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先日北海道に行って参りました。<br /><br />ところで室蘭の白鳥大橋を御存知でしょうか?<br />室蘭湾を跨ぐどデカい大橋です。<br />ウィキペディアによると総工費5000億円、維持費50億円という、どエライ橋(;゜0゜)<br />更に通行料無料。<br /><br />そこを走る路線バスに乗ってきました。<br />道南バス室蘭市内15番系統「げんき館地球岬団地線」、<br />平日4往復、土休日3往復しかありません。<br /><br />起点、終点の位置はよく分かりませんが(笑)<br />途中室蘭駅近くの中央商店街と、<br />崎守駅前の崎守町を通ります。<br />つまり、白鳥大橋を渡りながら、<br />室蘭駅と崎守駅をワープできる<br />路線バスでもあります。<br /><br /><br /><br />室蘭駅に到着後、<br />徒歩で数分の中央商店街のバス停へ。<br />アーケード街ですが、<br />店はかなり閉まってます(T . T)<br /><br />室蘭はかつては北海道炭礦汽船の本拠地で、<br />道内各地の石炭がここに集められ、<br />港から船で本州に。<br />そのせいか、国鉄時代の室蘭本線は<br />石炭貨物で潤い、東京・山手線を凌ぐ<br />国鉄最大の黒字路線だったとのこと。<br /><br />それだけ栄華を極めた当時の室蘭の中心地が<br />ここ中央商店街だった訳ですが、<br />今は東室蘭駅近くの中島町に室蘭の中心地は移ってしまいました。<br /><br />ここでバス停を見ると、最大の危機が!<br />なんと9~11月の間、<br />白鳥大橋の維持管理による交通規制で、<br />かなりの便が部分運休!<br />ただでさえ便数が少ないのに!<br /> <br />しかしよく見たら、崎守方面は<br />自分が乗ろうとした便だけが平常運転でした。<br />「クビの皮1枚繋がった」とはまさにこのこと!<br /><br /><br />やがてバスがやって来ました。<br />乗り込むと乗客は僅か8人程度( ;´Д`)<br />本数が少ない上に部分運休されるのも<br />仕方ないのかな?<br />ルート的には非常に面白い路線バスなのですが。<br /><br />途中、室蘭観光協会の前を通ります。<br />その古い木造の建物が旧室蘭駅舎。<br />室蘭駅は中央商店街に近い<br />今の位置に移転したのです。<br /><br />バスは半島の先を目指します。<br />半島の先へ、と言うと少しずつ<br />淋しくなるのかと思いきや、<br />かつて石炭の集積地として栄えた<br />室蘭だけあって、<br />古い建物の市街地は延々と続きます。<br /><br />やがて白鳥大橋へ!<br />本来ならここから見える<br />雄大な景色を楽しみしてきたのですが、<br />当日は日没の雨。<br />窓ガラスに雨粒や湿気がついて、<br />外の景色がよく見えない( ;´Д`)<br /><br />室蘭は工業都市なので、<br />橋からは工場のネオンも見られそうなんですが、<br />よく分かりません( ;´Д`)<br /><br />そのまま崎守駅前の崎守町バス停に到着。<br />周辺は住宅地ながらも、日没だったこともあり、<br />淋しいところ。<br />崎守駅も無人駅。<br /><br />ここからJRで東室蘭に帰ろうとすると、<br />列車があと1時間先だったので、<br />違う系統の道南バスで東室蘭駅に帰りました。<br /><br />ちなみに帰りの崎守町バス停は、<br />坂の下に隠れているので分かりにくいです。<br />崎守駅からもおそらく見えにくいので、<br />このバスに崎守町から乗る時は要注意です。<br /><br /><br />JR室蘭駅は盲腸線の終着駅。<br />室蘭駅到着後、<br />そのまま同じ室蘭本線で帰るのが<br />面白くないのであれば、<br />是非旅程に組むのも検討してみる価値は<br />あります。<br /><br />ただ便数が少ない上に、<br />上述通りの白鳥大橋規制による<br />区間運休もあるので、<br />道南バスのホームページを必ずご確認下さい。<br /><br /><br /><br /><br />

室蘭駅付近~白鳥大橋~崎守駅の路線バス

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2016/09/07 - 2016/09/07

145位(同エリア252件中)

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3

船尾唯智

船尾唯智さん

先日北海道に行って参りました。

ところで室蘭の白鳥大橋を御存知でしょうか?
室蘭湾を跨ぐどデカい大橋です。
ウィキペディアによると総工費5000億円、維持費50億円という、どエライ橋(;゜0゜)
更に通行料無料。

そこを走る路線バスに乗ってきました。
道南バス室蘭市内15番系統「げんき館地球岬団地線」、
平日4往復、土休日3往復しかありません。

起点、終点の位置はよく分かりませんが(笑)
途中室蘭駅近くの中央商店街と、
崎守駅前の崎守町を通ります。
つまり、白鳥大橋を渡りながら、
室蘭駅と崎守駅をワープできる
路線バスでもあります。



室蘭駅に到着後、
徒歩で数分の中央商店街のバス停へ。
アーケード街ですが、
店はかなり閉まってます(T . T)

室蘭はかつては北海道炭礦汽船の本拠地で、
道内各地の石炭がここに集められ、
港から船で本州に。
そのせいか、国鉄時代の室蘭本線は
石炭貨物で潤い、東京・山手線を凌ぐ
国鉄最大の黒字路線だったとのこと。

それだけ栄華を極めた当時の室蘭の中心地が
ここ中央商店街だった訳ですが、
今は東室蘭駅近くの中島町に室蘭の中心地は移ってしまいました。

ここでバス停を見ると、最大の危機が!
なんと9~11月の間、
白鳥大橋の維持管理による交通規制で、
かなりの便が部分運休!
ただでさえ便数が少ないのに!

