2016/08/26 - 2016/08/28
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多摩川コナンさん
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魔都上海。
戦争中上海に住んでいた祖母は、いつもこの言葉を口にしていた。うまく言葉にはできないが、どうやら上海には人を引き付ける魔力のようなものがあるらしい。戦争に翻弄されながら生きた祖母の言葉だったからこそ、妙な説得力がある。
私が小学4年生のとき祖母は亡くなった。しかし、祖母から聞いた話はどこか心に残っており、「上海」という街には子供心に憧れを抱いていた。そして、大学1年生の夏休み、「魔都」という言葉の意味を知るべく、私は初めての海外旅行先に上海を選んだ。
そびえる高層ビルや、どこからともなく聞こえる工事の音、毒々しい南京路のネオン、洗濯物が連なる路地裏のアパート、街中に漂う新築物件のような匂い、そして人々の熱気。自分が見た「上海」は、すべてが新鮮であり、強烈であった。それ以降、僕は上海で得た驚きを感じたいがために、年数回のペースで海外旅行に出かけるようになった。
東南アジアからインド、中東、ヨーロッパ、アメリカまで、私はこれまで多くの国や街を訪れた。その中には上海よりもずっと美しく、人々も親切で、勢いある街もあった。しかし、それでも「上海に行きたい」という気持ちがなくなることはない。不思議とほかの街にまた行きたくなることはあまりないのに。
そして、8月末。私は金曜日の夜に武漢出発→翌朝上海着、日曜夜帰りという弾丸スケジュールでの上海一人旅を決行した。私はそこまでしてでも上海に行きたかった。この街を歩くだけで、その雰囲気が私を楽しい気持ちにさせる。やっぱりこの街には祖母の代から変わらない、目に見えない何かがある。これこそが上海の魔力なのだ。祖母と同じく、私も世代を超えてこの魔力に魅せられたのかもしれない。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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夜9時、武昌駅にて。
改札が始まりホームへと進む。
これから9時半発の寝台列車で上海へと向かう。武昌駅 駅
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今回乗る列車。Z25次。
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自分のコンパートメント。自分の席は左上。
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隣の線路には、長沙から北京西へ向かう寝台列車が止まっている。
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翌朝7時。
上海南駅到着。
ここから地下鉄3号(でも地上を走る)で中山公園へ向かいホテルにチェックイン。
荷物だけ預ける。上海南駅 駅
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中山公園駅にあったピカチュウのUFOキャッチャー。
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ホテルに荷物を預けた後、地下鉄2号線で陸家嘴へ向かう。
地上に出ると上海タワーが見えた。東方明珠電視塔 建造物
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浦東新区の高層ビル街。
建物の形が奇抜で、なかなか面白い。 -
乱立しているため迫力がある。
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左から
上海環球金融中心、
金茂大廈、
上海中心大廈。 -
今回はオープンしたばかりで、中国で最も高いビル「上海中心大廈」に上る。高さは623mで、スカイツリーよりも少し低いくらい。
上海中心 現代・近代建築
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あまり知られていないが、上海中心大廈はすでにオープンしている。そのためか観光客はまばらで、ゆったりと景色を楽しむことができた。ちなみに料金は180元。
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1分くらいで展望台に到着。この超高速エレベーターは三菱製だった。
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展望台からの景色。天気の良い日は崇明島も見えるらしい。
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オープンがあまり知られていなく、人はまだまばら。
この時、隣の上海環球金融中心は大変混雑していたらしい。 -
上海環球中心が1番だった頃上海にいた自分にとっては、ある意味衝撃の光景だった。まさか見下ろす日が来るとは。
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北側を臨む。
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真ん中の高い建物がないエリアが豫園地区。旧市街が広がる。
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豫園を上から。
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南京路周辺。高層ビルが密集している。
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外灘。
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地下鉄の陸家嘴駅から9号線に乗り、田子坊を目指す。
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陸家浜路で下車。さっきまで自分が上っていた上海中心大廈が見える。
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旧市街を散策しながら田子坊へ。
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文革以前からあるアパートが軒を連ねている。
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中国式の干し方。
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木漏れ日が美しく、風が気持ちいい。
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途中で見かけたレッドカーペット。結婚式かなにかか。
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田子坊付近に到着。
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路地裏に佇むおじさん。
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田子坊に到着。中は相変わらずお店が密集しており、人であふれている。
