2016/08/16 - 2016/08/19
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muroranさん
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ヘルシンキよりクルーズ船(St Peter Line)でサンクトペテルブルクに行く場合のみロシアへのVISAなし渡航が適用される。
このルールを利用して、6歳から知っている”おさななじみ”と行く男旅の第2弾(第1弾は2016年4月のマドリッド編を見てくださいねー o(^^)o )
男旅第2弾はヘルシンキとサンクトペテルブルク。
こちらはサンクトブルク編です。
----- ヘルシンキ編参照----
8/14 15:00 ヘルシンキ入り(私はフランクフルト経由、友人はヘルシンキ直行便)
8/14 - 8/16 ヘルシンキ観光。
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----- サンクトペテルブルク編はここから------
8/16 16:00 ヘルシンキより乗船&宿泊(出航は19:00)
8/17 07:30 船内で朝食
8/17 08:30 下船してツアーバスでサンクトペテルブルクへ
8/17 10:00 徒歩と2階建てCitySightSeeing Busで市内観光
8/17 18:00 マリインスキー劇場でバレエ(白鳥の湖)鑑賞
8/17 23:45 ホテルに戻り、就寝
8/18 10:00 エルミタージュ美術館観賞(冬宮、小/大/新エルミタージュ)
8/18 14:00 旧参謀ビルで印象派鑑賞
8/18 15:30 レストランで遅い昼食
8/18 18:00 サンクトペテルブルクより乗船
8/19 08:00 ヘルシンキ到着
8/19 10:00 下船 (8:30 - 13:00の間に降りればよい)
8/19 17:00 ヘルシンキ空港で解散!
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- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- フィンランド航空 JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日はエルミタージュ美術館見学!
10:30開館ということで、ホテルを9:40分にタクシーで出て、E-Ticket専用入り口に9:55に到着。
この入口、小エルミタージュと新エルミタージュの間にあり、社員通用口のような感じ。E-Ticket購入時にもらうこの写真のイメージがとっても便利。
すぐにわかりました。<知っ得情報>エルミタージュを貸切のように観賞できる回り方! by muroranさんエルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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9:55 時点で待っている人は10名未満でした、
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10:00に鉄の門が開かれ、敷地内に移動。係りの人に誘導されながら中に入ります。
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このドアの前で10:30まで待機。
だんだん人が増えてきて、10:25頃には100人程度位は後ろにいたかなー。 -
このマップは、AUDIO GUIDEを借りるともらえるもの。いくつかの旅行記でも便利だという報告はありましたが、画像がなかったのでUp!
基本赤丸がついているところが見学必須の展示があるところで、このMAPは2F部分のみ。要は見どころは2Fに集中しているわけです。 -
こちらは、エルミタージュ美術館のオフィシャルの館内図(1F部分)
入り口のところにおいてあります。
今回、僕らはこの経路で入りました。入館は先頭から4人目位でしたが、前は日本人ご家族でMAPとにらめっこしていたので、僕らはカン便りでどんどん進みました。結果1番乗りで大使の階段に到着 v(^^)v
なんてことはない、Audio Guide レンタルの表記があるので、その案内にしたがって進むと大使の階段に到着します。(Audio Guideのレンタルは大使の階段を上がった2階にあるということは知っていたので w) -
こちらは、エルミタージュ美術館のオフィシャルの館内図(2F部分)
優先度によると思いますが、今回の僕らのメインは、ダヴィンチ、ラファエロ、ティツァーノ、ルーベンス、レンブラントら巨匠のマスターピース。
宮殿は大きいし、広間なら1000人いたってごったがえさない大きさと思い、冬宮は後回しで、大(旧)エルミタージュと新エルミタージュに一目散! だって、展示部屋は狭いから100名とか押し寄せただけで大混雑になるはず。
で、今回、僕らはこの経路で入りました。
これは結果的に大正解!夏の最盛期なのに、最初の1時間はほぼ誰も人がいない状態での絵画観賞ができました。徐々に人が増えて、レンブラントやダヴィンチの間は13:00頃には、もうイモ洗い状態になってましたねー。その頃、僕らは冬宮へ。
予想通り、人は大量にいるのですが、宮殿が広いから全然気になりません。
逆に人がいない宮殿というのも雰囲気でないので、この回り方はお勧めです。
ぼくらは3時間30分でほぼ全ての展示をまわれました。(大エルミタージュは2周しました) -
セキュリティチェックを受けて最初に到達するのがこの受け付け。ただしe-Ticketにはバーコードが付いているので、ここはスルーして、その横にあるゲートにバーコードを読み込ませて入場しちゃいます。
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Audio Guideの表記に従いどんどん進みます。
一番乗りなので当然誰もいません。(正面入り口はまだ開いていない?) -
そして大使の階段に到着!やった、誰もいない。
見事にクリアな写真をGet!(笑) -
綺麗ですねー
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友人も大使気分でぱちり。
で、このあたりで正面玄関からのお客さんがちらほらあらわれました。
大使の階段を上りきったところにあるAudio Guideのレンタルコーナーで、一人2000ルーブルの保証金と500ルーブルの使用料を支払い、1番の番号がついた預かり証をもらいます。これを見せて帰りに保証料を返してもらうシステム。(ちなみに、パスポートや身分証を渡す場合には、2000ルーブルの保証金は不要です) -
まっすぐにダヴィンチの間へ。
着いたときは、ダヴィンチの間を管理するエルミタージュの係員と僕らだけ。ブノワの聖母と2ショットです。 -
ブノワの聖母子は謎のダヴィンチ作品と言われます。
聖母に表情があり、窓にはなにも景色が描かれていないからです。
