ゴルムド旅行記(ブログ) 一覧に戻る
1999年7月30日。<br /> 本当は昨日、ゴルムドへ旅立つ予定だった。<br /><br />ところが、中国人経営の旅行社「西蔵大自然国際旅行社(TIBET NATURE INTERNATIONAL TRAVEL SERVICE)」の「Mr. Yong Liang」に騙された。<br />ツアーに含まれている、切符を渡してくれなかった。<br /><br />しつこく交渉したところで、中国人はウソツキで鉄面皮なので、「切符はもらえない!」と諦める。<br /> 人生で一番大切なことは、諦めが早いこと(笑)。<br /><br />そのあと、ラサの長距離バスターミナルで切符を買おうと窓口へ行った。<br />ところが、「当日の出発前に買え」と言われてしまう。<br /><br />なぜ前日に切符が買えないのかわけがわからないが、とにかく中国だから、諦める。<br />こういう風に諦めが早いのが、悩まないコツだ。<br /><br />というわけで、7月30日の早朝に、バスターミナルへ行った。<br /> 泊まっていた「キレーホテル(吉日旅館/Kirey Hotel)」からバスターミナルまで、タクシーで10元。<br /><br /> 僕は気合を入れていたので、チップを2元渡した。<br />バスターミナルの窓口へ行くと、今度は切符を売ってくれた。<br /><br /> 座席番号が24番、上臥というのだから、二階建ての寝台バスの上の席なのだろう。<br /> 料金は210元プラス保険料が10元で、220元。<br /><br />バスに乗り込むと、この24番という席は、バスの後ろの平らになった場所にごろ寝する席だった(涙)。<br /> 最悪といえば最悪だが、もうとにかく、ゴルムドへ行けさえすればそれでいいと覚悟をきめる。<br /><br /> 海外個人旅行では、とにかくいろいろ考えないほうがいい。<br /> 現実をそのままに受け入れて、「諦める」ことが大事なんだ。<br /><br /> 僕は、エジプトで、ハルガダからスエズまでの6時間のバスの中で、立ちっぱなしで移動したことがあるからね。<br />その時は、「椅子に座れたら天国のようだろうに…」と思ったものだ。<br /><br />ゴルムド行きのバスでは最初から横になっているのだから、楽といえば楽だろうさ。<br />バスは午前8時35分に出発した。<br /><br /> 出発した時点で、席が空いていたら、その席へ移動して自分のものにしていいようだ。<br /> 僕の隣で寝ていたチベット人2人が前方の席へ移動した。<br /><br />これで、5人のスペースが3人で使えるわけだ。<br /> 「これは楽だ♪」と、喜んだとたん、バスターミナルを出たところでバスが止まる。<br /><br /> 人がドドッと乗り込んでくる。<br />これは、正規の料金を払わない客に決まっている。<br /><br /> 多分、運転手とかその上の人の副収入になる、定員外の乗客だね。<br />これで、僕の隣のスペースも人で一杯になり、5人の席に7人が寝てしまう(涙)。<br /><br />バスの通路も人間と、彼らが持ち込んだ荷物で埋まっている。<br />これはこれは…。<br /><br />でも動けばいいと思ったとき、バスはガソリンスタンドへ。<br /> 本格的に走り出したのが、午前9時過ぎになる。<br /><br /> 町を出るとすぐに高原へ入ったが、まともな道はなくなった。<br /> 少し踏み固められた部分があって、そこが車が通る道になっているようだ。<br /><br />しかし全体としては、高原はぬかるみ状態。<br /> 後輪を湿地に踏み入れてしまった。<br /><br />バスの後輪が空回りをして動けないので、乗客は全員降りる。<br />バスを軽くして、バスを押す。<br /><br /><br />そこを写真に撮った。<br />ついでに「青蔵高原に立つ世界旅行者」という写真を撮ってもらった。<br /><br />あとで考えてみると、めったに撮れる写真ではないので、貴重なものだよ(笑)。<br />バスにはトイレが付いてないので、出来るだけ水を飲まないようにしている。<br /><br />ただ、乗客はそんなことを気にする人は多くないわけで、トイレをしたくなった人が声をかけてバスを止める。<br />そのときに、他の乗客も連れションをするわけだ。<br /><br />バスが止まったときに乗客を見ていたら、日本人らしいカップルも居た。<br />だが、愛想が悪くて、声をかける気もしなかった。<br /><br />この時期、高原では道路工事が多かった。<br />バスが、その工事を避けて迂回すると、ぬかるみにはまる。<br /><br />乗客がバスを降りて軽くなったバスは、一気に乾いた地面まで移動する。<br />それを、乗客が追いかけていく。<br /><br />その繰り返しだ。<br /> 青蔵高原には、小川が流れ、湿原が広がり、ヤクや羊が草を食んでいる。<br /><br /> 天気もいいし、なかなかのどかな景色なんだ。<br />ローカルバスで青蔵高原を行くのも、なかなかいいじゃないか(二度とはいやだけれど)と感じる。<br /><br />ところが、逆方向から、豪快な乗り物が出現した。<br /> 後輪4輪、前輪2輪のツアートラックだ。<br /><br />ドイツのトラックらしくて、ものすごい馬力で、豪快に水溜りを通過していく。