田子坊 博物館・美術館・ギャラリー
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田子坊の蒸し物屋。
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牛カルビ丼。
ちなみに田子坊では人気女性ブロガー(?)のYさんと合流して一緒にランチ。
Yさんご結婚おめでとうございます。 -
田子坊の向かいにある商業施設。
名前は忘れたが、レストランやカフェが集まっている。 -
抹茶のお店。
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Yさんと別れて、上海市内を散歩しつつ南京路を目指す。
通りにはプラタナスの木が続く。 -
周公館。
昔周恩来がここに住んでいた。周公館 現代・近代建築
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壁一面に蔦が茂っている。
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途中、骨董品屋街の東台路へ向かったが、再開発の煽りを受けてか、何もなくなっていた。
東台路古玩市場 市場
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1店舗だけ営業している骨董品店があったが、人は誰もいなかった。
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誰もいない通りに、ラジオから流れる京劇の甲高い声が空しく響き渡る。
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自分のお気に入りのビル。
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何やら人だかりができており、おじさんたちが何かを討論しあっている。これはいったい何なのだろう。初めは自分の子供のお見合い斡旋でもやっているのかと思ったが違った。上海は不思議な街である。
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南京路に到着。
昔話題になった美人局のお姉さんはいなくなっていた。
タイミングが悪かっただけであろうか。南京東路 散歩・街歩き
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今中国全土に広がりを見せている「メイソウ」。
無印とユニクロとダイソーを混ぜたようなお店。 -
古いビルです。
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南京路には戦前から残るビルが多くある。
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自分が初めて海外で食べたご飯屋は南京路の吉野家だった。
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和平飯店。戦前、私の祖父母はこのホテルで行われたダンスパーティーで知り合い、そして結婚した。自分のルーツがある場所とも言える。
フェアモント ピース ホテル オン ザ バンド ホテル
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外灘の様子。
外灘 散歩・街歩き
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外灘から浦東新区を眺める。
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天気が怪しくなってきた。
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外灘の北にある解放橋。
これも戦前からある橋。
祖父母もきっとこの橋を渡ったのだろう。 -
夕方。ホテルに戻る。
ホテルの部屋からの眺め。 -
今回はルネサンスホテル中山公園に宿泊。
ルネッサンス シャンハイ ヂョンシャン パーク ホテル ホテル
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夜は婁山関路の維心ラーメンへ。
らー麺 維心 (古北店) 和食
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美味しいが、自分が上海に留学しているころと比べて味が変わったように感じる。
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ホテルの部屋から浦東方面の夜景を眺める。
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朝方の景色。
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ホテルからあるいて10分くらいのところにある、自分の母校へ向かう。
途中、蘇州江にかかる橋を渡る。交換留学時代、よくこの橋を渡った。 -
裏門に壁が作られ、中に入れなくなっていた。
しかし、この後、私が留学当時お世話になっていた携帯電話屋のおじさんに遭遇した。久々の再会で、思い出話が盛り上がった。 -
金沙江路駅の目の前にはグローバルハーバーというデパートができていた。
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金沙江路駅から3号線で虹口サッカー場駅へ。
魯迅公園を目指す。 -
途中、上海駅を過ぎると車両基地の横を通る。
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魯迅公園に到着。
入口付近では革命歌を歌う人たちが集まっていた。魯迅公園 広場・公園
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さらに奥には日語角もまだ残っていた。
これは日本語を勉強する中国人と中国語を勉強する日本人が集まる場所。
毎週日曜日の午前中に開催している。
自分も留学中よく通っていたが、知っている人はもうほとんどいなかった。
また上海に来たら参加したい。 -
もう出発の時間が迫ってきたので地下鉄を乗り継ぎ上海虹橋駅へ向かう。
中山公園駅で2号線に乗り換えると、不動産のチラシが貼られていた。 -
途中、威寧路駅で降り、利つうらーめんで昼食。
ここの味は変わらずおいしい。 -
上海虹橋駅に到着。
ここから新幹線で武漢に戻る。 -
まるで空港のよう。
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今回は日本の新幹線E2がベースとなったCRH2に乗車。
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向かい側にはボンバルディア社(カナダ)の車両がベースとなったCHR380Dが止まっていた。
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車内の様子。
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夕方。
武漢の漢口駅に到着。
また上海に遊びに行きたい。
閲覧いただきありがとうございました。
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