2016/07/14 - 2016/07/14
167位(同エリア524件中)
ロク69さん
7月14日(木)のカンデルシュテークの朝は、雨とガスでハイキングのできるような天気ではない。歩けそうな地区を探して各地の天気予報やライブカメラを眺めると、南方向、南東方向が良さそうだ。ブリークやシンプロンの地域は晴れているようなので、列車、バスの便を調べるとブリークでの乗り継ぎに1時間以上必要なので諦める。ブリーク手前のホーテン(Hohten)やアウサーベルク(Ausserberg)も悪くはないので、この地域に行くことにする。このコースはレッチェンベルク南斜面(L ö t s c h e n b e r g e r - S ü d r a m p e ) と名付けられて、ホーテンからアウサーベルク(またはブリーク)までのルートのようだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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小雨のカンデルシュテークを離れて列車でホーテンへ向かう。8:07にホーテンに到着、空模様は曇り一部晴れでカンデルシュテークとはかなり違う。奥のなだらかな山はアウグストボードホルン(Augstbordhorn、2973m)だ。
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ローヌ谷の西方向。雲が大きくたなびくが谷の底はきれいに晴れている。右端にはかつて大きく崩壊したイルグラーベン(Illgraben)が見えている。
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ホーテン駅(1077m)から真っ直ぐアウサーベルクへ向かうのは、やや時間が短いと考えてアルプ・ラデン(Alp Laden、1354m)まで登って峠越えのルートを進もうと考えた。
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はじめは舗装道路を線路に沿って進みまもなく折り返す。下車したホーテン駅が下に見えてくる。
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イルグラーベンの西方向も見通しはすこしよくなってきたようだ。
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枝ぶりの変わった木があって向こうには、シグナルホルン(signalhorn、2911m)の方向が雲の中に見える。
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舗装道路が続いて、この表示を無視してさらに折り返して舗装道路を進む。この表示が古く感じたのと道の様子があまり踏まれていないように見えたので敬遠したのだ。
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延々と舗装道路を折り返して進むが余りに長すぎる。まもなく右への分岐がありどうやら本来のルートのようだ。先ほどの表示を無視したのが間違いだった。細い道を登って人家が数軒あり、アルプ・ラデンに近づいてきた。上空は厚い雲で覆われて今にも雨が降ってきそうだ。40分近く歩いてきているが、高度が上がるほど天候は悪くなるので、思い切って引き返し出発点のホーテン駅に戻ることにする。
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帰りは舗装道路を避けて本来の地道を降る。線路をくぐって一回りして9:15に駅に着いた。
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駅近くの行き先表示板。まさに振り出しに戻るとはこのことだ。結局、1時間8分を要して戻ってきたことになる。
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橋脚が50mもありそうな石造りの高架橋が目の前に現れる。ルオゲルキン・ヴィアドクト(Luogelkin Viaduct)という。線路を支えるアーチ状の橋脚とその向こうに見えるローヌ谷の対比が美しい。
参考:https://structurae.net/structures/luogelkin-viaduct -
少し進んで反対側から眺めてみる。
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アーチ越しに眺める村はホーテン村だろうか。
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橋の端まで来た時、貨物列車が通過してきたのであわててシャッターを切った。新トンネルの開通で今はローカル線となったこのルートの旅客列車は、原則1時間に1本(片道)しか通らない。
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9:40ごろリドゥ(Lidu、1039m)に着く。左のルートは当初降りてくる予定だったラデンへの道、右ルートは谷を降りニーダーゲシュテルン(Niedergstern)、さらにラロン(Raron)へ降りていくコースだ。我が家は直進、アウサーベルクまでは3時間とある。
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右手にはアウグストボードホルンが近い。その山麓に広がる集落はウンターベハ(U n t e r b ä c h)、そして右はアイスショル(Eischoll)だろうか。
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真下に見えるのはニーダーゲシュテルンの村だろうか。ブドウ畑のある家もあるようだ。
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やがて展望台のような場所を過ぎるとコースは一旦降って川沿いのコースと合流する。この川はジョリバッハ(Jolibach)、谷はジョリタールと言う。レッチェンタールから見えるウィラーホルン(Wilerhorn、3307m)の南壁を基点としているようだ。
