2016/09/05 - 2016/09/05
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黒田(温泉)さん
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台風12号の影響で、天気が悪そうだったため、「扇山〜百蔵山縦走登山」を取り止めにして、標高が720mの「御前山」に変更しました。
下山途中に「菊花山」にも登ることにしました。
しかし、「御前山」→「菊花山」→「菊花山登山口」のルートは、低山ながら危険なか所が沢山ありました。
※登山者の安全のために、他のサイトで紹介していない、「危険個所」等も紹介します!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2016年9月5日、08:12 JR中央本線「大月駅」到着
※08:23登山開始。
----バスに乗らないで登山が出来る、いわゆる「駅から登山」である!
【注】右下の「撮影場所の地図」のボタンを押して、写真を撮影した場所をご覧になれます!
※以下同じ! -
08:31 「大月総鎮守 三島神社」前を通過。
-
「三島神社」の写真
※登山のルート確認のため撮影!
近過ぎて、写真に納まらなかった! -
08:33 こちらからも「三島神社」に行ける!
-
08:41 登山コースの「重要ポイント」である「駒橋信号」。
ここは左の「←」方向へ行く! -
08:43 大通りの端に写真の「石碑」があり、「厄王山」の文字あり!
ここを山側に入る! -
「御前山40分、厄王山奥の院30分」の道標。
【注】実際には、休憩を含まなくても、「厄王山奥の院」までは1時間07分掛かった。
「御前山」へは、更に15分掛かったので、このコースタイムは、やや健脚向き! -
08:45 水路があり、すずしい沢の風が吹いていた。振り返ると「岩殿山」(大月市の「富嶽12景」の1座)の「稚児落とし」と言われる岩肌がむき出して切り立っていた!
※(10分休み)0855発 -
09:06 二股の道に出会った。
左の道が「御前山」との看板があった。 -
※1つ前の写真のアップ!
【注】いろんなガイドブックやネットに、「御前山」=「厄王山」と書かれているが、厳密には別で、「厄王山奥の院」から徒歩15分の位置に「御前山」がある。 -
09:07 「厄王山」の4合目に立つ赤い鳥居。
※ここから、「厄王山奥の院」(10合目)まで、1合毎に石柱がある。
「厄王山奥の院」までは、非常に分かり易い道である。
【注】ここで、地元の古老から情報を収集した。
この辺りには「熊は出ない。」とのこと。
鹿や猪が出るが、猪は夜行性で夜間のみ出没する由。
立ち話で2分くらい費やした。
09:09発 -
09:15 「厄王山五合目」の石柱。
-
09:23 朽ち果てた「木の橋」を渡った!
この辺りから、キノコが沢山目に付いた。 -
「御前山」山腹の「キノコ」の写真。
-
09:46 「御前山・九鬼山」への道標。
「九鬼山」の「道標」はときどきあるが、この辺りでは、「菊花山(きっかさん)」の「道標」は全くない! -
0947 「厄王山」九合目近くの「赤い鳥居」
-
0955 「厄王山九合目」の石柱。
-
1010 「厄王山」の奥の院に到着!
直前は、急な坂道で大きな岩が遮っていた!
【注】標高は不明。 -
「厄王山奥の院」の建物。
狭い場所にあり、建物全体の写真撮影は困難だつた! -
「厄王山」を「御前山」だと勘違いして、45分の「昼ご飯休憩」にした。
【注】しかし、「御前山」はこの先だった。
先の「道標」の案内では、あと10分で「御前山」だが、実際は狭い崩れやすい場所を慎重に渡って行き、15分かそれ以上要した! -
「厄王山」を「御前山」と同一の山と思い込んで、ゆっくり休憩した!
-
スマホの「山カメラ」というアプリで、「富士山」の方向を確認!
雲がなかったら、手前の松の木の向こう辺り「富士山」が見える筈!
天気予報がいい方にいずれて、晴れて暑い日なったが、「富士山」の方角には雲があった!
【注】別の場所からなら、「富士山」を眺めるのに、この松の木は邪魔にならない! -
「厄王山」の山頂からの展望は、中々よかった!