<br /> 見た感じでは、前方半分が椅子席で、窓からは白人男女が見える。<br /><br /> 窓のない後方半分がベッドになっているようだ。<br /> 僕の乗っているバスの頼りないエンジンに比較すると、全くレベルが違う。<br /><br />ドイツトラックは力強く、水溜りを無視して走ってく。<br />いやはや、豪快そのものだね。<br /><br />このあと、中国からパキスタンへのクンジュラブ峠でも、欧米人のツアートラックを見た。<br />それも、トラックに座席が作り付けになっていて、白人美女が乗ってたものなー(笑)。<br /><br /> 欧米人と日本人の旅行者の感覚は全く違うよ。<br /> 日本人は、公共バスで辛さに耐えたり、こっそり現地人の乗るバスやトラックに乗せてもらったりする。<br /><br /> 欧米人は、金をうんとかけて、乗り物を強力に改造して、強引に通過する。<br /> 日本人のように、こっそりとうまく立ち回るのではなくて、金をかけて、許可を得て、堂々とやるんだから(笑)。<br /><br /> 午後1時40分に昼ごはんの休息があった。<br />が、下手なものを食べてお腹を壊したら悲劇なので、お茶を飲んだだけ。<br /><br />バスの出発前にトイレに行く。<br />トイレ使用料が5角。<br /><br />バスに乗っていた日本女が、お金がなくて困っていたので、5角あげた。<br />でもこの女は、ゴルムドに付くまで特にお礼を言うわけでもなかった。<br /><br />バスは、サスペンションが柔らかで(つまり、へたれていて)、ちょっとしたでこぼこ道で大きく揺れる。<br /> 一度、大きく車体が傾いて、バスが横倒しになりそうになった。<br /><br />その時は、バスの乗客全員が、「オーッ!」と叫び声を上げた。<br /> 車体が元に戻った時は、拍手が起きたよ。<br /><br /> 夕食の休息もあって、中国人、チベット人の乗客はどんどん食事を取る。<br />しかし、僕はトイレのことが心配で、このときも軽く水分を取っただけだ。<br /><br /> 朝食をとってない上に、昼食、夕食も取らなかった。<br /> 翌朝も食べなかった。<br /><br />ラサでバスに乗る朝から、ゴルムドへ到着するまで、断食していたわけだ。<br />バスの中で横になっていると、急な坂ではバスのエンジンが一生懸命がんばっている振動が響く。<br /><br /> 僕が思うのは、なんとかゴルムドに着くまで、エンジンやクラッチが持って欲しいってことだけ。<br /> 明け方になって、どこかで休息をとったかもしれないが、記憶にない。<br /><br /> 翌日の午前11時55分に分水嶺を越えたようだ。<br />これが青海・チベットハイウェイの唐古拉(タングラ)峠(海抜5,231m)だったのかもしれない。<br /><br />ただ、ボーッとしていたので、確認はしてません。<br /> 途中にはいろんな峠があるだろうしね。<br /><br />これがタングラ峠でなくても、僕は青蔵ハイウェイを通っている。<br />だから、タングラ峠を通過しているのは間違いない。<br /><br />ネットで調べると、道路の方が、青蔵鉄道の唐古拉峠(海抜海抜5,072m)よりも高い。<br />どちらにしても、僕は5千2百メートルを超すタングラ峠をローカルバスで通過している。<br /><br /> 鉄道旅行よりも高いところを通っていることで、自慢が出来るわけだ。<br />この峠を越えたあとは、下り坂が続き、バスも順調にひた走る。<br /><br /> 道路の横には流れの速い川が岸を削って、垂直の崖が見えた。<br /> 平原にはいって、低い町並みが見えてくる。<br /><br />これがゴルムドだった。<br /> 到着は時計では夕方になったが、到着時間を記録する気力がなかった。<br /><br />おそらく、午後5時くらいではなかったかな。<br />そうだとすると、ラサからゴルムドまで、ローカルバスで32時間程度かかったことになる。<br /><br /> 午後5時に着いたとしても、北京時間だ。<br />ゴルムドはまだまだ明るかった。<br /><br /> 乗客は、ゴルムドの手前で、次々にバスを降りて行く。<br />バスターミナルまで乗っていたのは、ほんの数人のバックパッカーだけだったよ。<br /><br />このバスの所要時間は、バスターミナルでは24時間と言われた。<br /> 「Lonely Planet」には、26時間とある。、<br /><br />もちろん、故障したら何日かかるかわからないと噂されていた。<br />ラサで聞いた話では、2泊3日も珍しくないとか。<br /><br />しかし僕の乗ったバスは、いつ故障しても不思議ではない様子だったが、なんとか走ってくれた。<br />そのことについて、神に感謝の祈りを捧げる。<br /><br />どんなにお金を積まれても、このバスには、2度と乗ることはないだろうけれど。<br /> 青蔵鉄道ができた以上、外国人観光客でわざわざローカルバスに乗る人間なんて、もういないだろう。<br /><br />そういう意味では、僕はこのバスに乗ったことだけで、自慢話が出来る。<br /> 長期旅行者にとっては、これって、とってもおいしいことなんだよね(笑)。<br /><br /><br />