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降りは大きな石が階段状に付いているが、歩幅が合わないので帰って歩き辛い場所もある。雲が少なくなって陽も差してきた。
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まもなく分岐の表示板がある。左へコースを採ってアウサーベルクへ向かう。
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しばらく歩くと、南斜面にぶどう畑が広がっている場所を見下ろす地点を通る。おそらくラロン村へと繋がる斜面だと思われる。左に見えている道路は車道でハイキングコースではない。
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ラロン(Raron)の村が見えてきた、少し遠方の景観も入れて眺めてみる。左奥の山はアウグストボードホルン、手前の斜面の集落はウンターベハの村、右はアイスショルの村だろう。
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ラロンの村の拡大。左の小高い丘の上には瀟洒な教会も見えている。
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コースにあるレストラン前を通るが、ここへは立ち寄らずそのまま進む。
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今度はトンネル出口に鉄橋が見えてきた、ビーチ谷鉄橋(Bietschtal b r ü c k e )だ。進むコースはこの線路の上を越えて谷の奥深く入っていく。
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右側が切れ落ちている細いルートが続く。普通なら何ともない道だろうが、右の絶壁のためワーヤーロープを掴んで歩く。
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次の行き先表示板。このあたりで谷奥を折り返し対岸を進むようになる。j間的には半分を少し過ぎたあたりだろうか。
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鉄橋の裏側までやって来た、折り返して対岸の歩行が始まる地点だ。
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谷奥は細い渓谷が長く延びている。
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回り込んで鉄橋の反対側に来ている。
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鉄橋の東端までやって来た。ホーテン近くの石造りの高架橋と違って、鉄の組合せで出来ているので幾何学的な印象を強く感じる。
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岩をくり抜いたトンネルが2つある。その一つ目を歩く。
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2つ目の岩のトンネル。こちらはやや短い。
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鉄橋が遠くなった。
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ちょうど列車が通過してきたのであわてて写真を撮った。トンネルに挟まれた短い橋なので、長い列車だと全貌は捕らえられないと思う。
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やがてコースは左へと曲がって目的地アウサーベルクが近くなる。大きな木をくり抜いて作ったような水路が続く。
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コースはどんどん降りだして目的地が近いことが想像できる。足取りは軽い。
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アウサーベルクの駅と駅前のホテル・レストランが見えてきた。
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駅前にある唯一のホテル・レストラン。壁に「駅ホテル(HOTEL BAHNHOF)」と書いてある、ここで休憩とする(12:00)。
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スープ(パンプキン)と赤・白ワイン、ビ−ルを頼んで持参の海苔巻きで昼食とする。ここのご主人が寄ってきて話しかける。「日本人ですか?」「はい」「私の息子が今、日本(東京)に留学しています」とのことで、とても話が弾んだ。ご主人はカナダ人でスイス人の奥さんと結婚してここにいるとのこと。スマホを持ってきて息子さんの東京の写真を見せてくれる。
ひとしきり情報交換ののち、挨拶をして列車に向かう。 -
アウサーベルクの駅。村の中心は少し離れたところにあるようだった。
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本日歩いたコースの地図。天気の良いであろう場所を求めてここを歩くことになったが、後でよく調べてみるとレッチェンベルガー推薦のルートであったようだ。天気も予想以上に良くて変化に富んだ楽しく文化的なハイキングができたと喜んでいる。いつもと違う風情と空気を味わうことが出来た1日だったと思う。
本日の全行動時間は3時間53分、休憩なし、実動3時間53分、登り400m、降り520mだった。
なお、このコースを歩くにあたり「いぶれすさん」下記の記録を参考にさせていただきました。いぶれすさんありがとうございました。
http://4travel.jp/travelogue/10591164
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