台風ライオンロックが来る前に　柏崎市　木村茶道美術館　平成28年七・八月　緑陰茶席

2016/08/27 - 2016/08/27

事前の予定では8月31日に出掛け一泊して翌日と2日連続で茶席に入るはずでしたが、運悪く台風10号が当地にジャスト直撃しそうで電車ダイヤが乱れる恐れがあったので急遽前倒しして27日日帰りの予定で出掛けた。
美術館滞在時間は1時間弱で電車とバスに載ってる時間は8時間でしたが初めて本物の高麗茶碗（李氏朝鮮時代に朝鮮半東各地で焼かれた陶器）の一種である三島茶碗で茶を喫するという何にも代えがたい時間を過ごしてきました。　これまで楽長次郎をはじめ国産の茶碗では飲んだことが有りますが高麗茶碗ではほとんど飲んだ記憶が無いので記憶に残る一会でありました。

エリア 柏崎・鯨波海岸(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 徒歩

美術館に向かう前に順路にある東屋へ寄ってみた。

炉が切られている。

庭が見渡せるいい雰囲気

コチラは奥にある別の東屋

ここからが美術館内茶席

緑陰茶席　待合　朝顔の図　宗一

本席

床　　柳に鷺　雪村周継

花入　彫三島徳利　李朝　15世紀

花　縞芦　秋海棠　壺珊瑚？

香合　蔦の葉蒔絵　植松包美

菓子　水の月　　最上屋製
菓子器　染付辰砂柳花文皿　　清17世紀

主茶碗　　赤楽馬盥　楽七代 長入

替　古三島茶碗　李朝15世紀

今回はこの茶碗で飲めたのが一番の収穫。
伝世茶碗らしい綺麗な肌と飲み口といい最高のお茶碗でした。

風炉　唐銅鬼面環付風炉　
釜　　茄子釜　大西定林
風炉先　遠山　徳村市兵衛
水指　金太郎焼水指

茶器　黒中棗　満田道志

茶杓　瀬田掃部

替菓子器　伊万里染付草花文皿　江戸時代 19世紀