2001/03/04 - 2001/04/05
7位(同エリア10件中)
みどくつさん
西アフリカの玄関ダカール(セネガル)から、噂の国際列車の食堂でビールを飲み続けてバマコ(マリ)へ到着した。
マリでは、トンブクトゥを見て、またダカールへ戻ってきた。
で、わかったのは、「西アフリカは僕には向かない!」ってことだったよ(笑)。
もともと、トンブクトゥを見て、ヨーロッパへ入り、そこから南アメリカへ飛ぶ気持ちだった。
南アでは、ガイアナ、スリナム、仏領ギアナ、とトリニダードトバゴを旅する。
こうして、三回目の世界一周旅行をやるキモチもあったわけだが、西アフリカですでにぐったり疲れてしまった。
そこで、使うつもりのなかった復路のダカールから成田のアエロフロート便に乗ることにする。
すると、帰国便まではまだ少し時間があるので、その時間を利用して、ちょっと近隣の国へ足を伸ばそうと考えるのは、普通だよね。
まず、モーリタニアへ行って戻ってくる。
ここも物価が高いだけで、面白くなかった。
話のネタになるのは、ロッソ国境のボッタクリの実情を体験したところかな。
でも、モーリタニアから陸路で戻ってくる途中で、昔の西アフリカ植民地経営のフランスの中心地、サンルイの町を見れた。
ここでは、NHKの取材班と一日違いで、すれ違って、同行した旅行者と話が出来たのは、よかったね。
まだ時間があったので、ガンビアへも行ってみることにした。
ガンビアというのは、昔の英国領で、ガイドブックを見てもなかなかちゃんとしたシステムがあるような雰囲気だ。
実際、フランスと英国を比較すると、本国でもまたその旧植民地でも、英国の方がすべてにわたって、システムはきちっとしているものなのだ。
ちょっくたびれたダカール空港を飛び立って、ガンビアの首都バンジュルに降り立つと、その空港の施設がやはりきちんとしている。
「やはり英国はまともだね」と、ダカールの空港で知り合った韓国人ビジネスマンと(日本語で)話をしていた。
ところが空港ターミナルの外に出ると真っ暗で、タクシーの客引きが寄ってきて料金を交渉しなければならない。
これが、「Lonely Planet」で読んだのとは違って、かなりいい加減だ。
「やはり、アフリカなんだよな…」と、再認識をしたりしてね(笑)。
で、真っ暗な中を、タクシーに乗って、一人で知らない町へ入るというのは、自殺行為。
いっしょだった親切な韓国人の知っているホテルへ泊まりました。
そこは、バンジュルからはちょっと距離のある郊外の海岸の近くだった。
朝になって、海岸へ歩いて行って、ボーっと海を見ていたら、散歩をしていた白人カップルがいたので、僕の写真を取ってもらった。
この時期はとても泳げるような気温ではなかった。
世界中どこでも「海を見たらとにかく泳ぐ!」がモットーの世界旅行者も、せっかくですが遠慮させていただきました。
乗り合いバスを乗り継いで、首都バンジュルの町へ行く。
すると、欧米人の客が多い一流ホテル(名前はあとで調べて書くけれど)があった。
ホテルへズンズン入って、建物を通り抜けて、海岸沿いにあるプールへ行く。
そこでは白人の観光客のみなさんが大勢で、水しぶきを上げて遊んでいたり、日光浴をしているのを発見。
でもね、そのときの気温だったら、日本人ならばゼッタイに(金でももらわない限り)自分から泳ごうとは思わなかっただろうね。
ま、実際、別の時にフィジーに行った時も、かなり涼しかったけれど、オーストラリア人、ニュージーランド人は泳いでたものね。
気温に対する感覚が違うんだろうと思うよ。
オーストラリア人なんかはさ、かなり寒くても、とにかく半ズボンで歩くというのが、定評なんだからさ。
【写真】ガンビアの首都バンジュールの海岸に立つ世界旅行者
【旅行哲学】欧米人はちょっと肌寒くても、気にせず泳ぐ。
- 旅行の満足度
- 3.0
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