ラサから青蔵高原を走って、唐古拉(タングラ)峠(海抜5,231m)を越えて、30時間以上かかって、ゴルムドへ到着@チベット/中国

4いいね!

1999/07/16 - 1999/09/15

7位(同エリア9件中)

0

2

みどくつ

みどくつさん

1999年7月30日。
本当は昨日、ゴルムドへ旅立つ予定だった。

ところが、中国人経営の旅行社「西蔵大自然国際旅行社(TIBET NATURE INTERNATIONAL TRAVEL SERVICE)」の「Mr. Yong Liang」に騙された。
ツアーに含まれている、切符を渡してくれなかった。

しつこく交渉したところで、中国人はウソツキで鉄面皮なので、「切符はもらえない!」と諦める。
人生で一番大切なことは、諦めが早いこと(笑)。

そのあと、ラサの長距離バスターミナルで切符を買おうと窓口へ行った。
ところが、「当日の出発前に買え」と言われてしまう。

なぜ前日に切符が買えないのかわけがわからないが、とにかく中国だから、諦める。
こういう風に諦めが早いのが、悩まないコツだ。

というわけで、7月30日の早朝に、バスターミナルへ行った。
泊まっていた「キレーホテル(吉日旅館/Kirey Hotel)」からバスターミナルまで、タクシーで10元。

僕は気合を入れていたので、チップを2元渡した。
バスターミナルの窓口へ行くと、今度は切符を売ってくれた。

座席番号が24番、上臥というのだから、二階建ての寝台バスの上の席なのだろう。
料金は210元プラス保険料が10元で、220元。

バスに乗り込むと、この24番という席は、バスの後ろの平らになった場所にごろ寝する席だった(涙)。
最悪といえば最悪だが、もうとにかく、ゴルムドへ行けさえすればそれでいいと覚悟をきめる。

