味が来た。そのあと２つ来たのもエビチリ味だった。まいっか。ジューシーで大変おいしかったです。そろそろ空港へ向かいます。

空港のファーストクラスラウンジで麺とサラダで腹を満たす〜。

では日本に帰りましょう。台風が近づいているので大丈夫かなぁーとおもいましたが定刻出発。レガシーキャリアよりもいいかもしれない。

関空についたら0時を超えており、当然電車はないのでKIXLOUNGEで夜明しします。やっぱり遅い時間だとオープン席しか空いてなかったし。携帯の充電とちょこっと横になることができた。横になれるベンチを探した方が楽だったかもしれないなぁと思いながら、始発を待っておうちに帰ります。定刻出発だし春秋航空が使えるということが分かったのでまた利用したいと思います。