2016/07/01 - 2016/07/02
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walkingmanさん
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ドイツ、チェコのあとはハンガリー。ブダペストにやってきました。ここはオーストリアハンガリー帝国の首都ですから、面白いものがいろいろあるような予感がします。
7月1日:早朝、ブダペスト着。イシュトバーン教会、マーチャーシュ教会他。ルダシュ温泉体験。
7月2日:市内見学。国会議事堂、恐怖の館他。地下鉄一線ウォーク。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月1日朝6時、ブダペスト(Budapest)に到着です。
当初はプラハからはプラチスラバ経由でブダペストって想定だったんだけど、プラチスラバってスロバキアの首都にもかかわらず、調べても魅力的な観光スポットがみつからない。“ならばいっそのこと先に進んじゃえ”と、ブダペストまで夜行バスで移動することにしました(22ユーロ/2,548円)。この区間は利用者が多いのか臨時バスまで運行されていて、その2台目も満席でした。2日前にチケットをとっておいてよかった。バスの座席やシートピッチはまずまず。
翌朝、ふと気がついたら都会の車窓でした。ブダペストって大きそうな町。
バスターミナルまで連れて行ってくれるものだと思っていたら、広場みたいな所で降ろされて、“ここはどこ?”状態におかれました。トラムの駅が見えるけれどハンガリーの通貨を持っていないから切符を買えないし。
なんとなく人が移動する方向へついて行ってみたらバスターミナルがありました。ATMもあって現地通貨を入手。これで朝ごはんが食べられます。
地下鉄の駅も直結。年代物の車両に乗り宿へむかいます。 -
ネットの予約サイトでとったドミトリーへ、住所をたよりにたどり着いたのがこのビル。この中のどこかにドミトリーがあるらしい。入口がオートロック方式なのでインターホンでフロントに連絡しましょう。今日の宿はWest ○○ Hostel。ところが…。
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ない。入居者一覧に宿の名前がない。場所を間違えたらしいです。手帳に書いた住所とビルの地番は間違いないから、住所をメモした時に書き損じたみたい。正しい住所を確認しなければ。でもどうやって…。
僕のタブレットはSIMなしなので、ここではつながりません。とにかくワイファイがとれる場所を見つけなくては。 -
こんなとき頼りになるのがマクドナルド。朝食もとりたかったので好都合。ハンバーガーとコーヒーで440フォリント(163円)。
ネットを繋いで住所と地図を確認しましたが、やっぱりさっきのビルに間違いはありません。ウーン???。 -
先ほどのビルへ戻ります。扉はオートロックで入れない。困ってまごまごしていたら中から人が出てきたので、このタイミングを逃すまいと素早く中に入りました。ワンフロアごとに看板を確認しながら階段を上がっていくと、お目当てのホステルがあるではないか。小奇麗で値段も2泊で5,150フォリント(1,906円)だから悪くないのだけれど、入口がわかりにくいってのは人には勧めにくいね(チェックイン後にオートロック解除の暗証番号を教えてくれました)。
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さっそく市内観光を始めます。手始めに建国の英雄の名を冠したイシュトバーン教会(Szent Istvan Bazilika)。市街地に大きく敷地を占める大聖堂。高い塔が左右に2本。存在感ありです。
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中は落ち着いた雰囲気で、贅沢なつくりなのに威圧感を感じないのがいいなあと思いました。きっと色彩の基調が茶色や深緑色だから心おだやかな気持ちになれるのでしょう。僕は教会が入場料をとるというのは基本的に嫌なのですが、入場料200フォリント(74円)程度なら納得がいきました。
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マーチャーシュ教会(Matyas Templon)。こちらは繁華街からは川を挟んだブダ側の山の上。少々遠いが僕はもちろん歩いて行きます。ブダペストの観光施設は点在していて、歩くには少々遠いけれど地下鉄やトラムに乗るほど離れてもいない。中途半端な距離。
ケーブルカーもあったけれど、ここは歩き。坂を上がる途中で見晴らした市街地はいい感じです。
マーチャーシュ教会はイシュトバーン教会に比べると小ぶりですが、屋根の装飾や塔の天高くそびえるように見せる彫刻などは素敵。内部も細かな模様で装飾されていて手が込んでいます。それでいて落ち着いた雰囲気なのは、ここも茶系統の色彩が多いせいでしょうか。 -
教会内に展示されている王冠のレプリカ。本物は国会議事堂で見られるそうで。
次の日、国会議事堂に行ったら、王冠は撮影不可でした。マーチャーシュ教会でレプリカをちゃんと撮影しておけばよかった。大きな宝石や真珠が埋め込まれた、とても豪華なものです。 -
マーチャーシュ教会の隣にあるのが漁夫の砦(Halaszbastya)。ブダペスト市街地が一望できる展望スポット。砦の1階部分は誰でも入れる。さらに入場料800フォリント(296円)を払うと上階に上がれます。でも、でもです。あなたが賢明なら、ここは入るべきではありません。
2階にあがりテラスを数十メートル歩いたら…もう出口でした。
“エッ。これで終わり?”