これはダヴィンチの他の作品とは明らかに異なる傾向。なぞは解かれており、なるほどーという感じなので、興味があるかたはお調べくださ。面白いですよ。 -
リッタの聖母子にはしっかり窓の外に景色が描かれ、聖母も無表情です
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ダヴィンチの間には僕らとエルミタージュの係員の方だけ。
あとから考えると、とても贅沢な瞬間だったのだと思います。 -
ダヴィンチの間全景。
手前の方がこの部屋の係員。この部屋は1時間後にはイモ洗い状態になります。 -
ラファエロの回廊
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ミケランジェロのうずくまる少年、
誰もいない部屋に置いてあったので、見過ごして通り過ぎるところでしたが、これも名作。エルミタージュにある唯一のミケランジェロ作品。 -
彫刻がある回廊をどんどん進みます。
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ここは大イタリア天窓の間
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2Fから1Fに降りる導線上にある階段。まだ誰もいない。
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ルーベンスが大量にあるお部屋
ルーベンスの大地と水の結合
大きい! -
ルーベンスが描くバッカスはおデブで醜い。
他の画家たちは美少年として描くんだよねー。 -
ルーベンスの部屋も誰もいない状態でじっくり観賞できました。
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レンブラントの放蕩息子の帰還です。
見たかった絵の一つ。 -
レンブラントのイサクの犠牲
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レンブラントの名作。
過去に硫酸をかけられエルミタージュ最大の事件ともされたダナエ -
レンブラントだけで20作以上集まっていて、この規模は本家アムステルダムのライクスミュージアムレベル。
十字架降下、天使のいる聖家族などなど多数。 -
ラファエロの聖家族
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ティツアーノの懺悔するマグダラのマリア
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ティツアーノの十字架の運搬
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孔雀石の置物がいろんなところに置いてあります。
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小エルミタージュで最も人が集まっている展示物。孔雀時計
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小エルミタージュにある空中庭園
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紋章の間
ロシアの名家の紋章が床ではなく、シャンデリアが設置されている天井に描かれている。来客者に紋章の説明をしつつ、踏ませないようにするためらしい。
シャンデリアが豪華でした。 -
ゲオルギーの間
冬宮を象徴する広間で、エカテリーナ二世以降の歴代の皇帝が座ったであろう赤い玉座がある -
1812年 祖国戦争の画廊
部屋の両側の壁には肖像画がぎっしり。1862年12月25日、ナポレオン軍のロシアからの追放を記念して作成。ここには戦闘時将軍だった人らを描いた300枚以上の肖像画がある。画廊の最後の壁にかかる大きな絵はナポレオンが侵入してきたときの司令官でアレクサンドル1世 -
この部屋は名前が思い出せませんが、とてもきれいでした。
音声ガイドの説明もあったので、名の知れた部屋なのですが。。。 -
ピョートル大帝の間
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孔雀石の間
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孔雀石の間
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ロココ様式の着替えの間(ブドゥアール)
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ブドゥアールはドアノブも真紅の玉で出来ている。こだわってるなー。
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黄金の客間
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回り忘れていたスペイン絵画の部屋に来ました。こちらはエルグレコの使徒ペトロとパウロ
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ベラスケスの昼食
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ゴヤ のアントニア・サラテの肖像
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13:30頃には大使の階段はこの混雑。朝の状態が嘘のようです。
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正面入り口も14時には長蛇の列で入場制限がかかっていました。
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僕らはその横を通り抜け、旧参謀本部ビルへ印象派の絵画を見に移動。
こちらは、がらがらです。朝一のエルミタージュ状態。 -
たくさんのドガの絵が最初に迎えてくれます
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壁一面がドガ
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ピカソも最初の部屋にいくつかありました。この後の部屋にピカソの大型作品の展示がわんさか。
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モネの霧のウォータールー橋
ハンブルクの美術館でも見たことがある、同テーマで何枚かある作品の一つです。エルミタージュのは特に霧の具合が濃いです。 -
モネ作品
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ルノアールもわんさか
ルノワール 扇子を持つ女、女性の頭、ピアノを弾く少女達(これまで見た中で一番パステルっぽい感じ)、黒い服を着た女 -
おー、小さな鞭を持った少年