しかしよく見たら、崎守方面は
自分が乗ろうとした便だけが平常運転でした。
「クビの皮1枚繋がった」とはまさにこのこと!


やがてバスがやって来ました。
乗り込むと乗客は僅か8人程度( ;´Д`)
本数が少ない上に部分運休されるのも
仕方ないのかな?
ルート的には非常に面白い路線バスなのですが。

途中、室蘭観光協会の前を通ります。
その古い木造の建物が旧室蘭駅舎。
室蘭駅は中央商店街に近い
今の位置に移転したのです。

バスは半島の先を目指します。
半島の先へ、と言うと少しずつ
淋しくなるのかと思いきや、
かつて石炭の集積地として栄えた
室蘭だけあって、
古い建物の市街地は延々と続きます。

やがて白鳥大橋へ!
本来ならここから見える
雄大な景色を楽しみしてきたのですが、
当日は日没の雨。
窓ガラスに雨粒や湿気がついて、
外の景色がよく見えない( ;´Д`)

室蘭は工業都市なので、
橋からは工場のネオンも見られそうなんですが、
よく分かりません( ;´Д`)

そのまま崎守駅前の崎守町バス停に到着。
周辺は住宅地ながらも、日没だったこともあり、
淋しいところ。
崎守駅も無人駅。

ここからJRで東室蘭に帰ろうとすると、
列車があと1時間先だったので、
違う系統の道南バスで東室蘭駅に帰りました。

ちなみに帰りの崎守町バス停は、
坂の下に隠れているので分かりにくいです。
崎守駅からもおそらく見えにくいので、
このバスに崎守町から乗る時は要注意です。


JR室蘭駅は盲腸線の終着駅。
室蘭駅到着後、
そのまま同じ室蘭本線で帰るのが
面白くないのであれば、
是非旅程に組むのも検討してみる価値は
あります。

ただ便数が少ない上に、
上述通りの白鳥大橋規制による
区間運休もあるので、
道南バスのホームページを必ずご確認下さい。




旅行の満足度
4.0
観光
2.5
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス

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  • 道南バス室蘭市内15番系統。<br />白鳥大橋を通る唯一の路線バスながらも、<br />本数が少ないのが泣き所。

    道南バス室蘭市内15番系統。
    白鳥大橋を通る唯一の路線バスながらも、
    本数が少ないのが泣き所。

  • 白鳥大橋の維持管理のための通行規制のあおりで、バスも区間運休!利用の際は最新の情報を!

    白鳥大橋の維持管理のための通行規制のあおりで、バスも区間運休!利用の際は最新の情報を!

  • 室蘭の中央商店街です。多くの店が閉まっていて淋しい限り(T . T)

    室蘭の中央商店街です。多くの店が閉まっていて淋しい限り(T . T)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 地獄祭りさん 2016/09/09 20:43:58
    過疎の街へようこそ。
    kurohaさんへ
     数十年暮らしていますが地元の私よりも室蘭に詳しいみたい。
     私、白鳥大橋経由のバスには乗車したことが有りません。
     昔は人口17万人で現在は9万人の寂れ行く街・・特に中央町付近はゴーストタウン化へ真っ直ぐら。
     白鳥大橋は全国で唯一通行料金がかからない橋なのです、そのため各県からクレームがないように橋のふもとに苦肉の策で「暫定無料」の看板があるのです。
     それなりに観光名所らしき場所もありますので、気が向いたら来蘭ください。

        地獄祭り より

    船尾唯智

    船尾唯智さん からの返信 2016/09/09 23:24:56
    RE: 過疎の街へようこそ。
    カキコミありがとうございます(^ ^)

    最近はフェリーや鉄道をメインにしつつも、
    鉄道駅から数百円程度で行ける路線バス旅も交えてます。
    で、この路線バス等をネットで調べるのが物凄く労力がいる訳で、
    その過程で(路線バスとは直接関係のない)
    室蘭の歴史とかも少々頭に入ってきた次第。

    地球岬も路線バスで行けそうですが、
    テレビ東京の「ローカル路線バスの旅」で
    終点の地球岬団地から急坂を歩いて到達したのを見て、
    時間と体力的な余裕がないと無理だなと思い、
    今回は見送りました。

    次回は室蘭から岩手県宮古市への
    フェリーが新設される数年後に行きたいです(^ ^)

船尾唯智さんのトラベラーページ

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