特別な展示品があるでなし、上階に上がったからといって特に展望がひらけるわけでもなし。なんのために入場料を払ったのかわからないです。 -
ブダペストを観光していると、自然と通ることになるのがとても有名なセーチェニー鎖橋(Szechenyi Lanchid)。どっしりとしていて鎖もアンカーも太い。守り神のようなライオンの姿もいいです。車が多いのは減点材料。
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ドナウ川沿いを散策していたら靴のオブジェをみつけました。造形が面白くて写真を撮りました
ユダヤ人迫害の史実を残すために作られたものだということを後から知りました。そうと知らなければ、ただの芸術作品に見えてしまいます。靴の先がすべて川の方を向いています。なにを示唆しているのでしょうか。 -
国会議事堂(Parliament)。
ここは人気の観光スポット。ネット予約ができるのだけれど僕は直接出向きました。オープンと同時にチケットを買いました。見学はガイドについて歩くツアー形式。ツアーはハンガリー語の他、英語やドイツ語などの回があるのですが、英語の回はすべて予約で埋まっていたので、いちばん早く空きがあった10時の回に参加することにしました。言語はイタリア語。どうせ英語で解説されても僕の英語力ではほとんど理解できないから、イタリア語でも英語でも同じです。
集合時刻に集まると説明員が二人出てきてイタリア語と英語の2班に分かれました。希望者に比べて英語の回の催行が少ないので、きっと僕のようにほかの言語の回に参加する人も多いのでしょう。ならば最初からそう対処すればいいのに。
2チームに振り分けたら、なんと、英語の希望者の方が多かったです。 -
豪華な階段の間。廊下も立派に飾り立ててあります。さすが国を代表する建物です。建設費は税金だろうから、こんなにお金をかけて、国民から不満の声があがらなかったのだろうかと思いました。でも、よく考えたら、これが建てられた時期はまだ社会主義の時代だったのですよね。だったら、恐くて誰も文句は言えないか。
有名な王冠も展示されているのだけれど、そのエリアだけは撮影禁止でした。王冠よりもその上部の天井がとても豪華で迫力がありました。 -
議場の様子も奥の傍聴席から見ることができます。
一国の国会議事堂を見学できる機会はそうないと思うので、たずねてよかったです。1時間程度のツアーで長さもちょうどいい。
ただ、入場料がね…。EU域内の居住者が2,200フォリントなのに対し、非居住者は5,400フォリント(2,001円)と倍以上。多少の差はわかるけれど、これだけ値段が違うとあまりにも横暴じゃないかって思うわけです。 -
恐怖の館(Terror Haza)は日本人には人気がないけれど、入場待ちの列ができるほど、欧州人には人気の博物館です。ここは第一次世界大戦後、ハンガリーの政治体制がファシズム政権、共産主義政権と揺れた時代に反体制家として迫害を受けた一般市民に関する博物館なのです。展示のメインが迫害を受けた市民のインタビュー映像(英語字幕あり)なので、時代背景を理解していないと、何の展示か全く理解できないでしょう。
この証言映像は力があった。当時の事を語る人を淡々と映すだけの映像なのですが、怒りを込めて語気が荒い人、モノトーンの口調と表情がかえって凄みがある人、目が遠くを彷徨っている人など、顔に力があるのです。 -
内部は撮影禁止なので、表にある展示パネルで内容を想像してもらうしかありません。ここは嬉し楽しの施設ではないけれど、訪ねてよかったです。
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ピンボールミュージアム(Interaktiv Flipperkiallitasa)は昔懐かしのピンボールマシーンが百台以上並べられた場所。うれしいことに入場料2,500フォリント(925円)を払えばそのほとんどのマシンで遊ぶことができます。
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こんなレトロな台から、
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こんな新しい台まで。
文句なく楽しい。 -
ブダペストは温泉でも有名。いくつかある温泉のうち、もっとも昔の風情が残っているというルダシュ温泉(Rudas Gyogyfurdo)に行きました。
温泉に行くときに迷ったことがあって、それは貴重品、特にパスポートをどうするかということでした。一流ホテルに泊まる人は宿に置いておいても盗難のリスクは少ないでしょうが、僕はドミトリーなので、宿と温泉の更衣室とどちらが安全か迷いました。 -
フロントで鍵を渡されて指定されたロッカーで着替える仕組み。電磁式のキーでロッカーを開け閉めする仕組み。僕は迷った末、宿にパスポートをおいてきたのだけれど、このロッカーならそのまま持ってきてもよかったかもと思いました。
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ルダシュ温泉は日によって男女混浴だったりするそうですが、この日(金曜日)は男性の日。混浴の日は水着着用だそうですが、男性だけのこの日はこんなエプロンのようなものをつけます。エプロンは厚めの布で濡れても透けない。意外と見えないです。
それにしても、我ながら情けない体です。ここにくるまで、スペインでサンティアゴ巡礼という歩き旅をしていたので痩せてしまい、このとき、体重が5kg減って51kgでした。やせて羨ましいと思う人がいるかもしれませんが、それは間違い。僕の旅行かばん(バックパック)は10kgほどあるので、体重の5分の1にあたる荷物を担いで旅行していることになります。これは限界ギリギリの重量なのです。 -
後ろはこんな感じ。お尻は丸見えです。
浴室は撮影禁止(当然です)。中央に八角形の浴室があり数十人が入れる大きさです。その周囲に4個、計5個の浴槽がありそれぞれ温度が違います。洗い場はなし。その他にスチームサウナなどがあります。
男だけの日にはゲイの人がいるという噂でしたが、そんないかがわしい雰囲気は一切ありませんでした。
八角形の浴槽の中央にいるのはゲイの人の恋人募集中の合図だと聞いていたので、そこだけ注意しました。本当にそんな奴いるのかなあと思っていると…、いました。20代の男性が浴室の中央にスーっと移動してゆっくりと周囲を見回す仕草。自分を売り込んでいるのか、はたまた男定めをしているのか。もっとも、誰も相手にしなかったので3分程してからどこかへ去って行きました。僕は夕方の健全な時間帯に行ったので、もっと遅ければナンパ成立の光景に出会えたかもしれません。
スチームサウナで同タイミングで部屋に入ったお兄さんがいきなりエプロンを回転させて布をお尻側にしたのでオチ×チン丸出しに。僕に見てと言わんばかりの行動だったので、ゲイに誘われたのかと思った。実はサウナの椅子が異常に熱いので、エプロンの布をお尻と椅子の間に挟むために回転させたのでした。
結局、1時間近くいたでしょうか。久しぶりにお湯につかれて気持ちよかったけど、日本のスーパー銭湯とは違って娯楽がないから飽きてしまい、1時間で十分でした。
観光客らしき人が一人だけ水着を着けていましたが、他は皆エプロン。水着姿はかえって恥ずかしいです。 -
ブダペストはロンドン、イスタンブールについで世界で3番目に地下鉄が開通した町。しかも、ロンドンが蒸気機関車だったのに対しこちらは電動モーター。現在、世界中で見かける地下鉄の元祖といえるのがブダペストの地下鉄です。
現在のブダペストには4本の路線があって、1号線が開業当時の路線を概ね引き継いでいるのだそうです。シンボルカラーは黄色。距離はたったの4.4km。僕はこの1号線を一線ウォークすることにしました。
一線ウォークとは鉄道の路線にそって始発駅から終点まで歩くこと。僕はこれまでに東京銀座線とパリ1号線、4号線を端から端まで歩いたことがあります。端から端までではないけれど、丸の内線や半蔵門線、大阪地下鉄御堂筋線なんかもかなりの部分を歩いています。もちろん、線路上は歩けませんから、線路沿いの道を歩くわけです。
『町を知るためには有名スポットだけを訪ねるだけではいけない。ふとした街角の風景に触れてこそ、本当のその町の魅力がわかるのだ』という人がいます。なるほどと思います。だけれども、ふとした街角といわれるとかえってどこを歩けばいいのかわからない。ましてやはじめての町となると、どうすればいいものやら。
そこで目をつけたのが鉄道、特に地下鉄でした。地下鉄でも初期の頃に計画された路線は町の古い地区を結んでいることが多く、面白いものに当たる可能性が高いと考えたわけです。それに歩き疲れたら、最寄りの駅から電車に乗ればいい。そう思って銀座線沿いを歩いたら楽しかった。パリの1号線も地区ごとの表情が豊かで面白かった。ということで、ブダペストでも1号線を歩きます。 -
地下鉄1号線の始点はVorosmarty Ter駅。今でもこのあたりは町の核で、近くには有名ホテルやレストランがあります。
乗車するわけではありませんが、駅のホームに降りてみます。 -
地下にたった数十段下っただけでホーム。びっくりするほど浅い部分に地下鉄が通されたのですね。駅の天井も低くて現代の駅に比べると閉塞感があります。柱は鉄骨むき出しだし、ホームも短くて、いにしえの匂いがプンプンします。
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駅名表示も味があります。
ホームの雰囲気を感じたあとは地上へ。隣のDeak Ferenc Ter駅まで歩きます。 -
なんと、5分歩いただけでDeak Ferenc Ter駅。あまりにも駅間が短くて、あっけにとられました。
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地下鉄が下を通るAndrassy通り沿いには高級ブランドの店が。また建築で有名なオペラ座もあります。前記の恐怖の館の最寄駅のVorosmarty Utca駅も1号線にあります。僕の予想通り、1号線が結んだ地域は、昔から栄えた場所のようです。
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派手な音楽を奏でる集団の遭遇、サリーを着たインド風の人が大勢で練り歩いていて、その中心に山車がありました。インド系の祭りのようです。激しいリズムにのって山車のまわりで踊る人多数。
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地下鉄の入口が造形的です。あとから取り付けたと思われる手すりの赤色とゴミ箱の黄色がアクセントとして効いています。
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こんな発見も。
工事現場などでよく見かける簡易トイレ。右端のは車椅子でも利用できるみたいです。配慮がすばらしいですね。 -
年季が入った公衆電話。青とピンクの配色がビビッド。
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Hosok Tere駅。大きな空間の広場にやってきました。立派な勇者の銅像だけど、誰?。
この奥には公園があって、有名なセイチェニー温泉もあります。入浴もいいなあとは思ったけれど、ここはルダシュ温泉と違って水着が必要なので、手ぶらの僕は入れません。 -
終点のMexikoi Ut駅。トラムと接続するだけのごくありふれた駅でした。駅舎は古く地味で陰気な雰囲気。バーガーキングのカラフルなロゴが浮いて見えました。
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地下鉄に乗って始発のVorosmarty Terに戻りました。切符の種類は1回券の他にも色々あるようですが基本は350フォリント(130円)。旧共産圏にしては高めでしょうか。自動販売機でクレジットカードも使えます。もちろん、350フォリントでもOKです。
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つり革が本物の革でした。
列車は驚いたことに主要駅にしか停まらないタイプでした。快速もあるのですね。地下鉄では珍しいです。おかげで乗車時間10分程で始発駅に着いてしまいました。もっとゆっくり走ってくれてもよかったのに。通過駅は車内からちらっと見えただけだけど、レトロな雰囲気でした。
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