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こんな風に、ルノアールの部屋を独り占めできます。本当に空いている。
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こちらもルノアール。
Man on a stairとWoman on a stair
いやー、嬉しすぎる。 -
ルノワール
Party in the country at Berneval -
セザンヌ作品
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セザンヌが故郷の山を描いた、サント=ヴィクトワール山
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セザンヌの水浴の男たち
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ゴーギャンの果実を持つ女
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ゴーギャン
奇跡の泉、タヒチの牧歌 -
ゴッホ ライラックの木 、アルルの女達など
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ゴッホ 夜の白い家、アルルの競技場など
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旧参謀本部ビルは内装が近代的で綺麗です。
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ピカソシリーズ
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ピカソ Small House in a garden
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ピカソ 二姉妹(訪問)
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ピカソ
ヴェールの踊りなど、部屋がピカソで一杯。 -
こちらもピカソ
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こちらもです。
とにかくピカソが多い。 -
こっちもピカソ
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ピカソの楽器
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そして特徴的だったのが、マティス。
ここまでマティスが多い美術館って初めてかも。 -
マティスの赤のハーモニー (もともと青のハーモニーだったものを赤に変更した)
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マティスのダンス(右)、Music(左)
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約2時間でほぼ全作品を鑑賞完了。
印象派の作品がたっぷり、そして非常に回りやすく、わかりやすかった。
大(旧)エルミタージュとは大違い(笑)
時間もそんなにかからないので、こちらは行くことをお勧めいたします。 -
美術館を出て聖イサアク大聖堂に向かう途中のレストランで遅い昼ごはん。
パン各種盛り合わせ。あったかくて、うまっ! -
ビーフストロガノフもおいしかったー!
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こちらはニシンがのったロシア風サラダ
ニシンの塩味と野菜があっていておいしい。 -
ボルシチにサワークリーム。
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こんだけ食べても一人1000ルーブル(1600円弱)
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サングリアでエルミタージュ制覇をお祝い (^^)
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レストランでタクシーを呼んでもらい、ホテルへ荷物を取りにもどる。
その後聖イサアク大聖堂に向かい、ツアーバスでクルーズ船へ帰還。 -
クルーズにもどって1時間ベット休憩。その後、サウナにはいって、プールで泳いで、夜はイタリアンで乾杯!
楽しかったよ、サンクトペテルブルク。 -
ぐっすり眠って目覚める頃にはヘルシンキに到着。
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天気は快晴!
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その後、ヘルシンキ空港に移動してFIN AIRのラウンジへ。
ここのラウンジはかなりレベルが高い
FIN AIRのラウンジのお洒落度は北欧デザインがふんだんに盛り込まれていて大好きです。(ルフトハンザのセネタ&JALダイアモンドStatusの会員談 <笑> )ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港
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ヘルシンキ&サンクトペテルブルク5泊6日の旅 終了!
春はプラド美術館、夏はエルミタージュ美術館に付き合ってくれた幼馴染に感謝!(彼は絵に興味なし<苦笑>)
今度はヴァカンス系の旅に付き合いますね。 -
私はFINAIRでドイツに、幼馴染はJALで日本へと解散となりました
。天気に恵まれた、いい旅でした。
ここまで読んでくれた皆様、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (1)
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- sevenさん 2019/07/19 17:54:20
- こんにちわ
- 初めまして muroranさん
私も、サンクトペテルブルいいなって思ってて、VIZAめんどくさいから、どうしようか色々考えていて、ヘルシンキからのフェリーが便利そうだと思い色々旅行記読みましたが、muroranさんの旅行記がとても分かりやすく、そして、いい情報もあり助かりました^^ 私も「白鳥の湖」が見たいのですが、英語サイトとロシア語サイトで随分値段変わるんですね。。 muroranさんは、ご自身でロシア語のサイトからとったんですか? 絶対に、「白鳥の湖」は見たいので、スケジュール確認しないと♪ っていっても、行くとしても来年だと思いますが(´・ω・):;*。また、旅行記覗きにくるので、よろしくお願いします^^
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