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ロシア旅行記・その4/赤の広場へ突入<br /><br /><br /><br /> 入国審査はさすがにちょっと緊張したが、パスポートとトランジットビザの書類で簡単に通過できた。<br />このとき、出国航空券は見せなかったが、トランジットビザなので当然持っていると入国審査官は考えたのだろうか。<br /><br /> 森田君と2人で到着ロビーに出る。<br />この時点で正午前だった。<br /><br />ロビーの出口付近には、タクシー会社のブースがずらりと並んでいる。<br />そして、僕たちが立ち止まっていると、タクシーの客引きが声をかけてきた。<br /><br />もちろんバスや地下鉄で行くのが安く、また確実なのはわかっている。<br />ただこのとき、僕は西アフリカ旅行がメインで、ロシアのガイドブックも、モスクワの地図も持ってなかったんだよ。<br /><br />それにとにかく時間がない。<br />もともと、ダカールからのフライトはモスクワに午前9時10分に到着する予定だった。<br />それが午前11時に遅れている。<br /><br />モスクワから成田へのフライトは19時20分(午後7時20分)だ。<br />そして、トランジットオフィスに午後4時に来るように、と指示されている。<br /><br /> 僕はタクシーの客引きに、「赤の広場往復で、午後3時には戻って来たい」という。<br /> 相手の言い値は、「赤の広場往復3時間で100ドル」だ。<br /><br /> 僕が覚えているのは、その客引きの顔がプーチンそっくりだったこと。<br /> 思わず、サインをもらおうかと思ったくらいだ。<br /><br />もちろん相手の言い値で決めてはダメだね。<br /> 僕は「50ドル!」と言う。<br /><br />すると、客引きは「タクシーでモスクワまで75ドル」と英語で書かれたボードを見せる。<br /> 成田からのフライトで一緒だった女性に聞いた話では、空港近くのトランジットホテルへ行けば、そこでタクシーを拾えるらしい。<br /><br />そうすれば、彼女の話では往復50ドルだったらしい。<br />でもそこまでする時間もないし…。<br /><br /> 結局、70ドルで話を付けた。<br /> 連れられて行ったタクシーブースには、ひらがなで「ようこそ」とあったよ(笑)。<br /><br />タクシーブースはずらりと並んでいた。<br /> 興味深かったのは、そこにいる人間がみんなプーチン顔だったことだ。<br /><br />おそらくプーチンの顔は、旧ソビエト連邦内の、どこかの民族の典型的な顔なんだろう。<br />つまり、このシェレメチボ2空港のタクシー利権は、この民族のマフィアが握っているんだと思う。<br /><br />でもマフィアがタクシーを握っているならば、運転手が強盗に変わることはない。<br /> 運転手が個人で強盗なんかやったら、マフィアの手によってモスクワ川の魚のエサになるだろうからね。<br /><br />まあ、ただタクシーを手配するだけの行為の中で、これだけ深く考えられるというのは、さすが世界旅行者みどりのくつした(みどくつさん/みど先生)だね。<br /><br /> 紹介された運転手と空港の外へ歩き、道路わきで、運転手が車を持ってくるのを待つ。<br />ちょっと遠くには、トランジットホテルのノボテルが見える。<br /><br />ひょっとして運転手は、ノボテルの車を持ってくるのかもしれない。<br />だとしたら、やはりノボテルまで自分で歩いた方が良かったかも…。<br /><br />いろいろ考えているうちに、かなりくたびれたタクシーがやってきた。<br />タクシーと書いたが、ただの車なので、白タクかな。<br /><br />とにかく、このころのモスクワは、何でもありの状況だったので、タクシーという制度があるのかどうかもわからない。<br />ソビエト連邦のころは、きっとKGB所属のタクシーの運転手もたくさんいたことだろうね。<br /><br />それが正式のタクシーであるかどうかその時は考えなかった。<br /> 森田君と僕の2人が乗り込むと、すぐにタクシーらしき車が出発する。<br /><br />このとき僕は、森田君を運転手の隣に座らせた。<br />そして、後部座席は僕1人で占有するような体勢をとった。<br /><br /> 運転手は一応ガイドも兼ねなければと考えているようだ。<br /> 英語でいろいろと説明しようとする。<br /><br /> 問題なのは、運転手の英語はかなり下手で、またガイドの知識もないこと。<br /> 実は、その運転手の相手をさせるために、森田君を助手席に座らせたのだ。<br /><br /> 僕は運転手が何を話そうが気にせずに、車からモスクワの風景を見ていた。<br />ただ、運転手の英語力が非常に低いので、ボーッとしていても話の内容はわかる。<br /><br /> 「ここは鉄道駅です」とか、「これはホテルです」とか言っているだけだ。<br />でも車から風景を見ると、これはとても興味深かった。<br /><br />まあ、欧米のブランドはほとんどモスクワに店を出しているようだったね。<br />デパートの前を通ると、ブランド名がずらりと書いてある。<br /><br /> 特に興味深かったのが、「ZEN」というレストランの英語広告だった。<br /> 「ZEN」といえば、当然日本レストランだと思うだろうが、これがなんと中華料理店なんだよ。<br /><br />なにかとにかく、外国のものを取り入れて、手っ取り早く金儲けをしようという気分が満ちている感じがした。<br /><br />タクシーがモスクワの市内に入るまで50分かかった。<br /> 赤の広場横の駐車場に停めてすぐに、赤の広場に入った。<br /><br /> 【旅行哲学】ロシアのバブル景気は2001年もすごかったよ