-
「厄王山」の山頂で、背後の山をバックに記念撮影!
-
「厄王山」の山頂にて。
雲がなかったら、この写真の左側の木の枝の右側辺りに「富士山」が見える筈!
◆10:55発 -
11:01 「厄王山」〜「御前山」へのルートで、危険な場所。
【注】最も危険な場所は、写真撮影の余裕はない!
ここは、何とか1枚くらいは「危険な場所」の写真を残しておくべきだと、撮影した1枚である。 -
1104 危険の場所を通過した後に、ほっとする展望があった!
雲がないなら、ここからも「富士山」が望めたに違いない! -
11:16 この「道標」が見えた!
「えーっ!?」 --- 「今、御前山を登って来たのに?」
まだ「御前山」に付いていないのか?
それにしても、「菊花山」に行くのに、「菊花山」の文字がある「道標」に1度も出会っていないのだ!
◆ここで、「ヤマコレ」というネットで作成した「登山計画書」のルートを、タブレットの「地図ロイド」というアプリで表示して、「現在地」を「GPS電波」で確認した。
そこで、初めて、先ほど大休止した「厄王山」は「御前山」とは徒歩15分も離れた別の山だと気付いた!
【注】殆どの「ガイドブック」や、「登山のサイト」では「御前山(厄王山)」のように同一視して記載している。
今朝程通過して来た「道標」にも「御前山(厄王山)」と書いてあった! -
11:16 ルート確認後、「御前山山」に向かった!
「赤いリボン」もあって安心した! -
11:18 ようやく「御前山」(720m)の山頂を踏んだ!
【注】09:55頃到着予定だったが、「厄王山」で45分も「お昼の大休止」したせいもあり、「登山計画書」より1時間23分遅れだった! -
「御前山」の山頂は、丸みのある大きな岩というか石が、ゴロゴロしていた。
-
「御前山」の山頂からの展望。
-
「御前山」の山頂での記念撮影。
◆11:22 下山開始! -
11:52 初めて「菊花山(きっかさん)」の「道標」が現れた!
先に「九鬼山」への「道標」があり、そちらと方角が同じはずと、私の「登山計画書」と磁石、「地図ロイド」の案内を頼りに、ここまで来て、ようやく安心できた。
それにしても、「菊花山」の案内が少な過ぎる! -
12:00 丁度お昼の12時に、踏み跡もないような、「こんな道でいいのか?」と言いたくなる荒れた道を歩いていた!
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12:13 ついに、ススキの藪に突入!
目の前が全く見えず、踏み跡もなく、雲の巣が顔にへばりついた!
もう、気持ちは「不安」で一杯だつた! -
【注】「ススキ」の中に入り込んだ雰囲気の写真がないと、「後日ホームページを作成するときに説明図つかない!」と、元来た道を引き返して、「ススキ」の生い茂った様を撮影した!
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「ススキ」が少し少なくなった!
【注】後で確認したら、「ススキ」の道は1分程度だった! -
1214 「ススキ」の藪を通過した!
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12:31 「菊花山」の「道標」があり、ひと安心した!
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13:17 疲れも出て、予定外の小休止!
◆13:22発 -
13:25 あれが「菊花山(きっかさん)」か?
似たような大きな石の頂きを3つくらい越えて来た! -
13:27 「菊花山(きっかさん)」(標高644m)の山頂に立った!
この山も、丸い大きな岩のような石がゴロゴロ沢山あった。
雲がなければ「富士山」がよく見えるという情報がある。
【注】山頂に6分いた。
◆13:33発 -
「菊花山」の風景。
「大月駅」の方角も明確だ! -
360度の展望があった!
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「菊花山」山頂でも記念撮影!
◆13:33 下山開始 -
「菊花山」山頂には「三角点」があった!
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13:34 「菊花山」山頂からすぐの場所の展望。
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13:34 1つ前の写真と同じ場所からの「花咲カントリークラブ」を見る。
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13:41 ここから、滑落し易い急斜面の下山道が続く!
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13:44 ロープを伝って急斜面を下る!
