2016/07/29 - 2016/08/06
3位(同エリア7件中)
夏秋さん
某マイナー競技をがんばっている息子が、ユニバーシアード大会の日本代表に選出されたため、ハンガリーまで応援に行くことになりました。しかし、現地まで試合観戦に行く家族は私たちのみ。息子はちょっといやそう。(かなしい…)
選手村のある Miskolc は、何と発音するかもわからない未知の地。ミシュコルツと呼ぶらしい… 列車でMiskolc(ミシュコルツ)へ向かいそこから更にトラム、バスを乗り継ぎ高原の町、試合会場のリラフレドへ向かいます。
初・海外での鉄道移動で、ハンガリーの山へ行くという、私にはとてもハードルの高いミッションをクリアできたのでしょうか!?
7月30日(土)
16:30 ミシュコルツ駅到着
トラムとバスでリラフレドへ
18:00 リラフレド到着
ホテルパロタ宿泊
7月31日(日)
午前 試合観戦
午後 森林鉄道でミシュコルツ市内へ移動
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月30日(土)
16:30 列車を乗継ぎ EGER(エゲル)からMiskolc(ミシュコルツ)駅に到着しました。 -
駅前のチケット売場で、トラムとバスの共通乗車券を購入して
1番トラムに乗車します。
事前購入は300FTですが、車内で購入すると400FTです。
気温は37℃です。暑い! -
新しくて綺麗なトラムです。
この機械にチケットを入れると時刻が刻印されます。
でも、滞在中この機械を使っている人を私たち以外に一人しか見かけませんでした。
チケット売場が主要駅にしかないし、そもそもチケットを持っている人を
みかけませんでした。
改札もなく、ICカードをかざす人もいないし、一体どうなっているのでしょう。
まるで無料トラムのようにみえます。
ミシュコルツ滞在中、5回トラムに乗りましたが、1度だけ抜き打ち検札の
職員さんに出会いました。しかし、チェックを受けたのは私たちともう一人
だけでした。そのチェックを受けた人も市民ではなさそうで、観光客らしき
人にだけ切符のチェックをしたようでした。(そもそも観光客がいませんが)
皆さん切符を持っているのかしら?と疑問に思いました。
皆、パスを持っているのでしょうか… -
30分ほどで1番トラムの終点FELSO MALJATH駅に到着しました。
ここからはバスでリラフレドに向かいます。 -
ミシュコルツからリラフレドへのアクセスは森林鉄道とバスの2つの
方法があります。
森林鉄道で行きたかったのですが、事前にネットで時刻表を調べたところ
16:30の次が17:45 しかなく、しかも17:45が最終便のため、
バスで行くことにしました。
しかしバスも便数は限られています。
リラフレドはリゾート地のため、休日は17時代は3本ありますが
平日は1時間に1本しかありません。
この日は土曜日なので休日ダイヤです。
バスの時刻表はミシュコルツの交通局のHPで確認できます。
しかし、時刻表はPDFファイルでハンガリー語のため、解読するのに苦労しました。 -
20分くらいバスに乗るとホテルに到着しました。
ミシュコルツ市内より、涼しいです。
山の中にあり、ミシュコルツ近郊に住む人達の避暑地となっています。ホテルパロタリラフュレッド**** ホテル
-
お城を改築したとても素敵なホテルです
-
お部屋もゆったりとしています
-
ミシュコルツ市内のホテルに2泊する予定でしたが
出発の2週間前に、初日の試合は、市内ではなくリラフレドで行われ、
このホテルのすぐ近くが会場であることがわかり
急遽、こちらのホテルに変更したのです。 -
夏の土曜日のせいか、booking.comでは残り1部屋でした。
ぎりぎりセーフ -
こんな美しいステンドグラスに囲まれていると…
ホテルパロタリラフュレッド**** ホテル
-
タイムスリップしたかのようで
のんびりとホテルの中でくつろいでいたくなります。 -
でも、ここに来た目的は、リゾートではなく
息子の試合観戦… -
時刻は18時を過ぎていますが、まだまだ明るいので
明日の競技場所の下見に出かけましょう。 -
このお城ホテルを取り囲む城壁内も競技エリアとなっています
-
城壁の中には美しい滝や…
-
ここはなにかな?
