1999/08/22 - 1999/08/31
9位(同エリア15件中)
みどくつさん
1999年8月23日、おそらくはバムでも高級な部類に入る宿「バムイン(BAM INN)」の清潔なベッドで、目が覚めた。
ただ、昨日のバスで風に当り続けたせいか、喉に痰が絡んでいる。
身体もちょっと熱っぽい気がする。
ベッドに横になったまま、今日の予定を考えてみる。
長期旅行なので、別にどうしても今日移動しなければならないわけではない。
1泊13ドル(10万8千リアル)だが、設備はとてもいいので、満足している。
正直、海外個人旅行では、思いがけなくいいホテルに泊まってしまって、そこに居ついてしまうってことも、よくある話だ。
ただ、昨日歩き回った感じでは、バムはそんなに居心地のいい町ではない。
バムには死の町「アルゲバム(ARGE BAM)」という、放棄された城塞都市がある。
それ以外には何もない。
アルゲバムを見てしまって、それから体調と相談して、今日どうするか決めよう。
バムインのマネージャーに話をすると、チェックアウトは午後2時だと言う。
また、ここでは1ドルを7000リアルで両替する。
僕が「イラン国内では9千リアルだと聞いてるけど」と言う。
すると、「ザヘダンなら9千リアルだが、ここからザヘダンへ行くのに交通費がかかるからね」という、わかったようなわからないような返事だ。
一応バックパックをまとめて、部屋に置いて、外へ出る。
通りで乗り合いタクシーを止めると、昨日と同じ運転手だ。
250リアルで町へ出て、まず郵便局へ。
これまでの旅で集めた地図や、パンフレット、絵葉書、それからガイドブックを日本へ送るつもりだ。
特に「Lonely Planet」のCHINAとPAKISTANは、これ以上持って歩くには重すぎるからね。
郵便局で、段ボール箱に詰める。
39800リアル(航空郵便料金)と2300リアル(箱代)で、合計43100リアル。
受け付けてくれたのは、中年の郵便局員だった。
小銭の100リアルがないと言うと、100リアルはいいと負けてくれた。
料金を安くしてくれたのはいいが、僕が渡した43000リアルをクシャクシャッとポケットに入れてしまった。
僕は「こりゃ郵便料金を横領するつもりだな」と思った。
でも、小包がたとえ日本に着かないとしても、「郵便局員が郵便料金を横領したのを見た」というのも、話のネタだ。
それ以上に、ガイドブックを手放して、バックパックの重量が減ったのがうれしい。
しかし、イランの郵便局員の名誉のために書いておきますが、これから2か月ほどして、この小包は無事に日本へ到着しました。
バムの町には、バス会社が数軒並んでいた。
7番のバス会社でケルマン(KERMAN)行きが見つかる。
これからだと、昼の午後12時半、次に午後4時半がある。
午後12時半のバスの切符を買う(4100リアル/約50円)。
通りかかったタクシーを止めて、アルゲバムへ行くことにする。
アルゲバムまで2000リアルで話をつける。
アルゲバムの入場料が15000リアル。
観光客は僕1人のようだった。
とにかく早足で歩く。
監視塔へ行く途中で写真を1枚、一番奥の監視塔まで登ってまた写真を取る。
焦って戻り、出口のジュース屋に僕の写真を取ってもらった。
外へ出ても、タクシーがないので、とっとと早足で、ホテルまで歩いた。
アルゲバム内にいたのが30分程度、アルゲバムからホテルまで歩いて25分程度かかった。
ホテルのマネージャーの言う、1ドル7千リアルのレートで、40ドルを両替して28万リアルを手にする。
用事を済ませても、バスの出発までまだまだ時間の余裕がある。
本を送って軽くなったバックパックを背負って、ゆっくりとバス会社まで歩く。
バス会社で、コーラの大瓶が3000リアル。
バスは12時34分に出発。
15時15分(午後3時15分)にバスは何事もなく、ケルマンのバスターミナルに到着する。
ただ、ケルマンのバスターミナルは、ケルマンの町から遠いんだよ。
でもまだ、午後3時過ぎならば、どうにでもなる。
バスターミナルの横にある「ケルマーンホテル」という宿がある。
このホテルを当ろうと、バスターミナルから裏へ回る。
乗り合いタクシーが僕に向かって「アハヴァーン、アハヴァーン」と声をかける。
「アハヴァーン」というのは、ケルマーンの町にあるホテルらしいんだよ。
でも一応、ケルマーンホテルを見てみた。
一部屋25ドル。
両替レートは1ドルが9千リアル。
ただ受付のイラン女性の愛想が悪いのと、ホテルのマネージャーも変な感じがした。
それに客がいる雰囲気がない。
バスターミナル横のホテルというのは、夜中に賑わうくらいだろうね。
それに、バスターミナルの周りには何にもないので、ここにいても時間の潰しようがない。
タクシー運転手の話に乗って、ケルマーンの町にある「アハヴァーン(AKHAVAN HOTEL)」へ行くことにしました。
タクシー料金は3千リアル(36円)でした。
- 旅行の満足度
- 3.5
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