海外個人旅行では、とにかくいろいろ考えないほうがいい。
現実をそのままに受け入れて、「諦める」ことが大事なんだ。

僕は、エジプトで、ハルガダからスエズまでの6時間のバスの中で、立ちっぱなしで移動したことがあるからね。
その時は、「椅子に座れたら天国のようだろうに…」と思ったものだ。

ゴルムド行きのバスでは最初から横になっているのだから、楽といえば楽だろうさ。
バスは午前8時35分に出発した。

出発した時点で、席が空いていたら、その席へ移動して自分のものにしていいようだ。
僕の隣で寝ていたチベット人2人が前方の席へ移動した。

これで、5人のスペースが3人で使えるわけだ。
「これは楽だ♪」と、喜んだとたん、バスターミナルを出たところでバスが止まる。

人がドドッと乗り込んでくる。
これは、正規の料金を払わない客に決まっている。

多分、運転手とかその上の人の副収入になる、定員外の乗客だね。
これで、僕の隣のスペースも人で一杯になり、5人の席に7人が寝てしまう(涙)。

バスの通路も人間と、彼らが持ち込んだ荷物で埋まっている。
これはこれは…。

でも動けばいいと思ったとき、バスはガソリンスタンドへ。
本格的に走り出したのが、午前9時過ぎになる。

町を出るとすぐに高原へ入ったが、まともな道はなくなった。
少し踏み固められた部分があって、そこが車が通る道になっているようだ。

しかし全体としては、高原はぬかるみ状態。
後輪を湿地に踏み入れてしまった。

バスの後輪が空回りをして動けないので、乗客は全員降りる。
バスを軽くして、バスを押す。


そこを写真に撮った。
ついでに「青蔵高原に立つ世界旅行者」という写真を撮ってもらった。

あとで考えてみると、めったに撮れる写真ではないので、貴重なものだよ(笑)。
バスにはトイレが付いてないので、出来るだけ水を飲まないようにしている。

ただ、乗客はそんなことを気にする人は多くないわけで、トイレをしたくなった人が声をかけてバスを止める。
そのときに、他の乗客も連れションをするわけだ。

バスが止まったときに乗客を見ていたら、日本人らしいカップルも居た。
だが、愛想が悪くて、声をかける気もしなかった。

この時期、高原では道路工事が多かった。
バスが、その工事を避けて迂回すると、ぬかるみにはまる。

乗客がバスを降りて軽くなったバスは、一気に乾いた地面まで移動する。
それを、乗客が追いかけていく。

その繰り返しだ。
青蔵高原には、小川が流れ、湿原が広がり、ヤクや羊が草を食んでいる。

天気もいいし、なかなかのどかな景色なんだ。
ローカルバスで青蔵高原を行くのも、なかなかいいじゃないか(二度とはいやだけれど)と感じる。

ところが、逆方向から、豪快な乗り物が出現した。
後輪4輪、前輪2輪のツアートラックだ。

ドイツのトラックらしくて、ものすごい馬力で、豪快に水溜りを通過していく。
見た感じでは、前方半分が椅子席で、窓からは白人男女が見える。

窓のない後方半分がベッドになっているようだ。
僕の乗っているバスの頼りないエンジンに比較すると、全くレベルが違う。

ドイツトラックは力強く、水溜りを無視して走ってく。
いやはや、豪快そのものだね。

このあと、中国からパキスタンへのクンジュラブ峠でも、欧米人のツアートラックを見た。
それも、トラックに座席が作り付けになっていて、白人美女が乗ってたものなー(笑)。

欧米人と日本人の旅行者の感覚は全く違うよ。
日本人は、公共バスで辛さに耐えたり、こっそり現地人の乗るバスやトラックに乗せてもらったりする。

欧米人は、金をうんとかけて、乗り物を強力に改造して、強引に通過する。
日本人のように、こっそりとうまく立ち回るのではなくて、金をかけて、許可を得て、堂々とやるんだから(笑)。