もう閉まっていますが、鍾乳洞のようですね。 -
美しいこのお城を背景に…
-
明日はどのような試合が行われるのでしょうか…
-
息子は元気にしているでしょうか。
ぜんぜん連絡くれないのですけど…(>_<)
便りのないのは、無事だということですね… -
森林鉄道の駅です
帰国後、BSNHKの関口知宏さんの「ヨーロッパ鉄道の旅」でこの鉄道のことが
紹介されていました。(9/10放送)
以下、番組HPより
「ミシュコルツ郊外にあり、ハンガリーが社会主義だった頃、山の木を伐採し、
ふもとの工場に運ぶために活躍していました。
社会主義の終焉と共に廃線の危機に陥りましたが、職員たちが鉄道を残したいと
観光列車としてよみがえらせました。」 ふむふむ… -
明日は試合の後、この鉄道でミシュコルツへ戻る予定です。
-
ホテルに戻り夕食を頂きましょう。
-
1泊2食付きのプランで予約をしました。
夕食はビュッフェです。
59186FT 今回の旅で一番高級なホテルです。
でもハイシーズンにお城ホテルに泊まって1泊2食つきで2人で24000円くらいだから
リーズナブルですね。 -
今日のお昼ごはんは、ワインと
スーパーで購入したカットスイカとメロンだったので
おなかペコペコです。 -
お肉もいっぱい食べますよ〜
-
美味しいディナーですが、ゆっくり食べていられません。
急がなきゃ!
なぜかというと… -
夕食の後、ホテルのスパに入りたかったから。
スパは21時までなのです。
ハンガリーには温泉文化があり
このホテルは日本の温泉リゾートホテルのようなイメージでしょうか。
お城ホテルの中をバスローブでお部屋からスパまで移動してもOKなのです。
日本の温泉ホテルで、浴衣でうろついてもOKなのと同じだと思うのですが
バスローブでホテルのエレベーターに乗るのは、ちょっと勇気がいりました。 -
IPADで明日の試合をチェックします。
ゴール場所は、夕方散歩した森林鉄道駅の近くです。 -
きみは今頃どうしてるのかなぁ。
どうか 元気でいますように… -
外に出てみたらホテルがライトアップされていました。
星が夜空からこぼれ落ちそうなくらい輝いていました。 -
明日も良いお天気でありますように
-
7/31(日)
おはようございます。
朝の光に包まれて… -
風がカーテンを揺らし
高原のまち
リラフレドの一日が始まりましたよ。 -
朝ごはんをいただきましょう
-
チーズもいっぱいあるし…
-
しあわせに満ちた 朝の食卓です。
-
緑の風がそよぐ 美しいテラスからは…
-
大きな湖がみえます
-
お腹一杯になりました。
さぁ 戦いの準備は出来たぞ。 -
私が戦うわけじゃありませんけどね。(*^_^*)
-
戦いの前に、少しホテルのお庭を散歩しましょう
-
ここに1泊しか出来ないのは残念です。
-
宿泊している人は、地元のハンガリーの人がほとんどのようでした。
そういえば、ブダペストを出てから、エゲルでもミシュコルツに着いてからも
白人以外の人に一度も会っていません。
本当にここで世界大会が行われるのかしら…
場所間違えてないかしら…と不安になるくらいです。 -
ゴール地点を確認に行きましょう。
-
昨日の夕方は何もなかった場所に、万国旗がはためいています
-
日の丸もありますよ。 よかった…
こんな海外の田舎町で見た日本の旗に、にわか愛国心が募ります -
色とりどりの万国旗の傍らでは、
今は使われなくなった線路と列車が
ひっそりと戦いの時を待っていました。 -
チェックアウトの時間です。
スーツケースはブダペストのホテルに置いてきたので
バッグパッカーな私たち。 -
女子の試合がスタートしました
-
スタート時に地図を渡され、ポイントを巡る競技のため
試合会場が決まった時点で、選手の立ち入りは禁止されますが
観光客の通行は、試合中も可能です。
選手とぶつかっている人も見かけました。 -
城壁の階段もコースとなっています
-
軽やかに城壁の中を駆け抜けてゆく美しきアスリートたち…
-
走る選手に背を向け滝を見つめるおにいさん…
とても印象的な後ろ姿でした。 -
男子の試合も始まりました。
テレビ局のクルーが撮影をしています。 -
日本選手も美しい花壇の横を駆け抜けます。
そろそろ息子もこの地点に来る時刻です… -
息子が走ってきました…
日本を出て以来、初めてみる彼の姿です -
こんなに近くを通ったのに、声をかけることができず…
-
遠ざかる背中に向かって 心の中で叫びました
がんばって… -
こんな狭いトンネルもコースになっています。
-
選手は1分おきにスタートしているので、次々と順位が変動します。
その度に記録が張り替えられます -
試合が終わり、セレモニーが始まりそうですよ
-
世界各国の人が集まっていますが
日本チームは、明日の試合会場の下見のため、試合終了後すぐに
出発してしまいました。 -
女子のメダリストです。
みんな可愛らしい。 -
優勝したのはチェコの選手です。
小柄で華奢な女の子です。
足元はビーサン(^^♪ -
あんなきつい階段を猛スピードで駆け抜け、ハードな試合を勝ちぬいた人とは
とても思えない 妖精のように可憐な3人です(*^_^*) -
次は男子の表彰式ですよ。
-
男子の優勝はイギリスの選手です。
-
男女ともに上位20位に入った選手は全員ヨーロッパ勢でした。
ヨーロッパではメジャーな競技なので選手層が厚いのでしょう。
息子も本人が目標としていた結果は残せたようです。
よくがんばりました。
明日は、山の中でロングディスタンスの競技が行われます。 -
ミシュコルツ市内へ森林鉄道で移動しましょう。
(800FT)
1時間に1本しかない列車なのに、車両のトラブルがあったそうで
発車時刻が45分も遅れました。 -
午後からは、ハンガリーカップが行われます。
ウォーミングアップで列車を追いかけて走っている選手がいて驚きました。
帰国後、息子にきくと、線路内もウォーミングアップエリアとして
指定されていたそうです。
いくら本数の少ない列車とはいえ、びっくりです。 -
森の中を進みます
-
ミシュコルツ市内のLEAV駅に到着しました。
自然豊かな避暑地 リラフレド すてきなところでした。
試合観戦も出来て良かったです。
午後はミシュコルツの観光にでかけます
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ukigumoさん 2016/10/05 11:43:25
- 素敵なホテル〜♪♪
- 夏秋さん、こんにちは。
楽しくハンガリー旅を拝見させて頂いています。
お城ホテル素敵ですねー(*^^*)
ハイシーズンでもお手頃な宿泊費でびっくりしました。
食事も豪華でいいですね。
そして、ホテルのスパにも入られたのですね。
ハンガリーの温泉にもいつか入ってみたいです。
夜のライトアップも星空のお話も朝の風景も写真を見ているだけでもうっとりしてしまいます♪
そして、メインの息子さんの試合観戦ですが、目標は達成できたのですね!
おめでとうございました。
試合は翌日も続くようでとてもハードですね。
森林鉄道も乗ってみたくなりました。
素敵な避暑地の景色をありがとうございました。
また続きも楽しみにしています。
ukigumo
- 夏秋さん からの返信 2016/10/06 17:22:25
- RE: 素敵なホテル〜♪♪
- ukigumoさん こんにちは。
ハンガリーの旅行記、ご覧下さりありがとうございます。
お城ホテル素敵でしょ(*^^*) お写真をとり忘れてしまいましたが、
湖越しに見える姿は神秘的でした。
近くに飲食店がないせいか2食付きなのも良かったです。
ヨーロッパは物価が高いイメージがありましたが、ハンガリーはオーストリアに比べると
かなり物価が安かったので、オススメです!
特にブダペストから離れた地方では、レストラン等も、日本と比べても
安価で美味しいものを頂くことが出来ました。
ブダペストにはたくさん有名な温泉がありますが、時間の都合上入ることが
出来なかったので、
ホテルでハンガリーの温泉体験できたのも良かったです。
息子の試合は、情報が少ししかなく苦労しましたが、なんとか観戦することが出来てほっとしました。
リオ・オリンピックで「こんな所まで連れてきてくれた子供に感謝したい」
とコメントされていた親御さんがいらっしゃいましたが
まさしくそんな気持ちです。
私の場合は、来てと言われてないのに、勝手に行ったわけですが…(;・∀・)
森林鉄道も楽しかったです。ハンガリーの避暑地の雰囲気も少しでもお届けできたでしょうか。
ukigumoさんにアドバイス頂いたウィーン編も、見てくださいね。
のんびりとアップしていきます。
ありがとうございました。
夏秋
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