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13:44 下を見たら尻込みしたくなるような「急斜面」である!
※上の写真と同じ場所! -
13:50 「大月駅」への「標識」が現れた。
【注】ここから、「大月駅」までは、まだ約1時間掛かりそうだ! -
13:52 またしても、鎖とロープに頼らないと下れない、滑り易い急斜面だ!
【注】鎖が太くて、超重い! -
14:11 「この建物は?」--- 意味不明!
【注】建物の中は空っぽだった! -
14:16 鉄塔があり、下は芝生。
鉄塔の左側の細い道を通って下る! -
14:33 突然赤い鳥居が---?
「金毘羅神社」と「額」が架かっていた。
【注】この写真は、鳥居をくぐってから「額」の文字を確認して撮影した。 -
14:35 「菊花山(きっかさん)」への登山口へ下りた。
【注】「登山口」は「国道20号線(大月パイパス)」へ出る。 -
14:47 「JR大月駅」近くの「串竹」という「焼き鳥屋」に入って、一休み!
「焼き鳥屋」というが、定食屋という感じだった。
-
◆とても暑かったので、正規のメニューにはなかったが、「何か冷たい蕎麦かうどんはありますか?」と聞いたら、「冷たいうどんならありますよ!つゆは冷たくはないけど常温でいいですか?」ということで、出てきたのが写真の「うどん」。
※これが、本格的な「手打ちうどん」で、実に旨かった!
※偶然入った店で、旨い食べ物に出会うのは極上の幸せである! -
「JR大月駅」を望む!
※写真は、「Googleのストリートビュー」から加工・転載。
【注】実際は、「串竹」で「うどん」を食べたが、直接「大月駅」へ行っていたら、14:50頃到着していた。
◆14:50 大月駅着 --- という締めくくりとする! -
◆「御前山、菊花山登山計画書」(山行前に「ヤマレコ」のサイトで作成したもの)
【注】実際の「コースタイム」等は下記の通りです。
---- 「大月駅」前のスタートが、08:23と、23分遅れの出発。
「厄王山」までは、大月市の山道の道標が整備されていて、順調でした。
しかし、「厄王山」から「御前山」に向かう道は、道幅が極端に狭くなり、谷側は崩れ易く急斜面が切れ込んでいて、ロープのある場所は僅かでした。
「御前山」から「菊花山」への道は、道標が殆どなく、私が作成した「登山計画書」をタブレットに標示させ、GPS電波と交信して、リアルタイムに現在位置が「登山計画書」の「登山コース」から外れていないか確認出来るアプリ「ヤマレコ」+「地図ロイド」が唯一の頼りでした。
「御前山」→「菊花山」、「菊花山」→「菊花山登山口」のルートは、これまでの登山歴27年(若い頃+60歳〜現在(72歳))において、最も厳しい悪路が最も長く続いた山でした。
このコース(JR大月駅〜厄王山〜御前山〜菊花山〜JR大月駅)は、ガイドブックやネットでは、「難易度=初心者向け」となっていますが、北岳や宝剣岳、白馬岳など、かなり登山している私からみて、大変危険度が高い山々です。
とにかく、「御前山」→「菊花山」→「菊花山登山口」の区間の登山道が荒れていて、かなりの登山経験者でないと、命を落としかねません。
大月駅近くの食堂の「串竹」なおやじさんも、「山道が荒れているから、登る人も少ないねぇ!富士山の展望がいいと、「御前山」は大月市の『富岳12景』に指定されているのだから、大月市が登山道を整備して、道標をしっかり設置すべきだねえ!市役所に言っておきますよ!」と、言っておられました。
◆参考!
※標準徒歩時間 3時間21分
※私の徒歩時間 4時間40分
【注】誤差時間 1時間19分
誤差時間の原因の殆どは、滑りやすい急斜面が、何所もあり、トータルでも長い距離が危険度が高いため。ロープ、鎖場が繰返し繰返しある?
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この旅行記へのコメント (1)
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- なおすけさん 2018/05/27 20:53:19
- 謝意
- 詳細なリポートありがとうございます。明日、御前山に登ろうと考えています。
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