午後1時40分に昼ごはんの休息があった。
が、下手なものを食べてお腹を壊したら悲劇なので、お茶を飲んだだけ。

バスの出発前にトイレに行く。
トイレ使用料が5角。

バスに乗っていた日本女が、お金がなくて困っていたので、5角あげた。
でもこの女は、ゴルムドに付くまで特にお礼を言うわけでもなかった。

バスは、サスペンションが柔らかで(つまり、へたれていて)、ちょっとしたでこぼこ道で大きく揺れる。
一度、大きく車体が傾いて、バスが横倒しになりそうになった。

その時は、バスの乗客全員が、「オーッ!」と叫び声を上げた。
車体が元に戻った時は、拍手が起きたよ。

夕食の休息もあって、中国人、チベット人の乗客はどんどん食事を取る。
しかし、僕はトイレのことが心配で、このときも軽く水分を取っただけだ。

朝食をとってない上に、昼食、夕食も取らなかった。
翌朝も食べなかった。

ラサでバスに乗る朝から、ゴルムドへ到着するまで、断食していたわけだ。
バスの中で横になっていると、急な坂ではバスのエンジンが一生懸命がんばっている振動が響く。

僕が思うのは、なんとかゴルムドに着くまで、エンジンやクラッチが持って欲しいってことだけ。
明け方になって、どこかで休息をとったかもしれないが、記憶にない。

翌日の午前11時55分に分水嶺を越えたようだ。
これが青海・チベットハイウェイの唐古拉(タングラ)峠(海抜5,231m)だったのかもしれない。

ただ、ボーッとしていたので、確認はしてません。
途中にはいろんな峠があるだろうしね。

これがタングラ峠でなくても、僕は青蔵ハイウェイを通っている。
だから、タングラ峠を通過しているのは間違いない。

ネットで調べると、道路の方が、青蔵鉄道の唐古拉峠(海抜海抜5,072m)よりも高い。
どちらにしても、僕は5千2百メートルを超すタングラ峠をローカルバスで通過している。

鉄道旅行よりも高いところを通っていることで、自慢が出来るわけだ。
この峠を越えたあとは、下り坂が続き、バスも順調にひた走る。

道路の横には流れの速い川が岸を削って、垂直の崖が見えた。
平原にはいって、低い町並みが見えてくる。

これがゴルムドだった。
到着は時計では夕方になったが、到着時間を記録する気力がなかった。

おそらく、午後5時くらいではなかったかな。
そうだとすると、ラサからゴルムドまで、ローカルバスで32時間程度かかったことになる。

午後5時に着いたとしても、北京時間だ。
ゴルムドはまだまだ明るかった。

乗客は、ゴルムドの手前で、次々にバスを降りて行く。
バスターミナルまで乗っていたのは、ほんの数人のバックパッカーだけだったよ。

このバスの所要時間は、バスターミナルでは24時間と言われた。
「Lonely Planet」には、26時間とある。、

もちろん、故障したら何日かかるかわからないと噂されていた。
ラサで聞いた話では、2泊3日も珍しくないとか。

しかし僕の乗ったバスは、いつ故障しても不思議ではない様子だったが、なんとか走ってくれた。
そのことについて、神に感謝の祈りを捧げる。

どんなにお金を積まれても、このバスには、2度と乗ることはないだろうけれど。
青蔵鉄道ができた以上、外国人観光客でわざわざローカルバスに乗る人間なんて、もういないだろう。

そういう意味では、僕はこのバスに乗ったことだけで、自慢話が出来る。
長期旅行者にとっては、これって、とってもおいしいことなんだよね(笑)。


旅行の満足度
4.5

PR

  • チベット高原でバスが立ち往生。

    チベット高原でバスが立ち往生。

  • バスが脱出したので、乗客が追いかける。

    バスが脱出したので、乗客が追いかける。

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

中国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
中国最安 283円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

中国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP