2015/08/07 - 2015/08/11
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歩さん
東北の震災から4年が過ぎました。
テレビで見る被災地の様子は、復興に向かっているようでもあり、でもその一方では遅々として進まぬ現状に疲弊している人々の姿もあり…。
一体、あの地震以来、東北はどのようになっているのか…これは、その地に足を運んで見て、聞いて、感じなければ…。
猛暑と言われた2015年の8月、岩手、宮城、福島の三県を訪れました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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盛岡駅では、『盛岡さんさ祭り』の真っ最中!
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宮古駅です。
この日の最高気温も確か35℃だったような…。 -
駅前のバス待合所にあったのぼりです。
山田までは震災前なら列車で行けたのに、現在は、バスが運行してそれを補っています。
ちょうどバス停で一緒になったおばあちゃは、被災され、今も仮設住宅にいるということでしたが、とっても元気でした。
「家はなくなって、仮設住まいですよ」と笑って話された姿がとても印象的でした。 -
浄土ヶ浜にいきました。
岩手に行ったら、行ってみたいと思っていた浄土ヶ浜。
震災があったことが非現実のことであるかのような見事な景観です。
ビジターセンターに着いたとき、遊覧船が出発する直前でしたので、勢いに任せて船に乗り込みました。
船から浄土ヶ浜の景観を堪能することができました。 -
ろうそく岩と海ねこです。
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高台の展望所にて。
のこぎり岩も見えます。 -
気温は35℃。
海水浴を楽しむ人々の姿が見られました。 -
のどが渇いたので、『宮黒サイダー』を飲みました。
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浄土ヶ浜~宮古駅間も、津波被害の痕跡があり、至る所で工事が行われていました。細い道をバスで進んでいきました。
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宮古から釜石に向かいます。
以前は、列車で直行だったようですが、今は、バスが主要な交通手段。
まずは、宮古~山田まで岩手県北バスで行き、道の駅山田で乗り換えます。道の駅には、わかめソフトなるものがありました。
乗り換えのわずかな時間に買って食べました。
あまりの暑さに、ソフトクリームが瞬く間に溶けていきました。 -
鉄鋼の町釜石。
ここには「釜石大観音」があるということで行ってみました。
観音様は、魚を抱いていました。
13階まで階段を上がります。そこは町を見下ろせる展望所になっていました。 -
釜石大観音~駅前まで、だいたい10㎞ほどでしょうか。
行きはバスで10分ほどだったので、帰りは歩いてみようと思ったのですが、さすがに徒歩での10㎞は長かったです。
でも町の様子がよく分かりました。
電信柱には浸水区間の表示が…。宮古で最初に見たときはこの表示に驚きましたが、被災地のあちらこちらで見かけるようになり、意識の中にすっかり浸透してしまいました。 -
途中のビルに、浸水位置の表示がありました。(写真の青い部分)
木の高さよりも、国旗掲揚台の高さよりも高い位置にあります。
びっくりしました。 -
町中のいろんなところで工事が行われていました。
途中の病院の駐車場で鹿を見ました。
この病院は鹿を飼っているのかな?と思っていましたが、その日のニュースで、あまりの暑さに、野生の鹿が町まで下りてきたということを言っていました。
写真を撮ればよかったと思いましたが、私自身、あまりの暑さと10㎞の徒歩の疲れで、写真どころではありませんでした(+_+) -
釜石駅です。
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三陸海岸沿いを走る「三陸リアス鉄道」というのがあります。
震災で不通になっていたらしいのですが、釜石から出発する「三陸リアス鉄道南線」がようやく復旧したということを聞き、盛駅まで乗車しました。 -
駅の近くには、有名な新日鉄釜石製鉄所があります。
社会の授業で習いましたねぇ…。 -
写真が、三陸鉄道南リアス線の列車です。
小さな車両です。中はきれいで、運転手さんとの距離も近いです。
途中の「恋し浜」駅では、案内をしてくれます。そしてしばしの停車。
恋し浜駅にはホタテ貝の絵馬もありました。 -
列車から朝の海を望みます。
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海岸沿いは津波に備えて、盛り土をする工事が行われていました。
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盛駅。
駅前入り口には、「支えあい傘」が置いてあり、急な雨に降られたときに使用できるように心配りがなされていました。 -
駅なのですが、ここからは鉄道が使用不可能で、変わりにBRTというバスに乗って移動します。
BRTは、バスでありながら、もとは線路だったところも走ることができるので、とても速いです。 -
BRTを使って、陸前高田駅まで来ました。
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陸前高田というと、震災前は高田の松林が広がっていた風光明媚な場所です。
震災以後は、奇跡の一本松でその名を知られるようになりました。
バスを下りると、機械音が耳に入ってきました。
砂埃もします。
ベルトコンベアーで、山から土を運んでいるようです。
トラックで運びきれる量ではないということです。
写真は、山から土を運ぶベルトコンベアー用の橋、「希望の架け橋」です。 -
『奇跡の一本松』です。
みんなの希望の松だというのが、この立ち姿を見て納得できました。 -
イチオシ
本当に奇跡の姿です。
遠くからこの松の姿が見えたときの感動は言葉にできませんでした。 -
やなせたかしさんが、奇跡の一本松をモデルに描いた「ひょろ松君」です。
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再びBRTに乗って、陸前高田~気仙沼駅まで行きました。
この日も最高気温は35℃。
暑い暑い東北です。 -
気仙沼と言うと、漁港というイメージがありますが、やはり港の船は凄かったです。船の数や大きさから、その活気が伝わってきますが、震災前はこの比ではなかったようです。
そう、この気仙沼市も海に面している町ですので、地震の被害は甚大なものでした。この日も町中いたるところで、工事が行われていました。
よくぞここまで復興してきたなという感じです。 -
漁港の近くに「シャークミュージアム」という博物館がありました。
写真中央の壁にも浸水位置を示す青色の表示板が…。
2階がミュージアム、1階は特産品売り場になっています。
サメ専用のミュージアムなのですが、サメもなかなか奥が深く面白かったです。
特設スペースには地震関連の展示もありました。
1階の特産品売り場で食べた「ふかひれ中華まん」は絶品です。 -
気仙沼駅です。
本当はこの前には線路があるはずなのですが、BRTが走る道路になっています。
JRの職員の方に、列車運行の再開はあるのですか?と聞いたら、難しいでしょうと言われました。実際、私が乗ってみて、BRTの快適さが分かりましたので、線路を通すよりも、予算的にも現状のBRT運行の方がメリットがあると思いました。 -
写真のようにバスが走る道路なのに遮断機があります。
以前はここには線路が通っていました。
もともと線路だったので、BRT以外の車両は通りません。
だから高速走行ができるというわけです。
気仙沼駅を出発したBRT。
向かう先は南三陸町です。 -
南三陸町は、大規模な嵩上げ工事がなされていました。
主要な施設近辺以外では、歩いている人をあまり見かけませんでした。 -
南三陸さんさん商店街です。
町の人達のための商店街で、全部平屋の建物になっています。
2階建にすると、お年寄りなどが買い物に訪れたときに大変だから…ということで、「みんなが訪れやすい商店街」というコンセプトで設計されたということでした。 -
南三陸さんさん商店街です。
地域の人のための商店街です。
海鮮丼などもあります。
ちょうど修学旅行の高校生たちも来ていました。 -
モアイ像です。
チリ地震のときに、津波の被害を受けた東北。
以来、友好関係を結んで、互いに仲良く交流をしているということで、この南三陸町には、いろんな場所で「モアイ」に関係するものと出会うことができます。 -
南三陸さんさん商店街があるJR志津川駅からBRTに乗って前谷地まで行き、そこで列車に乗り換えて次は石巻駅まで行きます。
写真はJR志津川駅です。 -
石巻駅です。
石巻と言えば、石ノ森章太郎氏が有名ですよね。
駅では、サイボーグ009がお出迎えです。 -
サイボーグ009に加え、仮面ライダーまでも…。
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街中のいろんなところで、石ノ森キャラクターがお出迎え。
ポストの上にもいました! -
石ノ森さんは、いろんなキャラクターを生み出されました。
写真は、「さる飛びえっちゃん」と「ロボこん」です。
震災でいろんなところに被害がでましたが、石ノ森さんのキャラクターたちが、町のいろんなところで、人々に力を与えてくれたそうです。 -
石巻の震災町づくり復興交流館に行ってみました。
館長さんは海外出身の方でしたが、流暢な日本語で石巻の町の様子を話してくださいました。
建物の前の道路はぼこぼこで、建物の壁には、これまた浸水位置の表示が見られました。(写真左)
石巻の町中を歩いてみましたが、空き地になっているところが多く見られました。復興まではまだまだ道のりが長いなあと思ってしまいました。
しかしここにも「ふれあい商店街」があり、地域の人の息吹を感じることもできました。(写真右) -
中州にある「石ノ森章太郎記念館」です。
ちょうど親子連れの方が、記念館に向かわれていました。
さらに足を伸ばしてみたかったのですが、列車の時間もあり、石巻を後にしました。 -
石巻から仙台まではJRを使います。
仙台のお祭りと言えば、『仙台七夕まつり』です。
今回、行く先々でお祭りに出会いましたが、仙台でもちょうど七夕祭りの時期でした。
トイレにも笹飾りがありました。 -
仙台七夕まつりが催されていました。
まつりというと、夜だけ賑わうような気がしていましたが、七夕かざりは昼の明るいときもしっかり、じっくり、ゆっくり見て楽しむことができます。アーケードの中には、工夫を凝らした七夕かざりがたくさんありました。 -
一つ一つ、細かいところも丁寧に作ってあります。
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近くで見ても、遠くから見ても、見ごたえがあります。
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写真のように、七夕飾りの中には、百人一首を和紙に書いた物もありました。
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仙台駅です。
有名な食べ物に「牛たん」がありますが、昼食時、駅の中の牛たん屋さんには、すごい行列ができていました。 -
盛岡から宮古
そして山田を経て、釜石へ
陸前高田から気仙沼
さらには南三陸町を経て石巻
その後、仙台まで来ました。
まだまだ旅は続きます。
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