西アフリカ帰りのモスクワのトランジットで、ビザを取って赤の広場へ。

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2001/01/20 - 2001/03/30

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みどくつ

みどくつさん

ロシア旅行記・その4/赤の広場へ突入



入国審査はさすがにちょっと緊張したが、パスポートとトランジットビザの書類で簡単に通過できた。
このとき、出国航空券は見せなかったが、トランジットビザなので当然持っていると入国審査官は考えたのだろうか。

森田君と2人で到着ロビーに出る。
この時点で正午前だった。

ロビーの出口付近には、タクシー会社のブースがずらりと並んでいる。
そして、僕たちが立ち止まっていると、タクシーの客引きが声をかけてきた。

もちろんバスや地下鉄で行くのが安く、また確実なのはわかっている。
ただこのとき、僕は西アフリカ旅行がメインで、ロシアのガイドブックも、モスクワの地図も持ってなかったんだよ。

それにとにかく時間がない。
もともと、ダカールからのフライトはモスクワに午前9時10分に到着する予定だった。
それが午前11時に遅れている。

モスクワから成田へのフライトは19時20分(午後7時20分)だ。
そして、トランジットオフィスに午後4時に来るように、と指示されている。

僕はタクシーの客引きに、「赤の広場往復で、午後3時には戻って来たい」という。
相手の言い値は、「赤の広場往復3時間で100ドル」だ。

僕が覚えているのは、その客引きの顔がプーチンそっくりだったこと。
思わず、サインをもらおうかと思ったくらいだ。

もちろん相手の言い値で決めてはダメだね。
僕は「50ドル!」と言う。

すると、客引きは「タクシーでモスクワまで75ドル」と英語で書かれたボードを見せる。
成田からのフライトで一緒だった女性に聞いた話では、空港近くのトランジットホテルへ行けば、そこでタクシーを拾えるらしい。

そうすれば、彼女の話では往復50ドルだったらしい。
でもそこまでする時間もないし…。

結局、70ドルで話を付けた。
連れられて行ったタクシーブースには、ひらがなで「ようこそ」とあったよ(笑)。

タクシーブースはずらりと並んでいた。
興味深かったのは、そこにいる人間がみんなプーチン顔だったことだ。

おそらくプーチンの顔は、旧ソビエト連邦内の、どこかの民族の典型的な顔なんだろう。
つまり、このシェレメチボ2空港のタクシー利権は、この民族のマフィアが握っているんだと思う。

でもマフィアがタクシーを握っているならば、運転手が強盗に変わることはない。
運転手が個人で強盗なんかやったら、マフィアの手によってモスクワ川の魚のエサになるだろうからね。

まあ、ただタクシーを手配するだけの行為の中で、これだけ深く考えられるというのは、さすが世界旅行者みどりのくつした(みどくつさん/みど先生)だね。

紹介された運転手と空港の外へ歩き、道路わきで、運転手が車を持ってくるのを待つ。
ちょっと遠くには、トランジットホテルのノボテルが見える。

ひょっとして運転手は、ノボテルの車を持ってくるのかもしれない。
だとしたら、やはりノボテルまで自分で歩いた方が良かったかも…。

いろいろ考えているうちに、かなりくたびれたタクシーがやってきた。
タクシーと書いたが、ただの車なので、白タクかな。

とにかく、このころのモスクワは、何でもありの状況だったので、タクシーという制度があるのかどうかもわからない。
ソビエト連邦のころは、きっとKGB所属のタクシーの運転手もたくさんいたことだろうね。

それが正式のタクシーであるかどうかその時は考えなかった。
森田君と僕の2人が乗り込むと、すぐにタクシーらしき車が出発する。

このとき僕は、森田君を運転手の隣に座らせた。
そして、後部座席は僕1人で占有するような体勢をとった。

運転手は一応ガイドも兼ねなければと考えているようだ。
英語でいろいろと説明しようとする。

問題なのは、運転手の英語はかなり下手で、またガイドの知識もないこと。
実は、その運転手の相手をさせるために、森田君を助手席に座らせたのだ。

僕は運転手が何を話そうが気にせずに、車からモスクワの風景を見ていた。
ただ、運転手の英語力が非常に低いので、ボーッとしていても話の内容はわかる。

「ここは鉄道駅です」とか、「これはホテルです」とか言っているだけだ。
でも車から風景を見ると、これはとても興味深かった。

まあ、欧米のブランドはほとんどモスクワに店を出しているようだったね。
デパートの前を通ると、ブランド名がずらりと書いてある。

特に興味深かったのが、「ZEN」というレストランの英語広告だった。
「ZEN」といえば、当然日本レストランだと思うだろうが、これがなんと中華料理店なんだよ。

なにかとにかく、外国のものを取り入れて、手っ取り早く金儲けをしようという気分が満ちている感じがした。

タクシーがモスクワの市内に入るまで50分かかった。
赤の広場横の駐車場に停めてすぐに、赤の広場に入った。

【旅行哲学】ロシアのバブル景気は2001年もすごかったよ

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